函館電子新聞
ニュースファイル/北海道新幹線関連ニュースファイル1

明日・25日朝から東京で、市と市議会合同の来年度政府予算要望
〜井上市長と福島議長をトップに、高野商工会議所会頭も加わり、総勢25名〜
道新幹線来年度着工問題が最大のヤマ場で、
来月は12月議会を暫時休会にしても上京・陳情活動展開へ

 来月の平成17年度政府予算案編成に向けて函館市と函館市議会による合同要望が25日朝から終日、東京で行われる。トップの井上博司市長と福島恭二議長、それぞれの担当関係幹部に加えて、今回は北海道新幹線の来年度着工問題が大詰めの最大のヤマ場に入っていることから函館商工会議所の高野洋蔵会頭(道新幹線建設期成会会長)も合流し、総勢25名の陳情団となっている。

 道新幹線の建設促進・来年度着工を最大の要望とし、道縦貫自動車道はじめ、函館・江差の高規格道路、函館新外環状道路、国道整備、道路特定財源の確保等、函館空港の整備及び騒音対策、重要港湾函館港の整備、合併特例事業の推進、北大大学院水産科学研究科・水産学部の研究棟2号棟の建設などを要望する。

 これらに関係する国土交通省にまず出向き、北側大臣はじめ、副大臣、政務官、事務次官、技監、審議官、大臣官房長、そして北海道局、港湾局、航空局、鉄道局、道路局を回って陳情。
 総務省においても大臣、副大臣、政務官らの幹部と自治行政局、文部科学省で文教施設企画部に要望する。

 地元選出の金田誠一衆院議員、道選挙区選出の橋本聖子参院議員(自民党道連会長)、新幹線関係国会議員のところにも行って来年度着工を改めて強くお願いすることにしている。

 要望団のメンバーは、函館市から井上市長はじめ、工藤寿樹企画部長、近江茂樹企画部参事1級、若松勝忠土木部長、里見滋港湾空港部長、そして高野函館商工会議所会頭が加わる。
 市議会からは福島議長はじめ、久保幸一委員長、阿部善一副委員長らの新幹線特別委員会のメンバー8名と中林重雄議会事務局長。
 事務方として古川雅章会議所専務理事、阿部喜久雄函館市東京事務所長ら9名が同行する。

 道新幹線問題は文字通りのヤマ場を迎え、早ければ来月上旬にも来年度の着工が政府決定するのではないかとの観測も出ており、この動向、情勢に合わせて、今回の政府予算要望に次いで来月上旬も上京し、陳情を行うことも検討している。
 12月6日からは市議会定例会12月議会が予定されているが、場合によっては暫時休会の形を取っても新幹線陳情を繰り広げる強い意向で来年度着工を勝ち取る方針にある。

(16.11.24)


道新幹線<新青森ー新函館>開業後、30年間の
平均利用は1日約6,500人で、年平均45億円の増益効果
〜政府・与党のワーキンググループ(WG)試算を了承〜
着工の政府決定へ向けて、いよいよ持って残す詰めは財源問題だけ!


 北海道新幹線<新青森―新函館>など整備新幹線3線の建設を協議する政府・与党のワーキンググループ(WG)の第2回会合が11日開かれ、新青森ー新函館間について需要予想は開業後30年間の平均で1日平均約6、500人が利用し、並行在来線の経営分離による赤字圧縮も計算してJR北海道に年平均45億円の収支改善効果(増益効果)が見込めるとの国土交通省試算が示され、了承した。

 この増益効果は新幹線着工基準を上回るもので、いよいよ持って政府の着工決定に向けての焦点は財源問題だけとなった。

 なお、北陸新幹線では80億円の増益効果が見込まれ、道新幹線なども含めてJR東日本の恩恵は年間610億円の収支改善効果が見込めるとの試算も示されたが、JR東日本は建設費を負担する義務はないとの態度を変えていない。

 道新幹線の開業で新函館ー東京は約4時間で結ぶとしている。

(11.12)



道新幹線の来年度着工確定への予算計上の陳情
いよいよ伸るか反るかで臨戦体制に
11日に渡島総合開発期成会、25日に市と市議会合同、そして12月にと矢継ぎ早に!


 年末の予算編成、とりわけ大詰めの北海道新幹線の来年度着工を予算計上という形で確定させるため函館市の井上博司市長、道南の設促進期成会会長の高野洋蔵函館商工会議所会頭、函館市議会の福島恭二議長、さらには道南沿線町の首長、各団体などが11日に上京し、中央陳情を繰り広げる。

 道新幹線問題は伸るか反るか本当の最後の勝負どころに突入する段となっており、今月25日、そして無論12月にも矢継ぎ早の陳情を行うこととし、道段階でも高橋はるみ知事を先頭に道庁、道議会、道新幹線建設促進期成会の道経連首脳陣らが実現を強く働きかける。

 11日の陳情は渡島管内の市町村長らでつくる渡島総合開発期成会で、これに高野会頭、福島議長が加わり、来年度予算の要望を行い、この中で特に新幹線着工陳情を最重点として新幹線国会議員、自民本部、関係省庁を回る。

 第1班から第2、第3班とわけ、第1班では井上市長が班長となり、福島議長、木古内町長、大野町長、七飯町長、そして高野会頭が加わって自民党新幹線問題の責任者である小里貞利委員長、公明党の神崎武法代表、道選出の中川義雄参院議員、青森選出の津島雄二衆院議員らを訪問し要請するのをはじめ、国土交通省に北側一雄大臣、大臣官房、技監、鉄道局などにで向いて予算化をお願いする。

 第2班は海老沢上磯町長、第3班は湊森町長が各班長となり、国土交通省や財務省、日本道路公団などに出向き、自民党本部には第1、第2、第3班の全部が集結し、合同要望する。
 武部勤幹事長はじめ、小里委員長と共に与党の新幹線問題のトップとしてすっかり有名な久間章生総務会長、そして与謝野肇政調会長の三役に陳情することにしている。

 今月中には市議会の臨時会、12月には定例会があるが、井上市長、福島議長は開会中でもあっても議会の了承を得て時間を割き、陳情に加わる意向で、高野会頭を含めて首脳陣はまさしく臨戦体制の新幹線の来年度着工要請活動となる。

 11日に次ぐ25日の陳情は市と市議会合同で、道南期成会として高野会頭も加わる。

(11.9)



高橋知事、青函トンネルを視察し、着工実現に改めて強い意志アピール!
〜井上市長、福島議長、高野会頭、そして沿線関係町長らも吉岡海底駅で合流し同行〜
青森県知事とも会談し、従来通り連携することを確認
青森県側の建設費負担問題について
「着工が決まれば、青森側とか北海道側とか分けることなく、前から負担は決まっていること」との認識示す

 高橋はるみ道知事は15日午前、青森県に三村申吾知事を訪ね、北海道新幹線<新青森ー新函館>の来年度(2005年度)着工について改めて協力を要請し、「今後とも今まで通りに一緒にやって行きましよう」(高橋知事)ということで、着工実現の正念場となる12月の政府予算編成に向けて双方が連携して行くことを確認した。そして、午後からは知事就任後、初めて青函トンネルを視察して着工への強い意志を今一度アピール、吉岡海底駅で記者会見し、道新幹線着工に絡んで青森県側に生じる建設費の地元費用負担(3分の1のうちの約7百億円とみられる)に対しては今回の会談では触れられなかったものの、この問題について「着工が決まれば、青森側とか北海道側とか分けることなく、前から負担は決まっていることである」(同知事)との見解を明らかにし、一緒に協力してやって行くということで解決できる問題との認識を示した。

