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 特設ページ/内部告発・投書 等々関係〜本誌セレクト〜





2010.9.20に行われた旧函館区公会堂 築100年記念事業の
式典に出席したとして匿名で本誌寄せられた投書

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「呆れた函館市長のあいさつ」

 先般、旧函館区公会堂の築100年記念事業の式典に出かけて西尾函館市長のあいさつを聞いた。公会堂の簡単な説明というか来歴を御話になった。
 公会堂は、今年6月に公開された相馬家の屋敷「旧相馬邸」の初代相馬哲平がその大半を寄付して建てられたことは市民が広く知るところであるが、市長もそれを話し、ついでに馬鹿なことを話した。

 それは「現在の相馬家に関するところはあまりなく、公会堂の下の方にある相馬株式会社と相馬報恩会なるものがあります」と語り、それ以外はないような口ぶりでした。相馬株式会社はかつて初代哲平が作り上げた相馬の中核会社であったことは間違いないところですが、バブルの頃に住友銀行の資金をバックに買い占めに入った、ある面で有名な山田洋行なる会社に買収されてしまったはずです。
 現在は、全く垢の他人と同じで、相馬家とはひとかけらの関係もないはずですが、それを関係あると発言した市長さんとはどんな考えなのでしようか?

 それよりも今年6月に大変な苦労の末に公開に漕ぎ着けたであろう相馬哲平の屋敷「旧相馬邸」をどうして取り上げなかったのであろうか?前の所有者が、市に買い上げを希望しても「金がない」の一点張りで危うく駐車場になろうとしているのを見かねて、函館にとって大切な文化遺産であり、観光のシンボルの一つでもあるこの屋敷を守ろうと立ち上がった一握りの人たちに、どうして暖かい目を向けてあげることができないのか。30万人近い人々の生活、文化遺産を守るべき市役所のトップとしてその資質は如何なものか。本当に情けないと帰路についた次第でした。何か胸に仕える秋の連休であった。

 市長さん!飲屋街で酔っぱらった挙げ句の醜態をさらすより、もう少し考えてみなさいと言いたいです。
 多分、この西尾市長は明治35年に初代哲平が函館市役所の前身の区役所の土地404坪と区役所建設の資金の一部を寄付したことなどご存じないのでしよう。

 こういう文化的資産、観光に対しても市としても最も重要な元町地区の整備充実などに無頓着な市長を選んだわれわれ市民にとっても責任があると思うが、行政のトップとはこの程度の人間で宜しいのでしようかね。観光都市を標榜している函館は、過去の偉大な先人の残した遺産も食いつぶしてきたといってよいと思うが、それらがほとんど老朽化してきた今日、これからどうなって行くのでしようか?
 市のトップクラスに本気で対処しようと考えた人間がもしいたと仮定したなら、このような問題は片づくはずです。

 函館にどれほど関係あるのかよくわからない竜馬記念館、札幌のNPOが関与しているようですが、全国から億のお金を簡単に寄付で集めたようだなどとも聞いています。今度は奉加帳らしきものまで函館の中で回し、十字街のかつての老舗の跡に銅像まで寄付金で建てようとしている現実。竜馬と函館がどんな関係があるのか皆目わからないが、よそからきた人間か団体が函館で簡単に寄付を集めることができるならば、もっと函館の発展に尽くした相馬邸を他人顔で傍観することはないのでないかとも思う。

 朽ち果ててきた遺産を多くの市民が心配しているのであり、例えば公開した「旧相馬邸」にしても「守ろう」との一声で大勢の人たちが協賛してくれるのでないだろうか。

 旧相馬邸に限ったことではないが、全市的な最重要課題として取り上げなければいけないと思うのです。観光都市として生き残りを本当に真剣に考えるならば、そこまで徹底しなければだめでしよう。
 今の情けない函館市長、何か白けて無気力気味に見えなくもない市民の気持ち。一体どうなってるんでしようか。

(22.11.7)





先の函館開港150周年記念事業について45歳の主婦からの投書
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開港150周年記念事業に対して
45歳の主婦から匿名で
「報道関係者各位様」として次のような投書がメールで本サイトに8月19日ありました。
「確実に函館や道民のみなさんに知ってほしいと思います」などとしています。

