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2011統一地方選/道知事選・道議選、函館市長選・市議選、北斗市議選、ほか道南の町長選・町議選など
 ※関連記事が有料サイトにもあります。




「誠実・実行・信頼の政治」福島恭二氏(元議長)励ます会
福島氏、熱っぽく実力者ならではに決意表明
「市民生活第一」に、4年後あの新青森のにぎわいを函館で生かすため全力!
函館市長選、工藤寿樹支持明確に示す〜
「私の考えと同じ方向にある工藤さんを応援する」
「工藤さんを何としても当選させなけれな函館はよくならない」


 「誠実・実行・信頼の政治」をかかげ、7期28年に及ぶ豊富な実績・経験、市議会過去最多の3度の議長就任―。4年先、2015年に迫っている北海道新幹線・新函館開業でも、この着工実現に当時議長として大変な尽力をした福島恭二函館市議(写真右)が8期目の選挙戦に臨むに当たっての「福島恭二を励ます会」(福島後援会主催)が、2月27日午後6時からホテル函館ロイヤルで開かれた。

 市議会屈指の論客、実力者で、すこぶる人柄よく、親しみ、人気のある福島さんとあって、日曜日の夕刻ながら7百人余りがかけつけ、若い男女も極めて多く、盛況な励ます会となった。

 来賓あいさつ中に、函館市議選とセットで実施される函館市長選に「改革と挑戦」をかかげて出馬する工藤寿樹氏(前函館市副市長)が飛び入り参加し、あいさつするなどのハプニングもあり、また福島氏は決意表明の中で「工藤さんを応援する。市民のため、函館のために何としても変えなければならない」と工藤支持を公に明確にした。

 主催者代表として後援会会長のあいさつで始まり、来賓として逢坂誠二民主党衆院議員(代理・島公設秘書)、道議選函館市に3選出馬の高橋亨道議があいさつ(写真上)。この後、飛び入り出席した工藤氏があいさつに立ち、福島氏にエールを送るとともに、自らの選挙について支持を訴えた(写真下)

   

 これらを受けて福島市議が決意表明に立ち、
「 市民の皆さんの日常の声をまじめに市政に届けることを、誠実・実行・信頼の政治をかかげながら今日までやってきた。今回改めて生活第一、希望に満ちた輝くまちづくりを目指して出馬することにした」
「大変残念なことになっているが、政権交代こそ日常の不満を受け止め、答えるものだと考えてきたが、このような今日の状況になり、大変な不信感を持たれている。実態は右往左往し、それだけに私たちに課せられた責任と課題は大きく、市民のため、国民のためにがんばらなければならない。市民のため、国民のため、皆さんの信頼に応えるべくなお一層努力しなければならないと考えている」

 としたうえで、
「(函館)市政のこの4年間はどうであったか。前よりもよくなったか。何かよくなることが出てきたか問いたい。一つに人口減少問題取っても道内最大の減少でさらに悪くなっている。一方で、毎年30億円の借金をし、この4年間で新たに100億円の借金を負うことになった。何かきちっとした方針があるのか問いたい。具体的に希望が持てる方針が何も示されていない」
「それゆえに、私は工藤(寿樹)さんを何としても当選させなけれな函館はよくならないと思っている。私の考えと同じ方向にある工藤さんを応援することにした。今の市政の体たらくをこのままにしておくわけには行かない」

「今、民主党は総スカンを食い、1日たりとも待てない状態にあり、函館では恵まれた資源、財産をどう生かすか、具体的に希望ある方針が示されていない。それを支え、担う一員として市民のため、函館のために何としても今日の状態を変えなければならない」

「4年後、東北新幹線全線開業による新青森のあのにぎわいを今度は函館に生かさなければならない。さし当たって、道新幹線を誘致・開業させることに全力を上げることが何より大事なことだ。にもかかわらず、(西尾市長は)国とも、JRとも喧嘩している。七飯町から、北斗市からも、道から、国からもそっぽを向かれている。これを変えるためにも、議会と行政、経済界、市民が力を合わせなければならない。市民生活第一の、希望に輝く新幹線開業に向けた元気なまちづくりを進めるために今一度市民、皆さんのご支援ご協力を得たい。本日は心からお礼申し上げます」
 などと議長を3度にわたって務めた良識ある実力者ならではの話しぶりで語った。

 今日、市議はもちろん道議など通しても、正論、まともなきちっとした考え方、信念を持って市民、住民の声を真摯に聞き、誠実に行動、実行する政治家は極めて少ない。問題点を明確に指摘するなど、この函館・道南で風格ある政治家らしい地方政治家は福島氏をおいてほかにいない。
 市議会の新定数が30人になることからしてもますます欠かせない存在となっている。

(23.3.1)





函館市長選/工藤寿樹氏「改革と挑戦!」希望の時代へと題し、
「5つの挑戦」からなる具体的な政策を発表
西尾市長の「未来大への医学部新設推進」に関し
「選挙の争点なんかにならない」「もっと広範に可能性を探るべきで、
市民的な議論必要」「選挙目当てが見え見えで、争点のすり替え」

 函館市長選に出馬する工藤寿樹氏(前函館市副市長)は、2日午後2時から1時間半余にわたって記者会見し、「改革と挑戦!」希望の時代へと題し、「5つの挑戦」からなる具体的な政策を発表したが(後で所報)、再選に臨む西尾正範市長が打ち出している「公立はこだて未来大学への医学部新設の推進」に関する記者からの質問に対して次のように答えた。

「新聞報道だと、西尾さんは医学部新設問題が選挙の争点になるなどと話しているようだが、選挙の争点なんかにならない。合併特例がなくなることで市に対する交付金は今後20億円減って50億円がなくなり、財政がますます厳しくなる。それこそ夕張市みたいになりかねない。それと、この医学部のことはもっと広範に可能性を探るべきだ。未来大に可能かどうか含めて。土地など市が用意して誘致する方法だってないわけでない」

「市民的な議論がもっともっと必要で、将来に負担だけが残るようなことであってはならない。ただ選挙目当てに出してきている感が強い。函館だけの財政負担でできる問題ではない(未来大は公立)。道や国とも十分相談するとか。一点豪華主義で、函館がよくなるというものでない。過大評価し、バラ色のものを想定してもダメだ」

「また、函館の学生が医者になるために未来大に進学できて、医者として地元に残るという保証もない。東京や札幌などほかの都市から来て入学し、卒業後は医者としてほかの都市に行ってしまう公算の方が大きい。このため、やるにしても地元の学生が進学できるように、地元の高校に医学部進学過程を設けるとか等々の方策も講じるとか、など」

 このように「反対するものではないが、広範囲な検討、市民的な議論が必要」と語り、会見後、工藤氏は「選挙目当てが見え見えで、争点のすり替えではないか。選挙で問われるべきは西尾市政のこの4年間がどうであったかということだ」とも付け加えた。

 西尾市長は、年明後の出馬表明と政策発表で「医学部新設推進」をにわかに強く持ち出し、市民の一部、とくに主婦層などの間で巨額財政負担等々各種難題を全く知ることなく、未来大での医学部新設が数年の間にも実現するが如き受け止め方、幻想が持たれている様相にもある。

 さらには一部に根拠、論旨薄弱な主張も出るなどしている。

(23.2.2)



<<<2011統一地方選情報/函館市議選>>>
◆2月に入って函館市議選候補者の事務所開き本格化
最有力市議・過去最高3度にわたって函館市議会議長を務めた
最大実力者、行動力抜群・論客の
福島恭二氏、8選必勝へ事務所開き
<2.2午後6時半、市内日吉町、写真・下、あいさつする福島市議>
松本榮一日本商工連盟・函館地区連盟会長(函館商工会議所会頭)から祝電



