函館電子新聞
ニュースファイル2003.1-2




大門・松風町地区で10階建て高齢者向け大型マンションの隣りに、
今整形外科院長の社会福祉法人が
7階建て特別養護老人ホームを建設

大森町側の旧東映シネマ館の裏手には
痴呆性高齢者グループホーム「そよかぜ」開設へ

「大門地区はパチンコ店やビジネスホテル、そして老人施設の街へ」?!


 街の再生が叫ばれる大門・松風町地区で10階建て(延べ4、943.05平方メートル)の高齢者向け大型マンション(有料賃貸共同住宅、50戸、ほか多目的ルーム、診療所など設置)が平成16年3月完成・同4入居を目指して建設決定した(松風町16ー2、事業主・信田明氏)のに続いて、その隣り、松風町16ー4他に7階建ての特別養護老人ホームが建設されることになった。大門地区初の特養施設の建設で、18日の市議会民生常任委員会に報告された。

 これらグリーンプラザ側の老人施設建設の一方で、同じく松風町は大森町側の旧東映シネマ館の裏手、函館別院・成田山向かいに、これまた大門地区初の痴呆性高齢者グループホーム、「松風町グループホーム・そよかぜ」が今年8月オープン目指して建設の運びになった。

 ここにきて一挙に、3つの老人関連施設が開設という状況になったわけで、旧さいかデパート跡地への進出が確定的とされている全国大手パチンコチェーン「マルハン」のパチンコ店舗建設とともに、「この際は、大門地区はパチンコ店やビジネスなどのホテル、そして老人施設の街にすればいいんだ」(施設建設関係筋)といった声が飛び出すものとなっている。

  ◇   ◇   ◇

 まず、信田氏の隣りに建つことになった特別擁護老人ホームは、定員50名で、ショートスティ13床、ヘルパーステーション、ディサービスセンター、地域交流スペースを併設するというもの。

 今整形外科医院長として知られる今均理事長の社会福祉法人・函館大庚会が設置するもので、施設名は「松濤(しょうとう)」。鉄筋コンクリート造7階建て、建築面積3、512.415平方メートル。

 この3月に着工し、平成16年3月完成・4月開設予定で、事業費は10億2、884万9千円。
 財源の内訳は国庫補助金2億3,356万7千円、道補助金1億0,353万7千円、社会福祉・医療事業団借入金6億2、000万円(うち市補助金4、810万円、債務負担行為20年、年度毎の債務負担行為額240万5千円)、市中銀行借入金5千万円、自己資金2、174万5千円となっている。

 今整形外科医院・今院長(理事長)にあっては、以前から特養老人ホームの大門地区設置を計画し、様々に交渉してきた経緯があり、今度の特養「松濤(しょうとう)」はこれがついに具体化した格好になっている。

  ◇   ◇   ◇

 他方、松風町グループホーム「そよかぜ」は、函館バスが土地・建物のオーナーとして開設が具体化したもので、2階建て、18人収容。運営は専門業者に委託する方式になっている。

 グループホームは現在、全国各地で急速に伸びてきており、道内でも開設が急ピッチで進行中にある。地価下落を背景に既存建物などの活用方法如何では非常に利回りがいい「成長業種」とされ、この点、函館大門地区は格好の対象になりうると目されている。

 いずれにしても、3タイプの老人施設が一気に立ち上がることになって、この定住施設としての老人施設関係がこれらを契機にさらに相次ぐことも予想される様子になってきた。

 一方で、松風町に太陽グループが複合娯楽施設を持ってパチンコ店を開店させ、客が集まっている状況に鑑み、旧さいか跡地でのパチンコ店「マルハン」の進出、ほか同業者も大門出店を狙っていると伝えられ、さらにはビジネスホテル「東横イン函館大門」のオープンを機に、別の大手ビジネスホテルチェーンも大門進出を構想している様相にもある。

 これらから、「大門は物販などの商店街云々はすでに無理難題で、昔のことを懐かしんでもダメ。この際はTMOとかなんとか、能力、指導力もないのに格好などつけることもないだろう。老人施設の街にし、さらにはパチンコ店やホテルがあるという街にすればいいんだ」(不動産関連業者)などとの話にもなっている。
(2.18)



〜未来大大学院・研究棟の基本設計〜
学部棟西側隣接地に鉄骨造一部鉄筋コンクリート造3階建て
コアスペースを中心に、実験スタジオや教員室を一つのフロアに集約

「外観含め現在の校舎・学部棟に調和した造り」

 公立はこだて未来大学(伊東敬祐学長)の大学院(システム情報科学研究科)が今春4月に開設となるが、この未来大大学院の研究棟建設に向けての基本設計がまとまり、20日開かれた函館圏公立大学広域連合議会の大学運営常任委員会に報告された。
 これによると、研究棟建設基本設計の概要としてまずコンセプトは、
「機能面で学部棟(現校舎)との一体感を確保するため、学部棟のでの設計コンセプトである『交流』や『コミュニケーション』といった概念を踏襲する」とし、
 
 建設地は、
「学部棟からの眺望を阻害することなく、静寂確保、学部棟からの容易なアクセス、施設の一体的な利用・管理などから、学部棟の西側隣接地」としている。現在の学部棟(校舎)3階エントランスから中に入った、突き当たりに建設する。

 また、研究棟は、
「未来大の研究パワー増進のため、学問領域の似た分野が集まるプロジェクト指向のクラスターを構成する」とし、
「このクラスターにおける研究活動や研究グループ間の交流を促進するためのコアスペースを中心として、教員と学生の日常的な交流スペースである実験室(実験スタジオ)や教員室を一つのフロアに集約して配置する」としている。

 鉄骨造一部鉄筋コンクリート造3階建て、建築面積3、188.16平方メートルで、1階が3、188.16平方メートル、2階1、059.34平方メートル、3階150.30平方メートル、計4、397.80平方メートル。

 主な施設の概要は、共同研究室、コアスペース、デモスペース、実験スタジオ、ロボット制作室・メディアラボ、キュウーブで、16の教員室、5つのゲストルーム、学生室は博士課程前期が12室、同後期10室。席数54の小講義室2室、108席の中講義室1室、ゼミ室3室、4席のラウンジ2室なども設備する。

 全体的に「外観も含め、現在の校舎・学部棟に調和した研究棟建設になる」(佐藤弘明事務局長)としている。

 平成15年度に実施設計を行い、16年度に建設工事、17年度4月から使用開始というスケジュールにある。工事費見込みは約15億円。
※現校舎・学部棟の写真左側に大学院・研究棟が建設される。
(2.20)

「函館にも意外と人材がいること新発見」
4月新設の未来大大学院・合格者16人の半分が地元函館から!


