函館電子新聞
ニュースファイル2000.1-3



今回の部長人事に見る井上市長の狙い
メスが入る都市建設部?事実上の部長更迭人事

【解説】この4月からスタートする第3次行財政改革の素案づくりや推進計画案をまとめ上げて実績を上げた横井哲郎前部長を特別職の常勤監査委員に起用したのに伴い、部長人事の焦点となった総務部長に井上市長は石井直樹・函館駅周辺整備事務局長を登用した。

 石井氏は、市民部次長、企画部計画推進室長を経て函館駅周辺整備事務局の設置とともに、同事務局次長に就任し、1996年4月から4年間にわたって同局長を務めていた。駅前再開発が新年度から工事着手することになり、これまでの準備が一区切りついたこの機会に、井上市長は石井氏ならではの緻密な行政手腕を買って、庁内中枢を担う核である総務部長に抜擢したといえる。

 同氏は、かって故・木戸浦隆一市政の第1期後半から2期目にかけての4年間にもわたって秘書課長を務めたことでも知られ、人柄は非常に温厚で、気配りは庁内幹部の中では指折りのものがある。
 これらのことを鑑み、井上市長は折から井上市政最大の課題である行財政改革が待ったなしでスタートすることでもあり、行革推進の矢面に立つ総務部長に石井氏起用を決断したものとみられる。それだけに、石井氏にとっても真価が問われよう。

 市民部長には、これまたソフトな人柄で知られる企画部参事(2級)の大原仁氏を起用した。大原氏は、4月に開学の公立はこだて未来大学の函館圏公立大学広域連合にあって同連合の佐藤弘明事務局長のもと事務局次長として、これまで様々、諸々の開学準備に向けて先頭に立って汗を流してきた。この尽力、活躍が買われ、今度は市民と接する第一線の現場で手腕を発揮することが期待される。井上市長の好人事と評したい。

 東京事務所の所長として赴任する古川雅章氏は、商工観光部の第一線で活躍してきたことで知られ、近年は観光行政を担ってきた。今度は出先の東京事務所にあって、函館観光の誘致はじめ、函館の商工観光振興のための大使役を期待したいところだろう。

 さて、今度の部長人事で注視されるのは都市建設部長の交代。これまで金子隆敏氏が故・木戸浦前市政から引き続いて部長として都市計画や都市開発・建設、許認可などの行政を幅広く担ってきていたが、ここにきて様々な問題点が目立ってきている。このため、都市建設部全体の総見直し、総点検が指摘され出していたところであり、井上市長にあっては、庁内外から批判も出ていたトップの交代を決断したものとみられる。故・木戸浦前市政の人事色濃い都市建設部にメスを入れる第一弾と観測される。

 今度の都市建設部長人事は、言うならば更迭人事とも言えるもので、3月末で建物が全て完成し、引き渡しとなり、超大型建設工事が一段落の函館病院建設事務局の局長に金子氏を持って行く一方で、これまで土木部事務方トップの次長として活躍した小柏忠久氏を都市建設部長に抜擢した。折から景観問題などの収拾もさっそくあり、小柏新部長の手腕が問われる。また、都市計画づくり・推進全体、中でも市街化区域と調整区域の問題解決なども待ったなしになっている。

 なお、石井氏後任の函館駅周辺整備事務局長には東京事務所長にあった菊池康三氏、港湾部長には新・函病の建設を現場で推進した足立隆秀氏を起用した。
(3.28/河野 玄)
 

市民部長に大原仁氏、東京事務所長に古川雅章氏
都市建設部長を交代させ、小柏忠久土木部次長を起用

港湾部長には足立隆秀函病建設事務局長/函館市部長・次長人事発令

 井上函館市長は、28日午後5時15分頃、総務部長に石井直樹・函館駅周辺整備事務局長を起用するなどの4月1日付けの部長・次長人事を発表した。
 他、主立ったところでは、東京事務所長に古川雅章商工観光部次長、市民部長に大原仁企画部参事(2級)、都市建設部長に小柏忠久土木部次長を各昇格させた。

 議会事務局長に上田昌昭港湾部長を起用するのに伴う後任の港湾部長には足立隆秀函館病院建設事務局長を充て、函館病院建設事務局長には金子隆敏都市建設部長を決めた。
 市教委の管理部長には藤谷清一郎保健所次長が昇格した。

 次長人事では、総務部次長に菅原壽美市教委管理部庶務課長、総務部参事(2級)に赤石紀元函館病院建設事務局次長、福祉部次長(亀田福祉事務所長兼務)に椎名哲雄議会事務局次長、環境部次長に小野知博総務部次長、保健所次長に角谷満昭福祉部次長、商工観光部次長(観光室長兼務)に桜井健治市教委生涯学習部次長、商工観光部参事2級(財団法人テクノポリス函館技術振興会に派遣)に浜谷内宏明環境部次長、土木部次長に斎藤真博財務部財政課長をそれぞれ辞令した。

 また、議会事務局次長には酒井哲美総務部総務課長、市教委生涯学習部次長には今井日出夫都市建設部管理課長を昇格させた。
(3.28)
 



総務部長に石井直樹・函館駅周辺整備事務局長を抜擢!
議会事務局長には上田隆秀港湾部長を起用

28日午後5時15分頃に、急拠、部長人事記者発表

 井上博司函館市長は、山那純一助役の退任に伴う後任助役に梶原洋一収入役(58歳)、梶原氏後の収入役に木村孝男議会事務局長(58歳)の起用を決定し、また斎藤茂樹常勤監査委員の後任に横井哲郎総務部長(58歳)を決め、これら特別職人事の選任が28日の3月市議会定例会最終日に同意を得たことを踏まえ、4月1日付け発令の部長人事で総務部長に石井直樹・函館駅周辺整備事務局長(57歳)の起用を決定した。