(23.2.2)





西尾市長の後援会事務所開きに、谷澤、小柏の両副市長が
こぞって出席し『よろしくお願いします』などと事実上の「選挙運動」
「未だかつてない。こんなこと聞いたことがない」「問題でないか」との声


 投開票日(4月24日)まで3カ月を切った函館市長選で再選を目指す西尾正範市長(62歳)の後援会事務所(選対事務所)開きに副市長2人、谷澤廣(62歳)と小柏忠久(63歳)両氏がこぞって出席し、小柏副市長に至っては事務所入り口でこともあろうに「よく来て下さいました。よろしくお願いします」と事実上の「選挙運動」をしていたことから、「問題ではないか」との声が上がっている。

 西尾氏と一騎打ちの選挙戦に臨む前函館市副市長の工藤寿樹氏(61歳)もこのことを自らのブログで取り上げ、「現職の助役・副市長が市長の事務所開きに出るなどということはこれまでなかった。歴代市長の事務所開きでそんなことは聞いたことがない」「市役所と取引のある企業や補助を受けている団体にとっては踏み絵を踏まされているようなもの。無限の圧力になる」と指摘しているほか、同時に行われる市議選出馬の現職市議ら等々からも批判の声が出ている。

 西尾市政のこの4年間は、ガバナンス(統治能力)の無さに起因する不祥事・不始末・失態、そしてまだ記憶に新しい官製談合疑惑による逮捕者(市幹部<自殺>など)・庁内ガサ入れの刑事事件、2度にわたる決算不認定(議会)、不当・不公正な行政、後援会「仲間」に向けての市業務の外部委託を利用した犯罪的露骨な便宜供与、私物化・利権のバラマキ、等々上げたら切りがなく、何でも有りで今日に来たが、再選出馬のここに至っても「選挙違反紛い」の動きが指摘されるものとなっている。

 市長選ではかつて地位利用で収入役が逮捕される事件があったが、今回の副市長2人の事務所開き出席が選挙違反に当たるかどうかは別にして、市選管などではこの件に関して、「決して好ましことではない」としている。

 ちなみに、副市長の一人、小柏氏は選管担当の副市長ということである。

 とにかく、どうしてきちっとしないのか、できないのか、現在の函館市首脳とは困ったものだ。まあ、この先何が出てくるか、楽しみではあるが……

※参考/工藤としきオフィシャルウェブサイト・工藤としきブログ

(23.1.31)





道議選函館市に、みんなの党推薦で出馬の三遊亭洋楽氏
独自の雇用政策・福祉政策各3項目の政策概要を発表


 現函館市議の三遊亭洋楽氏(本名・村本亨、52歳、写真)は27日午後1時、函館市内で記者会見し、4月10日投開票の道議選函館市に出馬することを正式に表明したが、これに際して次のような独自の政策を発表した。

 政策概要として発表したのは大綱2点で、一つは雇用政策、もう一点は福祉政策。

 雇用政策に当たっては、1つに「脱・札幌。札幌からの分離、独立」を上げ、同氏は「みんなの党」のアジェンダにある通り地域主権型道州制を支持するとし、小さな国である基礎自治体を主役に置く、地域密着型の行政を目指す。
 しかし、その前に、48番目の都道府県「函館県」を道南地区に130年ぶりに復活させ「権限、財源、人間」の3つの「ゲン」を得ることが先決、道州制に移行しなければ函館市は永遠に札幌の支配下におかれてしまうとしている。

 渡島・桧山の道南地域が連携して函館県を復活させれば、地域密着型産業振興が動き、建設業界を中心に様々な地元企業への受注が増え、道南地域衰退に歯止めがかかる。

 2つ目は「北海道ハリウッド構想。魅力ある地域への映像産業誘致」で、映像・音楽・文章のコンテンツ産業を育てる環境作りの推進を「北海道ハリウッド構想」と総称し、このことは街を元気づけるだけでなく、未来に対する投資となり、コンテンツ産業として高収益を叩き出す企業が一つでも現れると、次々活気づく。
 3つ目には「国有地の規制緩和を推進。函館山にプラス<100万ドルの収益>」を上げ、国有地の規制緩和を進めることで地域密着型の行政を行えるようになるとしている。

 次に、福祉政策「笑顔で暮らせる優しい社会へ」として3項目を列記し、1つは「縦割り行政の見直し。二重投資を防ぎ複合(統合)型施設へ移行」、2つ目として「ボランティア基金の創設。笑顔で助け合う社会へ」、3つ目として「北海道警察へ動物虐待捜査課(仮称)の設置を求める。物言わぬ動物たちにも愛を」提起している。

 以上、独自の雇用政策、福祉政策各3項目の計6項目を政策概要として打ち出し、これらを持って道議選に臨むとしている。

 三遊亭洋楽氏は、1958年6月24日函館市の生まれで、大野町(現北斗市)育ち。函館西高で2年間学び、札幌大学経済学部卒。1984年3月、5代目・三遊亭円楽に入門。1993年真打昇進。2006年7月、東京での22年間の落語生活に区切りをつけ、年老いた家族の面倒を見るため函館の実家に帰る。2007年4月の函館市議選に無所属で出馬し初当選。会派は無所属。

(22.1.27)





工藤としき氏事務所開きに約300人近く/函館市長選
衆院議員・道議・市議ら自民・民主関係者入り混じって出席・メッセージ
工藤氏「函館を活気あるものき大きく変える」
「経済界の協力を得て、第一に何としても経済を再生」
改革と挑戦で「戦う市長目指す」とも!
〜よどみなく決意を語り、支持を強く訴える〜


 4月24日投開票の函館市長選に出馬する工藤寿樹氏(前函館市副市長)の後援会事務所(選対本部)開きが、27日午前11時から函館市富岡町3丁目22番5号(赤川通り沿い、旧道商ビル1階)で開かれ、来賓、支援・支持者ら約3百人近くが出席した。

 必勝を祈願する神事の中では候補の工藤寿樹氏、室田晴康後援会会長はじめ、逢坂誠二民主党衆院議員の代理を皮切りに、川尻秀之自民党道議、高橋亨民主党道議、佐々木俊雄自民党道議の各本人、道議選函館市に出馬する公明党・志賀谷隆氏連合後援会の吉田恵悦氏(元道議)、そして函館市議では黒島宇吉郎氏はじめ、斉藤明男氏、北原善通氏、松尾正寿氏、佐古一夫氏、金沢浩幸氏、日角邦夫氏らが玉串をささげた。

 引き続いて、経済人・業界関係では池見厚氏(近藤商会)、新都心五稜郭協議会の中野豊会長(五稜郭タワー社長)はじめ、都心商店街(駅前・大門地区)の渡辺良三理事長、十字街商盛会の若山直会長、協同組合五稜郭の久保一夫会長、さらには美原商店街の時兼会長ら商店街のトップ、さらには海産商、建築板金、塗装、電気工事、官工事、建具などの建設関連の組合のトップらの名前が次々と呼ばれ、函館湯の川温泉協同組合の金道太朗理事長、ほか保護司会、美原町会などの会長らも祈願した。

 メッセージは逢坂誠二衆院議員、函館商工会議所の政治団体である日本商工連盟函館地区連盟の松本榮一会長(会頭)、同会議所・高野洋蔵名誉会長(前会頭)、また函館市新農協、亀田農協、戸井漁協、等々から寄せられ、読み上げられた。

 

 あいさつに立った工藤寿樹氏は、
「函館を活気あるものに大きく変えたい」とし、第1番目に経済の再生を上げ、「地元経済界の協力も得て、何としても地域経済の再生を図りたい。経済の再生、復活なくして函館の再生はない。それこそ市役所職員の給与を削減しても経済を再生しなくてはならない」とした。

