函館電子新聞
ニュースファイル2002.7-9





メモリアルシップ「摩周丸」の買い取り問題は決着
来春リニューアルオープンへ!
〜買収費など「摩周丸」保存活用関係費4億6、155万円を含む本年度一般会計補正予算案を原案通り可決〜


 函館市議会9月定例会本会議が27日午前10時から開かれ、旧青函連絡船「摩周丸」を市が第3セクターの函館シーポートプラザから3億9、900万円で買い取るほか、船体塗装改修費4、725万円、船内展示室等整備費1、500万円、保存活用策検討関係費30万円など、「摩周丸」の保存活用関係費4億6、155万円を含む本年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。

 この結果、メモリアルシップ「摩周丸」の買い取り問題は決着し、今後、購入を行い、第1段階として来年1月〜3月に、船体、船底の塗装改修工事ほか、甲板、窓周り、手摺り等の腐食部分について補修工事を函館どっくで進め、また展示内容など全面リニューアルを図るなどして、来年4月ゴールデンウィークに合わせて装いも新たにオープンする見通しになった。
(9.27

「落札率を低下させる様々な手法の検討も含めて、入札・契約制度の一層の改善に努める」「一般競争入札のさらなる拡大、希望価格制度の導入、最低制限価格の公表等について種々検討」
〜市発注工事の高落札率問題に対する井上博司市長の答弁詳細〜


 開会中の定例9月函館市議会の一般質問で、市発注工事の落札率が道内他都市と比べても極めて高いことが取り上げられ、井上博司市長は「入札結果の検証を行うとともに、落札率を低下させる様々な手法の検討も含めて、入札・契約制度の一層の改善に努めたい」とし、具体的には「一般競争入札のさらなる拡大、希望価格制度の導入、最低制限価格の公表等について種々検討する」ことを明らかにした。17日の石井満氏(民主・市民ネット)の質問に答えた。

 落札率は談合を推し量る目安とされ、ちなみに、落札率95%以上は談合の疑いが濃厚とされている。数年来、相次いで発覚、摘発される官製談合など入札・発注問題を踏まえて、道内他都市では落札率の低下が進んでいる。このため、従来だと95%以上がほとんどであったが、最近ではこれ以下となり、さらには90%を切り、80%台の前半まで低下しているケースもどんどん出てきている。

 ところが、函館市の落札率は99%前後とか、97〜98%前後、良くても90%余といった様子にあり、他都市との落差が際立っている。

 一般質問で石井氏はまず、「函館市の公共工事の落札率は極めて高い。平成14年度途中であるが、いくらか改善しているのか。落札率を下げる具体策はあるのか」とただした。

 これに対して、井上市長は「入札・契約制度の公平性・透明性の一層の向上と競争性の確保のため、平成12年度から条件付き一般競争入札の試行に合わせて予定価格の事前公表を実施し、以降のど拡大を図ってきた。特に、本年度からはその対象範囲を主要6工種のAランクに該当する全ての工事に拡大し、対象工事も大幅に増加した」
「その結果、落札率は6工種全体で前年度の98.2%から97.4%へと多少低下し、工種毎では新たに対象にした電気工事、菅工事、造園工事については顕著な効果がみられたが、従来から対象としている建築一式工事については若干上昇している」
「このような状況を踏まえ、本年度の入札結果の検証を行うとともに、落札率を低下させる様々な手法の検討を含め、今後とも入札・契約制度の一層の改善に努めたい」と答えた。

 また、「落札率を下げる具体的な方法は何か」との石井氏の問いに、
「他都市の例など参考にしながら、今後、一般競争入札のさらなる拡大、希望価格制度の導入、最低制限価格の公表等
について種々検討し、落札率を下げることに鋭意取り組みたい」とした。

 さらには、石井氏が「『入札談合等関与行為の排除及び防止に関する法律』が交付され、市民の目は厳しさを増している。官製談合を含めた談合そのものを許さない姿勢を鮮明にし、談合を許すなとの市民の声にどう答えようとしているか」と質問したのに対して、井上市長は、
「当市は条件付き一般競争入札を導入し、予定価格の事前公表を行うとともに、現場説明会を廃止するなど不正行為を抑止するための方策を講ずる一方、『談合情報対応要領』を策定し、談合情報があった場合には公正取引委員会へ通報することとした。さらに、談合等の不正行為に対しては指名停止の措置期間を従前より厳しく適用するとともに、その内容を公表するなどの対応に努めている」と答弁した。

 この入札問題では、八日市和広氏(民主・市民ネット)も質問し、「共同体は談合の温床になっているのでないか。共同企業体への発注をするにしても、構成員の数を減らすべきでないか」とただした。

 これに対し、井上市長は、
「共同企業体の構成員を減少させることについては競争性を高めるうえで有効な方法ではあるが、反面、公共工事、民間工事ともに減少している現状の中で、さらに地域企業の受注機会を縮小させることにつながることから、それらの影響も見極めながら慎重に検討したい」との見解を明らかにし、「条件付き一般競争入札を全ての工種、ランクに拡大できないか」との問いには、
「条件付き一般競争入札は平成12年度に土木及び建築一式工事の1億円以上の工事を対象として試行し、本年度からは主要6工種のAランクの全工事に拡大した。今後は本年度の実施結果を検証するとともに、さらなる入札制度の改善に向けて、条件付き一般競争入札の拡大についても鋭意検討したい」と答えた。
(9.18) 

初の「ナイター議会」一定の関心集め、傍聴席に満席以上の103名、
別室の臨時傍聴室にも約20名の市民!


 函館市議会が市制施行80周年記念事業として企画した「ナイター議会」が、9月定例市議会一般質問初日の13日午後6時から開会され、初の「ナイター議会」として一定の関心を集め、傍聴席に入りきれないほどの市民が詰めかけ、質問者の議員と井上博司市長をはじめとする理事者側との質疑応答を静かに聞き入っていた。

 このナイター議会は、常日頃日中、仕事の関係などで議会を傍聴する時間を取れない市民が大多数であろう等々から、この際は夕方から3時間余にわたって本会議を開き、傍聴してもらい、市政・市議会に対する関心を少しでも高めていただこうと、市制施行80周年を記念して実施の運びとなった。

 議場最上階の傍聴席は86席であるが、6時スタートに合わせて傍聴の市民が続々訪れ、満席になるとともに、座れない市民にあってもどうしても本会場で傍聴したいということからパイプ椅子なども運び込まれ、6時最初の質問者の時間帯では103名が詰めかけた。

 また、普段は理事者側・市幹部などが待機し、中継のテレビに見入る別室(会議室)も臨時の傍聴室としてセットされ、20名ほどの市民が聞き入った。

 傍聴の市民は60〜70歳代が一番多く、あるいは50歳代くらいがこれに続き、30歳代はほとんどなく、逆に学生ら20歳代と80歳代が数名という状況であった。
 新緑クラブの議員に始まって、夜9時15分までの予定で3人が初のナイター議会における質問となった。議員は35人(欠員1人)全員が出席した。

 なお、一般質問初日のこの日の議会は、午後1時から開会となり、同4時40分まで質問者3人が登壇、議会事務局によると、この昼の時の傍聴市民は10名であったという。
 このナイター議会は18日にも開かれる。
(9.13)


「スーパー白鳥」もいいが、やはり道新幹線のまず函館まで開業を
なんとしても早く。是非、実体験をー!

12月1日の東北新幹線・八戸開業に伴って新登場「スーパー白鳥」
函館から青森まで最速1時間48分、東京まで約6時間
/10月9日車両の展示会、11月3、4日一般試乗会

 「スーパー白鳥」もいいが、やはり道新幹線はまず函館まで早く開業をー。
 東北新幹線を利用していつも強く感じることだが、新幹線はなんとしても必要だ。先日、所用でしばらくぶりに盛岡まで列車で行き、そして新幹線を使い、帰りも同様に新幹線を利用し、盛岡から特急ー急行と乗り継いできた。乗り継ぎ自体は仕方がないが、盛岡から先、仙台などと、同じJRでもまるでホームはもとより、列車内の雰囲気、人々の行き交い、等々と趣をことにし、がらっと違うことを改めて再認識してきた。

 新幹線は本数も多く、頻繁であり、活気が全く違うわけで、帰りなど盛岡で新幹線が終わって、「はつかり号」に乗り換えとなるが、簡単に言えば、まるで一気にホーム、社内など田舎の雰囲気に一変してしまう。時間も余計にかかることも差に非ず、人の往来による経済活動が盛岡から北は急ブレーキがかかって、緩慢になっている感じが伝わり、それこそ大げさに言うと別世界みたいになってしまう。

 残暑の続く、秋口で、大学などはまざ夏休み最中であるからか、東北新幹線が終わって先の盛岡から函館、そして札幌方面に向かう列車内は学生ら若い人が大半で、あとは主婦ら年寄りばかりといった様子で、乗客もめっぽう少ない。JR北海道も大変だと思ったりする。

 道新幹線、特に函館地区にとっては青函トンネルの有効活用といった見地からも函館までの新幹線乗り入れは悲願であり、四半世紀以上にも及ぶこの新幹線問題に対してピンとこない人たちは是非、函館ー盛岡、そして仙台方面へと急行・特急、東北新幹線と利用してみてほしいと、利用する毎に痛感し、切望する。まして、航空路があるから新幹線はいらないなどという意見の方々には実体験していただきたいーと…。

  ◇    ◇    ◇

 さて、この東北新幹線も今年12月には盛岡ー八戸間が開通し、今や、八戸駅では新幹線ホームもすっかり出来上がって、試運転も始まり(写真)、街全体の雰囲気が変わろうとしている。八戸の更なる発展は間違いない。

 そして、この12月の東北新幹線・八戸開業に合わせて、函館ー八戸間にはこれまでの「海峡」や「はつかり」に変わって新型電車特急「スーパー白鳥」が登場することになり、20日に車両が関係者に公開されるとともに、函館で10月9日に車両の展示会、11月3、4日には函館ー青森間の一般試乗会が予定されている。

 八戸までの東北新幹線開業(延長)とこれに伴う「スーパー白鳥」の登場によって、最速で、函館ー青森間は39分短縮され1時間48分(スーパー白鳥)。函館ー八戸間は40分短縮となり、2時間52分(同)。
 そして、八戸から新幹線を利用し、函館ー八戸間は1時間21分短縮し、4時間16分。函館ー東京間は1時間17分の短縮となって5時間58分というように約6時間になる。
 函館ー青森間では、JR北海道の「スーパー白鳥」が4往復、JR東日本の「白鳥」5往復の計9往復が運行されることになっており、これらによって従来の快速「海峡」、特急「はつかり」は廃止され、青函トンネルを走る普通列車は姿を消すという。

 いずれにしても、12月1日には新幹線・八戸開業となり、そして八戸ー青森間の新幹線建設も始まっている。このうえは、なんとしても道新幹線の青函同時開業の実現が強く望まれる。
(写真はスーパー白鳥の普通車内)
(9.21)



スイーシーが4棟目の社屋建設/IT総合企業にふさわしい4階建てビル
〜情報処理と情報通信部門をまとめ、業務の効率化図る!来年4月1日オープン!〜

職場環境の整備、セキュリティーを強化、ソーラーシステムの導入などエコ関係充実、
景観にも配慮/既存3つのビルを含め各社屋の名称を社内公募!