 で、石井総務部長の人事のほか、議会事務局長に上田昌昭港湾部長(56歳)の起用も固め、さらに一部新聞で水道局長に就任の大角幸雄市民部長(58歳)後任の市民部長に足立隆秀・函館病院建設事務局長の起用が報じられたが、この足立氏の人事は誤報ということで(市秘書課)、部長人事が急拠、28日午後5時15分頃に記者発表される運びになった。

(3.28)



2001年着工の総事業費約33億円の総合保健センターは4階建てに

 函館市は先般、2001年度に着工予定の市保健所などが入る総合保健センター(仮称)の基本設計案をまとめ、この中で規模を、基本構想で5階建てとしていたのを4階建てに変更した。周辺住宅地の日当たりなどを考慮した。

 総合保健センターは、現在の市保健所などが老朽化したことから市内五稜郭町35の市営住宅跡地に建設するもので、延べ面積7,850平方メートルが計画されている。総事業費約33億円の大型工事になる。
 市保健所のほか、保健センター、歯科保健センター、衛生試験所などが入ることになっている。
(3.26)


見晴公園内の函館ゴルフ倶楽部に対する管理許可1年延長

 函館市は先に、函館ゴルフ倶楽部(鈴木恒由理事長)に対する見晴公園ゴルフ場の管理許可を1年延長する方針を決めた。管理許可は従来まで3年ごとであったが、昨年、コース内での樹木の無断せん定・伐採などが発覚し、大騒ぎとなり、バブリック化の検討が進められることになった。

 このための「見晴公園ゴルフ場管理運営に関する検討委員会」(草島英晴委員長)がこの3月にスタートし、論議がかじまることになったため、この見極めも考え、まずは管理許可の1年延長となった。
(3.26)


大朗報!台湾からのチャーター便、今年6〜8月に一気に8便!
エバー航空、状況をみて9月以降も運航を検討

 新千歳ー札幌・道央観光でここ数年来、台湾からの観光が千客万来の状況となり、函館観光にあっても台湾からの空路の観光客誘致が切望されている中で、今年6〜8月にかけて台湾のエバー航空(本社・台北)のチャーター便が函館ー台北間で8便運航することになった。

 3月21日までに観光誘致などを目的に台北を訪れていた函館市の訪問団が同航空会社の担当者から確認を取った。訪問団の大きな成果となった。
 これまで函館空港に乗り入れた台湾・同社のチャーター便は計2便だけであったのが、一気に今年の夏は8便も運航ということで、これを契機に台湾観光客の来函に弾みがつくことが大いに期待される段となった。

 6〜8月の8便の利用状況をみて9月以降の運航も検討されるという。
(3.26)
国道沿い・大森浜に面した約4千万円まで下がった話題のホテル物件を、
函館地区のビジネスホテル業者が落札!

今年夏にビジネスホテルとして新装オープンへ

 函館地区で様々な状況を呈したバブル崩壊による土地、建物物件の中でビジネスホテル建設の破綻の象徴となっていた国道278号線沿い、市内宇賀浦町・大森浜に面し、競売にかけられていたホテル「ルミエール・ドゥ・デトロア」の土地・建物が、先般までに4,083万円で落札した。

 土地が約1,200平方メートル、建物は地下1階・地上6階建て、延べ床面積約2,300平方メートルで、客室57室を数え、同物件ホテルは、これを建設した函館市内の不動産会社、(株)不動産情報センターによって1991年に4月にオープンし、経営されていたが、1年後の92年5月に不動産会社が倒産し、ホテルも閉鎖となった。92年12月に早速競売にかけられ、今日に至り、約4千万円まで最低競売価格が下がって監視を集めていた。

 落札したのは、函館市内と上磯町で計4カ所のビジネスホテルを経営しているホテル業者のきたぐに(本社・函館市昭和、成田恭子社長)で、同社は今年夏・7月にもビジネスホテルとして新装オープンさせることにしている。

 しゃれた装いのホテル物件であり、きたぐにではいわゆるビジネスホテルとしてビジネス客をターゲットに
する方針のようだ。
(3.22)



生珍味のトップメーカー、竹田食品の故竹田鉄夫社長の後任に竹田洋子夫人就任
現業の事実上のトップ、代表取締役副社長として竹田寿広常務を選任!

 函館を代表する生珍味のトップメーカー、(株)竹田食品(本社・函館市浅野町3番10号)は、創業者で今日の同社発展を築き上げた竹田鉄夫社長が先般、急逝したのに伴い、2月28日に臨時株主総会並びに取締役会を開き、後任の代表取締役社長に故竹田社長の夫人である竹田洋子氏、代表権を持つ副社長に長男で常務の竹田寿広氏を各選任するなどの新陣容を決定した。事実上、竹田寿広副社長が現業トップの重責を担うことになった。

 取締役には(株)魚長食品の柳沢勝社長、同・大桐幸右エ門専務らが名前を連ねており、柳沢社長らが後見人的存在となっている。

 以下、新陣容は次の通り。

▽代表取締役社長  竹田 洋子
▽代表取締役副社長 竹田 寿広
▽取締役 竹田孝士、林 圭三、米安 一、柳沢 勝、大桐幸右エ門、住吉博之、渡辺和輝、清野千鶴子
▽監査役 横山俊久、竹田貴子
(3.18)


梶原洋一助役、木村孝男収入役が確定!