 今春4月に大学院を新設する公立はこだて未来大学(伊東敬祐学長)は12日、最初の大学院システム情報科学研究科合格者16人(修士課程10人、博士課程6人)を発表したが、16人の地域別内訳は函館が8人、函館を除く道内から2人、道外から6人ということになり、同大学の初の卒業生(第1期生)がまだ1年先で、社会人・他大学出身者だけが対象になった中で、「函館にも意外と(大学院入学希望の)人材がいることが明らかになり、新発見であった」(佐藤弘明同大学事務局長)としている。

 4月開設の同大学大学院はシステム情報科学研究科で、定員は博士(前期)課程2年・修士50人、博士(後期)過程3年・博士10人。
 しかし、初年度開設時は未来大1期生が4年生になったばかりとなり、同大学からの進学者はいないことから、まずは15人ほどを目標としていた。これに対して、応募者は18人となり、2月1日に学力試験(前期課程だけ)、同2日に面接を行い、12日に合格者16人を発表した。

 合格者は「多彩な顔ぶれが揃った。教員・スタッフにも刺激となり、今いる学生たちにもいい影響を与える」(同事務局長)としており、函館の8人は教育関係、大学、高専などにいた人や民間企業、地場のIT総合情報企業として有名なエスイーシーから2人など入っているという。また、未来大を3年で退学し、合格したケースも1人いるとされ、試験に合格しただけあってトップクラスの成績の学生とのこと。
 いずれにしても、地元函館から半数にあたる8人が合格し、「うちの大学からの卒業生はまだであり、当初は地元からはいないのではとも思っていたが、そうではなかった。函館には意外と人材がいるということが新発見であった」ということと、未来大に対する思い、魅力を持っている表れと見ていいようだ。

 ときに、大学院新設に向けての研究棟の建設については、この2月20日開催の函館圏公立大学広域連合の委員会に基本設計が示され、平成15年度に実施設計を行い、来年春以降に着工、平成17年度4月使用開始の段取り。工事費として約15億円が見込まれている。

 初年度の合格者16人も決まり、未来大大学院は順調に4月スタートするー。
(2.14

北大水産学部「マリンフロンティア研究棟」整備に2億円の予算決定
〜平成14年度補正/鉢呂吉雄衆院議員明らかにする〜
引き続いて平成16年度の本研究棟整備・16億円を最優先検討


 国立大学の構造改革の一環として大学・学部間の再編・統合を大胆に進めるという方針のもとで、昨年の今頃は北大水産学部が大学院だけを残して札幌に移転してしまうのでないか、などと大懸念されていたことから一転し、今日では産学官連携という中で同水産学部がその中心的一端を担い、「国際水産・海洋都市構想」を推し進めるといった上々の様変わりにあるが、同水産学部が「従来通り函館を本拠地としてやって行く」ということから打ち出されていた同水産学部の施設整備に予算が付き、老朽化した研究棟のリニューアルが具体化する方向になった。

 政府の平成14年度補正で国立学校施設整備事業の一つとして「北大函館団地・マリンフロンティア研究棟」1千平方メートル・2億円の予算化が13日までに決定した。

 「各方面から要請をいただき、文部科学省と協議していたところ決定をみた」と北大OBで地元道8区選出の鉢呂吉雄民主党衆院議員が明らかにした。

 『地域や産業との交流等多様な研究に資する」』として予算付され、「函館国際水産・海洋都市構想に連携し、国際的な水産、海洋に関する学術・研究の拠点と位置付けている。水産学部が函館で存続することが確定したことから、これまで控えてきた老朽化した施設の更新、充実ついて文科省は約束した」(鉢呂衆院議員)としている。

 これに始まって、「平成16年度には本研究棟の整備が継続事業として5千2百平方メートル、事業費16億2千5百万円を最優先として検討されている」(同衆院議員)ということでもあり、「例え札幌でやっても波及効果は望めなく、函館を本拠地としてやって行くということで波及効果もあり、(北大全体の中で)埋没することもない。函館で研究棟等のリニューアルに20数億円内外を投入する」(山内皓平水産学部長、昨年6月の函館海洋科学創成研究会初会合で表明)ということが日の目を見る方向づけになってきている。

 鉢呂衆院議員にあっては「特区申請も行われており、函館マリンフロンティア・プロジェクトの拠点として北大水産学部の施設整備に今後とも最善の努力をしたい」と語っている。
(2.13)

函館ロシア領事館、今年8〜9月開設の見通しに

 在札幌ロシア総領事館の函館事務所が、当初予定の3月開設から領事館員の着任人事の関係などから今年の8〜9月になる見通しとなった。超党派の日ロ友好議員連盟の事務局長を務める鉢呂吉雄衆院議員が明らかにした。

 鉢呂氏によると、外務省にロシア大使館から「8〜9月に開設したい」旨の報告があったとしている。

 函館市は、同事務所を当面、市内元町の函館市国際交流プラザ内に設けることを決めている。
(1.29) 


駅前・和光1階に大手コーヒー店チェーンの「ドトールコーヒー」
喫茶店もろくにない体たらくな街・大門に一石!


 近年の函館大門は喫茶店もろくにない体たらくな街になっているが、函館駅前に東京本社のコーヒー店チェーン大手の「ドトールコーヒー」が進出し、4月末の大型連休前にオープンの運びになった。

 出店場所は、駅前のテナントビル和光の1階で、同チェーンの函館進出は初めてだが、地元企業がフランチャイズ方式で運営する。30坪くらいに36席という規模でオープンする。年中無休、駅前という立地もあって、午前7時から午後8時頃までの営業を検討している様子。

 同地区には、昔、喫茶店が数多くあって、憩いの場となっていたが、今やホテルの喫茶以外は松風町に昔からの店が1店、棒二森屋の中と、同百貨店横、左右に各1店などといった具合で、グリーンプラザ界隈など皆無に等しい。一体、これが街かというほど、体たらくな状況を呈している。

 喫茶店はただでも大して儲からない商売で、まして今日の大門の様は、人が集まらない、客が来ないから、喫茶店も全然なくなってしまった。逆に、喫茶店すらないから待ち合わせ、会話の場所もないから人が寄りつかない。ともかく、若い人、管外から函館にきた学生らもあきれるほど喫茶店すらなく、街の形態をなしていない。

 そんな状況下での和光への大手業者の出店、一石を投じるもので、成り行きが注目されよう。
(2.21)

新名称「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」として
春本格化、市長選・市議選告示の前日、4月19日(土)オープンに決定