 道内有数のソフトウェア・ハードウェア設計開発の株式会社エスイーシー(略称SEC、本社・函館、沼崎弥太郎社長)は、函館市末広町で4棟目となる社屋の建設に着手、来年4月1日オープンを予定している。(写真左・完成パース)
「通信とコンピュータの一体化となってきて社内の連絡をよくすべく、分散している情報処理と情報通信部門をまとめ、効率化を図る」(沼崎社長)ということからで、同社電算センタービルに隣接する1、120平方。の敷地に鉄骨造・4階建て延べ2、550平方。、前面ガラス張りのIT総合企業にふさわしい社屋の新築となっている。

「内部は開放感を醸し出したイメージで、外観は前面ガラス張りの一方でクラシックな設計にも留意、(函館西部)景観地域にマッチしたものとし、ソーラーシステムを取り入れるなどエコ関係を導入した建物でもある」(田中武久経営管理本部部長)としており、また、防犯カメラ等設置による部外出入り者のチェックシステム採用などセキュリティーの強化も図るものとなっている。

  ☆   ☆   ☆

 各階の内訳は、まず1階部分が出入口とミーティングブース、マッサージ室、車椅子用を含むトイレ、それに事務所ということで、コンピュータを使う仕事柄、肩こりを訴える社員が多いことからマッサージルームの設置となった。
 車椅子トイレなどについては同社の場合、すでに障害者を多く雇用しており、「もうすぐ1.8%の法定雇用率(一般の民間企業に適用)に近い」(同部長)ということからさらに積極的に対応することになった。

 2階は事務所で、開発部、情報処理部門が入り、3階は情報通信の開発部門。
 4階はプレゼンテーション用の会議室、テレビ会議室、それに社員用のレスト・リフレッシュルーム。

 同社は現在、従業員570名を擁し、このうち函館本社関係は約400名。事業内容は、情報処理事業と、携帯末端・移動体通信などの情報通信事業のソフトウェア・ハードウェアの設計開発、それにシステム販売の3つを柱とし、さらにインターネットプロバイダ事業を経営している。

 そして、事業所としては、函館市末広町・市電通りにニューメディアビル(本社)のほか、すぐ近く並びにOAセンタービル、その向かいに電算センタービル(旧拓銀末広町支店ビル)を構え、ほかに市内では函館駅前のTMOビル1階部分にインターネットカフェを出店し、また別な貸しビル1フロアに情報通信部門の事務所を設けている。

 札幌には札幌システムセンター、首都圏では千葉県我孫子市に我孫子システムセンター、東京都世田谷区に東京システムセンターとその設計開発の拠点、という具合に、函館本社の躍進するIT総合産業ならではの展開にある。ちなみに、道南では八雲町にシステムイン八雲ショップを開設している。

 今度の4棟目新社屋建設は、市内に分散している情報処理と情報通信部門をまとめ、業務の効率化を図るとともに、職場環境の整備を目指したものであるが、一方で既存社屋含め4カ所に集約することから、「これを機会に、新社屋をはじめ、ニューメディアビル、OAセンタービル、電算センタービルを含めて各ビルの名称を社内公募する」(同部長)ことにもしている。

 総事業費は約7億円で9月2日に地鎮祭を行い、着工の運びとなった。来春3月に竣工し、4月1日オープンとなる。
(9.14)



盛大に(株)太陽グループ創立15年記念パーティー
/ホテルニューオータニ札幌、27日

東原俊郎社長ユーモアたっぷりに「そのマチを愛さなければならない」
「お互いにマチを活性化、発展させるということで高まり合い、
それこそエッチの精神でやって行くことが必要」とー。


 道内最大手のパチンコチェーンで、少年野球や音楽コンクールなどの各種文化事業、保育園経営などの社会福祉事業、北海道遺産、NPO活動、財団法人を有しての地域づくり、街づくり・再生活性化事業、等々幅広く社会事業を展開し、発展著しく、函館では大門・松風町で複合娯楽施設「大門ビル」の建設、売りに出されていた大門一の大型飲食店ビル「大門クィーンビル」の経営などに乗り出し、今や大門再生に大きな役割を果たしている、(株)太陽グループ(本社・札幌、東原俊郎社長)が創立15年目を迎え、これを記念する「(株)太陽グループ創立15年記念パーティー」が、27日午後6時からホテルニューオータニ札幌の大ホールで盛大に開かれた。

 パーティーは本拠地の札幌はもとより、道内各都市などから首長、来賓、関係者約3百人が出席。
 あいさつに立った東原社長は、銀行の紹介によってパチンコ業界に入った経緯などにはじまって、今日までの道内各地の出店のいきさつ、積極的に展開している各種社会事業などについてるる詳しく、ときによっては同社長ならではにざっくばらんにユーモアを交えて語り、この中で函館については「大門ビル」の建設・オープンで日に3千人ほども集まるようになったこと、建設の際の地鎮祭には市長の代理として市部長ら多くの幹部、また函館商工会議所の(高野洋蔵)会頭までも出席してくれたこと、等を披露した。

 そして、出店や社会事業の展開では「そのマチを愛さなければならない」とし、「お互いにマチを活性化、発展させるということで高まり合い、それこそエッチの精神でやって行くことが必要」とユーモアたっぷりに話すとともに、「マチと一緒に生きることは楽しい」とも語り、「(15年目を迎え)皆様に深くお礼を申し上げたい。今後とも皆様のご協力を願えれば非常にありがたい」となどと結んだ。
(9.27)


井上博司市長の再選出馬表明、11月下旬、もしくは12月頭頃に!
〜函館市長選の現在情勢/民主・連合陣営、市民グループ、共産党の対応〜

【特別リポート/無料版】
市制施行80周年の記念事業として函館市議会が企画・実施した「ナイター議会」がこの9月定例会の13日と18日に行われ、まずまずの傍聴で一定の関心を集めた。そして、18日のナイター議会の最終質問に立った与党会派・新政21(敦賀敬之会長)の浜野幸子氏は、メモリアルシップ摩周丸に関する質問、この中での「摩周丸の再出発オープン」が予定されている来春のゴールデンウィーク時期と絡めて、井上博司市長の再選出馬問題への言及を試みたものの、出馬表明への質問は時期早尚で、しかも関連での質問は適当でないなどとなって、浜野氏にあっては再出馬を要望する格好で終わったが、同市長の出馬表明は今のところ、11月下旬もしくは12月の頭頃という見通しになっている。

 本サイトや雑誌NEW現代函館でもその都度、所報済みだが、井上市長の2選を目指しての出馬は揺るぎなく、来年4月の統一地方選・函館市長選まで約半年くらいになってきて、関心は次第にいつ出馬表明するかということになってきている。
 同市長選をめぐる情勢は、木戸浦隆一前市長(故)の任期途中の病気辞職に伴ってふって沸いた3年半前の前回の、保守分裂下の激しい選挙戦(4人出馬)とは打って変わって、今度は現職の井上市長の独走に近いものになろうとしている。

 すなわち、現在までのところ、自民・保守陣営から井上市長に対抗して打って出ようという動きは見当たらず、地元自民党陣営は井上市長推薦で一本化の方向にあり、また、前回、市民グループが山崎英二氏(地元弁護士)を擁立し、これに合わせて相乗った民主党・地区連合陣営にあっても今回は候補を擁立しない方向が濃厚となっている。

 民主党函館では来春の統一地方選に関して、すでに昨年の段階で道議選函館市は前回同様3人、市議選では最低13人の擁立方針を打ち出した。このいわゆる3ー13方針ということについてはその後、地区連合などの間で議論が交わされ、道議選の3人擁立問題が現職2人に絞るべきだなどとの強硬な主張との板挟みに遭遇して漂流。未だに定まらない状態が続いていることは先刻承知の通りだが、この間、市長選問題に対しては「この3ー13の議論の最初にちょいと出ただけで、話し合われてはいない」(民主・連合陣営幹部)。

 つまりは、来春の市長選に対しては、議論などする以前に「井上市長再選でいいのでないだろうか」(同関係者)という暗黙の了解できているのが実情となっており、市長選の候補擁立問題を真正面から取り上げることなどになっていない。
 ちなみに、前回の選挙後、井上市長は地区連合のメーデーに毎年出席してあいさつをするなどもし、また、最大会派として議長を出し、議運委員長までも担っていることなど相まって、市議会の民主・市民ネットと井上市長との関係も取り立ててぎくしゃくすることもなく、言うならば「良好な関係」できている様子にもある。

 加えて、前回山崎氏を担ぎ出した市民グループにあっても、「再度山崎氏を擁立するとか、別な候補を立てるなどといった意向にもない」(同陣営関係者)という状況にあって、民主・連合陣営幹部間ではこれ幸いといった格好になっている。
 このため、木戸浦前市長の2選時のように、民主党(当時は社会党)・連合陣営は不戦といった方向が決定的になってきている。

 これらの一方で、共産党が例によって候補を擁立し、独自の戦いに挑もうとの見方がされているが、この点、当の共産党にあっては「今後、うちを支援する市民団体の『明るくする会』(通称)などと協議し、検討して、対応を決めたいと考えている」(同党道南地区委員会・伏木田正義委員長)としている。

 同党函館にあっては、今度の統一地方選では道議選函館市で日高令子氏の再選、市議選で擁立の4人の全員当選が至上命題であって、これらの戦い中で函館市長選をどう位置付け、対応するかということと目される。
 いわゆる泡沫候補みたいなのが出てくるかということもあるが、共産党が万が一にも候補を立てないなどとなれば、事実上の井上市長の無競争選挙にもなろうというもので、それだけに今後、共産党の動向に一定の関心が集まるものとなろう。

 こういった情勢下、井上市長の出馬表明問題であって、連合後援会の「21世紀の函館を創る会」では早くても遅くてもよくなく、これまでの木戸浦前市長の時のように、忘年会・新年会時期を前にしての11月下旬、あるいは12月の頭頃が常識的ということで、順次各種調整に入ってきている。

 18日のナイター議会で挙をつく格好で、自民党函館支部幹事長の敦賀氏代表率いる新政21(同支部政調会長の白崎憲司郎氏が幹事長)の浜野氏が関連で再選出馬表明を引きだそうとしたが、市議会での正式出馬表明は12月議会ということになろうとしている。
(9.19)

