函館電子新聞
ニュースファイル2000.10-12



大朗報!大懸案の新外環状道路の整備区間昇格決定!
函館ICー函館空港付近10キロメートル、着工へ

異常なまでに決定・発表が遅れたが、地元選出衆院議員、市や商工会議所など首脳らの努力実る!
函館暫定開業の道新幹線はダメだったが、新外環決まり、函館地域は希望の持てる新年へ


【速報】 来年度政府予算案の編成の中で、函館暫定開業の道新幹線問題(着工見送り決定)とともに、着工に向かう整備区間への昇格がなるかどうか、正念場を迎えていた函館新外環状道路に関して、大蔵原案内示の20日午後3時前になって、函館新道・函館インターチェンジ(IC)ー函館空港付近間10キロメートルの整備区間昇格が決定した。これによって、慢性的な交通渋滞に陥り、函館地区の経済、市民生活に大きな影響をきたしている産業道路の北側に地域高規格道路としての、いわゆる新外環状線がいよいよ待望の工事着手の見通しとなった。

 また、今回は同新外環状道路全線のうちの函館空港付近ー国道278号線(下海岸)間の5キロメートルについても、調査区間に昇格した。

 道新幹線問題の先送り決定で落胆隠せない地元函館であったが、もう一つの大懸案事項で、21世紀を迎えるに当たって函館圏発展のために、どうしても着工が不可欠であった新外環状線がここにきて決まったことは大朗報となっている。

 井上博司函館市長はじめ、高野洋蔵函館商工会議所会頭ら地元首脳上げて、陳情に動き、特に、井上市長にあっては11月から公務の合間を縫って再三にわたって上京し、陳情を行ったことが実った。

 また、市、商工会議所などが、昨6月の総選挙で落選した佐藤孝行自民党前衆院議員に代わって自民党道連会長で党総務局長である鈴木宗男衆院議員に力添えをお願いしたことも功を奏した。

 そして、この新外環状線問題については、地元選出の鉢呂吉雄民主党衆院議員のこれまでの地道、熱心な働きかけ、訴えも大いに役立ち、功績を上げるものとなった。鉢呂衆院議員にあっては、昨夏頃すでに、本誌の取材などに対して、「今年12月、整備区間指定は間違いない。なんとなれば、建設省の道路局長と話がついている」と語っていたところであり、その通りの結果になった。今回も、鉢呂衆院議員にあっては、地元選出代議士として裏方で建設省、道開発庁首脳・幹部に実現を強く要請、懸命に働きかけたことも昇格正式決定に大いに貢献した。

 いずれにしても、今年の予算折衝の中で、異常なまでに今年の整備区間の決定・発表が遅れ、最後の最後まで微妙とされてきた同整備区画への昇格・着工問題であったが、ついに本決まりとなって日の目を見ることになった。

 道新幹線は先送りで、未だ前途多難のままだが、新外環状線の着工決定によって、函館地域は希望を持って新世紀を迎えることになろうー。
(12.20)

市内西桔梗へのイオン・ジャスコ出店問題に対し、井上市長、
初めて公式(市議会本会議)に、協議進行中と言明!

「規制緩和の大きな流れ、法的手続きによる進出には歯止めかけられず、
産業道路沿道区域利用の連続性、これまでの利便施設等の土地利用も考え、総合的に判断」


 開会中の函館市議会12月定例会本会議は、13日も引き続いて一般質問を続行し、この日10時過ぎから最初に質問に立った民主・市民ネットの阿部善一氏が、雑誌NEW現代函館が報じた(最新号発売中)市内西桔梗・産業道路沿いへのイオン・ジャスコ進出・出店問題を取り上げ、「最近一部マスコミ(NEW現代函館)に報道された大型店の西桔梗地区への出店問題について」として、函館市の都市計画マスタープランとの整合性との関連を質問したのに対して、井上博司市長は、次のように答えた。

「西桔梗地区の地場工業団地と産業道路に挟まれた区域内は、現在、市街化調整区域となっているが、過日、市に対して、大型店出店の意向を持って当該地の利用について協議があったところだ。西桔梗地区は、周辺地区の土地利用実態や主要道路に面しているという立地性から、工業・業務系の土地利用が望ましいとの観点でこれまで流通団地や地場工業団地等の整備を進めてきたところだが、一方、本市の主要道路の一つである産業道路の沿道区域においては当核道路の位置や沿道利用の連続性などから、利便施設等の土地利用も必要なものであると考え、これまでも土地利用の見直しを行ってきた」

「しかしながら、今回の協議については、産業道路の沿道を含む一団の土地を大型店として利用するという、地域にとっては大きな問題でもあり、これまでの考え方との整合性を図りながら、慎重に検討したいと考えている」

 さらに、阿部議員の再質問にも次のように答弁した。
「わが国の流通業、とりわけ小売業を取り巻く環境は近年、大型店やロードサイドショップの出店の活発化、消費者ニーズの複雑多様化、また急速に進む少子高齢化など転換期にあり、加えて、本年6月から施行の大店立地法に象徴されるように、規制緩和という大きな流れもある。一自治体として、法に基ずく手続きを経て進出しようとする大型店に歯止めをかけることはなかなか難しく、限界がある」

「しかし、これまで減少傾向を示しつつも、一定の水準を保っている地域の商業活動や需給バランスに大きな影響を与えかねない要素も想定されるところであり、いずれにしても、マチづくりという視点に立ち、環境問題など様々な角度から総合的に判断しなければならないと考えている」

 このように、井上市長は、イオン・ジャスコと協議をしていることを初めて正式に明らかにするとともに、該地の立地性から工業・業務系がいいとしてきたが、一方では産業道路沿道区域については道路の位置や利用の連続性なら利便(商業)施設等の土地利用も必要と考え、土地利用の見直しをこれまでも行ってきており、これらも考え慎重に判断したと言明。

 また、規制緩和という大きな流れもあり、法的手続きによって進出しようとの動きを止めることは、難しく、限界もあるとし、このうえはマチづくりの視点に立って環境問題などいろいろな角度から総合的に判断したいと語った。

 西桔梗地区へのイオングループ・ジャスコ進出・出店問題についての初の公式な井上市長言及であり、この日の答弁は、議会は無論、市内商業者・商店街などに相当気を配った発言模様となった。
(12.13)

場所は市内西桔梗・産業道路沿い約3万5千坪
ジャスコを核とするイオングループの函館進出・出店が事実上確定!
この西桔梗こそが大本命のイオン・ジャスコ大型SC
「イオン函館西桔梗ショッピングセンター」

大規模開発行為の申請を行う形での大型SC建設の方向付け決まり、
すでに市との水面下での事前折衝本格化し、近く正式に出店表明。
市「特例市」移行踏まえ、早ければ12〜1月にも新設の開発審査会に諮問の意向


 本誌がちょうど1年余前に計画進行中として詳報した総合スーパー(GMS)大手のジャスコを中核とするイオングループ(イオン興産)が、その後の様々な幾多の水面下の動きを経て、大型ショッピングセンター(SC)を持って、函館市西桔梗町の産業道路沿い(写真)に出店・進出する見通しになった。

 SC進出場所は、先に一般紙などによって報じられた五稜郭駅前再開発絡み云々ではなく、ダイエー上磯店と川を挟んで隣接する西桔梗の市街化調整区域約3万5千坪で、すでに水面下の接触が本格化し、近くイオン興産・ジャスコ本社役員が函館市に対して開発行為申請による出店の申し出を正式に行うとともに、記者会見して正式に出店表明する。今度の西桔梗こそが正真正銘、確たる裏付けのある大本命のイオン・ジャスコ直営の函館進出、大型ショッピングセンターの建設となる。