 函館市は平成15年度予算案で現在、化粧直しのため函館どっく入りしている旧青函連絡船「摩周丸」の運営経費として842万円を計上したが、12日までに、リニューアルオープン(供用開始)を大型連休前の4月19日(土)に設定するとともに、メモリアルシップとしての再出発に当たって、名称を「函館市青函連絡船記念館 摩周丸」とすることも決めた。

 また、管理を財団法人 市文化・スポーツ振興財団とすることも決定した。

 オープンの4月19日は、本格的な春の訪れをつげる桜の開花シーズンに近く、一方で4月13日投開票の道知事選・道議選と同27日投開票の市長選・市議選の中間に当たり、市長選・市議選の告示前の日となる。

 施設の概要は、延べ床面積6、938.99平方メートルで、主要施設は歴史展示室、資料展示コーナー、サロンコーナー、摩周丸ギャラリー、操舵室、無線室など。
 入館料は、一般500円(20人移譲の団体は1人400円)、児童・生徒300円(同200円)
(2.12)

1日からはこだて冬フェスティバル!
八幡坂に加えて、元町公園、基坂、二十間坂でもイルミネーション


 2003はこだて冬フェスティバルが、2月1日から同28日まで市内弥生町の旧市立函館病院跡地などを会場に繰り広げられる。31日午後6時からは同跡地で前夜祭が行われ、函館出身者を含む3人歌手の「プチプチ」によるミニコンサートや花火の打ち上げなどある。

 期間中、フェスティバルを彩るのは、「はこだてイルミネーションファンタジー」で、すでに12月から実施されている八幡坂におけるライトアップ・イルミネーションに加え、元町公園、基坂、二十間坂でも始まり、合計約5万個の電球で美しく彩られ、ライトアップされる。

 市民参加のイベントは「はこだてふれ愛ランド」で、土・日の1ー2日に元町・旧市立函病跡地で「巴太鼓」(1日午前)、「プチプチ」ライブ、(同)、「はこだて鍋まつり」(1ー2日)、太陽グループ杯の「紅白玉入れ合戦」(1−2日)、「サッカーPKゲーム」等々(同)が開催される。

 次週の土・日、8ー9日は舞台を五稜郭公園に移して、「オープニングセレモニー」「赤ふんダービー」「臨床福祉専門学校学生企画ゲーム」(8日)、「ちびっこサッカー」「餅つき・餅のふるまい」「どさんこ体験乗馬」「あっぱれ!尻相撲」「人間的当てゲーム」等々(9日)が催される。
(1.30)




井上函館市長、総額2、538億7千6百万円の平成15年度予算を発表
職員給与等は前年度比7億1千万円減の3.1%減
/給与改定・職員数削減・昇給延伸合わせて9億6千万円の効果

骨格ながら現下の厳しい経済状況に鑑み、2月補正含め景気対策に配慮!

新高卒者採用のワークシェアリングを継続実施


 函館市の井上博司市長は10日、平成15年度当初予算案を発表した。4月に市長選があることから、原則として新規事業・政策的経費を除いた、行政運営の基本経費を中心としたいわゆる骨格予算となっている。
 ただ、「6月定例会の召集時期や、現下の厳しい経済状況を考慮し、市民サービス・安全の確保、地域経済に与える影響及び工事時期等を検討し、緊急性・継続性のあるものは政策的経費であっても当初予算として計上した」(井上市長)。

 一般会計は1、150億6千3百万円で前年当初比8.4%減。特別会計、企業会計を含めた合計は2、538億7千6百万円、前年当初に比べ7.0%減となっている。

 歳入見通しでは、市税が前年当初比3.1%減の305億9千5百万円としたほか、譲与税・交付金は14.1%減の53億2千4百万円、地方交付税は1.9%減の273億3千5百万円とする一方で、財政調整基金を含む基金繰入金は33億3千2百万円となり、前年の61億3千5百万円から大幅減(45.7%減)となっている。
 減債基金からは23億3千2百万円を取り崩し、うち市税・譲与税などの大幅な落ち込みに伴い、財政調整分としては18億円、さらに財政調整基金10億円と合わせ計28億円を充当した。

 歳出では、人件費、扶助費等、公債費の義務的経費についてはその全額を計上し、問題の人件費は先に職員組合との間で給与カット・昇給の半年延伸など合意したが、前年(258億4百万円)に比べ3億6百万円増えて261億1千万円となり、前年比1.2%増となった。平成13年度の266億9千3百万円から見れば5億8千3百万円の減少となっている。

 この点、井上市長によると、1.2%増となったのは退職手当が38億1千万円で約10億円増えたためとし、退職手当を除いた職員給与等では前年度に比べ7億1千万円減の3.1%減になるとしている。
 また、給与改定では4億2千2百万円の減少、職員数削減で4億2千6百万円減、昇給延伸で1億1千3百万円減ということで、第3次行革の一環として人件費削減の「諸々努力し、効果が出ている」とコメントしている。 

 さて、補助費等は前年度を基本に、国、道等の制度や大会等に係わるものは実施時期を考慮して計上、事業費は骨格予算ということから継続、債務負担行為分のほか、地域経済に配慮した一定の事業量計上となり、96億8百万円。前年度比では53.5%の大幅減となったが、これは総合保健センター建設や焼却炉整備事業の終了(今年4月竣工)によるもの。
 特別・企業会計を入れると154億6千2百万円となっている。 

 この中で新規事業の計上はー。

▽第3回世界星形城郭サミット参加経費 708万円
(ロシア・サントクペテルブルグ市とフィンランド・ハミナ市共同開催)
▽「摩周丸」運営経費(4月リニューアルオープン)842万円
▽健康増進事業費(総合保健センター4月開設)2、012万円
▽幼児歯科保健啓発(フッ素塗布事業の実施)213万円
▽歯科保健啓発(歯の教室開催ほか)105万円
▽障害者・児歯科診療事業運営費補助金 530万円
▽障害者支援費支給認定調査費 344万円
▽知的障害者短期入所事業経費(道からの権限移譲)959万円
▽障害者短期入所事業経費(道からの権限移譲)422万円
▽都市計画現況図作成費(債務負担行為)143万円
▽鯨類捕獲調査船一般公開準備経費(4月寄港予定)140万円

 実施時期など考慮して計上の継続事業、補助金関係の主なものは以下の通りで、新高卒者を対象としてのワークシェアリングが今年度に引き続いて行うことになり、40名を予定している。

▽観光客誘致宣伝経費 2、591万円
▽冬期観光客誘致推進費1、752万円
▽港まつり開催補助金 3、000万円
▽はこだてクリスマスファンタジー補助金 1、000万円
▽市民創作「函館野外劇」リニューアル事業補助金 300万円