 「2番目は財政の再建だ」「この4年間の西尾市政でサラ金的な借金、赤字埋め合わせのための借金を毎年30億円、4年間で100億円つくった。このようなことは函館市政で未だかつてない。大胆な行革を断固する。市長になったら私の給与を半分にするというのはその決意だ」と強調した。

 3つ目に「日本一の福祉都市を目指す」とし、4番目は「子どもたちと若者の未来を切り開く」とし、この中で教育政策として学力向上を上げ、若い人たちに働く場を与えるため、「天下りは率先して止めるべきだ」とした。

 5点目には「まちづくり」を上げ、「市民が魅力を感じる美しいまち、デザイン重視のまちづくりを進めたい」。「土木的なことを中心としたまちからガーデンシティのようなまちに変える」

「これら5つの挑戦をして行く。市民皆さんの力と情熱があれば実現できる」「改革と挑戦をかかげ、函館を変える。戦う市長を目指したい。行き先の分からないドロ舟(西尾市政)を捨てて、函館を蘇らせるためのレールを敷く。そして、次の若い世代に引き継ぎたい」
 などとよどみなく決意の一端を語り、支持を強く訴えた。



(22.1.27)




<<<2011統一地方選情報/道議選函館市>>>
◆6選必勝目指して自民党・川尻秀之道議、事務所開き
(函館市千歳町・市電通り沿い、23.1.18午前11時)
/函館市長選対決の西尾正範市長と工藤寿樹前副市長両人出席し、西尾市長あいさつ。
商工会議所の日本商工連盟函館地区連盟・石尾副会長も出席し、松本会長(会頭)代理としてあいさつ
(写真下、あいさつする川尻氏と石尾氏)





(23.1.18)
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◆相次ぐ統一地方選立候補者の事務所開き
〜道議選函館市選挙区では民主党の平出陽子、高橋亨両道議もすでに事務所開き済み(平出氏23.1.9、高橋氏23.1.15)〜


<<<2011統一地方選情報/道議選函館市>>>
◆続々と事務所開き
/民主党・平出陽子道議連合後援会、1月9日(日)午後1時、函館市新川町23-22(市電通り・ツルハ函館千歳店向かい)
/自民党・川尻秀之道議連合後援会、1月18日(火)午前11時、函館市千歳町11−6(市電通り・辰巳商事隣り、ツルハ函館千歳店並び・千歳町電停寄り)

<<<2011統一地方選情報/函館市議選>>>
◆函館市議選/元函館市議・現函館市町会連合会会長の
敦賀敬之
(72歳、当選4回)も出馬の構え
◆函館市議選(4月24日投開票)/前回不覚を取って次点落選した
保守系無所属元の桶本建郎
(65歳、当選2回)カムバック目指し出馬

<<<2011統一地方選情報/函館市長選>>>
◆西尾市長(62歳)2選出馬を表明/函館市長選(23.1.6午後、記者会見)
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吹雪の中千百人余が出席し、新年を祝い、交歓/函館市年賀会(函館市・函館市議会・函館商工会議所主催、23.1.6午前11時、ホテル函館ロイヤル) 西尾正範函館市長再選出馬表明さながらの念頭あいさつ、松本榮一函館商工会議所会頭の音頭で祝杯


<<<視点・ズバリ>>>
■戦端開く地方政治決戦・2011春の陣!
候補者出揃う道知事選・札幌市長選・道議選(4月10日)
そして函館市長選・函館市議選等々(4月24日)の11統一地方選

/政治・政局混迷、先行き不透明を背景にキーは組織・団体の「中立」対応か


<<<2011統一地方選>>>
◆道議選渡島管内/自民党現職の冨原亮氏(37歳、1期目、写真正式に再選出馬表明
(12.14夕、連合後援会役員会)〜定数1減の2をめぐって、
自民現・冨原氏、民主新・笹田浩氏(49歳)、無所属新・川村主税氏(40歳)の戦いへ。
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◆函館市議選/今年夏の参院選比例区に出馬した元函館市議の板倉一幸氏、3年後の参院選に再挑戦せず、函館市議選に出馬・カムバック目指すことに決定
(12.13)/組織弱体の私鉄総連3年後の参院選に組織内候補の擁立断念を受けて決断。
/函館市議選の民主・市民ネット候補者これで板倉氏入れて8人に。





<<<函館の浮沈かかる函館市長選!「継続」か「刷新・改革」か>>>
函館市長選出馬の工藤寿樹
〜11.19出馬表明記者会見の詳細内容(下)〜


 ― 今度の市長選での争点は何だと考えているか。
 工藤 西尾市政この4年間で何か成果があったのか。心に残ることがあったのか、函館がよくなったのかということだ。
 このまま同じ状態で訳の分からない4年間をさらに続けるのかどうか。ますます函館を衰退させてしまう。沈んでしまう。何も変わっていない。

 景気対策といって公共事業をバラまいたり、、商品券を出したり。まあ本人(西尾氏)は箱館奉行所ができたとか、競馬場が新しくなったとか言うのだろうが、奉行所は井上前市長が着手した仕事で、新幹線が来ると言ったって、前市長時代に決まったことだ。ご自身で何をしたのか。知恵の予算ですか。

 今、日本の状況はきびしく、函館だけがよくなることはあり得ない。しかし、それにしても、何かをしなければ、景気がよくなった時も函館は付いて行けない状態になる。こういう時にこそ力を蓄えるようなことで目に見えることをやって行かなければならないし、「景気が悪くてもまちづくりはできる」。

 経済を活性化させるのはなかなか難しいかも知れないが、きちっとやって行くだという気構えと、危機感が足りない。あいさつで函館は北海道の中でも元気な方なんだと始まるのは、全く認識が違う。私は「元気のない函館を何とか元気にしたい」ということを話しており、この危機感の違い、認識のちがいは非常に大きい。

 ― 教育問題についてどう考えるか。
 工藤 学力向上に力を入れるべきだ。47都道府県の中で北海道の学力は最低で、これを何とかしなければならない。西尾氏は花いっぱい運動とか、知恵の予算に行ってしまった。同じ教育でもやることが違うのでないか。

 ― 西尾氏に対してどう思う。
 工藤 私は政策的なことを言っている。(西尾氏は)リーダーとしてはどうなのかと思う。うらみ・つらみの骨肉の争いとは違う。
 地域経済について言えば、若い人に話しているのだが、ここの圏域だけで仕事をしていれば、経済がよくなっても少子化の影響で人口が減って行くから、いずれ会社がしぼんでしまう。

 まちづくりに参加してまちを衰退させないこととともに、外に出て行くことを考えなければならない。外に出ていって稼ぐこと。全国展開とか、今ここだけでやっているのであれば全道で、全道でやっているのであれば全国展開とか、場合によっては海外へ。そういうことを考えていただきたい。
 それにはリスクを伴うので、行政としてリスクをどのように分担して、支援することができるか、仕組みを考えたい

 それとともに、函館は観光の要素が非常に大きいから観光客に来ていただく。もう一回、首都圏を集中的に掘り起こすとか。東京が動けば日本全体が動くから、まず東京をもう一回。観光物産など。函館に目を向けてもらえるようなことをしたい。後日、政策の中でも発表したいが、首都圏での「函館観光物産館」の開設など。