「間違っても戻ることはない。
政治生命をかけた最後の挑戦と思ってがんばる」

〜松尾正寿氏、道議選函館市出馬に不退転の決意表明〜


 元函館市議の松尾正寿氏(56歳)は23日夕、ホテル函館ロイヤルで開かれた同氏を励ます会で、「世間では(道議選に)出ないのでないかとか、市議選に戻るのでないかなどといわれ、私の耳にも入ってきているが、いろいろ考え、皆さんの意見も聞いて打って出る決意をしたのであり、間違っても戻ることはない。どのような戦いになるか分からないが、志を持って臨む決意だ。政治生命をかけた最後の挑戦と思ってがんばって行きたい」と語り、道議選函館市(定数6名)に不退転の決意で臨むことを明らかにし、正式に出馬表明した。同氏は3年余前の前回の道議選函館市に出馬(落選)しており、2度目の挑戦となる。

 この日の励ますパーティーは、松尾氏の函館大学卒業の1回生の仲間を中心とする函大同窓後援会が主導して、政治資金パーティーとして開いたもので、ディナースタイルの大宴会場に支持・支援者ら約400名が出席した。

 主催者代表として函大同窓後援会の角花代表幹事があいさつした後、来賓の梶原洋一函館市助役が「松尾さんにあっては十分に充電してきて、もういいのでないかと思う。このうえは皆さんの力強いご支援をお願いしたい。どうか支持・支援の輪を広げ、力を発揮してほしい。励ます会の目的が達せられることを願っている」と呼びかけた。

 次いで、今やざっくばらんな人柄も相まって函館大学の名物学長ともなっている河村博旨氏が、
「松尾君はこの4年間、苦労して粘着力も出てきたのでないか。本人はシャイなところもあって、票集めが下手なのではないかとも思っている。本席の皆さん方1人でも2人、3人でも仲間を増やしてほしいと思っており、応援していただきたい」と松尾氏を温かく激励し、また支援を呼びかける一方、

「会社勤めもした、民間出身で裸一貫、地盤も看板も、カバンもない松尾君のような人が政治の場で活躍することが必要でないだろうか。男は3回勝負して総理大臣になった人もいるわけだが、松尾君は2回の勝負で何とか皆さんの期待に応えてほしい。人のために一所懸命やれば、必ずや自分の息子とか、子供とかにも役立ってくれることがあるのではと思うので、是非応援してほしい。松尾君には土下座でも何でもして皆さんのためになる人(道議)になってほしいと願っている」云々とあいさつした。

 これらを受けて、松尾氏が奥さんを横にして次のようにあいさつした。
「早いもので3年が経ち、辛い日々であったが、これも試練と思ってがんばってきた。(3年余前の選挙で)落選してしばらくは呆然とし、収入も途絶えてどうやって生活しようかということからのスタートであったが、落選して1年程経った時に腹も決まった。自分の性格として申し訳なく思っているが、下がる分けに行かなく、また1万2、645票を与えてくれた支持者の皆さんに申し訳ないと考え、(出馬を)決定した」

「世間では出ないのでないかとか、市議選に戻るのでないかなどといわれ、自分の耳にも入ってきたが、いろいろ考え、また皆さんの意見も聞いて決断したことであって、はっきり言って間違っても戻ることはありません。志を持って選挙戦に臨むのであり、どういう戦いになるか分からないが、本当の市民党、市民、皆さんと親しくできる政治家ということでがんばりたい」

 そして、道新幹線問題はじめ、公共事業や教育等々、また延々と続く現下の不況対策などにも言及し、その所信の一端を語った後、最後に、
「あくまでも挑戦者であり、言うべきことははっきり言い、やってやろうという強い意志と行動力を持って戦う決意だ。真の意味での庶民派の政治家として、政治生命をかけた最後の挑戦と思ってがんばって行きたい。皆さんのご支援を切にお願いしたい」とあいさつした。

 松尾氏とかっての市議同志である大山一惹氏の音頭で必勝を祈念する杯を上げ、宴入りとなった。
(8.23)

白崎憲司郎市議のビア&ダンスパーティーに会場最大級の
1千3百人以上も詰めかけ大盛況開催/目を見張る女性出席者の多さ


 函館市議会議員、白崎憲司郎氏(当選2回、自民党函館支部政調会長)のビア&ダンスパーティーが、18日午後5時半から函館ハーバービューホテルで大盛況のうちに開かれた。
 来春に選挙を控え政治資金パーティーとして、お盆休み最終日とも言うべき日曜日の夕刻の開催で、しかもあいにくの雨模様であったが、同ホテル3階の大宴会場はじめ、サブの中宴会場、加えてテーブルを並べたロビー・廊下がごった返すほどの、支持者、支援者ら1千3百人ほども出席する、文字通りの大盛況の夏の夜のパーティー模様となった。

 特に、ダンスパーティーやクイズ、各種余興を兼ねての、堅苦しさ抜きのビアパーティーとあってか、参会者の約4割以上が主婦層を中心とする女性という目を見張る様子となった。

 パーティーは最初に、主催の白崎憲司郎後援会の佐々木忠男会長代行があいさつ。白崎氏の初出馬・初当選時から会長を担って後援会をまとめるなどして力を尽くしながら、昨年、不慮の事故(交通事故)で亡くなった船山前会長をしのぶなどして言及するとともに、「来年の選挙は更なる定数削減もあって、厳しいものになると思われる。このうえは皆さんのご支援なくして到底当選おぼつかない。皆さんのパワーを結集して勝たせてほしい」と訴えた。

 引き続いて、来賓代表として函館市の木村孝男助役があいさつし、「白崎議員は行財政対策の委員会の副委員長を担うなどし大いに活躍している。(井上博司)市長との信頼関係も厚く、欠くことの出来ない議員である」などとエールを贈った。

 これらを受けて、白崎市議が登壇し、支援団体の代表者から花束を受け取った後、「前回の選挙前には定数の4人削減を強く主張して実現。そして今回も2人削減(新定数34人)を一生懸命やった。このことは逆に、来春は本当に厳しい選挙になると思っている。だが、何としてもご期待を得るようにしなければならなく、またやり残した仕事もまだまだある。厳しいた戦いであり、今一度皆さんのご指導、ご鞭撻を切にお願いしたい」と大変な出席者を前に興奮気味にあいさつした。

 地盤の地元町会長の音頭による乾杯などあって宴入りとなり、この間、白崎市議にあっては満杯の各テーブルを一つ一つ回ってあいさつ、変わらぬ支持を訴えていた。
 様々なアトラクションなどあって、パーティーは7時半過ぎまで繰り広げられ、大変な盛会ぶりであった。
(8.18)

来春の統一地方選、道知事選・道議選は4月13日、
函館市長選・市議選、町村長選などは同27日の見通し


 来年春の統一地方選の日程は、都道府県と政令指定都市の首長、議員選挙が4月13日、一般市、特別区、町村の首長、議員選挙が2週間後の4月27日になる見通しとなった。

 すなわち、道知事選と道議会議員選挙は4月13日、函館市長選や郡部の町村長選、函館市議選、町村議選は同27日に実施される見通し。
 総務省が秋の臨時国会に選挙期日を定める臨時特例法の提出方針を固めた。
(8.15)

選挙運動インターネットHP解禁間近だが!
〜ここにも時代遅れの現実!極めてさびしい状況の函館・道南における政治家のHP開設具合〜

道南初めて言ってよい本格的政治家HPとして新登場してきた石寺広二道議のHP

 IT時代、そして今やブロードバンド時代ということで、携帯電話機能の限りない発展も絡み、インターネットが生活にどんどん入り込んできており、先般は総務省所管の「IT時代の選挙運動に対する研究会」が選挙運動でインターネットのホームページ(HP)利用を解禁することなどの報告書をまとめ、同省は解禁に必要な公選法の見直し作業を進めることになるなど、HPによる選挙運動が現実のものになろうとしている。

 このような中、函館・道南における既存の国会議員はじめ、道議・市議などの地方議会議員サイドにおけるインターネットHPに対する取り組み、制作づくりがどのような現状にあるかといえば、認識の欠如など相まって、総じて極めてさびしい状況できている。

 具体的には函館・道南の政治家で満足と言えるHPを開設しているケースはこれまでごく僅かで、この点でも時代遅れの勘甚だしいものがある。
 比較的早い段階からHPを開設したのは国会議員クラスでは、金田誠一民主党衆院議員(比例区道ブロック選出)が上げられるが、内容、開設後現在に至るまでのHPの進歩具合ということ等々からして、存在感薄いものと言わざるを得ないものとなっている。

 こういったもとで、最近になってHPらいしいHPが誕生し、発信されてきている。函館市に隣接する七飯町や上磯町などを地盤とする渡島管内選出の自民党道議会議員、石寺広二氏のHPがそれで、HPの格好、内容ともかなり見るべきものがある、これぞHPといえる道南初めて言ってよい本格的政治家HPが出来上がり、今後が発展度合い(更新具合など)期待されるものとなっている。

 この石寺道議のHPにはIT・インターネット時代、選挙運動HP解禁時代間近にあって、自ら積極果断に取り組み、選挙民に対して政策、政治活動等々を積極的に訴えて理解を求めて行こうとする意欲が伝わるものとなっている。
(8.15)

※ http://www.ishidera.com/ 

石寺広二道議の2002道政報告会、党道連政調会長ら
道議仲間多く応援に駆けつけ、大盛況開催!

「政策の石寺」ならではに「あれもこれもやれる時代ではない」などと
明確に、よどみなく今後の指針示し、支援訴える


 平成11年4月の道議選渡島管内に初出馬・初当選し、自らの明確な政策を打ち出すなどして活躍している石寺広二道議(57歳)の2002道政報告会が、3日午後3時から七飯町文化センターで会場一杯の支持者・支援者約1千2百人が詰めかけて開かれ、石寺道議は「道も、そして国なども無論、あれもこれもやれる状況ではなく、取捨選択の厳しい時代になっている。広域行政に対する責任、この円滑な進展のために残る8カ月の任期を全力でがんばる。来年春の2期目の選挙は大変だろ覚悟しているが、皆さんのパワーを結集していただき、ご支援を賜りたい」と決意の一端を語った。

 同日はまず地元七飯町、上磯町の歌手によるアトラクション・歌謡ショーで幕開けとなり、この後、地元の水嶋清七飯町、海老沢順三上磯町長はじめ、道知事代理、さらに多くの道議同僚が駆けつけて道政報告会となった。

 金沢精一石寺こうじ連合後援会長、水嶋町長、海老沢両町長らのあいさつに始まって、駆けつけた同僚道議が次々とあいさつ。
 この中でマイクに立った何人もの道議から石寺氏をして、「新幹線を北海道にということを一番主張している」「来年の選挙は厳しいと聞いており、2回目の選挙が最も大変である」などの言及のほか、取を務めた自民党道連政調会長の釣部勲道議(新十津川町出身・空知管内選出、3期目)から、

「石寺さんは非常に真面目で、清廉潔白、理路整然として議会活動に打ち込んでおり、保守系のわが会派にはご当地(渡島管内選出の道議)から3名がいるが、道議会ではなくてはならない存在」
「石寺さんは道庁役人・建設関係OBであって、このため昨今の公共事業をめぐる状況の中で誤解される向きもあるが、延長2千。のトンネル(新川汲トンネル)着工や1H以上の河川改修(久根別川)に対する大幅予算増を実現させたりということは、道内でこれらが全体的にどうなっているか充分に知っているから出来ること。でなければ、この財政事情のもとで実現し得ない」などと1期目議員ながら屈指の存在であるとのあいさつがあった。