 大規模開発行為の申請を行う形で大型SCを建設するもので、函館市が11月から開発行為の許認可権などを持つ特例市に移行したことから、市はイオン・ジャスコの申請を踏まえて早ければ12〜1月にも開発審査会(新設済み)にかける段取りにあり、事実上、イオン・ジャスコ進出が決定的になった。土地買収費含めて120〜130億円内外の民間大型プロジェクトであり、遅くとも来秋には着工となろう。

函館地区に欠けているシネコン等遊べる施設ふんだんに備えた巨艦店。物販は核店舗のジャスコと大型専門店モール

 建設するSCは釧路や札幌の例から「イオン函館西桔梗ショッピングセンター」になると目され、青写真によると、シネコン(複合映画館シネマコンプレックス)等の大型娯楽施設、レストラン街、大型専門店、モール街など、函館地区にこれまでにないレジャー施設を備えた建物延べ面積8万平方メートル近いの巨艦SCで、核店舗のジャスコ直営店と、専門店、各売場面積1万8千平方メートル程を計画している。3千台近く収容の駐車場を備える。土地の確保は地元業者によってすでに行われている。

 イオン・ジャスコの進出によって、新法の大店立地法のもと、大型店同士の厳しい商戦、たたき合い・潰し合いは避けられなく、折からの同じ産業道路沿いでの大型複合商業施設建設(日本ヒューム管函館工場跡地)など相まって函館流通戦争は大競争時代の新局面に突入することになるが、一方で同出店は前例にある如く、地域の厳しい雇用情勢下、1千人以上の新規雇用(「イオン釧路」の場合で1千人、「イオン札幌・平岡」で1千8百人)を生み、近年上磯地区などに大型店が流れて地盤沈下した、道南の中核都市としての函館市の商業集積を高め、固定資産税確保にも役立ち、また隣接する西桔梗地場工業団地から抜ける道路網整備(都市計画道路)の進展(下交渉中)にもつながるなど大きなメリット、大型先行設備投資による得難い経済波及効果を持っている。

 また、ジャスコにあっては、西桔梗での大型SCの一方で、条件が整えば出店スタイル・規模はともかくとして函館駅前や五稜郭再開発にも協力する意向を持っている。よって、地域商業・経済の活性化問題に関して、今や時代は競争原理の中で大手資本などの民活を大いに利用することこそが極めて重要と指摘される。

 建設地は、函館市街地はもとより、上磯・松前方面、大野、七飯・森の国道5号線、下海岸方面に通じる交通アクセス文句なしの要所であり、大店立地法の趣旨である環境問題にも十二分に対応出来得る、函館市内で最後に残された大型SC立地の最適地となっている。

※上記は、雑誌NEW現代函館(現在発売中)で詳報の記事中、前文から。詳しい内容等は雑誌NEW現代函館をご覧下さい。


市が、若手IT関連起業家の支援として面倒な審査もなく利用できる
賃貸事務所「インキュベーターセンター」の設立を検討

 函館市は、「函館テクノパーク」の研究・創業支援設備として、市内桔梗町の市産業支援センターで情報インキュベータ棟とファクトリー棟を備え、4つの事務室などを月5〜9万円でソフト会社に貸し出し、すでに全部が埋まっているが、これとは別に、IT(情報技術)分野でベンチャー企業を目指す若手の創業者支援のため、もっと格安で面倒な審査もなく利用できる賃貸オフィス「インキュベーターセンター」の設立準備に入っている。

 市内西部地区の市所有の遊休施設、あるいは民間の空きビルなどを利用出来ないものか、ということで具体的に検討を急いでおり、まずは市建物を活用する形で来年度にも事業化する方向となっている。
 「起業、創業を目指す若い人が入りやすいように、遊休施設を活用した賃貸事務所が必要で、立地条件や運営方法など早急に検討したい」。先の市議会12月定例会で井上市長が積極的に答えたもので、商工観光部で具体的な検討に入っている。

 この遊休公共施設を利用して、ベンチャー企業などに事務所として貸し出すということは、先般から東京都の石原知事が打ち出して話題となった。東京都のケースデは、庁の空き施設を2年間の期限付きで無料で貸し出し、この間に利益が出た場合、その1割を都に納めてもらおうというもの。他の自治体でも似たような事例があるようで、市ではこれらを参考にしながら具体的な検討をしている。

 若手のIT関連起業家の支援として、大いに歓迎される低料金・賃貸事務所設立事業であり、西部地区の活性化・再生の誘導政策にもなることから来年度の実現が期待される。
(12.21)




先般の台北に次いで、2月に今度は台湾・高雄に訪問団を派遣!
沼崎会長を団長とし、函館観光をPR・キャンペーン

市や観光協会など、中華・マンダリン両航空のチャーター便継続・増便をさらに要請へ


 台湾・台北本社の中華航空とともに、同社関連の同じ台湾のマンダリン航空が、函館ー高雄間にチャーター便を乗り入れし、今年(年内13便)に引き続き来年も25往復ほどの運航を計画していることから、函館側は、来年2月に高雄に訪問団を派遣し、函館観光のPRキャンペーンを行うことになった。

 市と函館国際観光コンベンション協会、函館商工会議所、函館空港ビルデングなどの十数人で構成し、団長には台湾観光客誘致で函館側の中心となり、活躍著しい函館国際観光コンベンション協会トップで函館商工会議所副会頭の沼崎弥太郎会長が務める見込み。

 台湾への観光誘致のための訪問団は、大きな成果があった今年秋の中華航空・台北に次ぐもので、2月の沼崎訪問団は中華航空のチャーター便で台北に向かい、高雄市内で函館観光のキャンペーンを積極展開する。この訪問では同時に、マンダリン航空の親会社である中華航空も訪問、中華、マンダリン両航空のチャーター便の継続・増便をお願いする方針となっている。

 今回、初めて高雄に訪問団を派遣し、また台北にも立ち寄るなどことなどで、相互理解を一層深め、函館ー台湾の友好・発展を図り、チャーター便運航を堅固なものにして行きたいとしている。
(12.12)

函館観光の入り込み、上期はこの10年間で最低の
前年比12.6%もの大幅な落ち込み

前年比で47万8千人も減少!中華、ファンタジーなどで下期に期待かける

 函館市商工観光部の発表によると、2000年度上半期(4ー9月)の来函観光客数は、前年同期比12・6%減の332万4千人となり、この10年間で最低を記録した。人数にして47万8千人の減少という大幅な落ち込みで、「有珠山の噴火と国内航空運賃見直しのダブルパンチ」によるものとしている。

 下半期が前年並みの150万5千人が入ったとしても5〜6年ぶりの500万人の大台割れが必至で、函館地区の経済に大きな影響を与えるものとなっている。ちなみに、来函観光客のこれまでの最高は平成10年度の約540万人である。

 今季は、有珠山噴火で出だしの4月に26・3%減と大打撃を受け、以降、5月17・5%、6月15・0%と相次いで2桁大幅減となったことが大きく響いた。7月は10%、8月は10・2%の各減。9月は3・3%減で、後半に望みをつなぐものとなったが、4月から9月まで各月とも全て前年割れとなった。

 有珠山噴火の影響は道内客・バスによる入り込みの減少(17・9%減)に顕著に見られ、また航空運賃の見直しに影響は航空機利用の13・2%減に表れている。
 景気回復の遅れが長引いていることも不振の背景にあり、航空運賃見直しによる格安パックツアーの大幅減少も響いた。

 後半、冬期間については、中華空港チャーター便などによる台湾からの観光客、また12月最大のイベント「クリスマスファンタジー」、あるいは「はこだて冬フェスティバル」の効果を期待するものとなっている。
(11.26)


地元大手土建の松本組、(株)マツモトホーム設立し、住宅建設分野に本格進出!札幌のホーム企画センターとFC契約。12月9日にはモデルハウス完成!