▽図書館資料購入費 5、000万円
▽函館圏公立大学広域連合負担金(運営費ほか)22億5、456万円
(4月大学院開学)
▽私立学校運営助成金 1億6、268万円
▽函大有斗高校舎等増改築補助金2、500万円

▽高齢者等保健・医療・福祉計画関係経費10億9、328万円
▽失業保険事業 137億8、992万円
▽障害者に関する新函館市行動計画関係経費26億9、875万円
(4月1日障害者支援費制度へ移行)
▽児童扶養手当 18億6、709万円
▽子育て支援推進 2、230万円
▽特別保育事業費等 1億0、591万円
▽私立幼稚園就園奨励費 1億7、113万円

▽新規高卒者等緊急雇用経費(40名雇用)6、872万円

▽緊急地域雇用特別交付金事業費 1億2、8776万円
(図書館蔵書の書誌情報データベース作成事業ほか7事業)

▽家庭ごみ処理手数料関係経費 1億7、881万円
▽家庭ごみ減量化関係経費 8、677万円

▽焼却炉整備事業費(平成12〜15年継続)11億8、247万円
(今年12月竣工予定)
▽下水道整備事業費 31億3、107万円

▽函館駅前地区土地区画整理事業費 16億7、730万円

▽借上市営住宅関係経費 2億1、832万円

▽道路橋梁新設改良費 21億0、251万円
▽上水道整備事業費 11億2、583万円
▽河川改修事業費 7億0、950万円
▽農道整備事業費 6、259万円

▽水産・海洋関連事業推進費 400万円
(国際水産・海洋都市構想推進関連)
▽新事業創出推進費 2億9、894万

▽中小企業金融対策費68億7、487万円

▽北海道新幹線建設促進費 180万円
(道新幹線青函同時開業実現推進)

▽中央卸売市場整備費 2億7、785万円
▽街路整備事業費 14億2、551万円
▽港湾施設整備費 7億8、480万円

  ◇   ◇   ◇
 
 なお、現下の厳しい地域経済から2月補正予算では景気浮揚対策を打ち出し、事業費規模で28億1千9百万円、補正額で18億8千5百万円を計上した。

 主なものは、函館駅前土地区画整理に3億2百万円、赤川亀田中野線他2路線の道路整備に4億2千万円、中道四稜郭通ほか2路線の街路整備に3億8千万円、日吉が丘小ほか2校の学校便所改修に1億9千6百万円、公営住宅建設2億2千6百万円、新世代地域ケーブルテレビ施設整備補助金として1億1千2百万円、資源リサイクル畜産環境整備事業負担金1億円など。

 平成15年度予算案を含むこれらは、2月26日開会の3月議会に提案される。
(2.10)



函館市、再検討の結果、年間18万人以上が利用の「サン・リフレ函館」の購入を決定

 函館市は先般前に、市内大森町のサン・リフレ函館(函館勤労者総合福祉センター)の購入を決定した。

 行財政改革の一環として雇用・能力開発機構が市に有償譲渡を求めていたもので、当初市は購入はしないとしてきたが、昨年12月に同機構が購入の意志がない場合は取り壊しせざるを得ないとしてきたため、再検討の結果、特別措置による「超安値」の1、239万円での購入が決まった。

 同施設は1997年9月に開館し、市が運営委託を受け、市シルバー人材センターが管理運営をしてきており、年間18万人以上の利用がある。
(1.30)


函館市と市労連の給与制度見直し交渉が妥結
最注視の定昇1年間延期提案は6カ月の延伸に!
55歳での昇給停止導入は合意


 函館市と市職労など市労連との団体交渉が27日、断続的に行われ、市が提案していた給与制度見直しについて市労連が回答するなどし同日夕刻までに、次のように妥結した。
 市は妥結内容に基づいて必要な条例改正案を2月下旬からの市議会定例会(3月議会)に提案する。

1、55歳以上60歳歳の定年までの昇給停止の導入
   国会公務員に準じて昇給停止年齢を55歳に引き下げる。
   経過措置・平成15年4月1日〜平成17年3月31日
     (国は平成11年4月1日〜平成17年3月31日)
2、勤勉手当の導入
   国家公務員に準じた勤勉手当を導入する。
3、15%を上限としてきた特別昇給の運用改善
   職員の個別評価を実施する。
4、昇給の6カ月延伸
   提案は昇給の1年間延伸。
5、寒冷地手当の見直し
   継続交渉。

 以上、まず昇給を55歳で打ち切ること、これまで15%を上限としてやってきた特別昇給の見直し、これに伴う勤勉手当導入の3点については、市提案を組合側が受け入れる形になった。

 この一方で、最注視の昇給を1年間見送るという、いわゆる定期昇給の1年間停止に関しては、6カ月間の延伸という中途半端な格好での妥結となった。この1年間の昇給延伸は、道などが打ち出した人事院勧告による給与カット(国の場合で本俸2.04%、函館市も同様)にプラスしての3年間で2%の給与カット、などに代わるものとして函館市が提案してきた。「定期昇給の停止は給与カットに匹敵するもので、この(人件費抑制の)効果は非常に大きい。元の給与の昇給を1年間停止することは後々効いてくる」(梶原洋一助役)としていた。
 それが足して2で割った形で半年の昇給停止で終わったことで、議会で今後どのような論議になるか注目されよう。

 ただこの点、この昇給停止の取り組みは財政状況厳しい中での、道内主要都市には見られない函館市独自のものとされる。昇給の6カ月間ストップによって、国の給料を100としたラスパイレス指数で函館は現在99.1で、道内34都市中18位と低い状況にあるが、さらに低くなるとしている。

 寒冷地手当の見直しでは、平均5万円の引き下げが市から提案されていが、これについては妥結に至らず、継続協議となった。目下、冬真っ盛りで、当然のこと今年度はすでに支給済みであり、来年度からについては支給まで時間がまだまだあるということのようだ。人事院勧告が出された段階で再度、その内容をもとに協議して行くことになり、国に準じたものになるとしている。

 市の給与制度の関する見直しについては昨年10月22日に、市労連に申し入れを行い、同11月14日、同21日、そして今回の1月27日と、計4回にわたって交渉してきた。
 これより先、昨年度には特殊勤務手当の見直しが行われ、今年度はこれまですでに人勧に右ならえしての本俸の2.04%カット、3月期末手当の0.05%減が決まり、3月期末手当では昨年4月にさかのぼって本俸等の実質的なマイナス調整が行われることになっている。
 長期にわたる厳しい経済情勢、市自体にあっても一段と厳しさを増す財政状況のもとで、市職員は4年連続の年収減になっている。
 このような中での「さらなる給与の引き下げ提案であったため、非常に交渉が難航した」(市総務部)としている。
(1.27)