 高橋知事にとってトンネル視察は今回を含めて2回目といい、この視察には函館市の井上博司市長、福島恭二市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭はじめ、大森伊佐緒木古内町長、吉田幸二大野町長、水嶋清七飯町長、上磯町からは助役らが吉岡海底駅で合流する形で同行し、また、JR北海道の坂本真一会長、前田晃渡島支庁長らもかけつけ、トンネルを管理する鉄道・運輸機構関係者から説明を受けた。

 知事は会見で「(視察して)このトンネルを作った先陣の思いを改めて痛感した。是非、この力、思いも持って青函トンネルを活用し、道新幹線を実現させたい。年末に向けて正念場となっており、気を引き締めてやって行く。青森の知事さんとは財政が厳しいが、これまで一緒にやってきたのであるし、共同して経済圏をつくって行くということから一緒にやって行きましようということを話した」と語った。

 また、「従来から青函同時開業ということを要望してきたわけで、このことは今後もお願いして行く」と基本的に青函同時開業の要望は変わらないとし、
「予算配分のこともあり、青森県側としてはまずは新青森までということで終着駅効果ということを考えているのだと思う。地元財政負担については(道新幹線の)着工が決まれば、青森側とか北海道側という分け隔てなく、自ずと決まっていることで、(まずは着工を)やるやらないの問題であって、どこから着工を始めるかということにも係わってくる」と述べた。
 
(10.15) 



新函館までの北海道新幹線など3線同時着工の本決まりは
年末ギリギリまで調整が難航すること必至!
〜今月末締め切りの概算要求では予算規模を明示しない「事項要求」に止まる〜


 今年6月に自民党の整備新幹線建設促進特別委員会(小里貞利委員長)、そして与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(座長・久間章生自民党幹事長代理)が相次いで、北海道新幹線の新青森ー新函館など3区間(ほか2線は北陸新幹線・富山ー松任間、九州新幹線・武雄温泉ー諫早間)の2005年度同時着工を正式に決めたことから、来年度着工が確実視されているが、肝心要の財源問題が確定していないため、今月末で締め切る来年度政府予算の概算要求で国土交通省は、道新幹線など未着工3線の建設に関し項目のみで予算規模を明示しない「事項要求」に止まり、財務省が3線の新規着工に難色を示していることもあって前途まだ予断を許さない様相にもなっている。

 当初6月末までにはという段取りにあった政府と与党間の着工合意が年末の予算編成までずれ込み、加えて概算要求でも金額表示のない「事項要求」になったことで、年末ギリギリまで調整が難航すること必至という見方が強く、「本当に着工なるのか」この先まだまだやきもきが続きそうだ。

 6月に与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチームが3線同時着工を決めた段階では8月の国交省の概算要求で金額付きの予算要求が確実視されていたが、参院選後、財源問題が詰められることなく推移し、ついには項目だけの着工要求になってしまった。

 すでに言われているように、新規着工3線の工事費は新青森ー新函館の約5千億円など合わせて1兆2千億円前後。すでに着工中にある工事区間の残事業費は約1兆6千億円とされ、2005年度以降に必要な予算は約2兆8千億円となる。

 で、新函館までの道新幹線など未着工3線をどういった財源で建設するかというと、自民党など与党案はJRから得る将来の譲渡収入を担保に借金して工事をやろうというもの。この案で前倒しできる財源は約3千3百億円で、残りは2013年度以降の国の公共事業予算や地元負担分を当て込むという案になっている。

 これに対して、財務省が借金までして新規着工し、工事区間を増やすことはないと強く反発している。譲渡収入を担保にすれば数百億円の金利負担も生ずるなどとも言って難色を示している様子にある。

 これらから国交省としてもどうにもならず新幹線関連の概算要求では、現在建設中の東北新幹線の八戸ー新青森など3線に関して本年度当初比12%増の771億円だけとなり、道新幹線など3線については金額なしの「事項要求」になったという具合だ。

 新幹線はとにもかくにも「政治新幹線」で今日まできており、年末の予算編成の土壇場でどう政治決着が図られるかになってこよう。
 自民党、そして自公の与党が先の参院選に照準を合わせ選挙本番突入を前に「来年度着工」を決めた道新幹線問題であり、よもやこれを反故にすることはないだろうと思われるが、さてー。

(8.28)




「早期開業には財源確保と工事費の圧縮という問題もあり、
それには与野党問わず、超党派の取り組みが必要」
北の大地に新幹線を!と金田誠一民主党衆院議員が新幹線問題道南報告会


 道8区選出の金田誠一民主党衆院議員がリーダーシップを取る形で『民主党「整備新幹線」を推進する議員の会』(代表・羽田孜元首相=衆院議員長野3区、参加国会議員・54名)が結成されたのに伴い、同推進する議員の会の事務局長を務める金田衆院議員の北海道新幹線建設問題に関する報告会が、5日午後1時から約3百人が出席して道新幹線・新函館駅が計画されている大野町の中央公民館で開かれた。

 報告会には来賓として地元の吉田幸二大野町長はじめ、JR北海道の菅原重光函館支社長、函館市や七飯町、戸井町、恵山町等々の近隣、渡島の市町村関係者、また、岡田俊之(渡島選出)、平出陽子(函館市選出)、斉藤博(同)の各道議、板倉一幸、阿部善一、石井満ら函館市議の民主党関係者多数がかけつけた。

 来賓あいさつとして吉田大野町長が「先に自民党が来年度の(北海道新幹線など3線の)着工を決めてくれたが、この新幹線の建設は党派を超えて取り組んでほしいもので、年末の予算編成に向けて出てくる予算額にも光が見えてくるものと思っている」と語るとともに、JR北海道の菅原函館支社長も「まだまだクリアしなければならない問題がり、今年、これからの全体の動きにもかかっている」などと述べた。

 これより先、冒頭には岡田同党道南総支部副代表の主催者あいさつもあったほか、道議会で超党派の道新幹線建設促進の幹事長を担う斉藤同副代表、さらには函館市議会の新幹線対策特別委の副委員長である阿部善一民主・市民ネット副幹事長からも議会報告が行われた。

 これらの後、同党の推進する議員の会の事務局長である金田衆院議員(同党道南総支部代表)が国政報告としてこの3日に、自民党の整備新幹線建設促進特別委が3線同時着工を決定した整備新幹線について、これまでの経緯と現状、政府・与党の取扱い、工事費、財源問題、等々にわたって配布した資料をもとに詳しく説明した。

 そしてこの中で、
「民主党が(推進する議員の会を)つくったことは与党側にも大きなインパクトとなって、今回の自民党の着工決定に結びついている。この新幹線建設問題は何党も彼党ということもなく、超党派で取り組む国家的な課題であって、経済波及効果の高い公共事業として道新幹線をはじめとする整備新幹線の建設に全力を上げて推進したい」
 とし、また、
「自民党は決定したが、政府・財務省はまだいいとも何とも言っていなく、財源確保と工事費を極力圧縮することで早期に開業させるという問題が横たわっている。この点からして、国を上げてのプロジェクトということで単に与党だけでなく、与野党上げて国会として声を上げて行くことが必要。党派を超えた地域の重要課題であり、これからが正念場と考えている」
 などと語った。

 質疑応答もあり、最後に平出同党道南総支部副代表によって決意表明が行われた。

(6.5)



自民党整備新幹線建設促進特別委員会が
北海道新幹線<新青森ー新函館間>など
来年度・3線同時着工を決定!