 函館・道南の大手総合建設業、(株)松本組(代表取締役会長・松本演之氏、同社長・宮部英一氏)は、さる9月25日(登記)に、同社100出資の新会社、(株)マツモトホーム(代表取締役・木村眞久氏を設立、住宅建設に新規本格進出することになった。

 札幌本社のハウスメーカーで、道内一円でFC展開を積極的に進めている(株)ホーム企画センターとFC契約し、本格参入したもので、ホーム企画センターの主力商品「ファーブル」という名の「オリジナルウレタンパネル工法」(壁にウレタンパネルを使用)による自由設計の木造在来工法住宅を売り込む。「ファーブル」は、ホーム企画センターとわが国大手建設資材メーカーの(株)トステムが共同開発したオリジナルウレタンパネル工法を導入、120%のゆとりの広さを実現するメーターモジュール、次世代省エネ基準対応の高品質、耐熱性、耐震性に優れた自由設計の木造在来住宅として脚光をあびている。

 住宅本体価格は坪29万8千円と手頃であり、暖房、照明、外構などの付帯を含めても40万円を切る価格ということもあって、「ファーブル」はすでに札幌などで大人気の住宅となっている。

 すでに、新会社・マツモトホームでは、松本組本社に隣接する約2千坪で 23区画の宅地造成・分譲に着手、ここにモデルハウスを12月9日には完成させるなどし、販売を本格スタートさせるという段にある。まずは年間最低20棟の受注を目指している。
 マツモトホームの社長には松本組の建築部長であった木村氏が就任。「これまでの松本組の信用度を大事にし、工事管理者を付けて売り込みを図りたい」(木村社長)としている。

 住宅部門に本格進出するのは函館地区の4大手土建の中でも松本組が初めてで、バブル崩壊後の経済の長期低迷、経済構造の変化などを背景に、民間工事が低調で、また公共事業も将来的にきびしい状況が予想されるもとで、新しい事業展開として住宅建設分野に乗り出したものとなっている。
 今回のホーム企画センターとのFC契約には、帯広の大手有名土建である宮坂建設も参画しており、道内大手土建業界の新しい動きともなっている。

 いずれにしても、地元に強い営業基盤と知名度、信頼性を持つ地元有力ゼネコンの住宅建設業界への本格進出なだけに、広く業界関係者の関心を集めており、今後の成り行きが注目される。
(11.13) 


先行き、函館ーユジノサハリンスク線の存続危うし!
<日ロ航空協議の新千歳ーユジノ線開設合意>

新千歳線開設となれば、函館線の搭乗率大幅ダウンは明白で、
早晩休止に追い込まれること必然

 ロシア・サハリン州のユジノサハリンスクと新千歳空港間の航空路線開設が、日ロの航空協議で合意を見、ロシア側航空会社の就航が確実視されていることから、函館では函館ーユジノサハリンスク線の存続に危機感が高まっている。
函館ーユジノ線は1994年に開設されて以来、現在はサハリン航空が週2便運航し、約80%という高い搭乗率にあるが、大半がビジネス客で、利用客の間では新千歳の方が便利としているため、新千歳ーユジノ線が開設となれば、函館線の搭乗率の著しいダウンは避けられず、休止に追い込まれる事態が十分に予想される。

  ◇  ◇  ◇

 ソ連が崩壊し、ロシア極東との航空路開設で函館ーユジノサハリンスク線が開設となった背景には、当時、防衛庁サイドで新千歳にロシア機が定期的に乗り入れることに対し防衛上の懸念が示され、函館に白羽の矢が立った経緯がある。新千歳空港は航空自衛隊の基地に隣接し、北海道周辺が自衛隊や米軍の訓練空域にも設定されているということでの反対理由があった。ただ、1993年になってチャーター便くらいはいいだろうと乗り入れ可能になった。

 ところが、最近では「冷戦時代もとうに過ぎて、日ロ間は信頼醸成を積極的に図る時代になった」として、防衛庁も新千歳に乗り入れたいとするロシア側の意向に理解を示し、「航空自衛隊の訓練に支障がなければー」との姿勢になり、先般、11月30日までの日ロ航空協議で、94年に開設し、現在に至る函館ーユジノ線の継続運航を前提条件に、新千歳ーユジノ間に定期航空路線を開設することで合意した。

 伝えられるところ、大阪ーウラジオストク線の週2便の路線開設も同時に合意した。

 で、新設OKとなった新千歳ーユジノ線に対しては、日本の航空会社の乗り入れ希望はないようだが、ロシア側では新千歳線は函館ーユジノ線の搭乗率を見ても十分に需要は見込めるとしてサハリン航空が運航に乗り出す可能性は高いと目されている。
 となれば、函館ーユジノ線の先細り、搭乗率のダウンは目に見えており、近い将来は函館線から撤退ということが十二分に予想される。

 函館線は94年に開設されたが、96年に日ロの航空協議でロシア側からユジノ線を含むロシア機の新千歳乗り入れが提案され、新千歳ーユジノ線の開設は函館線の休止につながるとして大騒ぎした経緯がある。地元函館では市と経済界が存続運動に乗り出し、当時の木戸浦隆一市長がサハリンにも乗り込んで存続を働きかけ、この新千歳線開設問題は決着済みとみられてきた。

 それが、今回は一気に開設合意となったわけで、函館側には大ショックとなっている。ロシア側の新千歳に対する思い入れの強さが相当なものであることを裏付けた格好にあり、流れがどうしようもないところまできている様相にある。

 函館側としては、新千歳線の開設合意を深刻に受け止めており、航空路の存続危うしはサハリン大陸棚石油・天然ガス開発大型プロジェクト絡み、すでに動き出している「サハリン2」などとの後方支援基地計画の推進、今後にも多大な影響避けられず、非常に頭の痛い問題となること必至の様子だ。
(12.2) 


住宅販売へ本格進出の松本組グループ、マツモトホームの
道南初デビュー「ファーブル」モデルハウス完成し、一般公開スタート

評判通りの価値ある高グレード住宅で、まさに百聞は一見にしまず!

 地元大手建設業、(株)松本組の住宅販売への本格進出として注目を集める(株)マツモトホームの最初のモデルハウスが北ガスに近い市内古川町4番30号に完成し、11月9日から一般公開している。

 札幌本社のハウスメーカーで、道内各地の有力企業とFC展開を積極的に進めているホーム企画センターとFC契約を結び、ホーム企画センターがわが国大手建材メーカー・トステム(株)と共同開発した「オリジナルウレタンパネル工法」導入のメーターモジュール・自由設計の木造在来住宅、住宅商品名「ファーブル」のモデルハウス完成を見ているものだ。

 目下、札幌を中心に広く大きな関心を集めている注目の住宅で、マツモトホームのこの「ファーブル」モデルハウスが道南初デビュー、第1号となっている。
 一般公開となった「ファーブル」モデルハウスは、マツモトホームが現在、宅地造成中の古川町4番に建てられたもので、国道228号線沿いに登場している。

 2階建て、建築面積各階23坪の延べ46坪で、がしっとした造り、ゆったり設計の重みのある住宅の登場となっている。玄関・ホール廻りは広く、階段の幅も従来の一般的な住宅と比べものにならないほどゆったり、押入の果てまでメーターモジュールならではの広さが各所に見られる。

 大きな特徴の一つである「ウレタンパネル断熱」は、断熱材として一般的に使用されているグラスウールに比べ、断熱性、吸水性など特段に優れ、鉄筋コンクリート布基礎というがっちりした基礎、そして土台に、床は28ミリの床構造合板に12ミリの化粧フロアーという具合で重厚な造作となっている。

 価格は、この46坪で附帯設備全て入れて1、850万円。建築本体の単価自体は1坪当たり30万円を切る29万8千円からとなっており、120%のゆとりを実現するメーターモジュールを導入した公庫割増融資対象の次世代省エネ基準対応で、住宅業界市場で競争力ある「ファーブル」としてお目見えしている。
 評判通りのなかなかどうして高品質、価値ある高グレードの住宅で、まさしく、百聞は一見に如かずでもあり、まずは、しかと現物・現場を見学するに限るマツモトホームの「ファーブル」モデルハウスだ。

 なお、モデルハウス廻りでは、約2千坪の用地の宅地造成工事が急ピッチで進められており、年内には22区画が完成、本格販売となる。
 また、モデルハウスの隣には、やはり「ファーブル」の造りでマツモトホームの事務所が建設中で、これも年内に完成。2階部分がショールームになるとしている。
(12.9)

午前中だけでも7百人ほどもかけつけ、焼き上がれば、すぐに飛ぶように売り切れ続出!