斉藤氏後任の常勤監査役に横井哲郎総務部長を起用

 本ニュースサイトでいち早く特報した通り、井上博司函館市長は、3月末で辞任する山那順一助役の後任人事で、3日までに助役に梶原洋一収入役(58歳)の昇格、梶原氏後の収入役に木村孝男市議会事務局長(58歳)を起用する意向を最終的に固めた。助役・梶原氏、収入役・木村氏が本線と言及したが、その通りになった。

 また、井上市長は、3月末で退任する斉藤茂樹常勤監査役の後任に、第3次行財政改革推進計画の取りまとめに力注し、一定の道筋をつけた横井哲郎総務部長(58歳)の起用も固めた。
(3.3)



<山那助役1年の任期を残して3月一杯で辞任>
◆助役に梶原洋一収入役、収入役に木村孝男市議会事務局長か!
〜水道局長人事も絡み?一部流動的〜

<<後任助役人事、庁内起用だが、人材極めて乏しく、庁内外広く行方を最注視>>

斉藤常勤監査委員も3月一杯で退職の運び相まって部長人事にも波及。
宅見水道局長、引責辞任の方向で、大型幹部人事の可能性も

頭が痛い2年目に入る井上市長。今後の市政を左右する重大人事


 故・木戸浦隆一前市長時代の 年5月に収入役から助役となり、昨年4月の井上博司市長誕生後、筆頭助役を務めている函館市の山那順一助役(64歳)が、先般までに3月一杯で任期を1年残して辞任する運びになったことから、後任人事が一挙に注目されている。

 山那助役とともに、斉藤茂樹監査委員(常勤)も3月末で退任することになり、これによって部長人事にも波及必至で、後任助役をはじめとする市幹部人事は、人材が極めて乏しいと内外から指摘されている中で、2年目に入る井上市政の今後の行方、事務当局の行政能力を占うものとして庁内外の注目がこれまで以上に集まっている


〜本文へ(長文につき別ページPDF)〜

(2.25)

井上函館市長、地域経済・雇用と福祉重点の新年度市予算案を発表!
「まちづくり活動ランクアップ」として主な12のまつり・イベントに補助金を増額

大騒ぎの下水道料金値上げ問題に関し、撤回要求はねつける一方、ゴミの有料化は延期を表明
緑の島の水族館計画、またまた延期やむなしに

 函館市の井上博司市長は、10日午後、記者会見し、一般会計1,239億9千8百万円、対前年比(6月補正後)1.9%増、特別会計と企業会計を含めて総額2,629億円8千5百万円、対前年比(同)2.6%減の平成12年度の市予算案を発表した。28日開会の市議会定例会に提案する。

 記者会見の中では、大口の利用者である民間業界団体が値上げに反対し、昨年12月議会での議決の撤回を求め、市と市議会に要請文を提出している下水道料金問題に対して、すでに議決され、今年4月実施で成立したことでもあり、修正・撤回は困難であるとして、業界に粘り強く理解を求める意向を示す一方、今年10月からの実施を目指していた家庭ゴミの収集有料化については、市民の理解を得るにはなお時間が必要として、導入を見送り、延期する方針を明らかにした。

 加えて、函館港の緑の島で計画している、事業主体・コクドの第三セクター方式の水族館を中心とする「アクアコミュニティ構想」について開業計画の更なる延期を表明した。

 新年度予算案の編成に当たっては、「市役所の徹底した自己改革」「多様で力強い産業構造と雇用創出」「いきいき高次福祉・文化都市の実現」の3点を重点目標としたとし、「地域経済活性化施策」として2億3千4百万円、「地域福祉政策」に8億1千5百万円を配分、地域経済・雇用対策と福祉に力点を置いたとしている。

 また、昨年4月の市長選で公約した「人づくりまちづくり1億円事業」として7千万円を計上し、市民自主研修支援補助はじめ、中学生海外派遣事業、まちづくり活動支援補助金を予算化、加えて、まちづくり活動ランクアップ支援補助金として、港まつりから箱館五稜郭祭、湯の川温泉いさり火まつり、高田屋嘉兵衛まつり、はこだて冬のイベント、函館夜景の日、はこだてクリスマスファンタジー、市民創作・函館野外劇、等々に至る函館の主な12のまつり、イベントに対して補助金の増額あるいは新規補助を打ち出し、1千7百万円を予算計上した。
(2.10)


函館新聞、4月1日から朝刊紙への移行を決定

 函館新聞社(本社・函館市港町、広多正栄社長)は、先に報じたように現在の夕刊紙発行から朝刊紙への変更を本格検討してきているが、16日までにこの朝刊紙への移行を決定した。4月1日から実施する。

 販売店の協力も取り付けており、朝刊紙への変更に当たって、現在のページ数を2ページ増やし、16ページにし、購読料金も現在の1カ月1、800円を500円値上げする意向で、販売店と協議している。
(2.16)

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はこだて未来大・前期入試、欠席者は60人だけで、1,440人が12倍の難関に挑戦
市民体育館での函館はじめ、札幌、東京の3会場で

 公立はこだて未来大学の前期入試が、道内国公立のトップを切って、15日午前10時から函館、札幌、東京の3会場で行われた。3会場会わせて、志願者1,500人のうち欠席したのは60人だけで、1,440人が受験した。最終倍率は、複雑系科学科(前期入試定員40人)が346人の受験者(志願者355人)で8.65倍、情報アーキテクチャ科(前期入試定員80人)が1,094人の受験者(同1,145人)で13.68倍となった。全体では12倍となった。

 地元函館の函館市民体育館では、358人が試験に臨み、午前中は数学、午後からは英語と選択科目の試験に取り組んだ。札幌では575人、東京では507人が受験した。

 ときに、志願者の道内外別では、道内が748人、うち函館圏を含む渡島・桧山が164人、道外が752人であった。道内外ほぼ半々であったわけで、渡島・桧山の志願者は全体の約11%であった。
 合格発表は24日。後期入試は現在願書受け付け中で、3月10日に行う。

 なお、全国の国公立の入試は、定員を2分割し2回行われることになっており、前期日程が25日から一斉にスタートする。
(2.15)
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函館新聞、朝刊紙への変更を本格検討!
4月1日から実施の意向を持って販売店と協議

 夕刊紙・函館新聞を発行している函館新聞社(本社・函館市港町、広多正栄社長)は、今年4月1日から朝刊紙に変える意向を固め、この10日までに販売店との協議、調整に入るなど本格的に検討を進めている。