「20歳の若者よ!休みの日・1日くらいはー」
あの手この手、今度は苦肉のアイディア、投票立会人に20歳を大量起用!
〜全道最低投票率の汚名返上大作戦〜
朝7時から夕8時までバイト代1万8百円


 政治的・社会的関心が低いというか、民度の表れか、年寄り・女性ばかりで若い者にも、もろくなものがいないのかどうか?全道最低の投票率というなんとも不名誉な状況にある函館市にあって、市選管は4月に行われる2回の統一地方選挙で投票立会人に選挙権を得たばかりのジャスト20歳の市民を充てることを決め、2月1日発行の市広報誌「市政はこだて」で募集を始める。

 立会人2人のうちの1人を20歳に限った若者にするというアイディアで、開票作業などに学生らのアルバイトを使うことは各地の自治体で多いが、投票所の立会人に若者を充てるというのは道内で例がなく、投票率全道最低の中で特に、20歳代の投票率が極度に悪いことから若者を立会人に起用することで、選挙への関心を持ってほしいとの切なる願いとなっている。ちなみに、従来立会人は各投票所に関係する町内の役員らに依頼してきている。

 函館市の投票率が悪いというのは今や道内の定説にもなろうとしている。1992年以来この10年間、計9回の各級選挙でなんと7回も全道最低というから、笑い事ですまされない様子にある。全道的に見てなにかにつけ「ワースト記録」が多い函館だが、民主主義の基本中の基本である選挙の投票率がいつもビリであっては、「住みいいまち」などといくらいいことを言ってもしようがない。

 最近では2001年参院選で51.78%(全道平均58.47%)、その前の2000年衆院総選挙で59.78%(同65.50%)、4年前の統一地方選、この時の市史上に残る激戦となった市長選でさえ64.34%に止まった。
 この中で若者、20歳代はどうかといえば、同参院選で27.52%、同衆院総選挙で30.82%という状況であった。

 市選管は昨年の場合で、成人した若者に投票を呼びかけるハガキを出したり、等々これまでにもあの手この手と、投票率アップに一生懸命になっているが、今度は20歳に立会人になってもらうというアイディアに至った。

 市選管によると、4月の13日に知事選・道議選、27日に市長選・市議選と行われる2回の統一地方選で市内投票所は81カ所。この81カ所の投票所に各1人の20歳の市民を配することにした。
 つまりは81人の若者を充てるということで公募する。81人が採用できて、この人たちが4月13日と27日の2回わたって担ってくれればいいのだが、1回はいいが都合があって2回はできないという若者もいるだろうから、81人以上を募集することになりそう。

 立ち会ってもらう時間は、投票時間内ということで朝7時から夕8時まで。バイト代は決まりに従って1万8百円という。
 市選管では「なんとか多く20歳が応募してくれればいいのだがー」とし、この立会人とは別に、投票所における事務や開票作業要員として約120人の学生を募集する方針にもある。
(1.23)



東京の眼科医、故・馬場みつさんの遺言によって
甥の馬場暎一夫妻と遺言執行者の弁護士、上田幸夫夫妻の4人が
井上市長に現金2億7千万円と土地・建物約3千万円相当の目録を贈呈

 七飯町生まれで、函館で育ち、函館青柳尋常小ー道庁立函館高女(現函西高)卒まで函館にいた、東京の眼科医、故・馬場みつさん(昨年7月死亡)の遺言によってその親族と依頼を受けていた弁護士ら4人が、20日午前、函館市に井上博司市長を訪ね、現金2億7千万円と馬場みつさんが住んでいた東京都文京区の土地(76.16平方メートル)・建物(木造2階建て延べ約94平方メートル)約3千万円相当を「市の福祉事業に役立ててほしい」と贈呈した。
 市は「馬場さんの遺志を継いで、福祉事業のため活用策を検討したい」としている。

※関連記事・詳細はこのページ下段に(1.7日付、函館電子新聞)

 この日、2億7千万円の現金と土地・建物の贈呈目録を持って市を訪れたのは、東京の故馬場みつさんの甥、馬場暎一夫妻と遺言執行者の弁護士、上田幸夫夫妻の4人。市では井上市長と若狭正男交通局長(前福祉部長)、萬年敬三福祉部長が贈呈を受けた。

 故馬場みつさんの遺言による寄付の趣旨は、
「寄付者、故馬場みつ氏は、函館市の出身で、函館の土地のお陰で医師にもなれ、一生懸命仕事に邁進できたものであり、そのお礼をしたいとの思いから、遺言により寄付をされたものであり、寄付した現金等で基金を設立し、その運用益等で市の福祉事業に活用してほしいとのご遺志によるもの」

 ということで、午前10時半から市長室で上田弁護士から井上市長に贈呈目録が手渡され、次いで井上市長から感謝状が贈られた。

 この後、市長との懇談、市政記者クラブ・記者との懇談が行われ、さらには11時半には上田夫妻、馬場暎一夫妻、それに井上市長、若狭局長、萬年部長が揃って住吉町墓地の馬場家のお墓に出向き、故人を墓参した。
(2.20

平成14年度函館音楽協会協会賞に市民オペラ「ドン・ジョバンニ」役の木村映之氏と、
協会幹事長の鈴木比都美氏
奨励賞にはフルートの川崎恵理氏とテノールの前田治氏


 函館音楽協会(会員129名)は17日、平成14年度の同協会協会賞と奨励賞を発表した。
 協会賞は函館市民オペラの会での功績が認められて木村映之氏(現七飯町立大沼中校長)と、同協会幹事長として永年尽力した鈴木比都美氏(現道教育大及び函館大谷短大非常勤講師など)の2人。木村氏は出演したオペラは多く、14年度の「ドン・ジョバンニ」で大役のドン・ジョバンニを2日間演じた。

 奨励賞は同協会の定期演奏会(春季と秋季)に数多く出演し、またリサイタルを開催して自ら研鑽に努力している川崎恵理氏(フルート奏者)と、市民オペラの会の貴重なテノールとして12回の開催中11回出演した前田治氏(テノール歌手)の2人。

 授賞式は1月26日午後6時より函館ハーバービューホテル。5月17日開催の同協会春季定期演奏会で受賞記念演奏を行う予定。
(1.17

今年の函館市の新成人は3,260人/渡島・桧山全体では5,933人

 今年は13日(月・祝)が成人の日で、函館市などでは式典が行われるが、2003年の新成人(1月1日で満20歳の成人該当者)は渡島管内で前年より63人少ない5、305人、桧山管内で3人多い628人。

 このうち函館市は3、260人となっており、前年と比べ14人減となっている。函館に次い新成人が多いのは人口からして上磯町、七飯町で、上磯は386人、七飯は305人。両町ともに、函館市と同様に13日に式典が行われる。
(1.10)

大正10年 庁立函館高女(現西高)卒業まで函館にいた
東京の女医・故馬場さんが遺言で
「函館の土地は、私の一家を支え養ってくれました」と遺産3億円を寄付!