  ◇    ◇    ◇

 ― 現職に副市長が挑む構図自体は前と同じだが、4年前に西尾氏は相当な政権批判をした。今回はそれとは違う?
 工藤 師弟対決とか、骨肉の争いとか言われた。井上さんと西尾さんはずっと一緒に仕事をしてきた方で西尾さんは井上さんの子飼い。係長時代からずっと井上さんのそばで仕事をしてきて、井上さんが助役になる、市長になるに従って、西尾さんも課長になり、次長になり、企画部長になるということでずっと一緒だった。

 それがあのようなことになった。うらみ、つらみのようになって、師弟対決とか、親子対決という構図になって。私も当時副市長として自分自身困ったものだという思いはあって、板挟みみたいなことになった。
 そして(市長選に向けて)動き出してから、内幕、暴露的に、指示したとか、しないとかといった問題にすり変わってしまった。福祉問題、福祉施設のことで会見で暴露的なことをし、その一点で随分流れが変わった。

 私は沢山知っているが、それをやろうとは思っていない。やはり、今の市政が本当にどうなっているのか、このままでいいのかということを訴えるとともに、自分の政策をいずれ発表するが、そういう戦いだと思っている。前回の骨肉の争いとは違う。政策、ビジョンで戦いたい。ただ、もちろん正当な批判はする

 この前は親子喧嘩で、今度は兄弟喧嘩と言う方もいるが、私は西尾氏と兄弟でも何でもないし、もともと育ってきた過程が別だし、一緒に仕事をしたこともない。

 ― 前の市長選は劇場型選挙で、勝手連的な拡がりとか、ゲリラ的要素もあった。そういうものに頼らないと1副市長・助役が現職に勝つというところまで難しいともいわれている。どうやって支持を広げ、名前を売ってすそ野を広げて行くのか
 工藤 私の一番の弱点は知名度がないことだ。街頭にも立っているし、ローラー作戦的なこと、いろんなミニ集会に出たりしているし、どこへでも出向いてがんばりたい。

 これからも自分の人間と政策、様々なことを知っていただく。ただ、自分だけでは限界がある。今、後援会の皆さんの協力も得て徐々に輪を広げて行きたい。前回の市長選のような選挙をするつもりはない。

(22.11.24)




 前函館市副市長の工藤寿樹氏(60歳)は、去る19日(金)、ホテル函館ロイヤルで記者会見し、来年4月の函館市長選挙に出馬することを正式に表明したが、会見冒頭の「函館市長選挙への立候補について」という発表に引き続いて行われた報道関係者からの質問に対する答えの全容をここに報じます。
 上・下に分けて所報します。
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<<<函館の浮沈かかる函館市長選!「継続」か「刷新・改革」か>>>
函館市長選出馬の工藤寿樹
〜11.19出馬表明記者会見の詳細内容(上)〜


 ― まず、財政の問題について。
 工藤寿樹 西尾市政は赤字穴埋めのために毎年30億円の借金をしているが、これをなくす。職員の削減や賃金の見直し、特別会計や企業会計抜本的に見直す。市長報酬も50%カットする。

 西尾市長はいくつかの室も作った。確か6つか7つ増設したと思うが、組織を肥大化する時代ではない。全廃するとか見直す。事業仕分けも西尾市政は少しやったようだが、都合のいいものだけではなく、本当の意味での仕分け、聖域なき事業仕分けを行う
 これらによって50億円以上の財源を確保する。

 ― 西尾市長に対して、全く理念も将来ビジョンもない市政運営と、軽率な言動や思いつきで場当たり的なことが繰り返され、まともなまちづくりができていない。などと指摘しているが、この点、市政運営、政治姿勢など具体的には。
 工藤 なかなか内幕、暴露的なことは話しにくく、申し上げたくはないが、皆さんが分かっているように、例えば最初の頃から始まったのは国際貿易センターの問題でそんなことは大したことがないような発言をあちこちでして、議会で問題されたことや、派遣職員の違法性を議会で質問されて、これもとんでもない答弁をして、果ては議会を解散するといったことをちらつかせた。このようなことは日常茶飯事の状態で、その間、市政は随分混乱したりした。

 最近来た記者の皆さんはご承知ないかも知れないが、3年前からいらしている記者の方は十分ご承知かと思う。政策的にも「知恵の予算」なんかそうだが、あるいは今年の予算で、議会で集中砲火を浴びてやめたようだが、「学校花いっぱい運動」と言って、あの広い敷地にたったプランター4つ配るなどといった稚拙な予算を組んだり。まちを花いっぱい運動にするなどということならわかるが、学校に4つ配るなど何の意味があるのかと思うし。

 政策的にきちっとしたもので、ビジョンとか、まちをこういう形で将来的にこうするということでの、1年1年積み重ねて行って進化して行くという過程がない。その場その場で場当たり的にやっているのが実態でないか。
 私も最初は、続けて副市長をやってくれということを再三言われ、最終的に了承して張り切ってやったのだが、1年経って1年半経って、会合にやパーティーなどに出たりすると、「さっぱり期待外れだ。何も変わらない」という声が市民の皆さんから寄せられてきた

 一方で庁内では、私は理事制度ができてからどうも変質したと思うが、ガラス張りの市役所をつくると言いながら、ブラックボックスのなやるような、分からないところで物事が進められるような状況が出てきて、多分今の部長方もほとんどの人も知らない中で決められてきた。このような状況ではきちっとしたまちづくりは進んで行かないと思った。

 ― 政党や団体から推薦、支持を受けるのかどうか。
 工藤 特別今の時点では考えていないが、いろいろ政党を問わず、私は無所属市民党ということだが、支援をいただけるのであればそれはありがたいと思っている。特定の政党の公認とか、今の時点では考えていない。 

 ― 西尾市政についてさらに(との質問に対して)。
 工藤 先ほども申し上げたが、今の市政は何を目指して、何をやろうとしているのか分からない。私は市民の皆さんといろいろお話をしているが、市民の皆さんもそう言っている。私はそれを明確な形で示して、まちづくりを進めたい。そのため、一歩一歩やって行く。後ほど、時期が来れば政策も発表させていただきたいと思っている。見える形で示すことが大事だと考えている。
 今の市政はそのことがはっきりしていなく、むしろないといった方がいいのかと思っている。それがないと常にぶれるというか、ずれる。

 それが今の現状で、いろんな問題について一旦庁議で決めても、いつの間にか誰か分からない2人くらいで決めて180度転換する。いつ変わったのかということが頻繁になっている。私が辞める1年前くらいから、部局長がどうすればいいのかと言ってくるようになり、相談を受けたが、私は「若い職員なり部下をきちっと掌握して、市民のためと思って仕事をしろ。市長のために仕事をするのではなく、市民のために仕事をしなさい」とよく申し上げた。

 そういう状態で市役所の中も風通しが悪くなっている。最近、若い市の職員がご夫婦で私の事務所に来て「是非いまの状況を変えて下さい」ということを言ってきた。若い職員までそういう思いをさせているのが今の市政の実態で、何とも言えない、悲しい気持ちになった。皆の力を合わせて、もっとオープンにしていかなければいい仕事はできないのでないかと思うし、一方的に下から積み上げたものを否定して、上からとんでもない、正当な話ならいいが、下の者からすれば何か思いつきと場当たり的な、訳の分からないことを指示されているという状態で、市役所の職員がだいぶやる気を失っている

 これを変えて、こういうものを目指すというまちづくりのビジョンをきちっと示しながら、職員にも分かってもらい、市民の皆さんにも明確な形でお示し、それで市政を運営し、まちづくりを進める。今の市政と全然違うやり方(市政運営)をしたい