 以下、全文―。

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 開港150周年を祝う行事が多々開催されましたが、
市の体質の大きな問題が浮き彫りになりました。

 開催する側の市が中心になって割振りする仕事や企画自体を
各団体に委ね、各団体同士の全体の調整会議も開催せず、
開催直前になって制限が会場担当レベルで同じ事を各担当が何人も指導にくる。

 報道関係や広報対応も全くフォローなし。
 市民主体のイベントとしては本当に冷たい対応のように感じられました。

 更に行事を行うために多額の出資を行っている団体もあると聞きました。市をあげての行事に
市民団体に出資させるというのは問題があるのではないでしょうか??
 バックアップ全くなし。外側(お金の割に簡素)ハード面にお金をかけ、内容は市民が作るという政策にもかなりの
問題があった思います。

 しかも市民が積極的に開港を祝うという行動に対して不必要な制限をかけ、その割に自分達が主体となって
一生懸命に開港を祝おうという姿勢は市長を筆頭に全く見受けられませんでした。
何を勘違いしてるのか『やらせてやってる』と思っているらしいですよ。
 間違えないでほしいですね。

 またあのチャチな会場に、どうして多額の費用が消えたのか全く理解できません。
 当初からある程度予想は出来たことでしょうけど、ここまで酷いとは思いませんでした。
 開港150周年…心から祝ったのは函館市民の中で何人いたことか……
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(21.8.20)




 2月26日夕刻、送られてきた「天の声」からの書面です。
 全文そのままを写真取りしたものです。
 現在発売中の雑誌NEW現代函館09春季号の「西尾市政が誕生してまる2年・任期折り返し」
「函館 失われた2年、そして失われる2年!西尾(市長)では函館はよくならない!」の中でも
紹介しています。
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  西尾市長に関する 天の声」
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年明け早々の1月2日に本サイトに送られてきたメールです。
函館市福祉部の「いい加減さ」を指摘しています。
要請から要調査と考えています。

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函館市福祉部
何をやっているものか!いい加減な行政、仕事ぶりの一端を示し、
仕事らしい仕事をしていない証拠

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以下、全文
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担当部局 福祉部 亀田福祉事務所

ジャンル 障害者自立支援法

内  容 ・本来であれば、知的障害者と精神障害者しか入所できないケアホームに、市役所のミスで
     身体障害者も入所させている。
     ・市役所はミスを認め、対象者に退所するよう通告。
     ・退所させた場合、国や道からの補助金にも返還が生じるため、水面下で交渉している。
     ・対象施設は、七飯町の「道南福祉ネット」。

※ 詳細は書ききれませんが、こんな事が許されていいと思いますか?また、社会福祉協議会の「H課
 長」の父親は、札幌の耳鼻咽喉科の診断書で 不正に手帳を取得し、「H課長」もその恩恵を受けて
 います。
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(21.1.13)




「普通の市職員より」として「函館市職員」より本誌に対して
郵送されてきた1枚の内部告発である。
 ここに紹介する。

※これまで他にも幾多の内部告発がメールなど含めて送られてきており、
調査、検討を進めています。
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(20.9.24)






「ある地方都市の政変  役所 広三

 下記の内部告発的な投書は3月中旬、函館市議会開会期間中に、議会各派など幾つかの所に郵送で送られてきたものである。
 400字詰め原稿用紙23枚半、200字詰め毎にしてページナンバー47ページに及んでおり、全文をそのまま掲載します。

(20.4.9)


                ある地方都市の政変
                                   役所 広三

 それは突然の事で我々一般の職員にとってまさに寝耳に水、しかもあり得ざる話だった。
市役所ナンバーツーの助役が退任するというのだ。これまでの助役は、我々一般職の中か
ら市長が選んできたものだ。だから、助役は市民から選挙で選ばれる市長と違い、
市役所職員の中という狭い範囲の中から選ばれる、謂わば我々も努力すれば成れるかもし
れない一般職の目標の職なのだ。議会の議決を得て就任する4年任期であり、それを途中
退職することは、よほどの事情がなければあり得ないのだ。そしてその退任にあたってこ
れまた驚いたことに、我々職員に庁内放送と公文書を使って挨拶摺ると言う。
 これまでは、職責を全うできなかった助役が途中退任する例があったが、こういった場合、
公の施設を使っての挨拶などという権利はないはずなのに、と戸惑いを含んだ驚きを感じ
たのだ。