 これらを受けて、石寺道議がよどみなく、それこそ理路整然と次のように道政報告。
 まず、この3年数カ月、各種の懸案、地域の課題を取り上げ、順次実現したことを踏まえ、「このうえは中身の濃い実効性のある振興計画を作り、実現させたい」とし、

「道新幹線の実現に向けて政治生命をかけてがんばると前にも話したが、その気持は少しも変わっていない」
「これからは緊急性、費用対効果、地域が最も望んでいるものといった3点から、政策評価を行って、取捨選択するということでやって行かねばならないと考えている。出来ないものは出来ない、あれもこれもやれるという状況にはない」
 などと「政策の石寺」ならではに分かりやすく、歯切れよく今後の指針を語り、また駒ヶ岳の噴火問題に対する予防施策、大沼ー鹿部線、南茅部線整備問題、市町村合併問題等々についての見解も明らかにした。

 そして、今1期目の残り任期、広域的な観点で地域の課題の進展に全力投入するとし、大激戦が必至の来年春の選挙に対する支援を訴えた。

 会場には寄贈された30枚もの大漁旗も飾られ、昨年に引き続いて大盛会の道政報告会模様となった。
(8.4)


函館駅新駅舎の建設極めて順調で、来年6月下旬にも完成・開業へ

 本サイトで建設中のJR函館駅の新駅舎の完成が当初予定から早まり来年夏にも開業になる見通しを既報済みだが、その後も基礎工事の見直しなどで進捗状況は極めて良好で、開業は来年の夏休み前の6月下旬になる見込みとなった。

 新駅舎は函館駅前広場の拡張・全面整備によって現駅舎よりも40メートルほど海側で建設中にあり、着工以来工事は予想以上に順調で、すでに鉄骨の枠組み工事など終わってきている。

 いわゆるステーションビルの建設などではなく、新駅舎は鉄骨造2階建て、延べ約6千3百平方メートルで、建物中央に円筒形の塔がある斬新な形になっている。
(9.28)

函館市「特区」要望で「国際水産・海洋都市構想」の推進に基づいて
「マリン・フロンティア科学技術研究特区」を提案!
大野町も要望し、建設業の新規参入等視野に農業生産法人制度の規制緩和など「農業特区」を提案

10月上旬には『国際水産・海洋都市「函館」の可能性を探る市民フォーラム』開催


 小泉内閣が構造改革の目玉として創設を検討、特定地域を大幅に規制緩和して経済の活性化を図ろうという「特区」構想の提案・要望がこの8月末で締め切られ、道内では36市町村から51件の構想(全国では47都道府県全部の415件)が示されたが、この中で渡島、桧山からは函館市、大野町、乙部町の1市2町が提案し、このうち函館市は、北大水産学部の存続問題を契機に先に打ち出した「国際水産・海洋都市構想」の推進に基づいて「マリン・フロンティア科学技術研究特区」を要望した。

 この「特区」構想は、新たな財政措置を講じるというものではなく、特定の地域に限定して規制緩和などを進め、事業化を促進して雇用を創出し、産業・経済の活性化を図るというのが目的で、函館市では「マリン・フロンティア科学技術研究特区」での具体的な効果、狙いとして、
(1)北大大学院水産科学研究科及び水産学部の研究施設を民間企業や他の研究機関が利用できるようにするための規制緩和
(2)外国人研究者の在留資格制限の緩和
(3)教員が特許を含む研究成果を事業化する際の企業役員就任に当たっての国立大学教員等の兼業承認基準の緩和と休職承認基準の緩和
(4)教員個人の特許料の免除
 の4点を上げている。

 つまりは、これらによって研究レベルの向上、高度な研究の展開が図られ、成果を地域還元できるとし、大学発ベンチャーや研究成果の事業化促進、また、研究成果を知的財産権として保護し、活用を促進できるとしている。

 国は9月上旬に提案のとりまとめを行い、10月上旬には「特区」構想の基本方針を示す予定で、秋の臨時国会にこれらに関わる法律を上程するとされている。

 ときに、「国際水産・海洋都市構想」の推進ということで、「函館」のこの可能性を探る市民フォーラムが10月上旬に函館国際ホテルで開催する予定で準備が進行中だ。
 目下のところ、同月8日を予定しているようで、東大大学院総合文化研究科の大森正之教授による「函館市の国際水産・海洋都市としての可能性について」と題しての講演と、前モナコ海洋博物館のF・シマール副館長による「世界の海洋研究・教育について」と題しての講演などが計画されている。

 他方、大野町の「特区」要望では、「農業特区」を提案し、農業の担い手・後継者問題、建設業などの農業への新規参入ということから、農業生産法人制度の規制緩和、さらには農地転用の制限緩和などを目指している様子だ(渡島支庁談)。
(9.5)


エスイーシー社長、函館商工会議所副会頭、社団法人函館国際観光コンベンション協会会長
沼崎弥太郎氏の函館市功労者表彰・受賞祝賀会盛大に催す!
〜幅広く親しまれている沼崎氏の栄えある受賞ならではの大盛況のパーティーに〜

 (株)エスイーシー社長で、函館商工会議所副会頭、社団法人函館国際観光コンベンション協会会長の沼崎弥太郎氏の函館市功労者表彰・受賞祝賀会が、29日午後6時から函館国際ホテルで盛大に行われた。

 祝賀会には井上博司函館市長、高野洋蔵会議所会頭はじめ、100名の商工会議所議員の大多数、函館観光業界関係者、経済人ら約3百名が出席、幅広く親しまれている沼崎氏の栄えある受賞ならではの大盛況のパーティーとなった。

 発起人代表として函館商工会議所副会頭の泉清治氏があいさつした後、来賓代表としてまず、井上市長が「これまでの沼崎さんのご努力、ご貢献、お人柄あってのものであり、心からお慶びを申し上げる」などと沼崎氏の経歴にふれる中であいさつするとともに、今回の市功労賞受賞を機に「函館市に対して観光整備資金としての過分なるご寄付があった」ことも明らかにした。

 また、函館商工会議所の高野会頭、沼崎氏とは函館東高の同期生で長年の友人であるという江差信用金庫の渡邉捷美理事長の両氏から沼崎氏の地域貢献などの功績を称え、人柄、奥さんの内助などにもふれる祝辞があった。

 次いで、祝電の披露、記念品・花束の贈呈、井上市長からの函館市感謝状などあり、これらを受けて沼崎氏が「よき友人、よき先輩、よき職場の同僚、そしてここに出席の皆さんがあっての今日であり、今回の受賞と思っており、改めて感謝申し上げます。今後、さらに一層精進し、郷土函館のために努力をしたい。旧倍のご支援をお願いを申し上げます」と如何にも同氏ならではの率直な謝辞があった。

 この後、市議会の岩谷正信議長の音頭で祝杯を上げ、宴入りとなり、2時間半にも及ぶにぎやかな祝賀となった。
 最後は、(株)エスイーシーと取引深く、切っても切れない関係にあり、東京からかけつけた日本電気(株)NECソリューションズの西川喜勝執行役員常務の発声で乾杯となった。
(8.29)


隣接地・手前の「稜雲亭」の場所に
高さ100。程の「新五稜郭タワー」建設構想!

現タワー40年近く経ち老朽化していることなどから建て替え
/エレベーター2基、展望台2層など構想し、具体化に向けて準備


 函館観光の拠点の一つである五稜郭公園正門前の五稜郭タワーの建て替え構想が持ち上がっている。現在のタワーが1964年の建設で、40年近く経ち、老朽化が進んでいることなどからで、五稜郭タワー(株)(本社・函館、中野豊社長)では建設構想の具体化に向けて準備に入り始めている(同社談)。

 構想では現在の60。から一気に100。くらいまで高くしたい意向にあり、エレベーターも現在の1基から2基に増やし、評判の悪い繁忙期のエレベーター待ちを軽減し、展望台も1層(200人)から2層にするなどして収容力の強化を目指したいとしている。
 建設地は現タワーの隣接地、手前の味処「稜雲亭」のところになるとし、2005年度の着工を構想している。

 地上部は2階建てとし、従来通りにレストランやお土産店、五稜郭の資料展示室、イベント大ホールなどを設け、現タワー跡地をイベントスペースにすることも考えている。

 総事業費として約20億円が見込まれ、高さ100。の「新五稜郭タワー」にすれば、わが国初の星形城郭・五稜郭の5角形の城郭も一段と見やすくなるとしている。
 すでに五稜郭観光にとってタワーはなくてはならない存在であり、「新五稜郭タワー」構想の実現が期待される。
(8.15)

来年4月の全面リニューアルオープン目指し、いよいよ「摩周丸」購入へ
市、保存活用関係費約4億6千万円計上し、11日からの定例市議会に提案


 函館市は3日、旧青函連絡船「摩周丸」の保存活用関係費4億6、155万円などを計上した本年度一般会計補正予算案などをまとめ、市議会総務常任委員会に報告、11日からの定例市議会に提案する。

 摩周丸保存活用関係費の内訳は、第3セクター、函館シーポートプラザからの摩周丸船体購入費3億9、900万円、船体塗装改修費4、725万円、船内展示室等整備費1、500万円、保存活用策検討関係費30万円で、摩周丸保存に関する今後のスケジュールとして、議会の承認を経て購入後、来年4月オープンに向けて第1段階として来年1月〜3月に、船体、船底の塗装改修工事ほか、甲板、窓周り、手摺り等の腐食部分について補修工事を行い、また展示内容など全面リニューアルを図ることにしている。

 管理は函館市文化・スポーツ振興財団に委託し、運営に当たっては船舶のノウハウを持つJR北海道はじめ、NPO「語りつぐ青函連絡船の会」など保存団体等との連携・協力を得たいとし、「摩周丸」の一層の充実と魅力アップを目指している。入館者数は年間7万人を見込む。

 なお、事実上破綻の函館シーポートプラザからは無利子融資の返還金5億円が入ることになっており、市はこれを財政調整基金に積み立てる方針にある。
(9.4)

第2回移動市長室(中央地区)
出席の80人近くの市民の中から活発に質問


 平成14年度の第2回移動市長室(中央地区)が26日午後6時半から2時間余にわたって函館市芸術ホールギャラリーで開かれ、出席した80人近くの市民の中から活発に質問が出された。

 市内柳町の主婦からは「ゴミの収集回数を増やせないか」「車椅子の人が安全に使えるように歩道の幅を広くしてほしい」、あるいは学校が週休2日制になって「児童館をもっと増やしてもらいたい」などの質問が出、これに対して担当の各部長がゴミ収集の現状を説明し「これ以上増やすことは現状ではなかなか難しい」とし、歩道の問題については後で質問に立った男性からも「障害者の立場に立ったものにしてほしい」との指摘を含めて「さらに検討を加えて行きたい」と返答する一方、井上博司市長にあっては「町会長さんとも連絡し、現地を見て対応したい」と語った。