 金・金・金で人の世が極度に乱れている感の強い今日に、このような奇特な方もー。明治36年に七飯町字桜町に生まれ、函館青柳尋常小学校を経て、大正10年の道庁立函館高等女学校(現函館西高)卒業まで函館にいたという、今は亡き東京在住の女医さんが遺産約3億円(現金約2億7千万円と土地・建物)を遺言によって近く函館市に寄付されることになった。

 この方は東京都文京区向丘2丁目10番20号(自宅兼診療所)で眼科医(追分眼科病院)をし、昨年7月3日に亡くなった馬場みつさん(当時99歳)。馬場さんは生前の平成4年から東京の弁護士を通じて自分が死亡した場合に財産を函館市に寄付したいとの申し出をされ、昨年7月に死亡し、また遺言状にもよって寄付が確定した。総額で3億円を超えることは確実とされ、同市への寄付としては過去最大額になるとしている。

 馬場さんは、現函館西高を経て、昭和2年に東京女子医学専門学校(現東京女子医大)を卒業。と同時に医師免許取得し、東大眼科教室に入り、昭和6年東京都衛生局、同20年に東京都立駒込病院に入所した。インドネシア、エチオピアなどに派遣出張、ボランティア活動に従事した後、昭和50年に自宅兼診療所として追分眼科病院を開業。平成12年12月、97歳まで現役医師として活躍した。生涯独身であった。

 生前から函館市への寄付を申し出ていたが、遺言状の中で寄付の理由を次のように記している(抜粋)。

「私(故馬場みつ氏)は、北海道庁立函館高等女学校(現函館西高)を出て、医師になりました。
 函館市は再度の大火に見舞われ、私の母校も消失し昔の面影もありません。
 亡父馬場民則は弁護士として函館の地に活躍し、函館市政を前進させたフロンティア精神に満ちた人間でした。
 函館の土地は、私の一家を支え養ってくれました。
 私の亡父は、函館の地に眠っていますが、亡父の墓参にまいり函館の土地を眺めるとき、『函館の人よ函館の土地よ有り難うございました』と深く頭を下げます。
 墓参に参り、教会で亡父などのためにミサをしていただいて帰京する私ですが、私が今日あるのは亡父の函館の土地のお陰で、医師にもなれ一生懸命仕事に邁進できました。
 私は、その謝礼として函館市に前記の財産を遺贈します」

 そして、馬場さんの寄付に当たっての希望として、「寄付した現金と土地・建物を売却した代金で基金(馬場みつ基金等)を設立し、基金および運用益などをもって、市の福祉事業等に活用してください」ということであったといい、このため、市では「馬場さんの遺志を尊重し、活用方法を検討したい」(井上博司市長)としている。

 なお、市によると、戦前、千島列島や樺太で発掘調査などした考古学者、故馬場脩氏は馬場みつさんの実兄に当たるといい、馬場脩氏が函館市に譲った発掘品は北方民族資料館において「馬場コレクション」として展示されている。
 寄付の実行は、2〜3月になる予定という。
(1.7)



函館市の「マリン・フロンティア科学技術研究特区」では
3項目認められ、4月に地域指定の申請へ

第2次募集で提案の「特別史跡五稜郭の観光活用特区」は困難


 政府の構造改革特区推進本部は27日の会合で、規制緩和の追加項目(第2次募集分)として、特区で対応する規制の特例47項目と、全国で対応する規制緩和77項目の計124項目を認めることを決めたが、この中で函館市が提案の「特別史跡五稜郭の観光活用特区」に関するものは認められなかったものの、国際水産・海洋都市構想に関連する「マリン・フロンティア科学技術研究特区」に関してはこれまですでに提案の3項目だけは認められている。

 「マリン・フロンティア科学技術研究特区」で市が提案したのは、 
(1)北大大学院水産科学研究科及び水産学部の研究施設を民間企業や他の研究機関が利用できるようにするための規制緩和
(2)外国人研究者の在留資格制限の緩和
(3)教員が特許を含む研究成果を事業化する際の企業役員就任に当たっての国立大学教員等の兼業承認基準の緩和と休職承認基準の緩和
(4)教員個人の特許料の免除
 の4項目で、このうち(4)の特許の免除は認められず、(1)〜(3)は認められた。

 これによって、市では地域としての「マリン・フロンティア科学技術研究特区」計画の申請を4月に行い、政府の認定を受けたいとしており、今年夏にも認定される見通しになろうとしている。
(2.28)


「国際水産・海洋都市構想」に賛同し、海藻技術研究所の設置決めた
共和コンクリート(株)本間社長、井上市長を訪問し、研究所開設の考え方など説明

さっそく来週17日に同研究所建設の地鎮祭/6月に業務開始予定


 函館市が推進する「国際水産・海洋都市構想」、これに関連して国に申請済みの「マリン・フロンティア科学技術研究特区」に賛同して函館市に進出し、海藻技術研究所の設置を決めたコンクリート製造国内最大手の共和コンクリート(株)(本社・札幌、資本金8億3千327万円)の本間丈士社長が、12日午後、市に井上博司市長を訪ね、同研究所の設置について説明するとともに、さっそく来週17日(月)に設置場所の市内弁天町24番13号で同研究所建設の地鎮祭を執り行うことを報告、「函館・道南地域の発展に少しでもお役に立ちたい」などと語った。

 本間社長は、同研究所で共同研究する北大水産学部の山内皓平学部長(北大大学院水産科学研究科科長)と同構想の具体策を進める函館海洋科学創成研究会の沼崎弥太郎会長(函館商工会議所副会頭)とともに井上市長を訪問した。

 本間社長が「うちは先代社長から函館には縁がある」などと切り出し、研究所設置の考え方、等々を述べたのに対し、井上市長は「大歓迎します。この水産・海洋都市構想を進めるうえで幸先よく、非常に心強い」などと応えた。