 しかし、助役の挨拶内容を庁内放送と自らがしたためた公文書で知ったが、その驚きは
さら驚愕へと変化した。

 

 庁内放送から聞こえるその声は暗く沈んでいた。文書のトーンも暗い。
 任期を3ケ月残しその年の大晦日で職を辞すこと。
 その理由は一つにはブラック・ジャーナリズムから違法な福祉施設の市街化調整区域の
設置等をめぐって友人、知人、身内からも心配されるほどのすさまじい桐喝をうけている
こと。二つにはそのブラック・ジャーナリズムが何故か市長、議会首脳、経済界首脳をい
つもベタ誉めしていること、からこれらの人が手を結んでいるであろうこと、特に市長に
対してブラック・ジャーナリズムと一線を画するよう要請したが無念にも実をあげられな
かったこと。さらに我々、職員には公に徹し市民に感謝される職員であって欲しいこと。
自らは外に出て悪党と徹底的に闘うこと。を述べていた。
そしてそのことばの裏には、己は正当であるにもかかわらず、市長の支持が得れないから
退職するんだ、しかし非常に無念だ。と切々と訴えているようだった。

 我夕職員はそれを聞いて、この市役所の中に市長を中心に何か得体の知れない大きな不
正が起きていて、じやまな助役の解任をも画策しなければならないほどの大事件を想像し
たものだった。
それは助役退任の10日ほど前の出来事であった。

 しかしその後あまり音沙汰なく推移し事件の詳細な内容を知り得なかったが、聞こえて
くるのは、市長が、想像するような不正をするような人物なのか、その割には司法が動く
などといった目だった動きがないなど、我々職員はあまり動揺することなく職務に邁進出
来ていたと思う。

 しかし、統一地方選を目の前にした翌年、何事もなかったようなおだやかな正月を迎え
たのも束の間、その月の末になって我々にもその事件の全貌が見えてきた。

 これまでは、前助役が悪者に対し孤軍奮闘する中で精神的ダメージを被ったことから退
職するのかと思っていたが、市長が自ら不正を犯したからなんだと発表したことで、こん
どは「驚愕」から「呆れ果て」に一大変化を遂げたのである。

 それは前助役が突然前助役名で記者会見を開き、事件の全貌を公文書を持って暴き立て
たからなのだ。
 日く、
 辞任に至った当時、私が言っていた理由
 一、福祉の利権巡って脅迫、誹誘中傷を続けている電子新聞と手を切るよう市長に再三
   具申したが実現出来なかったこと。またその周辺には議会首脳、経済界首脳がいる
   こと。
 二、この新聞が庁内で売り捌かれているなど、この人たちに逆らってはならないという
   恐怖心が人心を荒廃させてきていること。
   こういう市役所になってきていることについて事務方のトップとして責任を明確し
  警鐘を鳴らしたいとして辞任をしたこと。
   さらに前助役の言葉は続く。
   市長にはこうした状況を反省し正していただきたかったが、聞く所によれば通例の
  記者会見や庁内の部長会議室で
  ・電子新聞は地域に定着したミニコミ誌でありこれからも付き合っていくこと。
  ・福祉問題については助役に対し強い要請があったようだとまるで他人事
  ・私が市役所を去った後に、当時の助役は市長の公約に反対、となり町の選挙戦に
 勝手に異を唱えるなど謂わば助役の立場を逸脱していたなど誹誘し、まるで電子新聞の
私を追い出すための中傷記事と内容も表現も殆ど同じ
 しかもその後の彼ら(市長、電子新聞主幹)はいずれも脅迫的なものはなかっ
た、との説明であり、私を辞任に追い込むほどのことではなかったような話である。それ
では芥川龍之介の「薮の中」に消え去ってしまうばかりなので経過をを話させて欲しい、
と長い前置きの後事件の全貌を話し始めた。
 それはやはり福祉施設の許可問題で昨年の2月10日、(助役も入って)市長と協議の上
H社については既に許可出来ないと結論を出したこと。