パン工房とハム工房の函館大沼プリンスショッピングプラザ、大盛況オープン

 晩秋の紅葉が目を見張る美しさの大沼一円。その大沼で代表的なリゾートホテルである函館大沼プリンスホテル(長谷川修総支配人)が、別稿に既報の通り(本ページ下段)、実演販売の「プリンスパン工房」と「カール・レイモン大沼工房」を地元名産品ショップとともに開業し、28日・土曜日、待望のオープンをみた。

 ホテル駐車場の入口手前、右手、道路沿いにログハウス作りで新築し、オープンさせたもので、名付けて「函館大沼プリンスショッピングプラザ」。製造しているところを窓越しに実際に見ることが出来、作りたてのものをその場で販売、またハム工房では土曜日に限って体験学習も出来るという、いわゆる参加型&コミュニケーション型販売方式の新企画のショッピングプラザとあってオープン前から広く関心を集め、オープン初日のこの日午前10時開店と同時にマイカーなどでお客さんがどっと詰めかけ、大変なにぎわいとなった。

 天候の方も晩秋としてはこれ以上ない快晴のすがすがしい好天気で、オープニングには絶好の日和となり、午前中だけでも7百人ほどが駆けつけた。
 このため、パン工房では列をなし、焼きたて販売とあって、パンが出来上がればお客さんが群がってしまうほどで、すぐに売り切れるという大盛況ぶりとなった。ハム工房の方もこれに迫る大人気。パン工房はもとより、職人さんたちは全く休む暇なし、気の毒なほどの作業風景となった。

 まずはこれ以上ない滑り出しで、この実演販売の工房、ショッピングプラザ、女性客らを中心に今後一層、大うけすること間違いない。
(10.28)

大沼に参加型&コミュニケーション型販売方式の新観光スポット!
函館大沼プリンスホテルが今週末・28日(土)に北欧風の「函館大沼ショッピングプラザ」開業オープン

実演販売・体験学習のハム・ソーセージ工房、パン工房、
それにホテルオリジナル商品・地元特産品販売/
28・29両日オープニングセール

 函館・大沼地区最大のリゾートホテル、函館大沼プリンスホテル(七飯町西大沼、経営・西武鉄道グループのコクド、総支配人・長谷川修氏)が、敷地内・駐車場隣接地に、実演販売し、製造体験も出来るハム・ソーセージ工房、それにパン工房、また、地元大沼産乳製品や地ビールなどの地元特産品、ホテルオリジナル商品も販売するショッピングプラザを10月28日(土)に開業の運びとなった。

 フィンランド松材を使った北欧風の、全長32メートル、奥行き5メートル、160平方メートルのログハウス店舗で、同ホテルとともに主要宿泊施設としてコテージ群もあるここ大沼地区にあって、北欧のイメージを醸し出す雰囲気の「函館大沼ショッピングプラザ」としてお目見えし、大沼の新しいスポットとして観光・レジャー客に大いにうけること間違いない。

  ☆  ☆  ☆

 ハム・ソーセージ工房は、カールレーモンの名で函館の伝統ある名産品として広く人気を集める函館カール・レイモン(本社・函館、福田俊生社長)とタイアップし、ハム・ソーセージの製造工房「函館カールレーモン大沼工房」としてオープンする。工房はガラス張りで、職人が実際にハム・ソーセージを作るところが見られるスタイルになっており、実演販売するほか、毎週土曜日にはホテル宿泊客ら観光客を対象にソーセージの充てん作業(腸づめ)など手作り体験学習を有料で実施するというもの。

 生ソーセージ、ロオルハム、ベーコン、ビヤシンケン、ボロニア、ウィンナー、フランクなどが実演販売される。毎週土曜日の手作りソーセージ体験学習は、午前10時から12時の時間帯に行われ、料金は2千円(子供千円)。宿泊客限定の予約制で1日10名、前日午後8時までの申し込み。出来上がった製品は午後6時以降に8時までの取りに来てもらう格好になる。
 参加型&コミュニケーション型の販売方式なわけで、その場で食べることも出来、ホテル内での飲食は無論、宅配便による発送も行う。

 パン工房の方は、ホテルホームメイドパンの製造販売で、プリンスホテル特製のオリジナルパン約30種類をその場で焼き上げ、販売するというもの。「ザ・あんぱん大沼」や「リンゴブレッド大沼」「おいもくん」「イカスミフランスパン」「デニッシュブッレド」など、いわば地元農水産品を取り入れたホテル名物パンの数々、また「バターロール」「フランスパン」「クロワッサン」なども実演販売される。コーヒー、紅茶、コーラ等のソフトドリンクコーナーもあり、その場で焼きたてを食べれるスタイルにもなっている。

 同ホテルが開業して10年を経過し、この間、一番にお客の要望が多かったのがパン工房であったという。

 ホテルオリジナル商品と地元特産品の販売では、オリジナルミネラルウォーターを金井英明氏のデザインしたオリジナルラベルを使用して「クリスタルウォーター大沼」として販売するほか、ホテルオリジナルのジャム、スープ、ドレッシングなども提供する。
 地元特産品は、大沼産の地ビール、大沼だんご、生ソーセージ、山川牛乳、チーズ、アイスクリームなど多数を取り揃え、お土産品として販売する。

  ☆  ☆  ☆

 28日の開業から2日間はオープニングセールを行うことにしており、パン工房では全てのパンが50%OFF、カール・レイモンの新製品ソーセージを50%OFFで販売するほか、ハム・ソーセージを2千円以上お買い上げのお客にウィンナー・ソーセージ90グラムをバックプレゼントするなど、全ての商品を特別提供する。

 さらに、セール両日にホテル施設(宿泊、売店、レストラン、ショッピングプラザ)を利用、またゴルフ場利用者全員に、次回使用出来るパン工房50%OFF券を差し上げることにしている。

 なお、この函館大沼ショッピングプラザの営業時間は、午前10時から午後8時まで。カール・レイモン大沼工房は毎週水曜日定休としている。
(10.22)

地上103メートルの大型観覧車ができれば、函館市内各地域からはこのように見えます。あなたはどう思いますか。

函館港・緑の島、水族館を中心とした「アクアコミュニティ計画」
市商工観光部、函館アクアコミュニティの主な眺望点からのシミュレーションを発表

No1は函館シーポートプラザ・イカ広場から、No2は赤レンガ倉庫群から、
No3は元町公園から、No4は旧函館区公会堂から、No5は函館山から


中華航空、引き続いて来年は2日に1回のチャーター便!
台湾ー道内間で170便運航、9割以上は函館発着

年内には中華41便に加え、マンダリン航空も高雄ー函館間7往復のチャーター便運航で、来年の170便相まって、函館空港は台湾客でにぎわい、函館・道南観光を活気づけるものに!