 児童館の増設については「従前にも増して創意工夫をして26館あり、現在赤川、神山で考えているが、何館でも増やせる状況にはない」との答えがあった。

 住基ネットの問題も「なぜこのような(透けて見える)ことになったか」などと質問され、「督促状と同じような形式でやったが、光に向けて見ると透けて見えるということであり、不注意で大変申し訳ない。誰か見たかもしれなく、変えてほしいという人に対しては番号を変えるということで対処している」(井上市長)と返答。

 「大門グリーンプラザにある、函館出身の川内康範氏作の「月光仮面」の像に説明も何もない。それと、函館出身で活躍している有名人を函館は大事にしていないのでないか」との指摘に、担当部長は「川内さんにこのことを連絡してもおり、早急に説明など改善したい」とし、井上市長は「大事にしていないということはない。例えば、世界チャンピオンになったボクサーの山口選手に函館市栄誉賞を与えるなどしてきている。川内さんについては今82歳で、今さら栄誉賞などというのはかえって失礼と思っている」とした。

 公立はこだて未来大学に関して、卒業生の地元就職問題についての質問では、「有能な人材を残すということで、特に(再来年春の)1回生の就職については今後を左右するという観点から非常に大事な問題と思っている。去年の春くらいから地元経済界で組織、体制を作って取り組んでもいる。注目さていることから東京方面にどんどん行ってしまって困るので、函館に残って就職したいという学生に対しては努力したいと考えている」(井上市長)。

 教育問題の質問の中では「函館地域の高校が1校減らされることになるのでないか。北高がなくなるのでないとの話も出ているが、残すということで何か対策はないのか」との質問も出された。
 これに対して、金山正智教育長は「子供の数が減少し、1学級、2学級と減らしていって(1高校)4学級くらいになったらどうなるかという問題になっている。都市では6学級くらいが必要で、クラブ活動を含めた多様な活動が出来なくなってしまう。このため、4校体制もやむを得ないのでないかとの話も出ている。現在5校あるわけで、具体的には慎重にやらなければならない。間口を食われないでやれることがないのかどうかを含めて、これから議論し、検討して行く必要がある」と答えた。
(8.27)

 
平成14年度函館市功労者の表彰式/沼崎弥太郎氏ら7名を表彰

 平成14年度函館市功労者の表彰式が1日午前9時から市民会館小ホールで行われた。

 表彰されたのは、公益功労として函館国際観光コンベンション協会の会長として東奔西走の活躍をしている沼崎弥太郎氏(函館商工会議所副会頭、Mエスイーシー社長)はじめ、市教育委員会教育委員長等として尽力した辰村和子氏、市漁業協同組合代表理事組合長等務めた杉本昭吾氏、市医師会会長を務めた金井卓也氏の4名。

 議員功労は浜野幸子が市議会議員、職員功労は今春まで助役を務めた三ツ谷富夫氏と交通局長であった岩船寛氏の2名。

 井上博司市長が沼崎氏た7名の功績を称えう式辞を述べた後、各氏にそれぞれ表彰状と記念の盾など贈られた。

 引き続いて、岩谷正信市議会議長の祝辞があった後、表彰者を代表して沼崎氏が「私どもだけの力でなく、周りの皆さん、関係者があっての受賞と考えています」などと謝辞を述べた。

 式典後、井上市長を真ん中に、7名の受賞者と連れのご夫人、市特別職、受賞者関係者ら一同の記念撮影も行われた。折から、市制施行80周年の記念の年の市功労者表彰で例年にも増して晴れ晴れとした様子の式典模様を見せていた。
(8.1)

今年度の市功労者を発表
函館国際観光コンベンション協会会長の沼崎弥太郎氏ら4氏に公益功労
議員功労に浜野幸子氏、職員功労に三ツ谷氏と岩船氏

 函館市は10日、今年度の市功労者を発表した。

 まず、公益功労は、社団法人函館国際観光コンベンション協会会長の沼崎弥太郎氏、学校法人真宗大谷学園学園長の辰村和子し、函館市漁業協同組合代表理事組合長の杉本昭吾氏、社団法人函館市医師会前会長の金井卓也氏の4名。

 議員功労は、浜野幸子氏。

 職員功労は、前市助役の三ツ谷富夫氏と前市交通局長の岩船寛氏の2名。

 8月1日午前9時から市民会館小ホールで表彰する。
(7.10)

特別競輪「ふるさとダービー」再来年6月開催が決定!
〜全面改築工事完成の函館競輪場〜

 メインスタンドなど施設の全面改築工事が完成し、今月6日(土)に仮オープンし、レースが始まる函館競輪場で、2004年6月に全国発売される特別競輪・G2の「ふるさとダービー」(全日本トライアル)の開催がこのほど決定した。

 ふるさとダービーは、どこもの競輪場が誘致にしのぎを削っている大人気の特別競輪で、函館競輪場では今月6日の仮オープンに引き続いて、駐車場や緑地整備工事を経て、来年6月には全面オープンとなることから、売上げ増を図るべく、函館市にあっては井上博司市長が何度も上京し、全国競輪施行者協議会に来年度の実現を働きかけていた。
 先月28日に同協議会の特別競輪運営委員会が開かれ、函館は再来年6月に決まったわけで、熱心な要請が実った。
 
 開催日は今後、決まるが、4日間の予定になるものとみられている。

 函館でのふるさとダービーは1992、1993年度と昨年度開催され、昨年度は全国で213億円もの売上げがあった。
(7.2) 


業務棟と住宅棟の2棟から成る十字街再開発ビル、
竣工は今秋10月末で11月上旬にオープン
再開発ビルの「顔」である業務棟1階店舗10区画のうちの3区画まだ未決定


 十字街再開発ビルとして建設中の「末広町5番A地区市街地再開発事業」の完成が当初予定の今秋9月末から遅れて同10月末となり、11月上旬にオープンすることになった。函館市都市建設部が26日、市議会建設常任委員会に報告した。
 杭打工事で当初予想に反して多量の地下障害物(転石)が生じ、その除去や軟弱地盤の改良、地下水噴出への対応などのため工事が遅れた。現在までに業務棟、住宅棟とも躯体工事が完了し、目下、サッシ取り付けや内外装工事に着手しているという。

 この再開発事業は十字街交差点の函館山側角一帯で進行中で、施行者は函館西部開発(株)。鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階・地上4階建ての業務棟と、鉄筋コンクリート造、8階建ての住宅棟から成り、業務棟は1階部分が10区画のの店舗、1階の一部及び2〜4階部分が事務所で、ここ全てに市水道局が入る。119台収容の自走式立体駐車場も併設される。

 住宅棟の方は、共同住宅20戸で、うち19戸が借上市営住宅。1階に平面駐車場・12台収容が設けられる。

 総事業費は約32億円で、伊藤組土建・高木組・森川組の3社共同企業体によって工事が行われている。

  ◇   ◇   ◇

 業務棟のメインは市水道局だが、一方でこの再開発ビルの「顔」として注目されている店舗10区画については、まず3区画が同ビル建設前に営業していた洋品店、陶器店、飲食店が権利床店舗として入り、残る保留床店舗7区画のうち4区画に飲食店3店、理容院1店が購入して入居することが決まってきている。

 処分先未確定として残っているのが3区画で、面積にして268平方。。この残り3区画の入居は決まらずに困っている様子で、関係者間で協議が行われている。1区画当たり分譲価格は1、700万〜2、900万円とされ、晴れのオープンには全て揃えたいと思案している。

 8階建ての住宅棟の借上市営住宅19戸の内訳は、2LDKが9戸、3LDKが10戸で、入居開始は11月1日(予定)となっている。
(7.29)


松井巧社長の三和廃棄物処理産業に対する産廃処理業許可を取り消し!
違法行為は計画的で悪質であるとして函館中央署に告発も/函館市


 函館市環境部(廃棄物対策課)は10日、市内昭和2丁目37番20号の(有)三和廃棄物処理産業(代表取締役・松井巧氏)を「市内東山町173番22の東山処分場において木くず、がれき類、金属くず等をみだりに埋め立てし、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条(投棄禁止)に違反した」として、同社に対する産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業、特別管理産業廃棄物周運搬業、産業廃棄物処理施設設置の各許可を取り消したと発表した。
 同時に、市は同法違反として10日に、函館中央署に告発した。

 同社は、函館地区における著名な廃棄物処理業者で、1昨年8月に市から廃棄物処理の許可を得て、東山町の処分場で中間処理の業務を行っていたが、今年5月の立ち入り検査で埋め立てが許可されいない木くずやコンクリートの破片、金属くずなど数百ォが埋められているのが見つかった。

 さらに、同社は木くず破砕機を持っていないにもかかわらず、虚偽の報告をし、今年6月に市から同法違反で30日間の営業停止処分を受けたが、違法行為は計画的で悪質であるとして、今回の廃棄物処理業の取り消し決定となった。

 自治体が告発し、刑事処分が決まる前に事業許可を取り消すのは異例としている。
(7.10)

全国11団体とフランスのル・ピデュフ野外劇関係者を招聘し、
市制施行80周年記念事業として今月25、26日に全国野外劇サミット
〜今年で15周年の市民創作「函館野外劇」の会〜

「文化の世紀 地方からの発信ー野外劇が担う多面的役割ー」をテーマに


 市民創作「函館野外劇」の会(特定非営利活動法人)は、発足15周年と市制施行80周年の記念事業として7月25日(木)、26日(金)の2日間にわたって、「文化の世紀 地方からの発信ー野外劇が担う多面的役割ー」をテーマに、全国野外劇サミットを開催する。

(1)野外劇の姉妹提携を結んでいるフランスのル・ピデュフ野外劇関係者を招聘、先導地の野外劇を学ぶ(2)全国の野外劇関係者との交流ネットワークづくり(3)北海道の文化の発祥地である函館の歴史と文化を全国に発信し、さらには野外劇を市民にアピールする機会とする
 ーということからで、函館野外劇の他全国11団体が参加、フランスからはル・ピデュフ野外劇のマダム・ルネ・ボッサール事務局長をはじめとする8名の訪問団が来函するという。

 文化庁や道、道教育委員会、函館市、函館市教委が後援し、ANA、JAL、湯の川観光ホテル、五稜郭タワー、JTBが特別協賛。

 サミット第1日目(25日)は、函館国際ホテルで午後1時半から1部として、マダム・ルネ・ボッサール事務局長が講師となって「記念講演とビデオ映像によるル・ピデュフ野外劇の紹介」と、「国内野外劇紹介発表」として6団体が発表する。
 2部は午後6時半から同ホテルで函館野外劇15周年記念パーティー。参加予定予定は200人。

 サミット第2日目(26日)は、野又学園・函館大学キャンパスで午前10時から国内野外劇団体による全体会議となっている。

 なお、今年の函館野外劇は今月19日(金)から始まり、毎週末、8月11日までの10日間開催される。
(7.1)