  ◇    ◇    ◇

 ― 5年後、次の市長の任期中には北海道新幹線・新函館開業になるが。
 工藤 道新幹線開業に向けて、今は何の準備も進んでいない。不思議なことと思っている。
 まず、真っ先にやらなければならないことは駅前・大門の再生だ。もちろん、函館・新函館間の鉄路の問題、これは(高橋)知事がJRに対して再考を促したということだが、まちづくりとして、駅前・大門のさびれようでは観光客が新幹線・新函館まで来て、現駅まで来たとしても「何とさびれたまちだろう」ということを感じれば2度と来ないのでないか。夜景だけの観光では限界がある。

 このため、それまでに再生させる。本町・五稜郭でも、十字街でも各地域のことはそれぞれ言っているが、駅前・大門地区については公共施設は全部整理統合し、できるだけ数を減らして行きたいと思っているのと、一つだけ必要と考えているのは子どもたちを中心としたファミリーが楽しめる施設がないということ。皆さん承知のように、札幌や旭川、帯広などには動物園があり、小樽水族館もある。

 「子どもおもしろ館」と名前を付けているが、駅前の市有地に「子どもおもしろ館」と「キッズセンター」。幼児をお母さんが遊ばせて、場合によっては一時預けて買い物に行ったりできるキッズセンター。

 それに、民間の商業施設を2つ3つ付けたものをPFIなどの方式で建設し、人集めをしたい

 建設関連も10以上の業種があると思うが、造園等々、全部事務局がバラバラで連携がとれていないの1カ所で事足りるようになる。

 それと、福祉ボランティアの人たちもいる場所がない。総合福祉センターも手狭であり、代わる代わる使い、事務局も設けれない状態にあるので、これも空きビルでいいと思っている。大門に持ってきて、女性の方々、中年の女性たちが多いのだが、福祉ボランティアの事務所を何カ所も設け、会議室も設け、この人たちも駅前・大門で買い物したりすればと。

 また、福祉ショップ。障害者や高齢者が作製した品物を販売したりする福祉ショップをデパートのフロアに開設する。お年寄りもまち中にあれば便利だろうし、空きフロアがあれば市が借りて「高齢者サロン」のような場所を開設する。買い物をするとか、にぎわいを求めてきて、休むとか、できるように。ボランティアの人がいて相手をしてくれとか、高齢者の居場所を作ってあげる。

 それとともに、ヤングファミリー向けの借り上げ市営住宅(西尾市政は借り上げ市営住宅の建設を取り止めてしまった)を駅前・大門周辺に建設、民活を促進する。ヤングファミリーに住んでもらう。

 このようなことをしながら、市民がまず駅前・大門に集まる仕掛けをし、同時に観光客も集まる仕掛けをしたい。
 それには今のグリーンプラザが全く使われていない状態にあるので、これを例えば「土方広場」「啄木広場」「月光仮面広場」、また「グレイ広場」「サブちゃん広場」などというように作り、銅像など作って、観光客のメッカにしたい。大門に「名所」を作ることで、ファンだけでなく、観光客が必ず集まる
 ローマにスペイン広場があり、観光のメッカだが、階段しかない。大門もこれと同じような状況にしたい。市民も観光客も集まるようなことを4〜5年のうちに行う。おもしろ館が4〜5年でできるかどうかは検討しなければならないが。

 ☆  ☆  ☆

 さらに―
 工藤 このようなことをしながら、駅前通りの電線を地中化するとか、電車は蜘蛛の巣でなく、目立たないようにするとか、アーケードは取り払う、ガードレールも取り払い、樹木と花で埴裁をする。
 民間の皆様にも、例えば看板をしゃれたものにしてもらう、バス停なんかもしゃれたものにできると思うし、照明もいろんなものが考えられると思う。
 そういうことをして、新幹線が来るまでに、象徴的だが、駅前・大門を再生したい
 もちろん、他のところもやらないということではない。まずは大門を中心に申し上げただけだが。
 これらをやることで、市民の皆さんにも、やればできるんだということで勇気を持ってもらいたい。まちづくりはやればできるんだと。勇気を持ってもらうためにも大門を何としても新幹線が来るまで変えたい。

 ― JRの経営分離問題。それに新函館開業に伴う江差線の問題。
 工藤 鉄路は何が何でも残さなければならないと思っているが、問題は事業主体。JRがやっていただけれそれが最善。知事の再考の申し入れに対して、JRがどういう回答をするかだ。

 江差線については函館市民は五稜郭・函館間を利用しているが、北斗市民は函館へ通うのに多く利用している。バスではということであり、北斗市がハラを持ってやるなら函館が全く協力しないということにはならない。十分な話し合い、最善の努力はすべきだ。

   ◇    ◇    ◇

 ― 50億円以上の財源を確保することについて、さらに。
 工藤 人件費の1割をカットすれば30億円。単純にやるということではないが。
 不要不急の事業だけでも10億円近くが出てくる。施設の整備は一気にできないから、特別会計や公営企業会計を見直せば数億円単位の財源も出てくる。50億円以上の財源を生み出すと私は言っているわけで、赤字穴埋めの借金はゼロにすべきと思っている。

 財政問題のさらなる質問に関して。
 工藤 退職手当債、行革推進債の2つがある。ある意味でこのほかに財政調整基金。これも赤字のために食いつぶしている。もうゼロに近い状態。
 もともと100億円くらいあったが。4年間で100億円のサラ金的なたちの悪い借金をつくった

 本当はどこの都市でも1年そういう状況が生じたら行革を作る。4年間も垂れ流しているのは異常だ。
 函館では昔あった。昭和58年か59年に、財政危機で、経済状況も悪く、その時の市長のもとで赤字になり、1年間か2年借りたことはあるが、この時はどーんと景気が悪くなって一時しのぎで、税収が落ちてやむなくやむを得ない時もあるが。今の状態は行革の計画も何も作っていない

 ただ、人を100人減らすということだけで、これは12年前から人減らしはやってきている。私が財務部長の時から始めた、当時の市長言って。とんでもないことになるからと。
 今は小泉改革以降もっときびしい状況にあり、これだけでは済まない。だから30億円の赤字が生じるようになった。

 もっと行革をしなければならない。西尾市長は子どもたちの未来の笑顔と言いながら、子どもたちにつけ回ししている。

  ◇    ◇    ◇

 ― 未来大に医学部を設けるという構想について
 工藤 あればすばらしいと思うが、問題は医学を何のためにつくるのか。新聞情報だけだとはっきり見えていない。地域を活性化したいからほしいのか、あるいは医者が不足しているからほしいのか、それとも両方なのか。これをまずはっきりさせなければならない。医学部がほしいだけではあいまいで、また思いつきかと―。
 何のためにつくるのか、はっきりさせるべきだ。やることはやぶさかでないが。

 問題は財源とスタッフをどう集めるか。13億円から22億円というようなことが持ち出しと言われているが、私は眉唾(まゆつば)と思う。そんなことで済まない。操作しているとしか思えない。
 よく国の役人とかがダムをつくる時とか、空港をつくる時とか、これでできると言って、できあがったときには3倍も4倍も事業費が脹れ上がっている。それと同じことが考えられる。

 内部的な情報からでも最低でも30億円、普通に考えると40億円から50億円の負担が考えられる。今30億円を赤い穴埋めに負担している中で、さらに40億円、50億円の市税を毎年つぎ込む力があるのかどうか。
 いずれにしても、きちっとした本音の数字を出してもらわなければ議論はできない。別に賛成、反対云々ではなく。医学部があればもちろんいいが、課題は多い。

(22.11.24)




<<<函館の浮沈かかる函館市長選!「継続」か「刷新・改革」か>>>
工藤寿樹氏、正式に出馬表明!