 この10月1日から就航し、年内41便が予定されている台湾・中華航空の台湾ー函館間チャーター便が、引き続いて来年、函館空港を中心に、台湾ー道内間に170便のチャーター便を運航することになった。ほぼ2日に1回の割合で170便が乗り入れ、そのうちの約9割以上が函館間の運航で、残りは旭川空港間になる見通し。

 函館への台湾客誘致のため訪台し、10月14日に帰函した「函館市・台湾チャーター便誘致訪問団」(団長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)に顧問として同行した井上博司函館市長、高野団長らが函館空港での記者会見で明らかにした。同11日に訪問団が中華航空本社に李雲寧会長らを訪ねた際、同航空側が明言したという。

 年内では、41便のほか、中華航空の子会社であるマンダリン航空(本社・台北)も11月に台湾第2の都市、高雄と函館間にチャーター便を7往復運航することに決まっており、年内ー来年と函館空港は台湾からのチャーター便でにぎわい、今年これまで、有珠山噴火や航空運賃値上げの影響で元気のなかった函館・道南観光を活気づけるものとなる。

 訪問団の帰函会見では、このほか、中華航空から、手荷物検査態勢の強化によってスムーズに入国審査が出来るよう函館空港国際線ターミナルを拡充してほしいとの要請があったことも明らかにされ、井上市長は早急な対応を約束したという。

 さらに、会見で高野団長(会頭)は、マンダリン航空のチャーター便運航に関連して高雄に函館から訪問団を派遣し、函館のPRを行う意向を示した。

 いずれにしても、中華航空が、エバー航空(本社・台北)の新千歳乗り入れ「規則的チャーター便」によって、新千歳からはじかれ、結果、道内第2の空港である函館空港乗り入れとなったことが函館にとっては大幸運で、このうえは受け入れ態勢の拡充・強化、函館ー台湾間の友好親善、交流拡大への官民上げての努力、などが求められる。
 市と経済界、地元2トップをはじめとする今回の訪問団派遣は大きなお土産を持ち帰り、また成果、意義あるものとなった。
(10.15)


函館観光期待の台湾・中華航空チャーター便が就航!
第1便が1日函館入りし、歓迎セレモニー/年内41便、約3千人が来函

 来函観光客の入り込みも落ち込み、明るい話題の少ない函館観光にあって、大朗報となっている台湾の中華航空(本社・台北)のチャーター便第1便が1日午後2時40分着で函館空港入りし、歓迎セレモニーが同空港国際ターミナルで行われた。

 この日、函館入りしたのは台湾からの各社エージェントによる149人。ボーイング737で予定通り函館空港に到着し(写真)、税関で手続き後、次々に到着ロビーに姿を現した。若いカップルも目立ち、台湾における北海道ブームの一端を見せていた。市観光課の話だと、4泊5日泊のお客さんが大半ということで、函館の湯の川温泉に一泊するなどして札幌周辺に向かうという。

 この10月1日を皮切りに、チャーター便は12月一杯の年内まで41便も運航されるということであり、約3千人が函館を訪れる。

 歓迎セレモニーは、3時過ぎからロビーで行われ(写真)、ミスはこだてのお嬢さんが中華航空の機長らに花束を贈った後、沼崎弥太郎函館国際観光コンベンション協会会長の歓迎のあいさつなどがあった。なお、来函の乗客全員にはお土産品など贈られた。
(10.1)

借り上げ市営住宅、入居希望極めて多く、ヒット政策に!所得制限あるものの、
家賃めっぽう安く、3LDKが何と3万円から高くて5万5千円


 函館市が近年、人口減少著しい西部地区対策として打ち出した借り上げ市営住宅(市営マンションと言ってさしつかえない)が好調だ。どちらかと言えば、今年夏頃の末広町の同住宅建設に係わる景観問題で大騒ぎした芳しくないことだけが一般的には強く印象に残っているが、完成した市営マンションに対する入居希望は相当なもので、この居住人口誘導策、建設希望も多く、ヒット政策になっている。

 これまでに、借り上げ市営住宅は、大騒ぎした末広町のものと、松風町のものの2棟が完成し、すでに入居者満杯でスタートしている。2棟が出来て、借り上げ市営住宅として委託されて、入居者を募集したところ、松風町のものが入居倍率8・8倍、騒ぎのあった末広町が5・5倍になったという(市都市建設部)ことで、応募に所得制限などある中で、高率の競争になった。

 この背景には、衰退する西部地区、あるいは大門地区といえども、利便性のある立地にあり、加えて、民営・一般のマンション同様の造り、仕様にあって、何ら変わらないことがある。むしろ、市に委託される借り上げ市営住宅とあって、びしっと造られている。

 そして、何より大きな魅力は家賃が極めて安いということがある。所得によって家賃が違うか、同じ3LDKでも3万円から、高くても5万5千円ということで(市都市建設部)、賃貸マンション市場の値段からいうと、全然安い。

 人口増を図り、眠っている土地の有効利用が出来、工事が出てくるということで民活にもなることから、この借り上げ市営住宅を建てたいという業者、個人も結構多くなっている。

 それというのも、先般、来年度建設したいとする希望者の申請を受け付け、締め切ったが、応募・申請は8件、戸数にして188戸になった。これは件数こそ昨年度と同様だが、戸数は18戸ぞうであった。8件に内訳は、札幌や函館の不動産業者が5件、個人が3件であった。1件当たりの戸数は11戸〜40戸で、規模は4階建て〜9階建てであった。

 そして、今回の申請に対する選考が終了し、12月14日までに2棟、61戸を選んで、仮認定した。仮認定というのは、例の末広町の景観騒ぎに市はこりて、建設事業者と建設地の周辺住民とのタラぶるや事業の停滞を防ぐために、まずは仮に認定するという方式の導入に至った。

 これまで、2棟が完成し、入居となったが、来年度分として仮認定した前述の2棟のほか、年明け2月着工が1棟あり、さらにもう1棟、着工を検討中というのが1棟あるという。
 なお、この借り上げ市営住宅、市が20年間借上げる制度になっている。
(12.15)



将棋連盟会長の二上達也さんに函館市栄誉賞を贈呈

 函館市は、日本将棋連盟会長の二上達也さん(68歳)に市栄誉賞を贈ることを決めた。1日正午前に井上博司市長が発表した。表彰式は年明け1月20、21日に行われる「道新はこだて将棋まつり」の際に、二上同連盟会長が来函するのに合わせて行う予定。

 二上さんは、函館市出身で、道立函館高校(現函館中部)卒業後上京し、昭和25年に奨励会に入り、同年4段に昇格しプロ棋士となった。以来、平成2年に引退するまで、将聖4期、王将1期などの輝かしい実績を上げた。この間、現役時代から同連盟の理事、専務理事、副会長を務め、平成元年からは同連盟会長に就任、現在6期目。平成4年には紫綬褒章を受賞している。

 平成9年からは同市で開催の「道新はこだて将棋まつり」に連盟会長として積極的に関与し、函館地区における将棋の普及、発展に大きく寄与している。同7年からは「はこだて観光大使」も務めている。

 函館市栄誉賞は、これまでに喜劇俳優の益田喜頓さん(故)を最初に、ボクサー(元WBA世界ジュニアフライ級チャンピオン)の山口圭司さん、芥川賞作家で詩人、ロック歌手の辻仁成さん、そして昨年、演歌歌手の北島三郎さん、ロックグループのGLAY(4人)に贈られている。
(12.1)


藤岡眼科病院、来春4月、上磯町七重浜・国道228号線沿いに
本格的なサテライト・新診療所「上磯藤岡眼科」を開所オープンへ

 函館の代表的な眼科病院として広く知られ、白内障等々の治療で評価高い、医療法人「秀真会」藤岡眼科病院(函館市大手町18ー9、藤岡敏彦理事長)が、上磯町七重浜7丁目の国道228号線沿いに(ネッツトヨタ函館・七重浜支店隣接地)に、本格的なサテライト・新診療所として「上磯藤岡眼科」を来春4月に開設オープンする運びとなった。

 敷地2、331・7平方。(約705坪)に鉄骨造2階建て延べ603・3平方。の診療所を建設、開所するもので、すでに10月28日に安全祈願祭を行って着工している。

 同地区一円は、近年、新興住宅地がどんどん出来るとともに、従来からの企業・事業所に加えて、大型店やディスカウント等々が続々と立地するなど発展著しく、函館近郊周辺3町や松前、江差方面の外来患者の利便性を考え、21世紀の新たな時代の幕開けに合わせて新診療所開設に踏み切った。

 新診療所「上磯藤岡眼科」は、医師1名、看護婦、事務員ら12名でスタートする。
(11.10)


中華航空、引き続いて来年は2日に1回のチャーター便!
台湾ー道内間で170便運航、9割以上は函館発着

年内には中華41便に加え、マンダリン航空も高雄ー函館間7往復のチャーター便運航で、
来年の170便相まって、函館空港は台湾客でにぎわい、函館・道南観光を活気づけるものに!