 函館新聞を巡っては、今年で創刊まる3年が経過する一方、北海道新聞社が地域情報版として同じ題名の「函館新聞」を出すなどしたため、公正取引委員会の場で係争中にあるが、道新側が昨年、「函館新聞」の題字使用を取り止めたのをはじめ、この2月7日にはさらに一方的に係争集結を求めて同意審判を公取委に申し出るなどの状況となっている。言うならば、「函館新聞」の題字を巡る係争は道新側に利非ずで白旗宣言の流れを加速し、事実上、函館新聞社側に軍配が上がっている。

 このような中、夕刊紙・函館新聞に対しては、函館地方の実情などから、「夕刊紙ではなく、朝刊紙にした方がいいのではないか」という声が読者から寄せられるなどし、同社にあってはこれまで内部検討してきた。

 で、この朝刊紙への切り替えとなると、自社内部の体制整備もさることながら最もクリアすべきことは販売店との問題として、2月上旬に各販売店への説明、打診が行われた。函館新聞の取り扱いは朝日、毎日、読売の東京3紙の各販売店が行っており、販売店の労務問題に関する話し合い、調整が不可欠になっている。
 函館新聞社では、「検討している最中。販売店の了解、協力を得ることなくして(朝刊紙への変更は)出来ないので、これを進めている」と語っている。
 朝刊紙への変更に際しては、現在の14ページだてを増ページする意向にもあるようだ。

 函館地方の新聞事情は、東京3紙と日本経済新聞がすべて朝刊一本であり、また道新も朝夕刊のセット販売を基本としているが、全体としては朝刊紙指向が極めて強いところとなっている。
 このため、せっかくの「函館新聞」も夕刊紙ではなく、朝刊紙にした方がいいのでないかとの意見は少なくなく、また、道新側との題字を巡る係争も実質的に決着の方向にあって、この際は、反転攻勢に出るという観点からも朝刊紙への変更がベストとの見方が出ている。

 なお、函館新聞社は、「函館新聞という新聞が2つあった実害は非常に大きく、同意審判の申し出など道新側のやり方は身勝手」として「近く損害賠償請求訴訟を起こす」としている。
(2.11)
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未来大の前期入試、複雑系8.9倍、情報アーキテクチャ14.3倍に確定
道内外約半々/地元含め道内51%、道外49%

 2月4日消印で締め切った公立はこだて未来大学の一般選抜・前期入試の志願者が、複雑系科学科355人で8.9倍、情報アーキテクチャ学科が1,145人、14.3倍で最終確定した(2月7日午後5時)。

 2つの学科合わせて、地元渡島・桧山の両管内からの志願者は170人で、全体の11%になったのに対して、道外からの志願者が742人に達し、49%を占めている。道内外別では、渡島・桧山を含む道内が51%、道外が49%になった。

 前期の試験日は2月15日で、函館と札幌、東京の3会場で行われ、2月24日に合格発表。

 後期入試は、2月14日から3月2日まで願書の受け付けで、3月10日が試験日となっている。
 (2.8)

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未来大・15日の前期入試、予想を超える高倍率!
複雑系8.7倍、情報アーキテクチャ14.0倍(5日午後5時現在)

出願者の半分が道外。渡島・桧山は1割強

 公立はこだて未来大学は、2月15日(火)に一般選抜前期入試を実施するが、その志願者が5日午後5時現在までに、複雑系科学科で40人の定員に対して348人が出願し8.7倍、情報アーキテクチャ学科が80人の定員に1,121人出願し14.0倍となっている。願書の受け付けは4日で締め切られたが、4日消印のものまで有効であることから、最終の出願者最終確定は7〜8日頃になる模様だ。

 4月の開校に向けて、予想以上の応募、高倍率となっており、このことは同大学に関して前評判が上々であることに加えて、初めての今回は試験日が他の既存国公立と異なったためなどとみられている。

 出願者の1割強が地元の渡島・桧山管内で、道外からの出願が半数を占めている。15日に函館市は市民体育館、ほか札幌と東京の計3会場で試験が行われ、24日に合格発表となる。

 後期入試(定員48人)は、14日から3月2日までが募集期間で、試験日は3月10日となっている。
(2.5)

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未来大、72人の推薦入試合格者を発表。
内訳は、複雑系21人、情報アーキテクチャ51人。函館圏からは26人。

 公立はこだて未来大学は、31日、先に実施した推薦入試の合格発表を行い、合格者と高校へ文書で知らせた。

 事務局によると、受験した88人に対して、合格者は推薦枠としていた72人で、複雑系科学科が21人(受験者数26人)、情報アーキテクチャ学科が51人(同62人)。
 
 72人の地域別内訳では、渡島・桧山の道南が30人(同37人)、うち函館圏は26人(同31人)。道南を除く道内が35人(同42人)、青森関係が7人(同9人)としている。
(1.31)

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コンサドーレ札幌の公式戦、函館開催正式決定!
4月23日、千代台公園陸上競技場で対モンテディオ山形戦

 今年は待ったなしにJ1昇格が切望されるJ2のコンサドーレ札幌の公式戦が、シーズンオープン間もない4月23日(日)、函館で開催されることが正式決定した。公式戦の函館開催は初めて。会場は函館市千代台公園陸上競技場で、対戦相手はモンテディオ山形。

 同陸上競技場は、昨年春に全面改修オープンし、1万5千人収容できる。昨年7月、コンサドーレ札幌と函館選抜の親善試合が行われ、予想を超える1万2千人を集めた。
 公式戦開催を地元サッカーファン、関係者らはこぞって大歓迎している。
(2.9)
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スキー修学旅行・高校生第1陣函館入り
今冬は、16校・約3千人

 1月11日、今冬シーズンの先陣を切って佐賀県の高校生186人がスキー修学旅行で空路・全日空便で函館入りしたが、市観光課によると、今冬は16校、約3千人が函館近郊のスキー場を舞台にスキー修学旅行を予定している。