 整備新幹線計画の見直しを検討していた自民党の整備新幹線建設促進特別委員会(小里貞利委員長)は2日、未着工の整備新幹線3路線の北海道新幹線(新青森ー新函館間)ほか、北陸新幹線、九州新幹線(長崎ルート)の2005年度(平成17年度)同時着工で合意した。「所要の認可等の手続きを経て、平成17年度初に着工する」としている。

 この自民党の3線同時着工合意を受けて、毎月上京し、要請活動を繰り広げてきている地元の井上博司函館市長は、「自民党特別委員会が合意したことは大きな喜び。今度さらに、政府・与党の合意、年末の政府予算案の確定と、大事な局面を控えており、引き続いて地域の力を結集して、悲願達成のため努力したい」とのコメントを発表した。

(6.2) 


民主党「整備新幹線」を推進する議員の会(仮称)、今月28日に設立総会
衆参31人が呼びかけ人となって、
会長に羽田孜元首相、事務局長に金田誠一衆院議員
が内定
鉢呂吉雄衆院議員(道4区)も副会長


 自民・公明の与党でつくる整備新幹線建設促進プロジェクトチームと自民党の整備新幹線建設促進特別委員会が、整備新幹線未着工3路線の北海道・北陸・九州(長崎ルート)の来年度(平成17年度)着工方針を固め、この新規着工が大詰めを迎えてきている中で、最大野党の民主党としても「積極的に推進すべきものと考える」として、民主党「整備新幹線」を推進する議員の会(仮称)が来週の28日(水)に設立する運びになった。

 4月28日午前10時から衆院第2議員会館第1会議室で設立総会を開き、その場で国土交通省鉄道局のヒアリング、その他を行う。

 同議員の会の呼びかけ人は、
<衆議院>
 羽田孜、鳩山由起夫、横路孝弘、岩國哲人、高木義明、奥田建、川内博史、
 鉢呂吉雄、山田正彦、荒井聡、金田誠一、小平忠正、小林千代美、佐々木秀典、
 仲野博子、松木謙公、三井辨雄、一川保夫、松野頼久、村井宗明、若泉征三、
 伴野豊、三日月大造、古賀一成、松野信夫
<参議院>
 田名部国省、西岡武夫、小川勝也、信田邦雄、峰崎直樹、羽田雄一郎

 の各氏合わせて31名で、会長には羽田孜元首相、副会長に鉢呂吉雄、事務局長に金田誠一氏が内定している。

 設立に当たって、
「整備新幹線は開業以来、高速交通体系の中核としてわが国経済社会の発展に大きく貢献してきた。今日においても経済波及効果が高く、財政的にもJR会社の採算性を前提とした健全な公共事業として、各地域は建設促進に熱い期待を寄せている」
「また、地球温暖化が新たな課題となる中で鉄道の復権が進み、ヨーロッパはもとより韓国でも新幹線が開業、台湾、中国もこれに続いている」
「こうした中で、先日は九州新幹線(新八代・鹿児島)が新たに開業し、次の段階として北海道・北陸・九州(長崎ルート)の新規着工が大詰めを迎えており、民主党としても積極的に推進すべきものと考えます」
 としている。

(4.22)


函館市と函館市議会合同の井上博司市長、福島恭二議長ら総勢20名の要望団が
明日・16日、東京で北海道新幹線・新函館ー新青森の来年度着工を確実にすべく要望活動


 北海道新幹線・新函館ー新青森の来年度(2005年度)着工が確定的になってくる中、地元函館としてさらにこの実現を強く後押しするため函館市と函館市議会合同の井上博司市長、福島恭二議長ら総勢20名によるの要望団が明日・16日、東京に集合し、午前中に自民党の額賀福志郎政調会長、与党でつくる整備新幹線建設促進プロジェクトチームの久間章生座長(自民党幹事長代理)、公明党の道新幹線建設促進関係議員、北海道選出代議士の町村信孝自民党総務局長、小里貞利自民党整備新幹線特別委員会委員長、野沢太三法務大臣(前自民党整備新幹線特別委員会委員長)、午後には国土交通省(大臣官房、鉄道局)、議員会館などを精力的に回って要望活動を展開する。

 以下、要望団のメンバーは次の通り(敬称略)。
▽函館市長 井上 博司
▽函館市議会議長
      福島 恭二

▽市議会・道新幹線建設促進対策特別委員会
 委員長  久保 幸一
 副委員長 阿部 善一
 委員   熊坂 成剛
 委員   小山 直子
 委員   能登谷 公
 委員   出村 勝彦
 委員   金澤 浩幸
 委員   中江 捷二
 委員   市戸 ゆたか

▽函館市企画部長   工藤 寿樹
▽函館市議会事務局長 中林 重雄

▽随行
 函館市と市議会から総務部秘書課・大泉潤秘書係長、小野浩議会事務局調査課主査ら3名
▽事務局
 高橋良弘企画部企画管理課長、阿部喜久雄函館市東京事務所所長ら4名

(4.15)


〜井上博司函館市長記者会見の中から〜
北海道新幹線・新函館ー新青森の着工は間違いない!
今から期間がどうこうは贅沢で、まずは道新幹線を着工してもらいたい


【北海道新幹線<新青森ー新函館間>着工問題】
 新幹線は大変明るい見通しになっている。自民党の特別委員会、与党のプロジェクトチーム、みんな同じ様な見解となり、最後は国土交通省、国交省の大臣、いわゆる政府側の判断になると思うが、報じられているように大体(来年度)の着工は間違いないと考えている。初年度いくらくらい付けていただけるか、これがむしろ焦点になると思っており、6月までに最終方向付けされるということなので、気を緩めることなく、要請活動を進める。

 今月15、16日、うちの議会と一緒に市と議会の要望活動をすることにもなっている。地域何十年来の悲願ですから、一部の報道が正しいかどうか、13年間かかるということだが、これは少し長い。何とか10年くらいでという希望を持っており、まだ(着工が)決まってもいないのに、今から期間がどうこうは贅沢だから、まずは北海道新幹線を着工してもらいたいということに全力を上げたい。

(4.9)

「来年にも新青森ー新函館間の
起工式をやってもいいのでないか」
/小里自民党整備新幹線促進特別委員長、

2005年度に新青森ー新函館間の北海道新幹線着工の考え示す
/新青森までの東北新幹線は2年前倒しで2012年まで完成させるとも3日・札幌でのフォーラム

(4.3)




井上市長ら議会開会中の合間を縫って道新幹線着工の要望活動
福島議長、高野会頭らとともに、期待高まる着工実現を後押し!