 工藤寿樹前函館市副市長(60歳)は、19日午後2時からホテル函館ロイヤルで記者会見し、
来年4月の函館市長選挙に「無所属市民党」として(工藤氏談)立候補することを正式に表明した。

  

   

     
 出馬するに当たって発表した「函館市長選挙への立候補について」と題した
ステートメントの全文以下の通り。


 ※会見の中で質問に対して応えた内容については追って報じます。

  函館市長選挙への立候補について
                        工藤 としき

<はじめに>

○ 私、工藤としき(寿樹)は、来年4月に行われる函館市長選挙に立候補することを決意いたしました。かつてないほどの閉塞感と沈滞ムードに覆われている函館の現状を打開し、元気あるまちに変えたいという強い思いから、熟慮のうえ決断したことを函館市民の皆様にご報告し、ご理解をいただきたいと思います。

○ 私は昨年の12月まで函館市の副市長を務めておりましたが、今の市政の全く理念も将来ビジョンもない市政運営と、軽率な言動や思いつきで場当たり的なことが繰り返され、まともなまちづくりができない状況に失望し、このままでは函館が沈没してしまうという危機感を持ちまして、副市長を辞任し、函館の明日を変えるために活動を始めました。

○ 今、函館のまちは経済・財政をはじめ、様々な分野において大変厳しい状況におかれています。私は前回の函館市長選挙は、市民の皆さんの、今のこの閉塞感を打ち破って函館を何とか変えてほしいという、強い思いと期待が現れたものだったと受け止めています。

○ しかし、西尾市政が誕生して3年半経っても何ら有効な手が打たれず、何を目指し何をやろうとしているのか、さっぱり分からない状態が続いています。3年半の間に何の実績も上げられず、無為無策のうちに函館の状況をますます深刻化させてしまいました。

○ それは、今の市政に、函館を取り巻く厳しい状況に対する危機感と、新たなまちづくりに挑戦しようという志がないことに起因しています。志のない市政はやがて破たんし、このまちを崩壊させてしまいます。函館の経済をどう再生するのか、市民生活をどう安定させるのか、真剣に考えなければならない時がきています。もう待ったなしの状況です。

○ 市民の皆さんの間でも、期待が失望へと変わったことを強く感じています。函館の将来に対する不安と、今の市政に対する不信が広がっています。市政を刷新し、市民の期待に応えうる夢と希望のある力強い市政を実現しなければなりません。

○ 私は、今のこの難局を乗り切って函館の未来を切り拓くためには、まちづくりの理念や将来ビジョンを明確にお示しし、市民の皆さんと目標を共有して一丸となって進むことが大切だと思っております。

○ 私は函館をいきいきとした活気あるまちにするため、函館の再生に挑戦するとともに、函館の新しい魅力と姿が市民の皆さんにはっきり見えるまちづくりを進め、函館のまちを大きく変えていきたいと考えています。

◎函館再生への5つの挑戦

○ 私は、函館再生のために「5つの挑戦」をしてまいります。

(1) 函館の経済を再生します

○ まずまっさきにやらなければならないことは、函館の経済を再生することです。経済の衰退により雇用の場が失われ、人口の流出が続いています。企業を経営する皆さん、働く皆さんが困難に直面し、先行きに不安を感じています。経済の再生なくして函館の復活はありえません。

○ 観光客が大幅に落ち込んでいる観光業、売り上げが低迷している食品加工などの製造業、仕事の減少に悩む建設業、後継者難の農業・漁業、疲弊している商店街など、様々な産業を支援し底上げを図らなければなりません。地場産業を強化し企業を元気にするとともに、デザイン産業や情報産業など新たな産業おこしに挑戦することも必要です。コンベンションやスポーツ合宿の誘致なども有効な手立てになります。

○ 雇用を生み出し、働く皆さんの所得を向上させ、安定した生活を保障し、函館で仕事をしてこのまちで暮らしたいと思っている人が安心して暮らせる状況を、何としてもつくっていきたいと考えております。

○ 私は産学官からなる「函館市経済再生会議」を立ち上げるとともに、庁内に「経済戦略室」を設置して、全市一丸となった思い切った経済政策を展開し、「躍動する経済都市・函館」を実現してまいります。

(2) 函館市の財政を再建します

○ 財政を立て直すことも緊急の課題となっています。函館市は現在2、700億円の借金を抱えており、今後市民の税金で返していかなければなりません。とりわけ問題なのは、今の市政になってからたちの悪いサラ金的な借金が始まったことです。学校を建てたり道路をつくったりする借金とは別に、赤字穴埋めのために、毎年30億円もの借金をしています。現市政の一期4年間で100億円ものムダな借金がなされ、知らないうちに市民の皆さんが連帯保証人にされています。こんなことを続けていては、いずれ財政は破たんします。

○ 北海道庁や多くの市町村が職員の賃金をカットして、必死の思いで行革に取り組んでいます。しかし西尾市長は行革にまったく関心がありません。平然と多額の借金を重ねています。まず赤字穴埋めのための借金をしないことを最優先とすべきです。

○ 現市政の目玉である「知恵の予算」で、校長先生や児童館の館長、市役所の部長や合併した支所の支所長に、ひとり最大100万円の予算が配分されています。総額では6、000万円にもなります。しかし校長先生も館長も部長も支所長もみんな公務員です。
 仲間内で目的もはっきりしないお金を配ってどうするのでしょうか。税金は大切に使わなければなりません。

○ 市の財政を再建しなければ、後世に大きなツケを残し、福祉も教育も立ち行かなくなります。私は財政破たんを回避するため、市長の給料を50%カットするとともに、職員数の削減や賃金の見直し、知恵の予算など不要不急事業の廃止、公営企業や特別会計の抜本的見直し、公共施設の整理統合など、大胆な行財政改革を断行し、健全な財政を構築します。

(3) 日本−の福祉都市を目指します

○ 私は経済と財政を強化し、函館は「日本一の福祉都市」を目指すべきだと考えています。高齢社会が進行するなか、年金、医療など社会保障の再構築と地域福祉の充実が急務となっております。高齢者、障がい者、ひとり親家庭、在宅介護している家族の皆さん、難病の方など支援を必要とする人たちを支え、市民と苦楽を共にする市政をつくり、市民がいきいきと安心して暮らせるまちを築かなければならないと思います。

○ 「日本一の福祉都市を目指す市民会議」を設置し、積極的かつ独創的な福祉行政を進めてまいります。

(4) 子どもたちと若者の未来を拓きます

○ 少子化と若者の市外流出により、若年人口が減少しています。「子どもたちと若者の未来を拓くまち−函館」を築くことが急務です。子どもたちの持っている潜在的な能力を開花させる教育を推進するとともに、子どもたちがたくましく生きる環境を整えることが必要です。子育て支援の充実を図るとともに、児童生徒の学力の向上に努めます。また家族で楽しめる「子どもおもしろ館」の開設を進めてまいります。

○ 若者の地元定着のために、就業機会の増大に取り組むことも重要です。市役所退職者等の関連団体や児童館などへの天下りを廃止して、若者の就業の場の拡大に努めます。

(5) 市民が誇れる美しいまちをつくります

○ 函館は魅力あるまちといわれていますが、市民が心から誇れるまちにするため、もう一度まち全体をデザインしなおし、函館のまち並みを再構築したいと考えています。欧米先進都市に見られるような優れた都市空間の形成を図り、函館のまち全体が公園のような、歩いて楽しい美しいまち「ガーデンシティ・函館」をつくります。

○ 各地区の特徴を生かしたまちづくりのために、地区ごとに市民による「地域経営会議」を立ち上げ、市民の皆さんの提言や企画立案による市民主体の地域づくりを進めてまいります。