 16校、約3千人は、昨年に比べて7校1千5百人ほど少ないということだが、これは神奈川県の高校6校などが今年はスキー修学旅行を取り止めて、沖縄などの一般旅行にしたためとしている。

 函館、大沼を宿泊地としており、全体の7〜8割が函館湯の川温泉に宿泊。第1陣の佐賀県立佐賀農高の生徒も湯の川温泉に宿泊した。大半が3泊4日の日程という。
(1.12)
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激化する函館ー札幌間バス・列車集客競争!
高速バス各社、2月1日から4月20日まで片道3,900円に値下げ

 「オーロラ号」で知られる北都交通(本社・札幌)の函館ー札幌間の都市間高速バスの運賃が、2月1日から4月20日までの期間中、片道大人3、900円(通常4、680円)、往復で7、400円(通常8、340円)に値下げされている。乗客が落ち込む冬季間対策で、学生など若い人たちに好評のようだ。JR北海道の競争がより激化している。

 函館ー札幌間に高速バスを走らせている北都交通の「オーロラ号」、それに北海道中央バス(本社・小樽)と道南バス(本社・室蘭)共同の「オーシャンドリーム号」で、1日計7往復全て。

 値下げ料金は前記の如くで、小学生以下は大人の半額。親子で乗車したときの特別割引もあり、大人と子供核一人の親子で往復1万円(通常1万2510円)。

 この函館ー札幌間では、JR北海道が特別割引を導入しており、昨年7月から朝夕の決まった時間帯に限って特急指定席の往復料金を1万円(通常1万4、160円)にしている。
(1.30 )
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未来大学の一般選抜・前期入試の出願状況、極めて順調!
2月4日の締め切りまで、この調子だとかなりの倍率へ

 公立はこだて未来大学は、この1月20日から一般選抜・前期入試の願書受け付けをスタートしているが、出願状況は極めて順調で、同大学が27日午後6時半時点で発表している数字では、複雑系科学科が前期40人の募集に対して97人が出願し、2.43倍になっている一方、情報アーキテクチャ科は前期募集80人に対してすでに406人が出願、倍率5.08倍という高い人気になっている。

 前期の願書締め切りは2月4日までであり、この調子で行くと、情報アーキテクチャ科などはかなりの倍率が予期されるものとなっている。なお、前期の試験日は2月15日。
(1.27)
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公立はこだて未来大学・推薦入試(小論文と面接試験)行われる!
推薦枠72人に対して、出願の全員88人が受験。

一般選抜前期入試・出願受け付け中で、試験日は2月15日

 4月に開学する情報系4年制大学、公立はこだて未来大学(学長予定者・伊東敬祐氏)の第1期生入試第1弾となる推薦入試が、23日、午前10時から小論文試験、12時から面接試験ということで行われた。1月31日に合格発表される。

 推薦入試の会場となった函館市戸倉町の函館高専には、午前9時前後から受験生が次々に試験場に入った。14日の願書締め切りまでに88人が出願し、この日の試験には推薦枠72人に対して、出願した全員の88人が姿を現し、受験した。

 午前10時からは1時間にわたって小論文試験、11時から12時までの昼休みを挟んで12時からは、試験官4人が6つのグループになって88人一人一人に対して約15分ほどの面接が行われた。

 受験した88人のうち女子は27人。学科別では、複雑系情報学科が26人(定員80人で、推薦枠24人)、情報アーキテクチャ科が62人(定員160人で、推薦枠48人)が受験した。
 地域別では、推薦枠36人の、函館圏とこれを除く渡島・桧山の道南分は計37人(函館圏が31人、他渡島・桧山が6人)で、推薦枠31人の函館圏・道南を除く道内が42人、推薦枠5人の青森関係が9人となった。

  同大学建設事務局が公表した推薦入試の小論文の内容は、次の通り。
1(配点、80点)
〜「公立はこだて未来大学」で、学園祭が計画されています。この大学では、学園祭で何をやるかの企画を一般学生から募集します。
 あなたが既に「公立はこだて未来大学」の学生になっているとして、あなたは学園祭にどんな企画を提案しますか? 企画書を書いて提出してください。企画書には、企画の内容、企画の目的やねらい、その企画の実現のためにどのような準備が必要であるかを必ず書いて下さい。 400字以下で書きなさい。〜
2(配点、20点)
〜略〜
※これに関しては、小論文ということではなく、(宮川公男「統計学のおかげで生き延びた」より参照)ということでの、ちょとした計算の式を示して答えなさいとする数学的な2問の出題となった。

 なお、推薦入試こに続く、一般選抜は前期(120人)、後期(48人)の2回にわたって行われ、前期入試の願書受け付けは1月20日〜2月4日までで、現在受け付け中。試験日は2月15日。
 後期は願書受け付けが2月14日〜3月2日までで、試験日は3月10日となっている。

(1.23)

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未来大学・推薦入試、72人の枠に出願数88人に。23日に小論文と面接の試験。
1月20日からは一般選抜・前期入試の願書受け付けへ

 4月開学する公立はこだて未来大学の第1期生入試第1弾となる推薦入試の願書受け付けは、1月14日(消印有効)で締め切られたが、17日までに出願数は結局88件(人)となり、推薦枠72人に対してこれを確保するものとなった。同大学建設事務局では一応、この88人が最終的なものと判断している。

 88人の内訳は、複雑系情報学科が26人(定員80人で、推薦枠24人)、情報アーキテクチャ科が62人(定員160人で、推薦枠48人)。さらに、地区別では、推薦枠36人の函館圏とこれを除く渡島・桧山の道南分は計37人(函館圏が31人、他渡島・桧山が6人)で、推薦枠31人の函館圏・道南を除く道内が42人、推薦枠5人の青森関係が9人の出願となっている。