 北海道新幹線の平成17年度着工の実現が濃厚になる中、さらにこれを後押ししようと、渡島総合開発期成会、北海道新幹線建設促進道南地方期成会、新幹線青森・函館同時開業期成会の主催で24日、井上博司函館市長はじめ、福島恭二函館市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭らが木古内町や上磯町、大野町、七飯町、八雲町、長万部町などの道新幹線計画沿線の町長、町議会議長らとともに中央で陳情、要望活動を展開する。

 井上市長らは今年に入ってからも毎月、上京し、道新幹線の着工実現を働きかけており、今回は3月議会開会中の合間をぬっての要望活動となっている。

 与党の国会議員、整備新幹線建設促進プロジェクトチームのメンバー、道選出国会議員、さらには国土交通省に出かけ、平成17年度着工、青函同時開業を強く要請する。

(3.23)


金田誠一、鉢呂吉雄両衆院議員らの呼びかけで
「民主党整備新幹線を推進する議員の会」
(仮称)を3月中に設立
100人以上の民主党議員を結集し「経済効果、環境にもいい」と
道新幹線など未着工3路線の05年着工を推進!「与野党一致して財務省の壁を突破」

 与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチームが先般までに、整備新幹線・未着工3路線の同時着工方針を固め、地元悲願の北海道新幹線の新青森ー新函館の2005年着工が極めて濃厚になってきた中で、民主党としてもこれを推進し「着工に向けて最後の壁と目される財務省などを押し切ろう」と金田誠一、鉢呂吉雄両氏の道内、九州、北陸の新幹線ルート沿線の衆院議員有志5人がこの12日、「民主党整備新幹線を推進する議員の会」(仮称)を設立しようとその準備会を都内で開き、3月中に旗揚げすることになった。

 設立に動いている準備会の有志5人は、道8区選出の金田誠一、道4区の鉢呂吉雄両氏はじめ、長崎1区の高木義明氏、鹿児島1区の川内博史氏、石川1区の奥田建氏のいずれも未着工3路線沿線を地盤とする衆院議員。「新幹線は環境負担も少なく、経済効果の大きい公共事業」ということで金田氏が呼びかけ、「民主党といえば、公共事業に反対しているかのように受け止められてことからしても新幹線を促進する必要があるし、与野党が一致して推せば最後の壁である財務省も突破できる」(金田氏)として旗揚げを決めた。

「民主党の国会議員は250人ほどいるが、すでに新幹線が開通し、その恩恵を得ている沿線の議員も入ってもらい、100人以上を集めた全国的な推進の会にしたい。会長には党内の大臣経験者になってもらうことを考えている」(金田衆院議員秘書)ということで、国家的なプロジェクトとして「与野党一致して」(同)未着工3路線の着工・建設促進を図る意向だ。
 7月の参院選を控え、民主党としても新幹線建設推進の立場を明確に明らかにする狙いもある。

(3.15)



道新幹線新青森ー新函館間の
05年度着工が極めて濃厚に!
森前首相のお膝元の北陸新幹線の着工区間圧縮にメドが付き、3線同時着工へ
地元の井上市長、福島議長、高野会頭ら24日に更なる陳情攻勢


 北海道新幹線の新青森ー新函館など整備新幹線未着工区間の同時着工は、森喜朗前首相が政治力を持って強硬に優先着工を押す北陸新幹線の成り行き如何が最大のポイントとなれていたが、森前首相が「まずは金沢まで通すことが先決」とし、着工区間が富山ー金沢ー松任車庫間に短縮される方向になったことから、財源的に3線の建設費の確保にメドがつき、与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(作業部会)にあっては10日、2005年度からの3線同時着工で大筋合意し、道新幹線の05年度着工が極めて濃厚になった。

 同チームの久間章生座長は同日、北陸新幹線のとりあえずの金沢までの着工、富山ー松任車庫区間の最優先に言及し、「感触を得ている」として森前首相からの了解取付をにじませ、道新幹線を含む未着工3線の同時着工が可能になったことを示唆した。

 与党は月内にも同チームの作業部会の次回会合を開き、さらに財源問題を協議するが、これれの動きに合わせ、渡島総合開発期成会と道新幹線建設促進道南期成会、新幹線青森・函館同時開業期成会の井上博司函館市長、福島恭二函館市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭、渡島の関係町長らは今月24日に、東京で与党国会議員、与党同プロジェクトチームメンバー、道選出国会議員、国土交通省に対して陳情活
動を展開する。

(3.11)

何がなんでも北海道新幹線の平成17年度着工・青函同時開業の実現を!
井上市長・高野会頭ら年明け早くも2回目の要請運動
〜道段階全体の道新幹線建設促進期成会と共に〜

 井上博司函館市長、高野洋蔵函館商工会議所会頭(北海道新幹線建設促進道南地方期成会会長)らが1月下旬に次いで5ー6日上京し、政府・与党に対して道新幹線の平成17年度着工・青函同時開業のため陳情を繰り広げるなど、昨年に引き続いて着工実現目指しての働きかけを一段と活発化させている。

 井上市長らは年明けまず1月27日に、高野会頭らと共に上京して陳情を行い、一通り回った。この時は、そもそも北海道全体の期成会である道新幹線建設促進期成会の音頭で会長を担う高橋はるみ道知事が陳情するということで、これに井上市長らが同行、一緒にお願いに上がるということであった。
 しかし、これが高橋知事の急遽の入院・手術でご破算となり、それでは函館勢だけでもということで井上市長、高野会頭らの陳情となった。

 そして、今回の5−6日にあっては当初、函館としての陳情であったが、1月27日が函館関係での陳情となったことから逆に道段階の建設促進期成会による要請運動となり、これに井上市長、高野会頭、福島恭二市議会議長ら函館勢が同行し、実現を働きかけるということになった。

 道段階(建設促進期成会)からは高橋知事に替わって山本邦彦副知事はじめ、神戸典臣道議会議長、JR北海道の坂本眞一会長ら、一方、函館地区からは井上市長はじめ、高野会頭、福島議長、それに大野町、木古内町、七飯町の各首長、議長らも参画、道段階全体と函館地区勢合わせての大々的な要請運動となった。

 同行する函館市の工藤寿樹企画部長によると、陳情は6日行われ、道選出国会議員はじめ、自民党本部で安倍晋三幹事長、額賀福志郎政調会長、与党の公明党幹事長や政調会長、与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)、国土交通省で石原大臣ほか、等々に会って、来年度着工を強く要望するとしている。

 道新幹線(ほか北陸、九州・長崎ルート)など未着工整備新幹線3線の建設問題については、昨年末の政府・与党の申し合わせで今年6月までに着工問題に対する方向を決定するということになっており、自民党整備新幹線建設促進特別委員会が、年明け1月27日に初会合を開き、論議を開始するなどすでに動きが始まっている。
 同特別委員会や与党のプロジェクトチームでは、今年7月に自民党の単独過半数獲得などがかかった参院選があり、これをにらんで未着工路線の決着を図ろうとの意向になっている。

(16.2.5)




北海道新幹線<新青森ー新函館間先行着工>、
2005年度着工に向けて大きく前進!
政府・与党が未着工3路線の建設認可で一致/参院選前の来年6月まで結論

 政府・与党が北海道新幹線など未着工3路線について建設を認可する方針で一致し、来年度予算で整備新幹線建設推進高度化等事業費が本年度比4億円増の35億円が計上され、この中で道新幹線に関して着工を前提とした青函トンネル内の所要の調査(貨物列車と新幹線がすれ違う際の風圧調査など)が行われることになり、また、政府と与党両者で検討委員会をつくり、2005年度の着工目指して年明けから安定的な財源確保や着工区間の検討を加速し、この基本条件を確認した上で認可することが政府・与党で合意されたことから、道新幹線は先の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)の新青森ー新函館間の先行着工決定相まって、「再来年度(2005年度)着工に向けて大きく前進する」(井上博司函館市長)ものとなった。