来季の函館公式戦、フランチャイズの札幌移転前年・
プレシーズンとなる日本ハムの試合開催に期待!
7月のプロ野球・広島ー横浜2連戦で大赤字に出し、単独開催こりごりの市財団


 函館市文化・スポーツ財団の単独開催で行われた今年の函館におけるプロ野球(広島ー横浜2連戦、7月27、28日)で、3千3百万円もの大赤字になったことか明らかにされ、来年の開催が危ぶまれているが、同財団では平成16年度から札幌にフランチャイズを移転することになった日本ハムの公式戦に期待をつないでいる。

 日本ハムはフランチャイズの札幌移転が決定後、函館をはじめとする道内主要都市に球団社長が訪問し、北海道の球団という位置づけのもとあいさつ方々、試合の開催など協力要請をしてきている。これらから、移転前のプレシーズンとなる来季「公式戦の打診をしてくるのでないか」(同財団)と期待している様子にある。
 ただ、その場合でも「(同財団の)単独開催はむずかしく、完全買い取りもリスクが大きくむずかしい」としている。

 今年の広島ー横浜2連戦は、興行的に最初からきびしいということが指摘され、加えて、横浜などにあっては開幕スタートしてから連敗に続く連敗で、最下位が決まったようになるなど最悪の状態になった。巨人の独走というペナントレースでもあって、プロ野球ファンとて広島ー横浜戦にはそっぽを向く格好が色濃くなってしまった。

 加えて、春にはサッカー・Jリーグのコンサドーレの公式戦が2度あって、これが大入り(特に最初の試合)となり、スポーツファンや会社関係などが先にこれに金を使ってしまい、プロ野球まではーといった形になった(同財団)。

 その結果が未だかってない大赤字で、「これまでは赤字といっても600万円から700万円で、しかも道新文化事業者などとの共催であったから負担も軽減できた」(同財団)。それが桁違いの3千3百万円の赤字で、単独開催はもうこりごりといった案配になっている。

 ときに、函館ではプロ野球開催となればセ・リーグばかりといった状態で、これには巨人ファンが圧倒的であって、これとの関連でセ・リーグ重視になっているようだが、この際は考え方を改めるべきだとの指摘も出ている。パ・リーグの試合でもいいのでないかという意見で、豪快なホームランが飛び交うパ・リーグの公式戦の方が逆にプロ野球の醍醐味などあっておもしろいのではとの話にもなっている。

 また、年に一度の公式戦開催であることから、主催者側にあっても、試合そのものもさに非ず、試合前の練習をじっくり見たいとのファンは多く、早くゲートを開くなどの配慮、ファンサービスも必要との声も出てほか、ネット裏など入場料が高すぎるのではとの指摘もある。
(9.23)

相次ぐ市電の脱線事故に道運輸局が警告書
/市交通局「再発防止に万全を期す」


 函館市交通局が経営、運行する市電がこのところ相次いで、線路カーブで脱線事故を起こしている問題に対して、北海道運輸局は18日、事故原因の究明を求める警告書を同交通局に出した。

 幸いけが人は出ていないが、事態を重視し、「短期間に相次いでおり、惨事を招きかねない事故」ということから文書による警告となったもので、市交通局は「原因究明を急いでいる。再発防止に全力を期したい」(公営企業管理者・若狭正男交通局長)としている。

 脱線事故は9月3日に駒場車庫付近の引き込み線、同8日に末広町・十字街停留所付近の、いずれも線路カーブで起きている。
(9.18)


この9月含め芸術の秋、市制施行80周年記念事業としてクラシックファンには楽しみな幾つかの公演

今月10日の「諏訪内晶子ヴァイオリン・リサイタル」を皮切りに、
11月7日には最注目の「ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」函館公演
/共演のヴァイオリンに、クロスオーヴァー・クラシックの女神などとしてすごい人気の川井郁子


 8月の雨続きの不順な夏から一転してこのところ、思わぬ夏日連続の残暑となっているが、芸術の秋、9月そして11月に向け、市制施行80周年記念事業としてクラシックファンには少なからず楽しみな公演が予定され、歓迎されている。

 まず今月10日(火)には、日本を代表する世界的に有名な女性ヴァイオリンニスト、諏訪内晶子のヴァイオリン・リサイタルが函館市芸術ホールで開催される。
 主催の(財)函館市文化・スポーツ振興財団の事務局幹部によると、「当初、函館市芸術ホールが来年、開館オープン5周年を迎えるのを機会に函館公演を要請したところ、来年は世界各地で演奏会が組まれ、国内での公演は予定していない。今年であれば何とか入れることもー」ということから、「急きょ、この9月の市制施行80周年記念事業としての公演が決まった」。

 急ぎ7月にチケット(一般券5千円、ペア券9千円)を販売してからというもの、非常に人気高く、700名からの全席指定券が短期間に完売となった。

 9月はこの諏訪内晶子に次いで、15日(日)は第7回の函館市芸術ホール管弦楽団演奏会(演奏・函館市芸術ホール管弦楽団弦楽セレクション)が同ホールであり、この方は一般1千円の格安で楽しめる。

 10月に入っては、16日(水)にオランダから来日の若さあふれる演奏家たちの函館公演がある。オランダ音楽会を支える演奏家たちの登竜門となっているという「プリンセス・クリスティーナ・コンクール」で優秀賞を獲得し、活躍し始めている若い演奏家たちの「コンサートツアー2002 in JAPAN 函館公演」
 ピアノ(男性、女性の2人)、オーボエ(男性)、ヴァイオリン(女性)、フルート(女性)の5人による演奏で、ショパンやバッハ、廣瀬量平、武満とおるらの曲目が組まれている。函館市芸術ホールで一般1千円、学生5百円で気軽に出かけられる。

 また、10月30日(水)には同じく函館市芸術ホールで、ロシアの新進気鋭のピアニストとして世界各地で公演し売出中のデニス・マツーエフのピアノリサイタルが開催される。ヤマハ・ピアノコンサートとして催されるもので、前売りは一般3千5百円(学生3千円)。

 そして、秋も深まる11月、注目の公演となっているのが11月7日の市制施行80周年記念事業としての「ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」函館公演(写真/パンフから)。ショパン・コンクールのオフィシャル・オーケストラの来日公演の一環で、ポーランドの名匠カジミェン・コルドの指揮ヴァイオリンは日本で目下、クロスオーヴァー・クラシックの女神などとして今やすごい人気の川井郁子ピアノにショパン・コンクールが生んだ知性派ピアニストといわれるケヴィン・ケナーが共演するという見逃せないコンサートだ。

 ポーランドを代表するオーケストラの登場なわけで、プログラムはシベリウスの交響詩「フィランディア」、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」(川井郁子)、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調」(ケヴィン・ケナー)というよく知られる曲目が予定され、存分に楽しめるものとなっている。
 SS席1万円、S席8千5百円、A席6千5百円、B席4千円、ペア席1万5千円となっており、全席指定で売出中だ。
(9.3)

ひまわり21第3回福祉対応住宅学習会」開く
〜「住宅改善を支援する仕組みづくりについて」と題して道の専門家が講演〜


 高齢者・障害者の在宅福祉対応住宅の課題を一般を含め、福祉関係者、建設業者が一同に会して学習する、連続講座形式の「ひまわり21第3回福祉対応住宅学習会」が、11日午後3時からホテルロイヤル柏木で開かれた。

 この学習会は道議会民主党政審会長である平出陽子道議(函館市選出、当選3回)らが代表の「ひまわり福祉問題研究会」が主催し、平出道議が主宰して開いているもので、今年4月に第1回目の学習会を持ち、続いて6月16日には第2回目を開催。福祉住環境コーディネーターを招いての講演、及び高齢者体験装具試着の疑似体験も行うなど、意義ある学習会として評価されるものとなっている。
 第3日目の学習会となった11日はあいにくの雨模様であったが約50人近くがかけつけ、平出道議のあいさつなどの後、道保健福祉部地域福祉課主査(住まい)の大石茂晴氏による「住宅改善を支援する仕組みづくりについて」と題しての講演が行われた。

 第1回目が福祉の立場から在宅福祉対応住宅についての講演が行われ、第2回目は建設する立場からの講演、そして今回の第3回目は行政の立場からリフォームの課題を含めて行政の役割や制度について専門家の考えを聞く学習会となった。

 大石氏は講演の冒頭で、高齢者の住宅改修をいいことにして上がり込んで、どこそこが老朽化しているから直さなければダメだなどとして高額の修繕費を要求するケースも見られる、などと一部悪質な建設業者もいると言及したうえで、

「介護保険制度の中で住環境整備に関わる住宅改修と福祉用具貸与及び福祉用具購入がメニューとして盛り込まれ、支給限度基準額20万円で受託改修費の申請ができ、9割の18万円が保険で支給されるが、介護保険の条件が揃わなければこの住宅改修の補助金は受けられない」
「60歳代になってくると、自ら知らず知らずに不便が出てきて、人それぞれに合った住宅改修が必要になってくるが、高齢者にとって使いやすい住宅改修を建築屋は身に付けなければならない。このために、接触を多くして情報をもらう努力が必要で、専門家同士のつながりが大事。でなければ、信頼を勝ち得ない。逆に信頼を得れば、どんどん仕事が出てくるし、大規模な住宅改修も出てくる」

 等々と話したほか、行政の立場から見ても昨今のおかしな各種事例を含めて広範囲にわたって問題点なども指摘、また、この日配布された住宅改造マニュアルの冊子の説明なども行った。

 次回はさらにこの日のテーマなどを突っ込んで学習することにしており、10月20日に第4回目開催を予定している。
(8.11)

「函館でも試合」「少年野球の指導も」日本ハム球団の小嶋社長、
函館市を訪問し、札幌フランチャイズ移転のあいさつ

 東京から札幌へのフランチャイズ移転が決まった日本ハム球団の小嶋武士社長が24日午後、札幌ドームの松下常務らを連れ立って来函し、函館市役所に梶原洋一助役を訪ね、函館では平成8年にも公式戦を行っており、札幌のフランチャイズを置くことになった今後も試合を開催したいことや、シーズンオフには選手を派遣して少年野球の指導などに当たりたいことなどを伝えた。

 これに対して梶原助役は、函館からは函大有斗の選手などがプロ野球入りした実績があり、いい選手を見つけ出してほしいなどと希望を述べた。

 小嶋社長は釧路と帯広、そしてこの日は午前中に旭川にも出向いて、札幌フランチャイズのあいさつをするとともに、今後の協力をお願いした。
(7.24)


「函太郎」など経営の(株)吉仙、五稜郭公園裏手の渡島支庁跡地横で
回転寿司でない鮨と割烹風和食を2本柱とする大型飲食店建設/12月開店


 湯の川温泉〜大森町間の海岸道路・国道278号線、市内宇賀浦町で回転寿司「函太郎」を経営し、また持ち帰り弁当「甚兵衛」の展開でも知られる(株)吉仙(伊端則男社長)は、市内五稜郭37−1、渡島支庁跡地横の同社所有地で、仮称「鮨食彩処かん山」の出店を決め、この8月下旬から建設工事を本格化させており、忘年会・新年会にタイミングを合わせ、12月中旬オープンを予定している。