 その後H社は助役や福祉部へ誹誘中傷を繰り返したこと、同時に電子新聞主幹は市長、
議会首脳へも脅迫しているらしい事。その最中7月20日市長室に福祉部長、次長が呼ば
れ議会首脳同席のもと(私は入っていない)市長から(改めて許可するよう)強く再検討
の指示があったとの事についてその夜、助役(私の)宅へ報告に来た事。
このことは重大局面であることから問題点を整理して改めて市長と協議すべき事。また、
市長室での会議については、許可した場合、許可しなかった場合それぞれ責任の所在を明
らかにしておく必要があるので明確な記録を残しておくよう助役として指示したこと。が
明らかとなった。
 っまり、助役辞任の引き金になったのはこれまでは、漠然とした桐喝、誹誘中傷がひど
いことと思っていたが、やはり不正を伴う大事件が背景にあったのだ、それを暴露するた
めの記者発表だったのだ。それは
 市街化調整区域への福祉施設の設置に市長から議会首脳が同席した中で強く再検討の指
示があったこと。一方でこのことは後日の証拠のあめ文書整理の指示をしたこと。
(文書は在職中の助役の指示で作られたものであるから公文書である)
 この結果、いろいろあったが、しかし、市長はこれまで通りの不許可で了解したこと。
このいろいろについて、前助役の記者発表では市長はいかにも(利権にからみ)危うい人
物で一時は天の声を発し、後で取り消したのだと。議会首脳に至っては相当利権を求め暗
躍しているといった印象で述べられており、それを聞いた我々職員は公平・公正であるべ
き行政のトップがそんな不正まがいの汚濁の中にいるんだとその時は呆れ果てた思いを持
ったものだ。

 さらに言葉は続き、
その後の期間に辞任に至った他の経過も述べていた。日く、
経済界首脳が登場し新聞主幹とH社問題を整理(解決)したとのこと。条件として担当職
員の更迭があるらしいこと。私こと助役の退任に当たって既に次の職が用意されているら
しいこと。市長が職員にこの電子新聞をそろそろ100冊ほど買って貰う時期だとその指
示をしたらしいこと。当該新聞が12月1日に発刊され、それには私の退任の時期とその
後任の名が掲載され(市長が直接、ジャーナルに意中の後任者名を明かしたに他ならない)
ていたが、事ここに至って任期満了前に辞任する意思を固めたこと。さらに在任中の助役
のありようとして水族館建設、となり町の町長選につき、己なりの正しい判断をしたので
はないかとその理由を披漉し記者発表は終了したようだった。
 市の職員である私はここまでの過程で前助役に対して、身内からも心配されるような強
烈な脅しがあった等、驚愕の一語以外のなにものでもない訳で、同時に卑劣なブラック・ジ
ャーナル主幹め、さらには議会首脳めさらに不正を企図した市長めと義憤に駆られたもの
であった。

 19年の3月になって、この間題が市議会で大きく取り上げられた。今思えば、ある意
味ではこの問題に対して前市長が公式に述べた最初で最後の機会であったと思う。
 H社問題に様々の質問があったがその中で決定的な問があった。
 議員「7月20日の会議の内容を記した内部文書であるとしてM新聞が発表した文書で
は市長の発言としてH社が有料老人ホームを建設できるように、道に提出した意見書を差
し替えろと指示したとあるがそう言ったのか。」
 市長「有料老人ホーム設置の市街化調整区域での建設計画にかかわって、私と福祉部長、
次長との打ち合わせの際に次長が備忘録程度に書き留めたメモについて、前助役が記者会
見で発言した内容が一部報道機関において十分な取材や調査のないまま報じられているこ
とによって、私の発言に疑念を持たれている市民の皆様もおられると存じますので、経過
も含めてお答えをさせていただきたいと存じます。」と放映されているテレビに映るその
姿は 長い前言の後噛みしめるように
「18年7月20日、議会首脳が福祉施設の建設計画で事業者の間で混乱しているが福祉
部の対応は大丈夫なのか、そういった趣旨で心配をし私の部屋に来訪されたものでありま
す。つまりここで市長は、この議会幹部の斡旋介在した施設が設置許可され、H社等が許
可されていない状況は客観的基準に合致るが故でH社が糾弾するなにものもないんだ、そ
のことを福祉部で確実に対応できるのかと心配して議会幹部が来訪したといっている訳だ。