 推薦入試は1月23日に小論文と面接という形で行われ、1月31日に合格発表される。

 これに続く、一般選抜は前期(120人)、後期(48人)の2回にわたって行われ、前期入試の願書受け付けは1月20日〜2月4日までで、試験日は2月15日。後期は願書受け付けが2月14日〜3月2日までで、試験日は3月10日となっている。
(1.17 )
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14日締め切りの未来大学・推薦入試願書受け付け、午後3時現在で83人
検定料入金99件あり、最終的には100人くらいの見通し

 公立はこだて未来大学の推薦入試(全体で推薦枠72人。うち函館・道南は36人)の願書受け付けは、1月14日(消印有効)で締め切りとなるが、14日午後3時過ぎ現在での受け付けは全体で83件(人)となっている。ただ、願書提出前に必要な検定料の振り込み・入金が99件あることから、最終的には100件(人)ほどになる見通しで、事務局では、「大体、考えていた件数」と語っている。

 願書提出のあった83人の内訳は、函館・道南(渡島・桧山両管内)が37人で、うち函館市と隣接4町のいわゆる函館圏は31人、ほか道南が6人となっている。一方、函館・道南を除く道内(推薦枠31人)は38人、青森関係(推薦枠5人)は8人。
(1.14)




業界団体下部に「市と代表らの談合決着」として強い不満!
「焚き付けておいて、梯子を外した」

「経営審議会」の設置で決着をみた下水道料金値上げ問題

 昨年12月の定例函館市議会で理事者側の提案通りに可決・成立し、一件落着したと思われた函館市の下水道料金値上げ問題(平均8%、今年4月実施)をめぐって、市と、不況下のこの値上げは認められないとする民間業界団体が鋭く対立、与野党の函館市議も巻き込んで抜き差しならぬ状況と化したが、業界団体の要求する議決の撤回、修正などは前例がないとして市、与党(値上げ賛成に回った)ともに応じられないとして排除する一方、市は、水産業界向けに、卸売市場の荷さばき場の建設を決定したほか、あの手この手の非公式折衝の末、料金問題を検証する各界各層から成る「経営審議会」の設立で事態収拾の運びとなった。

 赤字が大きくなれば、すぐに値上げに走るという自浄努力欠如の市の安易な公共料金値上げ姿勢に大きな警鐘を鳴らしたものだが、今回のこの下水道問題に端を発した、函館の基幹産業である水産業界やホテル・旅館業界の市や議会に対する不信感・不満は、表面上はともかくとしても、業界団体下部には強く内蔵しており、今後、事ある毎に顔を出し、尾引くことになりそうだ。

 2月28日、井上市長が高野洋蔵函館水産連合協議会会長ら11人の業界代表と懇談して、手打ちし、設置を決めた「経営審議会」は、各界各層の代表で構成し、新年度早々にも料金の在り方など下水道事業全般を検証、協議しようというもの。

 今回の決着について、業界団体幹部の中からは、「業界代表らは仕方がないとして妥協したが、これは市と代表者らの談合決着そのものだ。審議会の設置など何の意味もない」といった厳しい批判が出ているほか、「(代表らは)われわれを焚き付けておいて、梯子を外した」とか、「値上げは認められないと(水道局が値上げ案を示した時から)陳情したのに、強行突破したもので、市民を置き去りにした行政」との声が出ている。
 そして、「(業界団体組織の)下部は全然納得していない」と語っている。
(2.29)

下水道料金値上げの議決の修正・撤回など求める要請文を決議!
市や議会のやり方、安易な値上げを糾弾

与党市議らは、「何とかご理解を」と煮え切らない見解、態度に終始

 今年4月実施の下水道料金値上げに反対し、昨年12月の函館市議会定例会の議決の撤回を求める「函館市の公共料金を考える懇談会」の集会が、7日午後2時から函館国際ホテルで開かれ、「下水道料金値上げの議決修正を議会に求め、撤回措置を講じる」「水道局新庁舎建設費の下水道料金算入除外と建設延期を行う」「各種公共料金の安易な受益者負担への転嫁は行わない」などの6項目を全会一致で決議した。要請文として8日午前10時から、市役所に出向き、井上博司市長並びに熊坂成剛市議会議長に手渡す。

 この懇談会と名打った集会は、12団体・事業所から成る函館水産連合協議会(高野洋蔵会長)はじめ、函館クリーニング商業組合(斉藤正義理事長)、函館ホテル旅館協同組合(斉藤寿一理事長)、函館湯の川温泉旅館協同組合(河内孝夫理事長)、函館豆腐油揚組合(工藤健翁組合長)、函館製麺組合(宮川照平理事長)、函館地方石油業協同組合(遠藤紘司理事長)、函館バス協会(出浦一誠理事長)が結集して開いたもので、業界団体の代表13人を含め約60人ほどが出席した。

 午後2時からはまず、業界関係者らだけの懇談会を開催。主催者を代表して高野函館水産連合協議会会長が、あいさつに立ち、
「民間企業では考えられない論理で下水道料金の値上げを決めた。これまで市役所に対しては賃金問題をあえてふれずに来ていたが、このような値上げで人件費を負担していいのかと考えるし、非効率的な公営企業も問題。いつまでもなあーなあーで済まされなく、市も常識の線で対処してほしい。市職員ももっと謙虚になって行政に当たってほしいと考える。公共料金の値上げ問題全体は、異業種が一致団結して考えて行く必要がある」
 などと訴えた。

 次いで、値上げに至るこれまでの経過報告が行われ、この中でろくに論議もせず、わずか2カ月足らずで議決してしまったことなどが強調された。

 そして、函館水産連合協議会の藤原厚副会長(函館水産物商業協同組合理事長)を司会進行役に意見交換が行われ、藤原副会長が、
「公共料金値上げが目白押しに打ち出され、流れが早くなっている。議会も厳しい経済の現実を知らないような状況にある。市議の中には、与党の一員だから理事者の提案には全て賛成しなければならないなどと言う人がいるようだが(市政クラブの北原善通市議が語ったといわれる)、全く変な話で、これだと市職員と同じと言うことになり、とんでもない話だ」と述べたのを皮切りに、