 海藻技術研究所(仮称)は「アルガテック キョウワ」と名付け、弁天町24ー13他の用地869.55平方メートルに347.40平方メートルの研究棟を建設する。

 投資額約1億5千万円で、雇用従業員は当初5人でスタート。藻場造成技術の研究開発を北大水産学部の協力を得て行う。業務開始は今年6月予定。
 地鎮祭は2月17日午前11時から現地で行う。
(2.12)


コンクリートブロックの大手、共和コンクリート工業が
「国際水産・海洋都市構想」ー「マリン・フロンティア科学技術研究特区」に賛同し、
市内弁天町に水産・海洋に関する研究所開設へ


 函館市が推進する産学官連携の「国際水産・海洋都市構想」、このための「マリン・フロンティア科学技術研究特区」に賛同する形でコンクリート製造大手の共和コンクリート工業(本社・札幌)が、函館市弁天町に同社初の海藻など水産・海洋に関する研究所の開設を計画していることが明らかになった。

 地元のサルベージ会社、富士海洋土木の土地約1千2百平方メートルを賃貸し、研究棟の建設に近く着手し、大型の海水タンクや研究用プールなども設備し、今年夏場までにも研究所を開設する。コンクリート製造業者として、魚礁で海草類を増殖させるメカニズムやコンクリート材の種類によってどのような海藻が繁殖するかなどを北大水産学部と共同研究する計画としている。

 同社は1955年創業、札幌に本社を置くほか、東京本社はじめ、全国各地に支店、営業所を張り巡らせ、従業員約9百人、年商325億円。コンクリートブロック製造で全国トップクラスの業界大手で、道南では木古内町、今金町に出先がある。

 函館市が進める「国際水産・海洋都市構想」、そして国の構造改革特区構想に基ずく市提案の「マリン・フロンティア科学技術研究特区」に賛同、積極的に呼応した格好の函館進出ー研究所開設計画となっている。
(1/30)


函館市、構造改革特区・第2次募集に
「特別史跡五稜郭の観光活用特区」を申請


 函館市は、この15日に締め切った国の構造改革特区の2次募集に「特別史跡五稜郭の観光活用特区」を申請した。
 北海道における唯一の特別史跡である五稜郭跡地ではNPO法人(特定非営利活動法人)が中心となって「市民創作野外劇」が毎年夏に、堀を舞台として開催されているが、水舞台や観客スタンドの設置と撤去に開催の都度、2千万円の費用がかかっている。

 この野外劇は地域発信の文化として、すでに全国的に高い評価を受けており、この際は文化財保護法と国有財産法の規制緩和をもってこれら施設の常設化を行い、史跡を利用した文化活動の効率的な利用促進を図りたい、ということで特区の提案をした。

 五稜郭では野外劇のほか、平成17年度以降「箱館奉行所復元」の整備事業も予定しており、特区指定による建築基準法適用の規制緩和で同奉行所建物の忠実な復元も進めやすくなるとしている。
 特区によって、観光振興にも大きく役立ち、地域経済活性化の一助にもなるとその効果を提案している。

 なお、函館市は昨年特区第1次募集としてすでに、国際水産・海洋都市構想の推進から「マリン・フロンティア科学技術研究特区」を提案している。
(1.16)

内閣官房・都市再生本部による「歴史的なたたずまいを継承した
街並み・まちづくり協議会」の第1回会合開く/東京
全国10都市の一つとして函館市が参画し、桜井市教委生涯学習部長とともに
出席の小柏都市建設部長が函館の現状・課題などを報告


 政府の「全国都市再生のための緊急措置〜稚内から石垣まで」(平成14年10月4日都市再生本部報告)に基づく内閣官房・都市再生本部による「歴史的なたたずまいを継承した街並み・まちづくり協議会」が設立の運びとなり、その初会合が、9日午後1時半から東京霞ヶ関の国土交通省で開かれ、京都市や奈良市、萩市などとともに全国10都市の一つとして函館市が参画し、都市建設部の小柏忠久部長と市教委生涯学習部の桜井健治部長の2人が出席、小柏部長が空き地・空き家対策などの函館の現状を報告した。

 この「協議会」は、同都市再生本部が参加を要請した全国10都市から「それぞれの都市が抱える悩み、課題について、内閣官房はじめ、関係各省庁の担当課室長が地方自治体の局部長から生の声を聞いて、共通する課題を抽出し、都市再生を具体的に進めようというもの」(小柏部長)で、歴史的なたたずまいを継承する街として、道内では函館市、ほか会津若松市、佐原市、、岐阜県・古川町、犬山市、京都市、奈良市、萩市、愛媛県・内子町、大分県・臼杵市の全国10都市が参画した。

 政府からは内閣官房・都市再生本部事務局、文化庁、経済産業省、国土交通省の関係部局・課室長が出席し、この日の第1回会合では全国10都市からそれぞれ現状報告が行われ、函館市からは小柏都市建設部長が発言し、「昨年末に旧金森百貨店ビルの外観を復元する形でオープンしたウイニングホールの北島三郎記念館のことや、西部地区における空き地・空き家対策などについて説明。五稜郭行啓通など一部で実施し、さらに検討している電線の地中化問題なども言及した」(同部長)。

 この日の各自治体の生の声を踏まえて、「第2回会合が3月末か4月初旬に予定され」(同部長)、各省庁の担当課長らが対応策などを示すことになった。
(1.9)



マルカツ魚長食品、昨年春の本店に次いで、五稜郭公園前の海鮮市場を全面新築!
店舗面積従来の約2倍の
(仮称)「はこだて海鮮市場五稜郭公園店」として
春の観光本番入りゴールデンウィーク前の、4月20日過ぎオープンへ


 (株)マルカツ魚長食品(柳沢勝社長)は昨年春に、西部・豊川町ベイエリアの複合商業施設「はこだて海鮮市場本店」を全面新築オープンさせ、函館観光随一の大型グルメショップとして人気を集めているが、これに次いで、五稜郭公園前(五稜郭タワー向かい)に所在の従来の「はこだて海鮮市場5号館」建物を取り壊し、(仮称)「はこだて海鮮市場五稜郭公園店」として全面新築の運びになった。施工(株)森川組ということで2月25日に地鎮祭を行って工事に着手、4月末の大型連休前に新装オープンする。

 これまでの店舗は間口が狭く、長方形であったが、今回の全面新築に当たっては住宅があった公園側隣接地を買収し、間口を従来の倍の約22メートルとし、敷地面積も8〜9割増として新築の運びとなった。

 新しい(仮称)「はこだて海鮮市場五稜郭公園店」(五稜郭町41ー15、41ー19)は、鉄骨平屋建で、建築面積、延床面積ともに378.84平方メートル。

 外観が昔の箱館奉行所をイメージした造りとなっており、店舗面積がこれまでよりも倍近くになることに伴い、品揃えが一気に充実した、タワー内売店以上の五稜郭公園前一番の観光客向け海鮮市場に変身する。