 そして続けて市長は
「当時、この件に関して前助役と事業者の間で混乱が生じており、また前助役からは調整
区域であり設置はだめであると聞いておりましたが、一方では開発審査会にかける方法が
在るとも聞いておりましたで部長、次長を呼びいくつか確認したものであります。私から、
調整区域でも市街地に近いところは開発審査会にかける方法があると聞いたがどうかと尋
ねたところ、福祉部長から、この件を許可すれば調整区域全体で(いままで不許可とした
ものを含め申請する事業者すべてに)許可しなければならないことになるので、許可する
事は無理である。と説明を受けたのであります。
さらに、もう、その意見書を道に提出しているのでだめであるとも説明がありましたので、
それは、直接的な理由にはならないであろう。
その件がいいのか、悪いのか、まず決めるのが先で、その結果、仮にいいのであれば、道
に提出した書類を差し替えればいい話であろうと私から発言したと記憶いたしております。
その後、何回かやりとりがございまして、福祉部長の説明に納得がいきましたので、その
見解について理解をしめしたものでございます。しかし念のため過去に調整区域で認めた
例がないか尋ねたところ、調べなければならないということであったので数日後の回答で
認めた事例はないとのことで分かったと了解をしたものでございます。」

 私は福祉部長の説明に理があり、この件は認められないとの判断をしたものであり再検
討を指示したという事実は全くございません。なお、今思えば庁内の打ち合わせでありま
したことから、議会首脳退席の上で行うべきであったと考えております。
 皆様ご承知の通り、私は市政の運営に関しては、公平・公正を旨としており、この件の
判断にあたりましても同様の対応をしたところでありますので、ご理解をいただきたいと
存じます。」

 さらに議会での市長に続く福祉部長の発言で
「結論から申し上げますと、市長からは、道に提出した意見書を差し替えるようにとの指
示はなかったものであります。」


 議長立会いの上、軽率に庁内の会議を開いた形の市長はしかし、明確に「差し替えろと
は言っていない。」福祉部長も「市長の指示はなかった。」と言って一件落着と思いきや、
直ぐに統一地方選に突入し、退職後暫くは、立候補はあり得ないとしていた前助役が唐突
に市長選へ立候補した。

 この選挙では前助役陣営は市民に対して徹底した市長陣営犯罪者、
悪人論、日本人の好きな勧善懲悪物語としたキャンペーンで終始。日く、
水戸黄門諸国漫遊函館バージョン、市長は悪代官、悪徳商人は商工会議所首脳、
地回りのやくざは議会首脳、それとつるんだ瓦版屋はブラックジャーナル誌と
おもしろおかしく脚色。

 新しい試みとされるインターネットのブログの利用、このことで今までにない大衆化、
プロパガンダ効果をもたらした。さらには、背水の陣を敷いた術策はこればかりでなく、
実弾作戦のうわさや業界訪問には自らが忌み嫌っている越後屋会負けの袖の下、これも
うわさ。(言ってることとやってることがちがいすぎる)
(他にうわさの種はあるがここではひどすぎるので割愛する、いずれにしても相当金はあ
ったようだ)
 こうした結果、下馬評を覆し前助役が当選した。

 初登庁後、「選挙は戦い、戦略の問題、終わったら一連の事件、経過を忘れて新たな
気持ちで全市あげて市政にとりくもう。」と当選後の庁内放送でおしやつていたが、
振り返ってよく考えてみれば、何の罪もない商工会議所幹部とは当然ながら未だ
仲違い状態。
 悪代官と言われた前市長はことさらクリーンな選挙を心がけ相手陣営を誹誘すること
なく終始、敗退。