 この10月1日から就航し、年内41便が予定されている台湾・中華航空の台湾ー函館間チャーター便が、引き続いて来年、函館空港を中心に、台湾ー道内間に170便のチャーター便を運航することになった。ほぼ2日に1回の割合で170便が乗り入れ、そのうちの約9割以上が函館間の運航で、残りは旭川空港間になる見通し。

 函館への台湾客誘致のため訪台し、10月14日に帰函した「函館市・台湾チャーター便誘致訪問団」(団長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)に顧問として同行した井上博司函館市長、高野団長らが函館空港での記者会見で明らかにした。同11日に訪問団が中華航空本社に李雲寧会長らを訪ねた際、同航空側が明言したという。

 年内では、41便のほか、中華航空の子会社であるマンダリン航空(本社・台北)も11月に台湾第2の都市、高雄と函館間にチャーター便を7往復運航することに決まっており、年内ー来年と函館空港は台湾からのチャーター便でにぎわい、今年これまで、有珠山噴火や航空運賃値上げの影響で元気のなかった函館・道南観光を活気づけるものとなる。

 訪問団の帰函会見では、このほか、中華航空から、手荷物検査態勢の強化によってスムーズに入国審査が出来るよう函館空港国際線ターミナルを拡充してほしいとの要請があったことも明らかにされ、井上市長は早急な対応を約束したという。

 さらに、会見で高野団長(会頭)は、マンダリン航空のチャーター便運航に関連して高雄に函館から訪問団を派遣し、函館のPRを行う意向を示した。

 いずれにしても、中華航空が、エバー航空(本社・台北)の新千歳乗り入れ「規則的チャーター便」によって、新千歳からはじかれ、結果、道内第2の空港である函館空港乗り入れとなったことが函館にとっては大幸運で、このうえは受け入れ態勢の拡充・強化、函館ー台湾間の友好親善、交流拡大への官民上げての努力、などが求められる。
 市と経済界、地元2トップをはじめとする今回の訪問団派遣は大きなお土産を持ち帰り、また成果、意義あるものとなった。
(10.15)

今日、最大級の人気を集める「ユニクロ」が初登場するなど最強の
布陣の専門店5社が出店する日本ヒューム管跡地に建設の大型複合商業施設

道南最大級の複合店舗で、来春着工・来年10月オープン目指す


 本誌が先にいち早く報じたところであるが、函館市昭和1丁目の日本ヒューム管函館工場跡地約1万2、900坪(約4万2、570平方メートル)を新千歳の第3セクター、北海道空港(株)の関連会社、不動産賃貸などの北海道リーシングシステム(株)(本社・札幌)が買収し、道南最大級の複合商業施設を建設することが決定。これに昨今、大変な人気を集めるカジュアル衣料品の「ユニクロ」(ファーストリテイリング経営)ほか、ホームセンターの「ホーマック」、食品スーパーの「ホクレン商事」、スポーツ洋品の「ゼビオ」、ドラッグストアの「ツルハ」の5社が出店することになった。

 函館・道南初登場のユニクロはじめ出店の5社いずれも、専門店・各部門でトップクラスの業者であり、総店舗面積1万3、400平方メートル、駐車場1、100台を要する最強の布陣の大型複合商業店舗(名称は函館昭和タウンプラザを予定)となる。総事業費約50億円、10月中に大店立地法(大規模小売店舗立地法)に基づく出店申請を行い、来春着工、来年10月のオープンを目指している。建設地は産業道路に面しており、既存の大型店、専門店各店とますますの大競争になる。
 
 今年6月から施行された大店立地法には環境問題を重視しているだけで、売場面積などに対する制約はなく、この先、函館流通戦争はこれまでよりさらに一段と先鋭化し、大型店同士、大型店対専門店、あるいはまた専門店同士の生きるか死ぬかの新たな大競争の局面に入る。
(10.14)


チャーター便就航の台湾との観光等の交流をさらに深めるべく
井上市長、高野会頭らの「函館市・台湾チャーター便誘致訪問団」出発!


 中華航空(本社・台北)による台北ー函館間のチャーター便がこの10月1日から就航し、年内合計41便も予定されている中で、函館観光をさらPRし、理解を深めてもらい、合わせて交流を活発化しようと、高野洋蔵函館商工会議所会頭を団長とする函館からの公式訪問団「函館市・台湾チャーター便誘致訪問団」が、10日午前、函館空港から台湾に向けて出発した。

 一行は、高野団長ほか、井上博司函館市長、熊坂成剛函館市議会議長、沼崎弥太郎函館国際観光コンベンション協会会長、伊東敬祐公立はこだて未来大学学長ら10人で、台湾の中華航空はもとより、観光業界、関係者を回って函館観光をPRする一方、台湾のシリコンバレーといわれ、産学連携でIT技術産業が急成長している新竹科学工業地区や交通大学なども視察する。帰函は14日の予定。
(10.10)


市バス全路線の函館バスへの移管、経営一元化が決定!来年4月から向こう2年間で段階的に移管
井上函館市長と出浦函館バス社長間で基本協定締結

 函館市の井上博司市長は、20日午後、函館市役所で函館バスの出浦一誠社長との間で、来年4月から向こう2年間で段階的に、市交通局のバス路線・全38を函館バスに移管するとした基本協定書に調印、乗合バスの民営一元化が決定した。函館地区の路線バスは函館バス1社だけになる。

 一元化の方法として、市バスの日吉営業所所管に係わる系統(路線)、及び函館山登山バス、並びに臨時運行便は平成13年4月1日に移管する。だた、系統6については平成15年4月1日に移管する。昭和営業所所管に係わる系統は、平成14年4月1日に移管するとしている。

 経営一元化後の系統・運行回数について函館バスは、移管1年間は系統6を除いて移管後の系統及び運行回数を基本として運行し、重複する系統など調整する必要がある場合は別途協議すること、移管してから1年を経過した後において系統・運行回数を変更する場合はバス利用者の利便の確保など公共交通の責務に十分配慮すること、の2点も協定書に明記した。

 この点に関して、函館バスの出浦社長は、「一部路線の調整は必要に応じてありうることだが、利用状況などを調査し、協議したうえでの再編成して行きたい」とし、井上市長は、「これまでの市民サービスを低下させないことが一番の基本で、サービスが低下するようなことは避けなければならない」とコメントしている。

 また、市は函館バスの経営基盤の強化を図るため、2千万円を函館バスに出資するほか、初期投資への支援として、市交通局日吉営業所と昭和営業所の土地・建物等を系統の移管時期に合わせ、無償で貸し付ける。期間は10年とし、その後の取り扱いは別途協議する。
 ほか、新規乗合バス車両の購入経費の補助、カードシステム設置経費の補助、市交通局資産購入経費の補助、等々支援措置も基本協定でうたわれ、決定した。