 森喜朗前首相のお膝元の北陸新幹線で新規着工区間をどこにするか定まらない状況、また同時に、前首相が北陸優先着工を強く要求してることから、これらの問題の整理を含めて参院選前の来年6月までに結論を出す予定とし、予断を許さない面も指摘されているが、ただ、政府・与党の合意によって道新幹線を含む未着工3線の建設認可の方針では一致となったことで、道新幹線は地元悲願の青函同時開業目指して実現する方向となり、「事実上、2005年度の着工決定」との見解も道や与党の道内選出国会議員間で行われている。

 新青森ー新函館間は、着工から完成まで最短で7年(設計に1年、工事に5年、検査・新幹線の試行に1年の計7年)とされていることから、平成20年代半ばには青函トンネルをくぐって新幹線が北海道に姿をあらわし、新函館まで来る運びになろう。

 地元函館では、井上市長を先頭に、高野洋蔵函館商工会議所会頭(建設促進期成会会長)、福島恭二市議会議長、この間、今年4月の選挙で当選し登場してきた高橋はるみ道知事というように、この1年間特に、懸命に上京を繰り返し、着工実現を働きかけてきた。残念ながら来年度の着工は認められなかったが、井上市長にあっては、平成17年度着工へ大きく前進したことを踏まえ、このうえは、「さらに気を引き締め、青函同時開業の実現の向け、今後とも地域の力を結集し、要請活動を続けて行く」とコメントしている。

(15.12.24)


北海道新幹線・青函同時開業に向けて
俄然、着工の可能性出てくる!
〜前倒しで建設財源・約1兆円確保できるとして〜
与党プロジェクトチームの次回協議9ー10日がヤマ場に
高橋知事とも連動して井上市長らさらに陳情攻勢


 懸命な陳情を展開するもまたもダメかと一時悲観論も出ていた、地元函館・道悲願の北海道新幹線などの整備新幹線・建設基本計画の見直し・着工問題で、ここにきて俄然、財源問題などが前進し、新青森ー新函館間のいわゆる青函同時開業に向けて着工の可能性が出てきた。

 未着工区間の建設財源に、八戸以北など建設中の区間が完成後も5年間でJRから新幹線施設の譲渡収入や、現在の新幹線建設などの事業水準を維持することで約1兆円の収入が見込めることが、この2日開催の与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(座長・久間章生自民党幹事長代理)の会合で示され、これを充当する方針で道新幹線を含む未着工路線の建設促進で大筋合意したことからで、「次回、9日か10日の与党プロジェクトの協議が最初の大きなヤマ場になる」(函館市・工藤寿樹企画部長)としている。

 このため、道の高橋はるみ知事が11日か12日に石原国土交通相ら関係大臣に政府陳情する際に、井上博司市長も急きょ同行し、実現要請する意向にあるほか、15ー16日にも井上市長、福島恭二市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭(道南建設促進期成会会長)が上京し、実現を強く働きかけることにしている。

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 未着工区間の建設財源のひねり出しなどについては、国交省からプロジェクトチームに「次のような方法がある」ということで出された。新幹線建設事業費は現在、約2千億円。このうち、既設の新幹線をJRに売却して得る譲渡収入は2017年度まで入ることになっており、八戸以北、新青森までなど建設中の区間が2012年頃の完成後も5年間は同収入がある。
 つまりは、この5年間の譲渡収入を前倒しし、また現在の新幹線建設の事業水準を維持することで合わせて約1兆円の建設財源が確保できると試算した。2017年度以降の収入財源も先取りし、来年度以降に投入する試案についても検討されている。

 さらには、青函トンエル内で新幹線と現在90本弱が走っている貨物列車がすれ違う際の安全性、また、新幹線と貨物列車を共存させるダイヤ編成の問題、などが課題として指摘され、先の財源問題とともに、こてまではこれらの見通しがつかないとされて、勢い「見直し・着工は難しいかも…」などの観測が出ていた。

 しかしながら、財源問題はじめ、このトンネル内すれ違いの安全性・技術的なこと、ダイヤ編成に関しても国交省から解決方法が示され、クリア出来ることになった。

 加えて、工事期間についても「新青森ー新函館間は設計に1年、工事に5年、検査・新幹線の試行に1年の計7年があれば可能ということが提示された」(工藤企画部長)。

 これらのことが2日のプロジェクトチームの会合で示され、道内自民党の町村信孝衆院議員、公明党の風間参院議員らの強い働きかけ、高橋道知事、無論、地元函館市の井上市長や高野期成会会長らの熱心な陳情等々から、同チームの久間座長、小里貞利自民党整備新幹線特別委員長らにあっては、「地元、国民の期待は大きい」「国民生活、地元・地域に寄与することであって早くやる必要がある」などと理解を示し、建設促進で大筋合意、先の会合では年内にも政府・与党申し合わせの見直しを行うことを改めて確認した。

 このことから、建設に向けての新スキーム決定の期待が膨らみ、新青森ー新函館間の道新幹線着工の可能性が浮上してきているもので、「政府予算編成・来年度予算案に例え着工予算が計上されない場合でも、見直し・計画策定が決まれば実現に向けて建設決定したことになるからそれでもいい」(道、市関係者)としている。

 道新幹線・青函同時開業についての着工が決まれば、それこそ地元函館・道南にとっては長年の悲願成就で大ニュース。この先、「新函館駅」や現函館駅周辺などでの民間設備投資を誘発することも間違いなく、地域経済にとっては大変な起爆剤になる。

(15.12.4)


道新幹線建設問題伸るか反るかの、この夏の山場を前に
明日14日午後、大規模な地元総決起大会
/高橋知事、泉誠二・道経連会長らも出席


 道新幹線建設問題がこの夏、山場を迎えるのを前に、統一地方選後、初の大規模な地元総決起大会が、明日・14日午後1時から函館国際ホテルで開かれる。

 道新幹線建設促進道南期成会(高野洋蔵会長=函館商工会議所会頭)の主催で、1千5百人の参加を予定しており、地元の井上博司函館市長、高野洋蔵会長(会頭)はもちろん、各界関係者、札幌からは高橋はるみ道知事、坂本眞一JR北海道社長、泉誠二北海道経済団体連合会会長らが出席する。

 高野会長の主催者あいさつ、来賓として高橋知事、道議会議長代理として川村正道議(渡島選出)、坂本JR北海道社長があいさつするのをはじめ、「女性からみた新幹線」として函館女性会議の松谷博子会長などの話、泉道経連会長の激励の言葉、井上市長による決意表明などが行われる。
(15.6.13)




夢の北海道新幹線 道南地域総決起大会/自民党北海道第8区選挙区支部主催


「着工が実現するかどうかのカギは地域の皆さん自身が握っている。
(誘致への)熱意こそが実現の原動力になる」
講演で自民党整備新幹線建設促進特別委員会の野沢太三委員長強調

佐藤孝行支部長「党の命運をかけて道新幹線の着工を実現したい」とあいさつ


「北海道の発展にとって新幹線が重要で、極めて大事だというPRをしてほしい。ほかの県やマチから新幹線の誘致運動に来る方の中には実現しなければ座り込んでも帰らないという方もいる。そのくらいこの際はまなじりを決して取り組んでいただきたい」
「着工が実現するかどうかのカギは(地域の)皆さん自身が握っている。何としても新幹線がほしい、地域にとって役立つのだということを繰り返して訴えて行くこと。(誘致への)熱意こそが実現の原動力になる。私どもは一生懸命お手伝いする」