○ 私はこうした「5つの挑戦」によって、市民の皆さんとともに函館を元気なまちに変えてまいります。

<結びに>

○ 市民の皆さんが元気になれば函館も元気になり、素晴らしいまちになります。皆さんの力と情熱が函館の未来を拓きます。函館の明日のために、今私たちに何ができるか、それを考えて行動すべき時がきていると思います。

○ 一度衰退に向かったまちを立て直すのは、非常に困難な仕事です。しかし不可能なことではありません。私たちの先人は、維新の動乱や幾多の大火を乗り越え、このまちを復興させてまいりました。今函館に生きる私たちが力を合わせれば、函館をよみがえらせ、「函館新時代」を築くことができると信じています。

○ 私は、「時代を変える、まちを変える、函館の明日を変える」という気概をもって、困難な課題に真正面から向き合い、「改革と挑戦」をスローガンに函館の再生に全力で取り組みます。

○ 「約束は守ります。信念を貫きます。」ということを申しあげまして、函舘市長選挙への立候補の表明とさせていただきます。

○ 皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。どうもありがとうございました。



(22.11.19)




道議選渡島選挙区/民主党・岡田俊之道議後継候補
八雲町職員、自治労八雲町職労委員長の笹田浩が出馬表明
同席の逢坂代表(衆院議員)「渡島選挙区は自民系1人とそれ以外(わが方)2人との戦い」とし、
松前の川村主税氏に関し「どういう方策があるか、検討して行きたい」と推薦に含み


 来年4月の統一地方選・道議選渡島総合振興局管内(渡島選挙区)で、民主党現職の岡田俊之氏(71歳、八雲町出身)が今期限りで引退するのを受けて、岡田氏後継として八雲町前職員で自治労八雲町職労前委員長・自治労渡島地本町村等連絡会議議長の笹田浩氏(49歳、写真左)が出馬することになり、出馬表明の記者会見が14日、函館国際ホテルで行われた。
 会見には民主党道8区総支部代表の逢坂誠二衆院議員(写真右)と、引退する岡田道議らが同席した。

 逢坂代表は「岡田さんの勇退を受けて、八雲として地元の灯を消したくないとの強い思いがあり、民主党として最終的に笹田さんを岡田さんの後継として擁立することになった。福祉の分野で活躍してきた人であり、国民生活が第一としているわが党の目的にかなう候補だと思う」と報告した。

 笹田氏は「岡田道議の意志を引き継ぐ決意をした。地域の皆さんと道政のテコとなり、パイプとなり、エンジンとなって活躍したい」などと決意表明した。

 岡田氏にあっては「安心してバトンタッチできる」と語った。

 道議選渡島は今回の選挙から定数が1人削減となり、定数2になることが決定済み。笹田氏のほかに、自民党現職の冨原亮氏(37歳)が2選を目指し、また1昨年(2008年)10月に病気のため現職道議(自民党)で死去した松前町の川村正氏の2男、川村主税氏(40歳)が早々に出馬表明し、民主・連合陣営からの立起を強く望んでいる状況にある。 

 この新人・川村氏への対応について質問を受けた逢坂代表は、「渡島選挙区は我々からすれば自民系が1人とそれ以外2人の戦いとなる。(川村氏に関しては)どういう方策があるか、検討して行きたい」とし、推薦等については、「川村氏は鳩山事務所で働いていたことや、今年夏の参院選では我々と共に札幌で活動していたということもあり、今後いろんな情勢を見て考えて行きたい。選挙戦は相当熾烈なものになると思う」としながら、推薦などに含みを残した。

 民主党公認として出馬決定の笹田氏は、1979年八雲高卒と同時に八雲町に入り、納税、民生、病院などを経て、この11月12日付で保健福祉課長補佐を最後に退職した。
 組合歴豊富で、1999年10月の自治労八雲町職労財政局長を皮切りに、2001年同執行委員長、自治労渡島地方本部にあっては副執行委員長、町村等連絡会議議長、自治労道本町村連絡会議幹事。また01年から09年9月までは連合北海道八雲地区連合会の連合議員団会議議長を務めた。

▼笹田氏をはさんで、左から荒木敏安連合渡島地協会長、岡田道議、笹田氏、逢坂代表(衆院議員)、道畑克雄民主党同8区総支部幹事長



(22.11.14)




〜5ヶ月後に迫った、函館の浮沈かかる函館市長選〜
工藤寿樹前函館市副市長、街頭での訴え本格スタート!
「期待が失望に変わった。このままでは函館は沈没してしまう」と西尾市政を批判する一方、
「改革と挑戦」を旗印に
「理念と将来ビジョンを市民と共有し、活力ある函館の再生に挑戦する」
冒頭「市政の刷新」を上げ、最初の辻立ちにしては堂々の街頭演説


 来年春の函館市長選に出馬する意向にある工藤寿樹前函館市副市長(60歳)は、今年5月の事務所開設以来、積極的に「あいさつ回り」重ねてきているが、10日からは街頭での訴えをスタートした。

 同日正午、本町交差点角(北洋銀行五稜郭公園支店前)で辻立ち(まち角演説)第一声となった工藤寿樹氏は、
「4年前に誕生した西尾市政は今や期待が失望に変わった。函館の将来に対する不安と市政への不信が広まっている。このままでは函館は沈没してしまう。市政を刷新して市民の要望に応えられる函館にしなければならない」としたうえで、
「このためには理念と将来ビジョンを示し、これを市民と共有して、活力ある函館の再生に挑戦する。市民の皆さんにはっきり見える形で函館を大きく変えて行きたい」とし、

 それにはまず(地域)経済の再生、産学官による経済再生会議の立ち上げなどを縷々上げた。次に財政の再建に言及し、財政通(市財政部次長と財政部長を歴任)らしく、「市は現在2千7百億円もの借金を抱えている。西尾市政の4年間は毎年30億円の赤字穴埋めの借金を重ね、たちの悪いサラ金的な借金を100億円つくった。西尾市長は行革に全く興味がない」と批判する一方、「私は市長給与の50%カット、職員の給与削減、そして特別会計と企業会計を抜本的に見直す。将来に赤字の借金は残さない」「財政を再建しなければ福祉も教育も立ち行かなくなる。大胆な行財政改革を断行し、健全な財政を構築する」と語った。

 「次には日本一の福祉都市を目指すべきだ」として各種施策を示したほか、少子化と若者の流出問題への取り組みを上げ、具体策の一つとして「天下りを廃止し、市民、若い人に開放して就業機会をつくりたい」としたほか、子供たちが家族と共に学べる「子どもおもしろ館」の建設を示した。

 まちづくりでは「函館のまち全体をデザインし直し、美しいまち、まち全体がテーマパークのようになるようにしたい」

 これら函館再生への「この5つの挑戦には市民の皆さんの力と情熱が必要で、私たちに何ができるか行動する時がきている」と5ヶ月後に迫ってきている市長選を展望し、「不可能なことではない。力を合わせれば函館を蘇らせ、函館の明日を変えることができる。改革と挑戦を旗印に市民皆さんのご理解を得たい」と訴えた。

 約18分間の街頭演説で、最初にしては工藤氏ならではに堂々とした訴え、話しぶりで、声にも張りがあって、上々の辻立ちスタート模様であった。

 この日午後1時半からは産業道路・美原の「MEGAドン・キホーテ函館店」(旧長崎屋函館店)前でも街頭演説をした(写真下右)。今後、市内各所で随時行うことにしている。
  

(22.11.10)




公明党・志賀谷隆氏、道議選函館市選挙区 出馬表明
「5期20年の経験を生かし、初心に帰って道政の方に向かってがんばりたい。
北海道新幹線開業に向け、函館の活性化にとって大事な時期。経済、福祉の問題等々、微力ながら力を尽くす」
横山信一参院議員「知識、力量からして即戦力としてお役に立てる人材」