「死ぬか生きるかの経営をしているときに、公共料金を安易に値上げするというものであり、下水道料金が累進制ということも問題で、我々が一生懸命にお客さんを集め、お客が入れば入るほど(料金を)取られる。商売をやっている人を市は一体どう思っているのか。私どもの商売があって函館市が成り立っているのでないだろうか。議決の撤回が可能なのかどうか。また、この問題が発展すれば、(井上)市長の責任問題どうこうと言う向きもあるが、湯の川温泉の組合としては何もそこまで考えていない」(河内孝夫理事長)

「選挙の度に使われるだけで、市は私ども水産業界のために何一つやっていない。雨の中で傘を差してセリをしている始末で、このことがテレビで全国にでも流れた函館はどういうことになるのか。今度の値上げは我々が一番忙しい12月にどさくさに紛れて議決してしまった。それも(水道局長が)ウソの報告を市議会で行って決めたもので、撤回してもらいたい。少し景気の良くなったときに、(値上げを)実施すればいい」(石黒義男函館特産食品工業協同組合理事長)

「市民不在の議会で、市民不在の行政であると痛感する」(斉藤寿一理事長)
 等々、市や市議会の今回のやり方に対し、鋭い批判、指摘が次々に行われた。

   ◇   ◇   ◇

 時間がないということで、懇談会を一旦打ち切った後、休憩時間を挟んで、午後3時過ぎからは2時間半近くにわたって市議を招いての懇談会第2弾が行われ、ここでもまず高野会長が主催者あいさつに立ち、
「市には水産業界として何一つやってもらっていない。傘を差してセリをやっているほどの現状である。市職員の年間給与は平均850万円と聞いており、この1割でもカットしたら、下水道料金の値上げはおろか、ゴミも無料でやっていけるのでないか。小企業や零細企業を潰すことなく、庶民の感覚で市政に当たっていただきたい」
 云々と苦言を呈した。

 このあと、出席した市議12人との意見交換に移り、業界団体代表らが市議に見解を正したが、いずれの市議ともに、煮え切らない発言が目立ち、「皆さんとの意志疎通に欠けた。このような会をもっと早く持つべきであったと反省している」とか、「いろいろ考えたが、このままだと、水道会計の赤字が巨額になるということでやむを得ない選択をした」、「何とかご理解願いたい」などといった通り一遍の返答に終始した。
 中には、当選回数の多いある長老議員のように、理事者答弁ような煮え切らない発言を繰り返す者もいて、かみ合わないものとなった。

 ちなみに、今回出席を求めたのは値上げに賛成した与党議員で、与党最大会派の市政クラブからは、出村勝彦、小野沢猛史、敦賀敬之、白崎憲司郎、工藤恵美の各市議、新緑クラブから井田範行市議、無所属の桶本建郎市議。公明党からは中江捷二、瀬尾保雄、志賀谷隆、小谷野千代子、茂木修の5市議全員が出席した。北原善通、小玉陽三、能登谷公の各市議、この水道料金問題を取り扱う建設常任委員会の委員長である小川進市議らは欠席した。

 出席市議らの「何とかご理解をー」という見解に対して、業界団体関係者らからは、「これではゼロ回答だ。虚偽の報告で議決、可決してしまい、修正して延期出来ないのか」などといった不満も投げつけられた。

 で、緊急提案も行われ、この懇談会を今後さらに行政や議会に反映させるために、同会を「函館市の公共料金を考える協議会」に発展させることを満場一致で決定した。
 このうえで、2月28日開会予定の市議会定例会に向けて、もう一度、撤回実現のために検討して行くことも決定。継続的に撤回要求運動を進めることになった。

 また、集会の後の記者会見では、「今回を持ってガス抜きに終わらせることなど決してない」とする一方、「野党の民主・市民ネットなどとの会合も今後持つ」、「変な結果に終わるならば、今後は市行政に協力出来ないということになる」などの見解が業界代表から明らかにされた。 
(2.7) 

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騒ぎ広がる下水道料金値上げ問題/この7日に懇談会の形で撤回要求の反対集会!
「宅見局長の首差し出す」などの収拾話も飛び交うが、業界は強硬姿勢

 昨年12月の市議会で理事者側の提案通りに可決・成立し、一件落着したと思われた函館市の下水道料金値上げ問題をめぐって、市と、この値上げは絶対に認められないとする民間業界団体が鋭く対立、与野党の市議も巻き込んで抜き差しならぬ状況と化している。
 この2月7日には、水産業界やホテル・旅館業界をはじめとする、水を大量に使う業界多数が結集して懇談会の形での決起集会の開催を決定、そのふれ太鼓が出回っているほか、与野党の各市議にも出席を求める案内が送付済みであるなど、騒ぎが広がっている。

 業界幹部らは、「市の宅見(純一)水道局長が値上げ(平均8%で、今年4月から実施)の説明に来たときに、今日のような経済情勢では業界も大変で、値上げは反対で絶対に認められませんよ、と言ったのに、これを無視。それどころか、業界は了承、理解しているなどと議会(委員会)でウソの発言をし、これを受けて議会は通してしまった」と大反発。
 「そもそも、下水道は沢山使えば安くなるというのでなく、大口ほど使えば使うほど高くなるという累進制度で、これ自体変な制度で、また、市はゴミ処理でもなんでも、金が足りなくなれば安易に値上げを打ち出す。一方で、合理化や人件費を抑えるとか、内部努力はなきに等しい。加えて、こんなに厳しいときに、(庁舎が入る十字街再開発)ビル建設をやって建設費として25億円も負担し、これを水道・下水道料金に転嫁するという話だ。こんなもの受けるわけに行かない」と業界幹部らは語気を強め、「撤回するか、凍結するか。次の議会で修正してもらわねばならない」と一歩も引かない構えだ。