 前市長は、自ら選任した助役、謂わば最も信頼した部下に犯罪者呼ばわりされ悪代官と
も擬せられ果ては落選してしまったのだ。

 一年近く経過した現在、いまだそのショック状態から抜け出せず、たまの外出には目深に
被った帽子マスクで人目をはばかる萎縮ぶりといううわさ。何も罪を犯していないのに全
くお気の毒である。

 しかし、今、冷静になって改めて振り返れば、人はこれほどまでに恩を忘れて裏切った
り出来るものなのか。

 7月20日の議会首脳が入っていたこの老人福祉問題では前議長から、もはや当事者能
力がないと思われたのか、責任者であった助役が呼ばれずに、福祉部長と次長が市長室で
対応したものだということだが、ひょっとしたら信頼がなくなってきていることを薄々感
じていて、このあたりで、考えに考えた起死回生のトラップをしかけたのではないか。そ
の後の福祉部長さんの発言の変化を考えればそうとしか思えない。もう一つは一般的に市
長は当然のことながら全てのことを知っているわけではない。また日頃の前市長の人とな
りを聞いている限りワンマンとは誰も思っていなかったようだ。従って、7月20日は相
談と言った場であったはずだ。天の声を発する、発しないではなく、事情を把握してる部
長、次長に相談してるはずのものだ。公務員なら普通はそうしてる。
それを天の声というなら、市長の職は聖徳太子でなければ務まらない。(知識がなければ天
の声を出せるほど判断ができるわけがない)さらに、助役の役割としてその会議の内容に
疑義があるとすれば、翌日にでも市長に乱すこともできるはずであり、札しもせずそのこ
とをしないことこそ問題であるし、そういう職務を怠っておりながら後日公文書を持ち出
し重大事件化するなどは卑怯であり卑劣であり公明さに全くかけている所業だ。

 ましてや、前市長には天の声を発してもなんら自己に利がない。当時、利があるのは選
挙を意識下に置いていただろう水戸黄門たらんとした現市長のみだ。
 重ねて言うが前市長はむしろ前助役の至らぬ職務処理能力を庇おうとして直接対処しよう
としたフシもある7月20日の件で逆に、罠に験って寝首をかかれただけなのだ。
 新市長は、たまたま手元にあった、今から2年前の2006年春期号のブラック・ジャ
ーナル誌には「昨年春あたりから、ストレス・飲み過ぎなどが原因で一時重度の糖尿病に
かかるなどし、また日頃からん軽率な発言、仕事ぶり、人間関係のまずさから主要部長に
そっぽを向かれるなどして求心力を失い・・・。」 などとんでもない誹誘中傷を受けてい
たが、(庁内では実際そう言われていたようだが)いまではその新しい市長を中心に部課長
は動いており、かつてそんな状態にあった方とは思えない。私の部長などは主要な一人だ
ったはずの人だがさらに上を目指し張り切っているのが目に見えて、いささか滑稽でさえ
ある。

 最近、新市長が特別職である理事の設置を議会に提案したところ、唐突であることに対
し相当反対の声があったようだがこれも無事おさまったようだ。これもうわさでは組合が
議会の支持者政党に理事設置に賛成するよう頼みに行ったとか。
決を採るとき組合出身の議員が議場を退席したのがテレビに写っていたが、そのわざとら
しさが逆に馬脚を現したかっこうだ。本来この政党は、組合が反対するのであれば賛成す
るはずがない。
 新市長も組合も個人的な利をもとめた結果、唐突な議会提案となったんだろう。(いづ
れわ
かる。)
 しかも、他の志を異にする議員もこういう事実を知らぬのか、大賛成で張り切ったとか。
本来反対するであろう議会政党や組合まで張り切ってしまえば行財政で窮地に陥った時、
市民も地域も一般職の我々もいったいどうすればいいんだと思っています。

 その後、新聞報道では、その理事職に出世した人や企業会計のポスト等の幾つかは後任は
任命せず、空席にするとのこと。それでは今後の幹部職員育成の観点からも問題であり、
理事を置かない事のほうがむしろ正しく、今回の件は、この市長特有と言われている例の、
場当たり的で且つ、動機も不純であることを隠蔽しようとしているのが見え見えである。