 場所は渡島支庁跡地、函館中央図書館の建設が計画されているところの道路を挟んだ隣りで、五稜郭公園裏手横に当たる。東山墓園線からちょいと入ったところでもあり、目下建設中の函館市総合保健センターのすぐ近くでもある。

 ここに、回転寿司形態ではない鮨と、割烹風の和食料理を2本柱とする飲食店舗の建設を打ち出した。当初は焼肉店の出店を計画したが、これを取りやめ、高級寿司のある和食店舗の建設となった。
 敷地約800平方。に、鉄骨造・平屋約500平方。、2つの大広間を含む総座席数150席の大型飲食店の建設となっており、成り行きが注目されている。
(9.12)


ホテルテトラ、市内新川町の「函館パークホテル」取得し、営業再開!
〜じわり発展し続け、ホテルテトラチェーン、いつの間にか6軒目〜


 函館のビジネスホテルチェーン、ホテルテトラ(市内梁川町、三浦孝司社長)は先般までに、地元ゼネンコンの(株)松本組の所有で知られ、営業不振から閉鎖されていた市内新川町の函館地裁・函館税務署前の「函館パークホテル」を取得する運びとなり、8月29日から同チェーンとして営業オープンした。

 函館パークホテルは、JR函館駅より車で5分程のところにあり、全43室で、宴会場や会議室を備え、駐車場20台。松本組自らが建設し長年にわたって経営してきたが、繁華街から離れているなど立地条件に難点があって営業不振が続き、2年前ほどから休業、閉館していた。

 正式な譲渡契約は10月以降のようだが、目下観光シーズンであることから繰り上げて営業再開となった。
 ホテルテトラは、本拠地の梁川町、高砂通りで「ホテルテトラ」、旧市電通りを挟んで「アネックス」、函館駅前では「ホテルプラザ」、加えて、札幌で「スピリット札幌」の各ビジネスホテルを経営しているほか、函館湯の川温泉でも天然湯の川温泉「湯っ多里」という温泉旅館を経営しており、「函館パークホテル」は6軒目になる。

 函館パークホテルについては、来年春までに飲食店の開設など含む改装を行い、家族連れや小グループ向けの格安ホテルとして売り込む。学生割引の導入も検討している。
(9.10)

五稜郭公園正門前の「ジャンプスポーツセンター」の跡地に、地下1階・地上11階建て、86戸の大型分譲マンション/22戸をペットを飼える専用棟に

 長期低迷を経てこのところ、大型マンションの建設・分譲が目立ち始めている函館地区で今度は、五稜郭公園正門・五稜郭タワーそばの函館市五稜郭町に長い間あった娯楽施設「ジャンプスポーツセンター」の跡地に、鉄筋コンクリート地下1階・地上11階建て、延べ約9、500平方。の86戸の大型分譲マンションが建設されることになった。
 86戸のうち22戸をペットを飼える専用棟にする分譲マンションということで、この種のペットOK専用棟マンションは函館・道南で初めてだけに関心を集めそうだ。

 このマンションは「パークイン五稜郭」で、青森の業者が9月に着工、来年10月に完成させるというもの。分譲するのは市内で「シャトー」の名称で長い間、分譲マンションを建設・販売し、実績豊かなテーオー小笠原。
 同社にあっては1昨年来から本町・五稜郭で2棟を建設、分譲済みで、目下は赤川通り沿い・美原地区でも大型分譲マンションの建設・分譲を進行中にあるなど、最近改めてマンション事業を本格化させている。

 「パークイン五稜郭」のペットOK専用棟にあっては、ペットを受け入れるためのいろいろな設備を施すことを打ち出し、ペットの臭いなど含め環境に十分配慮する方策を打ち出している。 
(8.22)

「ホテル東横イン函館大門」が完成しオープン!
祝賀会でビルオーナーの柳沢社長「大門活性化に少しでも役立てば!」
西田東横イン社長「チェーン会員13万人を函館に連れて来て、1日も早く街の仲間に」


 函館大門ど真ん中の松風町、グリーンプラザ沿いにで建設中だった「ホテル東横イン函館大門」が完成し、2日オープンした。

 地元函館で観光関連施設など幅広く事業展開している(株)マルカツ魚長食品(市内豊川町12番12号、柳沢勝社長)が従来まで駐車場にしていた敷地に9階建てのホテルをスーパーゼネンコン、鹿島建設の施工で建設し、ビルオーナーとなり、これをビジネスホテルの全国チェーンである(株)東横イン(本社・東京都大田区新蒲田1−7−4、西田憲正社長)が全館賃借し(30年契約)、ホテル東横イン函館大門として開業したもので、同チェーン57番目のホテルとなっている。

 全館144室で、東横インの函館初進出となっており、同チェーンはこの函館大門に次いで来年春には11階建ての「東横イン函館駅前朝市」全260室をオープンすべく建設中で(ビルオーナー・管外建設業者)、2つ合わせて400室を超える大型ホテルの参入となっている。

 オープンの2日は午前11時過ぎから、新築成ったホテルの1階ロビーでビルオーナーの柳沢社長、店子として入った東横インの西田社長、高野洋蔵会頭ら函館商工会議所の正副会頭、地元商店街幹部、鹿島建設をはじめとする施工業者などの関係者が出席して竣工式の神事が行われ、柳沢社長らが次々と玉串をささげて工事の無事完成を祝った。

 この後、テープカットをして開業オープンとなり、次いでシングル(96室)、ダブル、ツイン(各24室)などの内覧見学会が行われ、そして、場所を同じマルカツグループ経営のホテル函館ロイヤルに移し、井上博司函館市長も来賓としてかけつけて祝賀会が催された。

 祝賀会ではまず柳沢社長が、「大門地区の活性化、TMO事業の後押しに少しでも役立てばと考え、ホテルを建設し、東横インに来ていただいた。この間、東横インは思っていた以上に活発に立派にチェーン展開しているホテルであることを再認識した。地元の企業と同様に可愛がっていただきたい」とあいさつ。

 次いで、西田東横イン社長にあっても、「柳沢社長の函館の街を何とか盛り上げて行きたいという話を会う毎に聞き、自分のビジネスを大きくするためにも、街を大きくしようという経営哲学に賛同した。このためにも、函館大門のオープンを契機に、当社には13万人くらいのチェーン利用の会員がおり、函館に連れてこなければと思っている。30年間の(賃貸)契約になっているが、1日も早くよそ者と言われないようにしたいので、是非(函館の)街の仲間に入りたいと思います。これからがんばりますのでよろしくお願いします」と函館初進出を語った。

 西田社長から東横インチェーンの「キー」が贈呈された後、来賓代表として井上市長があいさつし、「地元の期待に応えてくれるものと思っている。ホテル函館ロイヤルとは違ったどちらかと言えば若者向きのホテルでないかと考えている。13万人の会員がいるということで、一遍に来なくとも少しずつ来て下さればありがたい。大門地区に新しい名物、名所の商業施設の核が誕生したわけで、このうえは更に地域の活性化に努力したい」とざっくばらんに語った。

 高野函館商工会議所会頭の音頭で祝杯を上げ、港まつり真っ直中での同ホテルオープンの晴れのオープンを祝福し、パーティー入りとなった。
 宴の中では設計を担当した二本柳慶一建築研究所の二本柳社長から工事報告も行われた。
(8.2)


函館臨空工業団地のアサヒ電材M倒産/1年前には5百名も使っていた工場の
一転しての閉鎖は、国内における組立製造業の現況に対する認識を新たにさせ、
衝撃を与えるものに!


 現在11社(うち1社は目下、社屋・事務所を建設中)が進出、入居中の函館臨空工業団地で、平成6年6月から操業していた電子部品等組立製造のアサヒ電材株式会社(本社・東京都足立区、増田達士社長、資本金1億3千万円)がこの8月上旬に2回目の不渡り事故を惹起し(東京で発生)事実上倒産し、これより先7月末までに同臨空団地の函館工場では40名程まで減っていた従業員も全員解雇され、閉鎖状態となっている。

 民間信用機関の調査では詳細不明ながら負債総額8億円とされ、「ほとんどが銀行など金融機関といわれる」(函館市商工観光部工業振興室)ことなどから再建を期待する向きもあるようだが、函館工場はこのまま閉鎖の見通しとの見方も強く、IT不況・電子部品関係の市況悪化は同臨空団地の一角にも暗い影を落としている。同臨空団地入居企業の破綻は、平成6年2月のMオペレックスに次ぐ2社目。

 アサヒ電材函館工場の敷地は延べ10、021平方。、建物延べ3、897平方。。携帯電話部品の組立や光ファイバー関係部品等の組立で発展し、平常的には従業員百名程(うちパート80名、正社員20名くらい)であったようだが、最盛期には数百人を採用した時期もあるなど、主婦パート主体とはいえ、それなりの雇用効果を果たしてきた。
 ことに、1年前には5百名も使っていたとされるだけに、一転しての倒産、工場閉鎖は、昨今のメーカー系列の部品、組立向上では珍しくないものの、国内における組立製造業の現況に対する認識を新たにさせ、衝撃を与えるものとなっているようだ。

 同臨空団地は昭和63年度から分譲を開始し、これまで23・5ヘクタールのうちの20・7ヘクタールを分譲。これまでに電子部品・デバイス製造業の函館エヌ・デー・ケー(株)(親会社東京、現地会社)などのIT産業、化粧品製造の(株)シー・エー・シーなどが進出、操業している。11社目として金融関連ソフト開発やコンサルティング業務、パッケージ開発の(株)インテリジェントウェイブの進出が決定し、今年3月下旬に「(仮称)ウェイブ函館」の新築工事に着手し、完成間近になっている。
 また、同臨空団地向かいでは拡張計画が進行中にもある。
(8.21)

「大門の活性化はやはり歓楽街としての再生」〜太陽グループ・東原俊郎社長〜

★大門クィーンビルの外観リニューアル、8月20日には完成し、
「空店舗のテナント募集行い、場合によっては直営飲食店の開設を検討」
★大門パーキング「地元の要望なども参考にしながら商業施設の建設構想も」


 函館大門の松風町で複合娯楽施設「大門ビル」を経営する道内最大手のパチンコ経営チェーン(株)太陽グループの東原俊郎社長は9日、函館市役所に井上博司市長を訪ね、車椅子仕様のワゴン車を寄贈した後、ホテル函館ロイヤルで報道関係者と懇談し、先に買収し、外観・玄関周り全面リニューアル中の8階建て飲食店ビル「大門クィーンビル(旧名・松風町クィーンビル)」の工事が8月20日には完成し、今後は空店舗のテナント募集を行い、場合によっては直営飲食店の開設を考えている一方、「大門ビル」については昨年12月に新築・オープンして以来、日・祭日には約3千人の利用があることなどを踏まえ、この際は現在外周りに少し設けているテラス等を拡充したい計画から、倒産した準大手ゼネンコン、佐藤工業所有(管財人所管)の隣接地の買収をすでに申し入れていると語った。