 北海道新幹線の道南地域総決起大会が8日午後、道新幹線・新函館駅が設置される大野町で開かれ、講師に招かれた自民党整備新幹線建設促進特別委員会の野沢太三委員長(参院議員)はこのように強く呼びかけた。

  ◆   ◆   ◆

 自民党北海道第8選挙区支部(佐藤孝行支部長)が、着工実現か否か、最大のヤマ場を迎えている道新幹線問題を統一地方選を直前にして一段と盛り上げようと開いたもので、来賓として堀達也道知事、坂本眞一JR北海道社長が出席したほか、道議選出馬の函館市、渡島、桧山の各選挙区自民党候補予定者、函館市の井上博司市長をはじめ、渡島管内の各町村長、函館商工会議所代表(沼崎弥太郎副会頭)、商工会関係者らも参集した。
 会場となった大野町中央公民館周辺は車やバスで大混雑し、館内ホールに入り切れず、ロビーにも椅子が並べられるなどの約7百人の参加者で溢れた。

 大会ではまず、主催者を代表して佐藤孝行支部長が「党の命運をかけて道新幹線の着工を実現したい」とあいさつし、次いで来賓の堀知事は「私は今期でやめることになったが、どなたが知事になってもやり遂げなければならなく、北海道の政治力を一つにしてやることが必要だ。北海道に夢を一番与えるのが新幹線で、当面の目標として函館までの暫定開業を実現しなければならない。新幹線建設は公共事業としてやるという方向にあり、北海道には開発予算として8千億円があるわけで、これをどう使うかも考えなくてはならない」と語った。

 また、JR北海道の坂本社長は「何が一番、着工に向けて大切か。政府・与党、財政当局に対して、我々が地域と一体になって道新幹線が必要だという熱意と努力の声を上げることが不可欠だ。このままではまずは新青森までの開業で行かざるを得ないなどとなっては北海道にとって悲劇的なことなってしまう」と危機感を示すなどし、実現を訴えた。

  ◇   ◇   ◇

 来賓らの紹介の後、野沢太三自民党整備新幹線建設促進特別委員長が、ズバリ「北海道新幹線について」と題して講演し、この中で「4千億円かければ函館まで開業できる。年間800億円もあれば5年間で完成できる公共事業だ」としたうえで、青函トンネルについて、新幹線ができると現在の倍以上の利用者数になろうが、もっぱら今は貨物輸送に使われているのが現状で、運行技術面からも新幹線と貨物輸送をどのように両立させるかも大事になってくるとし、立派なトンネルだがお金も手間もかかっているトンネルであって、新幹線利用してこそますます活きてくると説明した。

 東北新幹線の八戸開業にもふれ、
「開業して以来147%の利用になり、地域経済も活発化し相当の誘発効果が出ており、新幹線は作れば作るほど赤字で、赤字路線を増やしているなどのことがマスコミなどで言われるが、これは間違いで、実績として立派に成り立っているし、(北海道新幹線は)必ず成功する」とし、さらに「新青森開業に向けての工事は大変順調で、八甲田トンネル工事は55%進んでおり、あと6〜6年で青森までできてしまう」と語った。

 こうして、野沢特別委員長は、
「見直し検討委員会に皆さんのご期待、ご要望が盛り込まれるように運動していただき、北海道には新幹線こそが必要で、特に函館まで開業すると、時間的なこと利便性からも飛行機利用の大半が新幹線になる、従って極めて乗り入れが地域にとって大事だというPRをしてほしい。座り込んでも帰らないという方もいるが、そのくらいこの際はまなじりを決して誘致に取り組んでもらいたい。これまでは(誘致運動が)おとなし過ぎる。函館は東京間が3時間くらいで走ることから新幹線の領域だ」と逆にハッパをかけ、誘致運動の物足りなさを指摘した。

 加えて、新幹線の安全性、環境にやさしいことを説明し、
「新幹線が来るとなれば、都市計画を動かせ、区画整理事業など進められ、やるぞというアナウンス効果が出て、産業関連が動き、2倍近い誘発効果など経済効果も非常に大きい。産業が起こり、人が増えてくる」と言及、
 
 肝心の財源問題については、
「安定的な財源が出て着工になるが、基本的に公共事業でやろうということになっている。現在年間686億円で、これは公共事業全体のたった0.8%でしかない。外枠で積んでもらわねばならないが、しかし、皆さん承知のように構造改革の推進から公共事業を抑え込もうとの動きになっている。それこそ、塩爺(塩川正十郎財務相)が言い出しているが、新幹線事業は他よりもパーセンテージは低くとがんばっている。むしろ、構造改革を進めるための大事な事業が新幹線の建設だと主張しており、倍増させねばならない。」
「この点、北海道は公共事業が一括計上され、8千億円のうち1割を新幹線に使わせてもらえば5年間でできてしまう。先取りしてやらせてほしい、このことも論議しながら、あらゆるケースを措定しながらがんばって行く。新幹線は税収効果が一番で、自力で償還できる事業。ともかく、財源を手当することが何よりも大事だ」と問題点を明らかにした。

 最後に、在来線問題についても、知恵を出しながらこれまでの事例も参考にしながら、
「地域上げて手作りで大事にしてほしい。駅を増やすとか、方法、やり方はいろいろある。新(幹線)在(来線)ともに栄えるようにしたい」と語り、重ねて、

「ともかく(新幹線着工実現の)カギは皆さんご自身が握っている。新幹線がほしい、地域にとって役立つということで繰り返して訴えて行く」こと、これに尽きる。真剣に運動する、熱意こそ原動力だ。私どもは一生懸命にお手伝いする」と呼びかけた。

 この後、大野町の吉田幸二町長が謝辞、管内市町村長を代表して井上博司函館市長が決意表明した。

(H15.3.8)



幹線フォーラム「新青森開業にあわせた新函館までの同時・暫定開業をめざして」


東北新幹線・八戸開業で新幹線に対する関心が改めて高まっている折、
北海道新幹線フォーラム開催!展望示す誘致への期待・意見・決意!
パネラーの井上博司函館市長、坂本真一JR北海道社長ら5氏熱く語る

新青森との同時の道新幹線・新函館までの開業目指し着工なるか否か、
来年末の決定に向けこの1年が最大のヤマ場


 今年12月1日に東北新幹線・八戸開業となり、新幹線に対する関心が改めて高まっている折、「新青森開業にあわせた新函館までの同時・暫定開業をめざして」と題した北海道新幹線フォーラムが、11月9日午後1時から湯の川グランドホテルで井上博司函館市長、坂本真一JR北海道社長らがパネラーとなって開催された。

 公明党ほくとう議員フォーラムと同党北海道本部の主催で開かれたもので、堀達也知事、高野洋蔵北海道新幹線道南期成会会長(函館商工会議所会頭)もかけつけてあいさつ、地元市町村長はじめ、行政、経済界、一般の人たちら約5百人近くが出席した。

 道新幹線問題は、今年1月に新青森ー札幌間の工事実施計画認可申請が行われ、大きな前進を見、あとは工事着工のゴーサインを待つばかりとなり、また、この12月1日に東北新幹線の八戸開業の運びとなり、来年・平成15年には九州新幹線の鹿児島ー八代間が完成し、これを踏まえて来年末には北海道新幹線など残された整備新幹線の次のフレーム、方向を策定することが政府・与党の申し合わせで決まっている。