 嘱託職員等の雇用では、函館バスは就職を希望する者について函館バスの雇用条件で雇用するものとし、この場合の条件で市交通局における経歴を考慮するとした。

 ともあれ、平成13年4月1日から平成15年4月1日までの間に、市バス全路線が段階的に函館バスに移管されることが決まり、市交通局は市電一本の運行、経営になる。
(11.20)


井上函館市長を励ます会、大盛況裡に開催!
満杯の約1千3百人が詰めかけ、更なる期待の大きさ示す

 昨年春の激しかった函館市長選で初当選して1年7カ月、公立はこだて未来大学の開校、市立函館病院の移転・開院、函館駅前再開発の着手の3大プロジェクトの推進はじめ、行財政改革・市バスの民営一元化の進展、等々着実に公約の実現を図り、安定的に市政を推進する井上博司市長の励ます会が、14日午後6時から函館国際ホテルで大盛況裡に行われた。

 井上市長の連合後援会「21世紀の函館を創る会」が会費5千円で開いたもので、各界各層から支持者、関係者ら大ホール満杯の約1千3百人も詰めかけ、同市長に対する更なる期待の大きさを示すものとなった。

 21世紀の函館を創る会・村瀬順一郎会長のあいさつではじまり、来賓代表あいさつは21世紀を目の前にして若い世代から同市長を激励しようと、同創る会青年部の村田雄子さんが演壇に立ち、「函館市の更なる発展のためにますますのご活躍を期待します」などと述べた。

 これらを受けて、井上市長がやや緊張気味にあいさつ。市長に着任以来の市政の状況について、選挙で公約した問題の推進・実現、等々るる報告した後、

「21世紀はまさしく大競争時代になるが、函館はその先鞭を切って対処すべく底力のある街だと固く信じている。この11月からは特例市にもなり、われわれが自己決定してマチづくりを進めて行かなければならない。市民、皆さんとともに知恵を出し合って、函館の底力を発揮したい。(市長として)自ら率先垂範し、先頭に立って市民とともに、21世紀に向けた新しい街づくりのために全力を上げたい」
 と市政の推進・発展に改めて強い決意を表明した。

 先の同創る会総会で名誉会長に就任した高野洋蔵函館商工会議所会頭の音頭で祝杯し、パーティー入りとなった。
(11.14)

井上市長、市中央生涯学習センター・中央図書館の
五稜郭町・旧渡島支庁跡地決定を正式に表明

 井上博司函館市長は、注目されていた「市中央生涯学習センター・中央図書館」の建設地について、五稜郭町の旧渡島支庁跡地に決めたことを正式に表明した。1日午後の記者会見で語った。

 五稜郭の旧渡島支庁跡地に決めたことについては、利便性、静かな公園のそばで施設にふさわしいこと、駐車場も十分に確保できること、など総合的に判断したとした。
(11.1)

中央生涯学習センター・中央図書館の建設地、五稜郭町の旧渡島支庁跡地に決定!
近く、井上博司函館市長が正式発表

 函館市は、30日までに、計画中の中央図書館を併設した市中央生涯学習センター、すなわち「中央生涯学習センター・中央図書館」の建設地について、五稜郭町の旧渡島支庁跡地にする意向を固めた。井上博司市長が、近く正式発表する。

 同センターの建設地選定に当たっては、建設懇話会など持たれ、昨年来、「旧渡島支庁跡地以外についても、市民や議会との論議を深めながら判断したい」との考えも示され、函館駅前・大門地区の活性化問題の一環として同地区での建設の可能性を含めて慎重に検討を進めてきた。この結果、当初の構想通りに、市の中央部にあたることや利便性、面積、等々総合的に判断して五稜郭にする意向を固め、30日までに内部決定した。

 このセンター建設には総事業費約76億円(概算)が見込まれ、市まちづくり3カ年計画では平成12年度に基本計画を策定し、13年度以降に基本設計、実施計画策定等が予定されている。
(10.30)

函館市、いよいよこの1日から特例市移行!
井上市長、1日には庁内で訓示、2日には移行記念講演会

 函館市は、地方分権の推進を目指す地方分権一括法が今年4月1日に施行され、今夏8月30日に政令で指定を受けたことを踏まえ、11月1日から特例市に移行する。

 人口20万人以上の都市に都道府県の権限の一部を委譲するもので、人口30万人以上の「中核市」に準ずる「特例市」制度となっており、今回、特例市に移行するのは道内では函館だけ。全国では函館市を含め東北の盛岡市など10市になっている。

 函館市としては、取り立てて格別なことなど予定していないが、1日には井上博司市長が午前11時半から庁内で全職員に訓示するほか、2日に市総務部の主催で午後6時から8時まで函館国際ホテルで、法政大学の松下圭一名誉教授を講師に、「地方分権と市民参加〜行政と市民のパートナーシップによるまちづくり」と題した特例市移行記念講演会が開かれる(入場無料)。

 ときに、特例市に委譲される事務は、中核市に権限委譲されている事務のうち、特例市が処理するよりも都道府県が一体的に処理する方がより効率的な事務を除き、16法律・6政令に基づく297事務項目となっている。ただ、この297項目の中にはすでに国や道かた市に委譲されているものもあり、新規に市が行うことになるのは騒音規制法に基づく事務など75事務項目としている。

 主なものとしては、騒音や悪臭原因物の排出、振動を各規制する地域指定などのほか、都市計画・建設行政に関する事務が上げられ、市街化区域及び市街化調整区域内の開発行為の許可、宅地造成工事規制区域の指定、宅地造成工事の許可、個人及び組合が施行する土地区画整理事業の認可、土地区画整理事業の施行地区内の建築行為の許可などがある。

 市にあっては、都市計画、開発行為の許認可などに対して、将来展望に立った適時適切な判断、事務処理などが今まで以上に求められることになろう。
(10.30)


政局緊迫化で、もしかしたら解散・総選挙/鉢呂民主党衆院議員、早速、街頭国会報告!
「与党内のたらい回しでなく、今こそ政策を中心とした、民主党軸の連立政権を」

 森喜朗首相の退陣を求めて自民党加藤派会長の加藤紘一元幹事長が、野党提出(11月20日予定)の内閣不信任案に賛成の意向を明確にし、政局が緊迫化し、不信任案可決の場合、解散・総選挙も取り沙汰される中で、道8区選出の鉢呂吉雄民主党衆院議員(当選4回)は、18日朝、帰函し、早速、午後0時半過ぎから市内本町の交差点・北洋銀行五稜郭公園支店前で街頭国会報告を行った。

 街頭報告は鉢呂氏が11年前の初当選以来、欠かすことなく続けているもので、この日は360回目。20日夜の不信任案採決を控えて、国会が風雲急を告げ、もしかしたら衆院総選挙かという状況にもあって、民主党同僚の金田誠一衆院議員(道比例区、当選3回)、同党道議の斉藤博氏もかけつけ、斉藤道議、金田衆院議員とまず演説し、この後、鉢呂衆院議員がマイクを握り、

「今回の動きが与党内のたらい回しでなくて、民主党中心の野党に政権をゆだねるものにさせていただきたい。連立の様々な問題点を克服し、政策を中心にした連立政権でなければならない。国会は大きなヤマ場にきているが、常在戦場の思いで臨んでいる」
「今日の政治課題は景気の問題、国民生活の問題が最優先であり、憲法の問題は今の政治課題ではなく、2〜3年かけ、時には5年後くらいをメドにして日本の安全保障全体を考える中で取り組むべきことで、平和憲法を守って行くことが求められる」
「皆さんの声を聞きながら、単にコップの中の争いにならないように全力を上げたい」
 などと力強く訴えた。

 時折、雨やあられ混じりの寒い悪天候であったが、支持者、労働組合幹部らも北洋銀行やダイエー五稜郭店前の街頭にかけつけ、もしかしたら総選挙という状況下、張りのある街頭演説会模様となっていた。
(11.18)
政局緊迫化で、もしかしたら解散・総選挙/鉢呂民主党衆院議員、早速、街頭国会報告!
「与党内のたらい回しでなく、今こそ政策を中心とした、民主党軸の連立政権を」