 また、「大門クィーンビル」とともに買収した専用駐車場「大門パーキング」の今後の活用策について、当面は駐車場として利用するものの、地元の要望などを参考にしながら商業施設等の建設構想を持っていることを示し、「当大門地区の活性化の方向、イメージとしてはやはり歓楽街としての再生でないか」との見解を明らかにした。

 東原社長は、「街の活性化、再生には、その街を愛するということが基本」とし、「何をつくれば街の活性化になるか。地元とか市の意見を聞いて進め、街を創るという楽しみがある」との姿勢を語り、大門ビルを建設したことなどで道内の都市からいろいろ話は持ち込まれ、「帯広市などにあっては大門ビルを視察し、考えるということできている」など地域開発の話の一端も披露した。

 大門クィーンビルに関しては、1億円少しを投入の外装工事がほぼ出来上がり、「8月20日には完成する。全く手入れずできていた建物の外観を良くしたからといって家賃を上げるなどは全然考えていなく、入居のテナントにあっても従来通りの料金で経営してほしいと話している」と語った。
 内部については、「トイレなど一部直したが、内装はテナントの意見を聞きながら考えたい」とする一方、今後、空店舗のテナント募集に入る方針を示した。全36室中、18店が営業し、半分の18室が空店舗になっている。
 そして、「テナントが入らない場合は、直営でやることも検討している」ことも明らかにした。

 大門ビルのパチンコ店(パーラー太陽)については、「他の店のことも考え、台数を押さえた出店でもあったことから、まだ現在は赤字経営である」などとの言及もあった。
(8.10)


ホテルや「北島三郎ヒストリアム」などから成る新機軸の
観光施設「ウィニングホール」を今年12月23日オープンさせる
イエイチMが旧「スパホテルオールドベイはこだて」物件を買収

〜建設途中になっている建物を活用する方向〜


 赤レンガ倉庫群に近いベイエリアの市内末広町22のかっての「森屋百貨店」の外観を復元させる形でデザイナーズホテルやレストラン&ウェディングスペース、そして目玉施設として函館出身の歌手、北島三郎さんの展示スペースがある「北島三郎ヒストリアム」などから成る、SRC造、地下1階・地上7階、タワー(塔屋)・時計塔設置の、新機軸の観光施設「ウィニングホール」を今年12月のオープンを目指して建設中にあるイエイチ(株)(EH(株)、本社・大阪府堺市、深江今朝夫社長、本業は着物・装飾等販売、旧社名・エクセルM)が、25日までに、破産して建築が中断して久しい同末広町の「スパホテルオールドベイはこだて」の土地を取得、建設途中になっている建物を活用する方向にあることが明らかになった。

 「スパホテルオールドベイはこだて」には函館市が総額約8千万円の補助金を交付したことでも知られ、問題になって今日に至っていることから、市では当該物件の(株)イエイチ買収の経緯などを週明け29日開く建設常任委員会に報告する。

 イエイチが取得した建設途中の旧「スパホテルオールドベイはこだて」(土地面積約2千8百平方。)は、建設中の観光施設「ウィニングホール」と背中合わせにあり、イエイチではホテルや複合ビル駐車場としての活用を考えている模様だ(市都市建設部談)。

 旧「スパホテルオールドベイはこだて」は地元業者によって総工費約33億円で1996年2月に着工したが、建設資金の手当が途中でとん挫して同年10月頃に中断した。この間、市が総額約8千万円を補助して問題となった経緯があり、オールドベイ自体の会社は2001年1月に破産宣告を受けていた。

 イエイチの買収はかねてから話にあがっていたもので、紆余曲折の末、売買の折り合いが付き、取得となった。
 新機軸の観光施設「ウィニングホール」の方の工事は順調に進行中のようで、同社ではこれまでに今年12月23日のグランドオープンを打ち出し、函館の観光拠点の柱である西部地区ウォーターフロントにあって、「先進性と懐古性を併せ持つ新しい施設」としての「ウィニングホール」を提供するとしている(同社ホームページから)。
(7.26) 



夏・ビアパーティーの先陣を切って板倉一幸市議の
ビアパーティーに1千人近くもかけつけ大盛況!


 3年前の函館市議選に初出馬し、3千票近い得票で見事初当選を果たし、1期目ながら大いに活躍している板倉一幸市議(民主・市民ネット、総務常任委員会副委員長)の恒例のビアパーティーが16日夕、函館ハーバービューホテルで大盛況のうちに開かれた。
 「夏だ!ビールだ!いたくら一幸とビアパーティー」と名打ったパーティーで、常日頃から板倉さんの政治活動を支持・支援し、また知り合いで親しい市民らが大勢かけつけ、ハーバービューホテル大宴会場一杯の1千人近くが出席した。

 夏本番を迎え、また来春には選挙を控えていることなど相まって、これからこのようなビアパーティーが数多く予定されている中で、その先陣を切っるもので、板倉さんの人柄ならではの大勢の参会者となった。

 主催者を代表し、後援会の「いたくら一幸と函館市民の会」の金子謹也会長(Pフタバヤ社長)のあいさつで始まり、来賓として梶原洋一函館市助役、岡田俊之前道議、岡光行函館バス(株)取締役事業部長、田川喜久夫神山町会長が次々とあいさつ。板倉市議の人柄や政治活動を称えた。

 これを受けて、板倉市議から、日頃からお世話になっている支持者、支援者ら参会者に対して、感謝とお礼のあいさつがあった。

 茂木政雄函館ハーバービューホテル代表取締役の祝杯で宴入りとなり、ハワイアンバンドの演奏などもあってビアパーティーならではの盛り上がり。加えて、大抽選会なども繰り広げられ、最後は谷口利夫前市議の音頭で乾杯、夏の夜の楽しいビアパーティー模様となった。

 板倉市議はこの3年間、11回の定例会で10回も本会議の質問に立ち、市政、市民生活の広範囲の問題を取り上げ、活躍してきている。
(7.17) 

管内中小企業、なおコスト削減を検討し、当面の雇用も減少傾向見込む
夏期賞与は大半支給計画するも、3割の企業が前年度比減少
/日銀函支アンケート調査

 日銀函館支店は先に発表した6月の管内短観時に「雇用・所得」に関するアンケートを実施、その結果をまとめ、先般までに金融経済トピックスとして発表した。
 アンケートに回答したのは74社で、内訳は製造業27社、非製造業47社。

 これによると、今後の雇用に対する取り組みスタンスでは、受注・売上高の減少など厳しい経営環境を反映し、またこれまですでに人件費削減を行ってきたこともあって、7割弱で今後一段の人件費削減には否定的な見方をしている。
 人件費削減がなお必要としている企業は3割以上となった。

 コスト削減を実施、あるいは検討しているのは、製造業および非製造業、中小企業においてその割合が高い。

 当面の雇用動向に関しては、製造業で一部の業種における足許の生産の回復傾向を反映して増加を見込むところの割合が高い一方で、非製造業では建設、卸・小売を中心に、公共投資の減少や競合激化を背景に減少傾向を見込むところの割合が高くなっている。

 夏季賞与については、大半が支給を計画しているが、支給額に関しては3割弱が前年度収益や足許の業績が芳しくないことを反映して前年度減少を見込んでいるとした。
(7.12)




函館三菱ふそうで、にぎやかに新型キャンター展示・試乗会/5-6日
9年8カ月ぶりにフルモデルチェンジの「キャンター」「キャンター・ガッツ」

愛車「ひのき屋(キャンター)ガッツ」で全国で売り出し中の、
たいこ楽団「ひのき屋」もかけつけ、盛り上げる


 三菱の小・中型トラック「キャンター」が9年8カ月ぶりに世界基準でフルモデルチェンジし、その展示・試乗会が5日(金)・6日(土)と全国一斉の開催となり、函館ではこのクラスで45〜50%の圧倒的シェアを占める函館三菱ふそう自動車販売(株)(山村幸生社長)で、顧客大勢が招かれ、にぎやかに繰り広げられている。

 9年8カ月ぶりのフルモデルチェンジということで、今度の新型キャンターのキャッチフレーズはその名も「ニュー ゼネレーション(New Generation) キャンター」。

 モデルチェンジの大きな特徴、そのコンセプト1は、キャブオーバートラック世界初のインパネシフトを採用したことで、快適な機能性、自在なトラバース(移動)性が得られるコクピットを実現した。
 コンセプト2番目は、居住性の徹底追求により、クラス最大級のキャビン・スペースを実現。常にリラックスして仕事のできる、ゆとりのキャビン
 コンセプトの3は、高剛性セーフティキャブ構造「FUSO−RISE」の採用、SRSエアバックシステムの標準装備、ABSの採用などによって、安全性を一段と強化した。

 トラックもここまできたかと思わせるスタイリッシュな新型キャンターで、会場には2トンクラスの「キャンター」、1.5トンクラスの「キャンター・ガッツ」が何台も並べられ、荷台に真新しいボディー装備の新型キャンターもずらりと展示された。

 また、部品卸の整備機器の展示会も合わせて開催され、部品メーカーの(株)バンザイや北海道安全(株)など20社が出展。会社・事業所、あるいは家庭でも使える数々の部品、自動車関連機器が特別価格で販売となった。

  ☆   ☆   ☆

 テント、パラソルが幾つも張られ設置され、軽食、飲食のサービスもあり、初日・6日の午後には函館、そして全国で最近売り出し中の人気の、たいこ楽団「ひのき屋」も彼らの愛車「ひのき屋ガッツ」でかけつけ、威勢のいいたいこ、笛で踊りながらの演奏を披露、発表イベントを大いに盛り上げた。
 ちなみに、愛車の「ひのき屋ガッツ」はそれこそ、たいこ踊り軍団の彼らが4年前に、函館三菱ふそうから購入した「キャンター・ガッツ」ということであって、それだけに熱の入った演技を繰り広げた。

 会場には、トラック、運送業者などの経営者はじめ、関係者、運転者、そして家族連れら数多くが訪れ、自ら乗って運転席周りを熱心に見るなどしていた。

 トラックなどの販売が落ち込む中での、新型キャンター発表の大イベントであることから、同社トップとして著名な山村幸生社長はじめ、営業本部長も兼ねる川島晃専務ら営業スタッフ、社員総出で接客に当たるなどし、川島専務にあっては「4〜5月と19%減で、承知のように販売環境は厳しいが、この新型キャンターで昨今45%くらいになっているシェアを50%に回復させたい」とこれまで以上に販売攻勢をかける構え。

 この発表・展示イベントは6日(土)も開催され、2日間でざっと1千人の来客、出席が予想され、肝心の新型キャンターの成約の方も50台程が見込まれている様子。たいこ楽団「ひのき屋」は6日も登場、家族連れなども予想され、一段と盛り上がりるー。

 なお、2トンクラスの「キャンター」は310万円程、1.5トンクラスの「キャンター・ガッツ」に至っては250万円で、買いやすい手頃な値段となっている。
(7.5)