 つまりは、ちょうど1年後には道新幹線が着工決定の日の目を見るかどうか。地元と道も主張する新青森までの残りの東北新幹線(工事中)と同時の道新幹線の新函館までの開業が実現の方向になるか否か、最大のヤマ場、極めて重大な局面を迎えようとしている。

 こういった道新幹線問題の伸るか反るかの展望の中で、今回の公明党関係主催の北海道新幹線フォーラムの開催となったもの。フォーラムではまず開会あいさつとして、この会の実行委員長の吉田恵悦道議が「新函館までの道新幹線の同時暫定開業を再確認したい」とした後、来賓あいさつとして堀知事が「道としても新青森との新函館乗り入れ、同時開業を目指している。新青森開業は平成25年となっているが、残すところ10年強であって、着工の方向性が示されなければますます実現は厳しくなる」と語った。

 また、同じく来賓として高野期成会会長にあっても、「今度の八戸開業に合わせて道新幹線・新函館の新青森との同時開業に向けての啓発活動など一段と活発化させ、多くの賛同が得られるようにしたい。(着工への)道筋が確立されるように皆さんとともに力を結集して一日も早く着工できるように取り組む」と決意のほど、あいさつをした。

難所と言われた八甲田トンネル工事意外と早く進み、
新青森開業、この先6年くらいで完成し、大幅に前倒しになる可能性


 次いで、風間ひさし参院議員が基調報告し、この中で、
「東北新幹線・新青森は平成24年末完成を目指すとしたが、技術力などが相まって八戸ー青森間の最大の難所といわれた八甲田トンネル工事が意外と早く進み、あと2年半くらい、遅くとも3年で完成する見通しになっている。そうなれば、残りも入れてあと6年もあれば新青森まで完成することになり、申し合わせの平成24年開業が大幅に前倒しになる可能性が高い。そして、このことは人件費のことなど総工事費が安くつくことにもなる」との見解を語る一方、

「新函館までの同時開業は北東北(地方)はもとより、南東北との交流を活発化させ、なんといっても青函インターブロック構想の推進に寄与するし、同時開業こそが今言われている公共事業の効率的活用からも合致する」とし、さらには、
「なんとしても来年の今後の見通しをつける(新スキーム策定)ということに対して、着工の2文字を盛り込むことが使命だと思っている。公明党としても与党の立場で真剣に全力を上げて取り組む。1年後には着工を勝ち取りたい」と言明した。

 そして休憩を挟んで、この日のフォーラムのメーンのパネルディスカッションとなった。パネラーは、井上市長はじめ、坂本JR北海道社長、高橋威男JTB北海道営業本部副本部長、鈴木恵子はこだて湯の川温泉観光協会会長、風間参院議員の5人、コーディネーターは菲澤謙吉国立函館高専教授が担い、韮澤氏が次の3点について各パネラーの見解を求めるということで行われた。
 以下、内容は次の通り。

   ☆   ☆   ☆

井上博司函館市長「第一歩としてまず新函館まで!計り知れない経済効果」

坂本真一JR北海道社長「まず新函館まで同時開業が道理!
札幌までにこだわっているうちに予算がつかなくなって、着工できない」

高橋威男JTB北海道営業本部副本部長「新幹線でマチが変わる」

鈴木恵子はこだて湯の川温泉観光協会会長「乗り物と宿が一体になってこそ
お客様に満足を与える」

風間ひさし参院議員「戦略的集中志向で新函館まで着工の予算を獲得する」


 ディスカッションでは、まず道新幹線に対する期待や夢、あるいは望みについてー。
 井上博司氏(函館市長) 八戸まで来ても大きな効果があるわけで、これが函館まで来れば人、物の流れからして計り知れない経済効果が出てくる。道新幹線は札幌まで通すということで、その第一歩はまず函館。第一段階は新青森開業と同時の新函館までと思っている。道新幹線全体では建設費1兆5千3百億円で、出来ることでの経済効果は農業から観光、サービス業まで産業、経済に与える影響は非常に大きい。観光客が増え、その消費だけでも5千7百億円。産業面では1千5百億円とされている。函館で現在、観光客が落とす金は1千2百億円から1千3百億円であり、産業で少なくともこれらと同じくらい、それ以上の効果がある。

 鈴木恵子氏(はこだて湯の川温泉観光協会会長) 八戸開業によるスーパー白鳥や道新幹線の函館までの暫定開業によって、通年観光への夢が一歩も二歩も前進する。乗り物と宿が一体化してこそお客様に満足を与えることになる。

 高橋威男氏((株)JTB北海道営業本部副本部長) 私はふるさとで子供頃から新幹線の開業を見てきて、どうしてこんなにマチが変わるのだろうというのが率直な感想で、新幹線が来るとマチ全体が変わってしまう。(東北新幹線の八戸開業で)八戸も大きく変わるだろうなと楽しみにしており、それだけ新幹線には大きなインパクトがある。函館のことを考えると、新青森まできて新函館まで来れば本当に函館は変わるんだろうなという楽しみがあり、今は青森や岩手、秋田県の北東北は別の地域という考えていると思うが、これが同じ地域になり、しかも高速でつながっている。このことは市場が大きくなって需要が膨らんでくるということ。南北海道と北東北が一つになるわけで青函圏がどうやって勝ち残って行くかということにもなる。

 坂本真一氏(北海道旅客鉄道(株)社長) 道新幹線を運営する会社として、とにかく運営はしっかりやるから、是非とも新函館までの道新幹線を新青森開業と同時にやることを実現、新函館まで持って来なければならない。今まで北海道は陳情ばかりしていたと言われてきた。そこで、お願いだけでなく、少なくとも行動を起こそうと八戸開業に合わせ、約50億円をかけてスーパー白鳥を導入し、(お客さんを)八戸に迎えに行くことにした。(スーパー白鳥は)新幹線に負けない乗り心地、内容にした。やることはやるから、函館まで来て下さいということです。

 で、なぜ道新幹線はまず新函館までかということだが、新幹線建設の年間予算は2千2百億円であり、これを分け合って(各新幹線の)工事を進めている。それをいっぺんに北海道にくれと言ってもバカにされるだけだ。
 青森で一旦開業してしまうと、いつ北海道に来るか分からない。今、青森側でも新函館までの同時開業を応援してくれている状況にあって、第一にはまず北海道の入口、新函館までにということになる。(平成15年末の)方向性を決めるということを逃したら新幹線は青森でストップしてしまう。
 2番目は青函トンネルができてあるのだから、むだなことはないということです。今、青函トンネルを維持するのに莫大な金がかかっている。道新幹線の新青森から新函館までは180キロメートルで、このうちの80キロは青函トンネル部分として出来上がっている。新函館までの工事費は4千2百億円で、1年間で4百億円くらい。だから新函館までの道新幹線の暫定開業は当然ではないかというこうです。モノをお願いする道理がここにある。
 来年の15年度に行う予算編成、16年度予算でそれこそ1億でも2億でも取らなければならないギリギリのところにきている。

 風間ひさし氏(参院議員) 官民一体の運動が必要で、(来年末着工)決定の最大のライバルは長崎ルートでないかと考えている。道と管内市町村が一体となった戦略的アプローチが必要だ。函館市民の皆さん、管内の人たちが一緒になり、道民総意の運動論としてやることが大事。戦略的集中志向で新函館まで着工の予算を獲得する。スキームと予算の執行を考えるべき。
 それには、函館だけでなく、管内町村の意見を反映したものでなければならなく、道は綿密にその声を聞いて行かないと大きな運動論になってこない。