 森喜朗首相の退陣を求めて自民党加藤派会長の加藤紘一元幹事長が、野党提出(11月20日予定)の内閣不信任案に賛成の意向を明確にし、政局が緊迫化し、不信任案可決の場合、解散・総選挙も取り沙汰される中で、道8区選出の鉢呂吉雄民主党衆院議員(当選4回)は、18日朝、帰函し、早速、午後0時半過ぎから市内本町の交差点・北洋銀行五稜郭公園支店前で街頭国会報告を行った。

 街頭報告は鉢呂氏が11年前の初当選以来、欠かすことなく続けているもので、この日は360回目。20日夜の不信任案採決を控えて、国会が風雲急を告げ、もしかしたら衆院総選挙かという状況にもあって、民主党同僚の金田誠一衆院議員(道比例区、当選3回)、同党道議の斉藤博氏もかけつけ、斉藤道議、金田衆院議員とまず演説し、この後、鉢呂衆院議員がマイクを握り、

「今回の動きが与党内のたらい回しでなくて、民主党中心の野党に政権をゆだねるものにさせていただきたい。連立の様々な問題点を克服し、政策を中心にした連立政権でなければならない。国会は大きなヤマ場にきているが、常在戦場の思いで臨んでいる」
「今日の政治課題は景気の問題、国民生活の問題が最優先であり、憲法の問題は今の政治課題ではなく、2〜3年かけ、時には5年後くらいをメドにして日本の安全保障全体を考える中で取り組むべきことで、平和憲法を守って行くことが求められる」
「皆さんの声を聞きながら、単にコップの中の争いにならないように全力を上げたい」
 などと力強く訴えた。

 時折、雨やあられ混じりの寒い悪天候であったが、支持者、労働組合幹部らも北洋銀行やダイエー五稜郭店前の街頭にかけつけ、もしかしたら総選挙という状況下、張りのある街頭演説会模様となっていた。
(11.18)


新・函病への入院患者移送大作戦、無事終了!

患者400人を病院職員、消防、自衛隊ら総勢750人を動員し、
道南の救急車総導入して行う。往復すること延べ200回

 10月12日に外来診療をスタートさせて開院となる新・市立函館病院の入院患者移送作業が、8日午前中、行われ、無地終了した。

 これまでの市内弥生町(本院)と同西旭岡(分院)から同港町に移送したもので、入院患者約400人を運ぶのに、函館市はもとより道南各町村に依頼し、救急車を総導入して午前7時から始まった。
 函病の職員はじめ、医師、看護婦ら合わせて550人、消防本部関係職員80人、さらには地元自衛隊から80人の応援を得、警察官らの協力もお願いし、総勢750人近くを動員して行われた。

 救急車が往復することざっと延べ200回にも達する大移送作戦で、移送ルートとなった西部地区ー湾岸道路ー港町、上湯の川ー湯の川・本町の市電通りー梁川町ー八幡通りなどでは救急車のサイレンが鳴り響いた。

 幸いにも秋晴れのすがすがしい好天気に恵まれ、予定通り午前中にはさしたる問題もなく入院患者全員の移送を行い、無事、移送大作戦を終了した。

 入院患者が新・病院病棟に入ったことで、新・函病内にはいわゆる病院の雰囲気となり、この後は12日の外来診療開始で業務の本格スタートとなる。
(10.8)

中華航空、引き続いて来年は2日に1回のチャーター便!
台湾ー道内間で170便運航、9割以上は函館発着

年内には中華41便に加え、マンダリン航空も高雄ー函館間7往復のチャーター便運航で、
来年の170便相まって、函館空港は台湾客でにぎわい、函館・道南観光を活気づけるものに!

 この10月1日から就航し、年内41便が予定されている台湾・中華航空の台湾ー函館間チャーター便が、引き続いて来年、函館空港を中心に、台湾ー道内間に170便のチャーター便を運航することになった。ほぼ2日に1回の割合で170便が乗り入れ、そのうちの約9割以上が函館間の運航で、残りは旭川空港間になる見通し。

 函館への台湾客誘致のため訪台し、10月14日に帰函した「函館市・台湾チャーター便誘致訪問団」(団長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)に顧問として同行した井上博司函館市長、高野団長らが函館空港での記者会見で明らかにした。同11日に訪問団が中華航空本社に李雲寧会長らを訪ねた際、同航空側が明言したという。

 年内では、41便のほか、中華航空の子会社であるマンダリン航空(本社・台北)も11月に台湾第2の都市、高雄と函館間にチャーター便を7往復運航することに決まっており、年内ー来年と函館空港は台湾からのチャーター便でにぎわい、今年これまで、有珠山噴火や航空運賃値上げの影響で元気のなかった函館・道南観光を活気づけるものとなる。

 訪問団の帰函会見では、このほか、中華航空から、手荷物検査態勢の強化によってスムーズに入国審査が出来るよう函館空港国際線ターミナルを拡充してほしいとの要請があったことも明らかにされ、井上市長は早急な対応を約束したという。

 さらに、会見で高野団長(会頭)は、マンダリン航空のチャーター便運航に関連して高雄に函館から訪問団を派遣し、函館のPRを行う意向を示した。

 いずれにしても、中華航空が、エバー航空(本社・台北)の新千歳乗り入れ「規則的チャーター便」によって、新千歳からはじかれ、結果、道内第2の空港である函館空港乗り入れとなったことが函館にとっては大幸運で、このうえは受け入れ態勢の拡充・強化、函館ー台湾間の友好親善、交流拡大への官民上げての努力、などが求められる。
 市と経済界、地元2トップをはじめとする今回の訪問団派遣は大きなお土産を持ち帰り、また成果、意義あるものとなった。
(10.15)


氾濫を繰り返す久根別川・藤城地区の河川改修工事促進のため
地元が促進期成会結成し、その設立総会開く

藤城を中心に全町から150人近くが結集、会長に安藤良次氏を選び、
現地調査や関係機関への要望活動、意見交換会等の啓発などの事業を決定


 本誌が8月25日付けで特報した道2級河川、久根別川・七飯町藤城地区の河川改修工事促進を求める期成会の設立総会が、5日午後7時から七飯町文化センターで開かれ、同町内流域農家を中心として全町上げて改修工事の促進、暫定改修工事の早期着手・完成を道、さらには国に働きかけるとともに、川幅の拡張などに伴う土木現業所の用地買収に協力することを決めた。

 期成会の名称は、久根別川広域河川改修事業七飯促進期成会で、会員として150人ほどが名を連ね、会長に同町藤城の安藤良次氏、副会長に同町本町の小坂敏美、同藤城の藤田政幸両氏、幹事として同町桜町の田中猛一氏ら10人を選任した。

 今年度(平成12年度)の事業として、河川改修事業対象地域の現地調査活動を2回程、事業促進へ関係機関に対する要請活動を随時、また、事業推進への理解を深めるための意見交換会等の啓発活動を2回程度行うことを決定した。

 同地区は、毎年のように大雨などで川が氾濫し、田畑冠水、家屋の浸水を繰り返して大きな被害を被ってきており、近年ますますひどくなっている。
 函館新道の建設や住宅団地の開発などの影響で大雨の際には雨水が一気に流下し、七飯町の藤城川及び水無沢川との合流付近での氾濫が顕著となっている。

 この間、函館土現では平成4年度に河口からの本格的な改修を目指して事業に着手しているが、現状では改修に必要な用地の取得に難航するなどして工事が遅れ、加えて、川幅が最も狭い七飯町のエリア、久根別10号橋から藤城川との合流までの約3キロの区間で川幅の一部を拡張する暫定工事が計画され、この早期着手・完成が切望されている状況にある。 
(10.5・6)