 これに対して、市は燃え上がる値上げ反対の火を消すのに躍起で、「もう議決、成立していることだし、なんとか理解してほしい」とする一方で、反対の先頭に立つ水産業界などに向けては、「計画中の施設を新年度予算で計上するからー」などとあめ玉を持ち出す始末だが、業界側は、「それとこれは別問題。そんな取引に乗れるか」とにべもない。

 また、市側の動きとして、「この際は宅見(局長)の首を差し出すことで、騒ぎを収めたいようだ」との話がすでに飛び交っている。がしかし、業界筋では、「値上げはダメだと言ったのに、逆のことを言った(宅見局長は)とんでもない奴だが、そんな首なんかどうでもいい。値上げ撤回の修正をやれば済むことだ」と語り、現状では落としどころには無理な様相の感もー。

 他方、出欠の有無を突き付けられた市議らは、出るとか出ないとか、ここは意思統一して会派幹部が代表して出るとかなんとか、多分に右往左往の様子となっている。

 あるホテル・旅館組合幹部にあっては、「市は、観光が函館の基幹産業だと言っているし、水産加工についても同じ事を言っているわけでしょ。その業界が不景気の中で一番打撃を受ける値上げをここでやるというのは一体、どういうことなんだ」と不信感を増大させている。

 ときに、2月7日の反対集会開催の中心となっているのは、所属13団体の函館水産連合協議会(高野洋蔵会長)で、これに函館ホテル旅館協同組合、函館湯の川温泉旅館協同組合、北海道クリーニング環境衛生同業組合函館支部、函館豆腐油揚組合、函館製麺組合などの水の大口利用の業界がこぞって呼応し、さらに他数団体とも連絡中としている。
 同日は、「下水道料金改定に対する撤回・凍結・延期等の要請に係わる協議について」をはじめ、「行財政改革・コスト削減の積極的取り組み要諦に係わる協議について」、「各種公共料金転嫁に係わる協議について」、「その他」の4項目を協議議題にするとしている。
 これらから、この下水道料金値上げ問題、行方次第では2年目の井上市政を揺るがす事態ともなりかねない、との指摘も出ているー。

(2.1) 

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函館市・山那順一筆頭助役、3月末で退職へ!任期1年残して辞意固める。
後任は庁内起用の方向だが、人材乏しく、庁内外が広く行方に大注視!

 故木戸浦隆一前市長時代の97年5月に収入役から助役となり、昨年4月の井上博司市長誕生後は筆頭助役を務めている函館市の山那順一助役(64歳)が、29日までに3月一杯で任期を1年残して辞任する意向を固めた。井上市長は慰留している模様だが、辞意は固く、山那氏は本誌取材に対して、「後進に道を譲りたい。市長には了承してもらえるものと考えている」と語っている。後任は庁内から起用する方向のようだ。

 山那氏は、井上市長とは函館西高卒、市役所採用の同期で、秘書課長、市民部長、商工観光部長、総務部長などを歴任し、94年6月に収入役に就任、そして助役に昇格。「市長交代で井上市長スタートの昨年、身を引こうと思った。支えることでお役に立てばと1年間続けてきたが、庁内も軌道に乗ってきたことだし、この際は退職しようと考えた」としている。

 山那助役は、地元経済界、政界に広く知られる存在で、任期を1年残して辞意だけに、後任助役人事の行方も絡んで、また昨年末で決着済みかと思われたが、なお再燃・問題化している下水道料金の値上げ問題など相まって、井上市政の動向が注視されるものとなっている。

 いずれにしても、後任人事は井上市政にとって大問題で、人材が極めて乏しいと内外から指摘されている中で、行方が非常に注視される。
(1.30)

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渡島支庁長に泉川睦雄氏。菅原前支庁長は1年にして知事室長に栄転

 道の4月1日付けの人事異動で渡島支庁長が交代した。菅原久広前支庁長(56歳)が本庁に戻って知事室長に就任する一方、後任の支庁長には保健福祉部次長であった泉川睦雄氏(55歳)が就任した。

 菅原氏は建設部技監から1年前に支庁長に就任したばかりであったが、知事室長に栄転した。新支庁長の泉川氏は、上富良野町の出身で、北大法卒。

 なお、今回の道庁幹部人事では、筆頭副知事であった丸山達男氏が退任し、丸山氏後の筆頭副知事には桧山支庁長などを歴任し、道南でもよく知られる真田俊一副知事が就任した。真田副知事は道政全般の総合調整や総務部の財政などを担うほか、農政、水産林務、また道南圏の担当ともなった。
(4.2)



湯の川温泉街の旧明月園ホテル、やっと、パチンコ業者が落札。
6年前の最初の公売価格の約3分の1の5億5千6百万円で

 平成6年春に最低公売価格約18億円で競売(第1回)に付されて以来、なかなか落札されずに至っていた函館湯の川温泉街、市電通り入り口近くにあって注視されていた旧明月園パシフィックホテルが、去る1月11日付けでついに、登別市に本社を置くパチンコ経営業者に5億5千6百万円で落札決定となった。実に6年近くを要して最初の公売価格の3分の1以下に落札となったことになる。

 落札したのは、(株)三光グループ(代表取締役・金海光訓氏)で、同グループは函館地域においても函館市港町でパチンコ「キング」、上磯町追分でパチンコ「王様」などを経営しており、落札した旧明月園跡は老朽化がひどい建物を取り壊し、新たに大型パチンコ店を建設するものと見られている。
 湯の川温泉の表通りに面し、ぶざまな姿をさらしていただけに、また、同業のホテル・旅館業者でなく、パチンコ業者が落札したこと相まって、地元では大いに歓迎している様子だ。

 落札した物件内容は次の通り。
▽所在地 函館市湯川町2丁目10-1
▽土地・6筆 7、100・60平方メートル(2、151・69坪)
▽建物・6筆 延べ約1万平方メートル

(1.20)