 本サイト既報の通り公明党の志賀谷隆函館市議(写真左)が、来年春の道議選函館市選挙区(定数6人)に出馬することになり、出馬表明の記者会見が9日午前、函館駅前のロワジールホテル函館で行われた。
 志賀谷氏は今年春先に道議(函館市選挙区選出)を任期途中で辞職し、参院選公明党比例区から出馬し、堂々初当選した横山信一参院議員の後継候補として道議選に出馬するもので、横山氏とともに記者会見に臨んだ(写真右下/左が横山氏)

 会見では最初に横山参院議員が、「志賀谷さんは5期20年函館市議を務めた論客で知識、力量からして即戦力としてお役に立てる人材。公明党として自信を持って送り出せる」と推薦の弁を述べた。

 これを受けて、志賀谷氏があいさつし、「これまでの5期20年の経験を生かし、初心に帰って道政の方に向かってがんばりたい。北海道新幹線開業に向け、函館の活性化にとって大事な時期と思っている。経済、福祉の問題等々、微力ながら力を尽くしたい。横山さんの足跡を大事にしながらがんばって行きたい」と決意表明し、道新幹線札幌延伸時の函館・新函館間のJR経営分離問題についての質問に対しては「これからもっと話し合いをしていけば、いい結論が得られるのではないか。三者(JR北海道、道、函館市)が話し合いのテーブルを持ちながら、お互いの意志の疎通をつくることが必要で、私はそれに力を尽くしたい」などと語った。

 横山参院議員にあっては、「まずは当選させることに全力を尽くす」とも語った。

 志賀谷氏は函館市出身で、民間会社に務めた後、平成3年4月に函館市議初当選。以来、連続5回当選し、函館市議会屈指の論客として知られる。
 党では平成5年5月に函館支部長、同13年6月に函館総支部長。同19年6月に道本幹事。今年夏の参院選では横山信一函館地区選対の本部長を担った。
 昭和28年12月13日生まれ、57歳。

(22.11.9)




来春の道議選函館市選挙区で公明党
志賀谷
函館市議を擁立/参院議員になった横山氏後継候補
同党地元屈指の論客、実力者である志賀谷氏が最適と最終判断


 道内における公明党屈指の論客で函館市議として活躍してきている志賀谷隆氏(57歳、函館市議5期目、写真左)が、来年春の統一地方選・道議選函館市選挙区(定数6人)から公明党公認で出馬することになった。今月18日に公明党道本から正式に発表になる。

 同党道本は横山信一氏が今年春に道議を任期途中で辞職し、7月に行われた参院選比例区に出馬、初当選を果たしたことから、後継候補の選考を進めてきた。
 当初は若手の擁立を目指してきたが、函館・道南とゆかりのある適任者が見つからず、最終的に函館市議5期目にある同党地元のリーダーで衆目が認める実力者である志賀谷氏擁立が最適との判断となり、先般までに内定した。

 同党の場合、62歳を過ぎると4年の任期一杯務めて66歳となり、同党が定める65歳の「議員定年」になることから、これまで若手擁立にあるが、今回は志賀谷氏で行くとの結論になった。

 同氏は、昭和28年12月生まれで、函館市内の中学を経て、同44年3月函館北高卒。神奈川県横須賀の造船所、函館市内の会社を勤めた後、平成3年4月の函館市議選に37歳で初出馬・初当選。以来5回連続当選。キレのある議会質問などで定評ある。

 なお、同党は同じく来春行われる函館市議選に関してこれまで志賀谷氏を含む3名の擁立を決め、さらに新人2人の擁立を目指し、今日に至るが、志賀谷氏が道議選に上がることとなり、このため残り3人の新人擁立の作業を急いでいる。
 この点、志賀谷氏は「私自身の出馬表明の発表と同時に、できれば市議選候補の発表も行いたい思っている」としている。

(22.11.2)




〜統一地方選に向け具体的な動き進展中〜
空振り模様に終わった民主党の函館市議選・候補者公募/応募者たった1人
共産党は未だかつてない戦線縮小!
現有4議席にもかかわらず1減の3人擁立/同党の冴えない現状映し出す
道議選北斗市選挙区では自民・保守陣営から2人が出馬の意向


 来年4月の統一地方選に向けての具体的な動きが進展中だ。
 合併特例による旧4町村地域の各1議席がなくなり、函館市全域が一つの選挙区となって、しかも定数削減が決定済みで、新定数が現在の38人(旧4町村を除く旧函館市域だけでは34人)から一気に30人になる函館市議選では、出馬に向かう現職・新人はもとより各党・各陣営の選挙戦への見方は総じてきびしく、中間・少数政党では新旧交代、あるいは候補者数を絞り込む動きが出ているほか、道議選1人区の北斗市選挙区では議席奪回を狙う保守側から元職や新人が出馬に名乗りを上げてきている(敬称略)。

  ◆    ◆    ◆

 函館市議選に関し、民主・連合陣営の民主・市民ネットからは現職9人(前回当選者は10人)のうち2人が引退の運びで、残る7人(福島恭二、阿部善一、小山直子、斉藤佐知子、見付宗弥、道畑克雄、日角邦夫)の出馬が確定済み。引退する2人(石井満、能川邦夫)の中からは能川の後継としてNTT労組が新人を擁立する構えにある。

 このうえで、民主党道8区総支部と同党函館支部は支持基盤の拡大という観点から市議選候補者の公募を打ち出し、9月26日から10月15日までの間受付していた。党員や党員サポーターら約1千人に応募要項を配布したりした。
 これに関し、公募期間中「4〜5人くらい問い合わせなどがあった」(同党支部関係者)が、10月15日の締め切りで応募してきたのは函館市内の60歳代の男性1人だけに止まり、結果は思った以上に少なかったようで、言うならば空振りに終わった格好にもある。

 前回の選挙戦同様に10人当選を目指し、第一会派を確たるものにしたい意向にあるが、定数大幅削減のもとでは堅く9人当選を図るべきとの意見も少なくなく、最終的にどうなるか注目される。

 新定数が30人となって相当きびしいという認識から、共産党函館地区委員会は立候補予定者を従来の4人から3人に絞り込んだ。
 怖じ気づいて縮小路線に転換したわけで、現議席4人から1減の3人擁立はかつてなかったこと。擁立の3人は市戸ゆたかと紺谷克孝の現職2人と、新人として本間勝美。
 現職の高橋佳大(同党地区委員長)は党務専念、丸尾隆子は体調不良で共に今期限りで引退することになった。

 函館の共産党の戦線縮小は定数が30人と大幅削減になったことや、今日の同党の置かれている冴えない状況を映し出したものと受け止められている。不祥事・不始末連発の西尾市政の完全与党となって、批判精神どころか、是々非々すら忘れ去ったような、存在感無しになっている現状では3人全員当選も危ういのでないかとの指摘も出ている。

 一方で、来春の市議選まで半年を切ってきても、目下のところこれといった有力な新人の立起が見当たらない様子にあり、「函館の沈滞した現状、人材不足」を嘆く声も出ている。

  ◇    ◇    ◇

 道議選では1人区の北斗氏選挙区で、民主党現職の長尾信秀に対抗し、自民・保守陣営から2人が出馬の意向を表明してきている。

 1人は元道議(渡島管内)の河野光彦(69歳)で、もう一人は北斗市議の新関一夫(55歳)。河野、新関の2人とも自民党公認を目指している様子にあり、2人出馬では共倒れ必至だが、自民党候補として1人に絞ることになれば、民主、自民一騎打ちの予断を許さない選挙戦になる可能性が出てこよう。

(22.10.21)