   ☆   ☆   ☆

井上氏「在来線問題は克明に整理して国に示せるように構築すること必要。
東京が近くなれば吸い取られて行く可能性もあるが、吸い取るという強い気持、意識が大切」

坂本氏「少なくとも1万2千人が利用し、収支採算性は大丈夫。
貨物列車と新幹線を一緒に安全に走らせる。アクセスはJR責任を持ってやる」

高橋氏「道南エリアと北東北をどうプロモーションして行くかが大事」

鈴木氏「女性の人たちと一緒に実現に向けて声を上げて行きたい」

風間氏「着工勝ち取れるかどうか私の政治生命がかかっている」


 道新幹線が新函館まで来るという前提で具体的に何を重視しなければならないか。受け入れ体制、心づもりといったことではー。
 坂本氏 道新幹線は予算が付けばすぐに工事に入れるようになっている。そこで、黒字になるのかということが大きくチェックされる。最低限の波及効果ということで、現在は(青函で1日利用)約6千人だが、これに6千人がプラスされて1万2千人になると見ており、収支採算性は大丈夫だ。
 2番目は在来線の経営分離の問題、とりわけ江差線の問題があり、この方向をはっきり打ち出すことが必要。
 次ぎに、農産物などの貨物列車の問題があり、これについては貨物列車と新幹線を一緒に走らせるべく安全性の問題であって、安全な形でしっかり運ぶことはできる。これから開業まで時間があることでもあり、十分対応できる。
 6千人がさらに増えると言ったが、実際は6千人どころでなく、1万人くらい増えるのでないかとも思っている。となると、年間で350万から360万人が増えることになり、函館が一番潤う。

 井上氏 ここで皆さんに改めて知っていただきたいことは、青森県側、青森市長にあっても新幹線が新青森まで来たら、すぐそこには青函トンネルがあるのだから新函館まで新幹線を通すべきだと言って下さっているということであり、感謝している。
 で、函館圏としての都市計画、まちづくりということだが、承知のように函館は陸・海・空の揃ったところであり、このようなところは他にない。ただ、このままではダメで、そこでまず、高速道路の整備ということで道縦貫自動車道の整備が急がれ、また今の産業道路がパンク状態ということで新外環状線、すなわち新産業道路の着工が急務になっている。これについては年明けにはルートが示される見通しにある。
 空港については利用増、将来に対応するため今年春からターミナルビル大規模増改築が着工になったし、函館駅舎についても来年6月ころの開業目指して新しい駅舎の建設が進んでいる。

 このように、もっともっと陸・海・空、それぞれ整備し、広げることによって新幹線時代に対応できるようにしたいと考えている。
 無論、道新幹線の新函館駅と現在の駅をいかに結びつけ、アクセスするかということにも取り組んでいる。

 それと、市民意識のことで、もう新幹線が来るのだという意識を持ってもらうことも大事。意識改革が大事であり、東京が近くなれば吸い取られて行く可能性もあるので、そうではなく吸い取るという強い気持、意識が大切であって、まちづくりにこれをしっかり位置付けることだと考えている。
 また、在来線をどうするかということが大きな問題であり、克明に整理して国に示せるように構築する必要がある。
 貨物のことが話されたが、もっともっと青函トンネルを有効活用することを考えるべきだと思う。

 高橋氏 観光客らは大都会、東京や大阪などから来る人、道内などから来る人が半々くらいと思うが、大事なのは地元の人、地域の人に支持されること、支持されるまちづくりがなによりでないか。
 そして、(新幹線が来ることで)プラス効果と、その狭間で置いて行かれる地域が出てくる。これをエリアとしてどうカバーして行くかが必要になってくる。
 (新幹線時代になると)地元と、400万人を越える北東北の人たちが大きな地域として増えることになり、これをどう組み立てて行くかが大事になってくる。1万2千人の交流ということはさしてむずかしいことではないと思うし、実に660万人のマーケットができてくる。
 今は東北を遠いと感じている人が大半でないかと思う。それがそうではなくなるわけで、相互交流をどう組み立てて行くか。

 鈴木氏 何をすべきかということでは現在、客層の変化、価格破壊、物より質の向上などが起きており、自分のホテルの持っているオンリーワンが大事になってきている。より豊かな旅行に変わって行くことだろうから、本当の意味でのサービスが求められる。

 風間氏 そこに文化があるのかどうなのか。道南全体がどれだけリピータの方々に来てもらうだけの文化があるのかないのか問われるのでないだろうか。

  ☆   ☆   ☆

 パネラー個人として、何をやらねばと考えるか。決意表明をー。
 井上氏 新幹線問題を北から南までの交通体系の整備ということで札幌まで通すという考え方に国は立ってほしいし、まずは新青森と同時に道新幹線を新函館まで開業するということに、来年の見通しを付けるとの方針に向けて全力を上げて取り組む。
 2つ目は新函館駅と函館駅とのアクセス、鉄道を含めたアクセス問題。3つ目は公的に在来線をどうするか。貨物をどうするか。関係町村と協議して早急に方針を固めて行きたい。
 私は市の企画を担当して道新幹線問題には30年にもわたって取り組んできたから、生きているうちに函館まで完成させて、乗せていただきたい。

 坂本氏 新函館から東京まで新幹線は今の速度で3時間40分。開業時には技術が進み、おそらく3時間少しで結ばれると思っている。とにかく、北海道は今(景気が悪く)暗いから一人でも二人でも来てもらうようにしなければならない。新青森までの東北新幹線の建設はどんどん進んでおり、早くなる可能性が高いから、少なくとも6年くらいのうちに(新幹線を)引っ張ってきたい。それには知事、(井上)市長ら皆さんと一緒になって実現を図りたい。
 アクセスはJRが責任を持ってやる。運賃が高いという指摘があるが、新幹線が来ると飛行機と競争になり、安くなる。
 私は土建屋でこれまで本州で新幹線の建設を実際にやってきた。だから道新幹線は最後の仕事と思っている。今までの知識を生かして全力を上げる。
 それと、青函トンネル工事で34名の(工事)犠牲者を出した。この人たちにも報いなければならないと考えている。一緒になって青函圏を作ろうではないですか。今、東北新幹線の工事をやっている人の半分は北海道の出身者であり、この人たちもそう考えていると思う。

 高橋氏 地球からの贈り物は温泉と自然であろう。これを中心とした地域づくり、人づくり、健康づくりをしたい。函館では来年当たりも大きなイベント、大会などの開催が計画されていると思うし、大きな規模の全国大会などイベントの誘致に道南地方の応援団として力を入れさせていただきたい。
 交流人口をどうやって増やして行くか。道南エリアと北東北をどうプロモーションして行くかが大事だ。

 鈴木氏 女性の立場として道新幹線の新函館までの暫定開業実現を女性の人たちと一緒に声を上げて行きたい。熱い思い、意志を持ってまずは来てもらうように市民レベルで盛り上げて行かなければならない。
 今後、一生懸命声をかけ、上に人たちを支えて女性のパワーを見せつけてやりたい。
 
 風間氏 来年末の見直し、方向決定があるわけで、これを勝ち取れるかどうか私の政治生命がかかっていると考えている。与党に一員として全力を上げる。着工目指してがんばりたい。
 江差線にしても今よりもよくなる方向でバスも選択肢の一つかと思っている。

(H14.11.9)