 また、議会の特別委員会が設置され、最近福祉部長の発言内容を新聞で読んだ。7月2
0日の議長同席の市長室での打ち合わせについて「この日に限れば、前市長は明確な命令
形ではないが、私には指示とも投げかけとも取れる表現だろた。そばにいた当時の次長は
支持と受け止めたようだった」 とあった。君子豹変するではないが、ここにも新市長の
もとで張り切っている素晴らしい部長がいるのだ。
 とまれ、市役所内部が張り切って、これにて一件落着。
とこれで諸国漫遊に全員笑顔で再び出発できる。めでたしめでたし。

 しかし、これで良いのか、函館市。
 ここまでのストーリーはなにかおかしくないか。
7月20日が薮の中で、その本当のやりとりを録音していないので聞く事はできないよう
だが、結果として老人ホームの設置を許可していない訳であり前助役は前市長の「白」を
限りなく「黒」にするという「欣め手」で利用したが、あまりにコケにしすぎではないか。
 当時の市長から指示されず、主要部長からそっぽを向かれた前助役の起死回生の策、すさ
まじいまでの孫子も驚く権謀術数、遠謀深慮であったとしたら。いやそうに違いない。ひ
ょっとするとヒットラーのプロパガンダにも等しい。

 ある意味で長い期間をかけた選挙違反のはなはだしいものだったのではないか。しかし結
果としてそうならず知略による戦略のすばらしさ故のものとなったのだ。

 ま、一年余り、いやもっとか、これほど世間を騒がせた市街化調整区域での老人ホーム
設置問題、どうやら終演のようである。行政手続き条例違反ではないとのこと、しかし、
これほど騒がせた件に、もし行政手続き条例にもとづく「同一の行政目的で一定の条件に
該当する複数の者に行政指導をしようとするときは、あらかじめ、事案に応じ、それらの
行政指導の共通の内容となるべき事項を定め、かつ、これを原則として、公表しなければ
ならない」。
に基づいて 例えば
・福祉計画の設置数を超えてはいけない
・市街化調整区域の設置は認めない
等の法、条例などに明確となってはいないが自治体独自の施設設置の方針などが別にある
場合は、それが予め定められて公表などされていなければならないもので、そしてこの条
例はまた、今回のようなトラブルの防止を期待し設けられているのであり、一件だけだか
ら方針を作らなくても良い、等と言ったようなことでなく何時複数の照会があるか分から
ない訳で、今回の件は明らかに条例違反だ。

 にもかかわらず、違反ではない。としての幕引きは異常である。不法が権力によってまか
り通ってしまったこのまちは今後に大きな禍根を残すことになった。
 現市長を守るために(権力に迎合する輩に暗に強いられ)心ならずもそうせざるを得なか
った心ある大勢の職員は今、泣いている。

 市職員として改めてこの事件を最初から振り返ってみて、絶対に何かおかしい。
 現市長が助役の時にきちんと本来の職務を全うし、さらには行政手続き条例に基づく処
理を正しく行っていればこんなことならなかった訳で、繰り返すが助役の罪を前市長にな
すりつけていたのだ。

 まあ、いまさらなにを言ってもどうしようもないが少なくとも前市長の名誉は取り戻さ
なければ、そして現市長の行動は今後なお注視していかなければならないと思うが如何せ
ん一職員の身ではつらい。いずれクーデターでも(他にも幾つかあるようだ)と思って今
同士を募っているがその意志を何処まで持てるかは分からん。自分も利に従うことになる
かも知れん。

 しかし、こんな卑劣で不公平なトップの下で働くのはつらい、いつまでそうなることやら。

 しかも、市長の周りには、よくも権力に群がり、張り切る輩がこうも多いのか。
 市役所が真に公平・公正・中立であるよう市議会議員、経済界首脳、市職員の懸命なご
判断と御助力を望むものであります。
                               終わり。
卑劣な匿名で対処せざるを得ないことをお詫びいたします。