 春の観光本番入りとなるゴールデンウィーク前の、4月20日過ぎのオープンを予定しており、観光・行楽客に大歓迎されよう。
(2.27)


この春、駅前・大門地区で何十年もの間、営業してきた銀行2店舗相次いで閉鎖へ
街の空洞化を象徴するもので、
商業施設やホテル建設がぼちぼち行われる一方で更なる衰退が進む


 札幌銀行が先般、函館市内3店舗のうち若松町・高砂通りにある函館支店と、本町の五稜郭支店を統合・一体化し、名称「函館支店」として北洋銀行が3月14日(金)を最後に閉鎖する五稜郭支店(同行五稜郭公園支店と統合)跡に移転させると発表したが、駅前・大門地区では松風町交差点角にある北洋銀行函館支店も同行函館中央支店に統合されて閉鎖することが決定しており、今年春、何十年もの間営業してきた銀行2店舗が相次いで姿を消す。

 銀行店舗の閉鎖、それも2店舗も一気になくなることは街の空洞化を象徴するもので、商業施設やホテル建設がぼちぼち行われる一方で更なる衰退が進む状況するものとなっている。

 松風町の北洋銀行函館支店の営業は同行五稜郭支店と同様に3月14日(金)一杯で、業務は駅前の同行函館中央支店に引き継がれる。北洋銀行の店舗統合は旧拓銀店舗との重複解消の一環で、函館では現在、函館駅前・大門地区、本町・杉並町地区、亀田地区の3地区でそれぞれ2店舗を有している重複状況を各地区で統合、1店舗体制に移行するものとなっている。

 一方、若松町の札幌銀行函館支店は5月9日(金)を最後に閉鎖する。承知のように、札幌銀行は北洋銀行と経営統合となっており、函館市内の統合も店舗削減計画の一環として打ち出された。

 若松町の現函館支店と本町の現五稜郭支店を統合することによって、この際は駅前・大門地区の若松町から撤退し、統合による新しい「函館支店」は、本町・杉並町地区に持って行き、杉並町の現在の北洋銀行五稜郭支店のところに開設するということになった。
 北洋から建物を約1億円で取得し、入居するというもので、札幌銀行の新「函館支店」は預金残高約2百億円、貸出金約260億円で新スタートという方向付けになっている。
(2.11)


函館本社のツルヤ、ホーマックグループ入りへ!
業務・資本提携に関する基本合意書を締結し、今春までにツルヤ株式の約34%を保有し筆頭株主に。
ホーマックグループ入りでツルヤ、小商圏に特化した業務開発のノウハウさらに生かす展開へ


 本社・札幌の全国チェーン、ホームセンター大手のホーマック(株)(代表取締役社長・前田勝利氏、東証1部・札証)と函館に本社を置く(株)ツルヤ(代表取締役社長・西崎康博氏)は14日、業務・資本提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
 今後、ホーマックは4月上旬払込予定で、ツルヤが第三者割当増資として発行する普通株式1、820株を取得、これによってツルヤ株式の約34%を保有して筆頭株主となり、ツルヤはホーマックグループ入りする段となった。

  ◇   ◇   ◇

 ツルヤ(本社・函館市湯川町3丁目)は、函館や道南郡部を中心に小規模店・23店舗を展開するホームセンターで、近時は年商49億1千6百万円(平成14年2月期)。従業員はハート151名、アルバイト40名を含む272名。

 ホーマックは、今回の提携に関して「ツルヤと業務・資本提携することで、ホーマックグループの総合力を持って北海道から東北・関東のほぼ全ての地域で『普段の暮らしの利便性』を提供する体制が整うとし、ツルヤは小商圏に特化した業務開発に優れたノウハウを有し、ホーマックグループの一員に迎えることによって、ホーマックが展開する中商圏業務では利便性を提供しきれなかった小商圏に暮らす消費者に、快適な暮らしを実現する応援が可能になる」としている。

 ツルヤとしては、「道内の足場固めを進める一方、今回の提携を機に中期的には東北一円を出店エリアとして視野に入れ、さらに長期的には関東を含めたリージョナルチェーンとしての事業確立をビジョンに掲げる」としている。

 言うならば、業務・資本の全面的な提携、ツルヤがホーマックグループの一員となることで、道内と東北などの小都市、郡部への店舗展開はツルヤに任せ、ホーマックは各地の主要都市、首都圏、等々全国展開を心おきなく積極的に繰り広げるという狙いになっている。
(1.14)



函館西武の8月閉鎖で井上市長コメント
「誠に残念!地域経済に大きな影響あるものと心配」


 8月一杯で函館西武が閉鎖されることに対して、井上博司函館市長は17日午後、
「西武百貨店函館店は昭和56年の開店以来、20数年の長きにわたり、市民に親しまれており、この度の閉鎖の知らせは誠に残念。地元納入業者への影響や従業員の雇用問題など、地域経済に大きな影響があるものと心配している。いずれにしても、今後、商工会議所など関係機関等と連携しながら対応して行きたい」
 とコメントした。

 なお、函館西武の従業員は、昨年12月末時点で正社員72人、契約社員122人とされる。
(1.17)


函館西武8月閉鎖決定の反応/同業百貨店「残念。ゾーン対ゾーンの戦い弱くなる可能性も」
地元経済界「大変残念!従業員の雇用問題など影響を心配」


 2千3百億円の借金棒引きや4店舗閉鎖などの再建計画を打ち出した西武百貨店で、閉鎖対象の函館西武(函館市梁川町)が17日までに、今年8月一杯での全館閉鎖を一気に決定したことに対し、同業の百貨店関係者、地元経済界は次のように受け止めている。

 梁川町と隣接する本町繁華街の丸井今井函館店では、
「本町・梁川町の核の一つがなくなることで、(駅前・大門地区や本町・梁川町地区、美原・産業道路地区など)ゾーン対ゾーンの戦い(商戦)で弱くなる可能性がある。主に函館西武はキャリアやヤング、うちはミセス対応という役割でやってきただけに、同業として(閉鎖は)残念。一時的に、1年くらいは単店舗として売上げは上がるだろうが、今後これまで以上にお客様のニーズに応えて行きたい」(錦織博幸店長)と語っている。

 函館商工会議所では閉鎖までまだ時間があると考えていたようだが、
「まだ正式に(閉鎖を)聞いていないが、西武(函館店)は少なくとも市民に親しまれていただけに、大変残念だ。従業員の雇用の問題など地域経済に影響があるのでないかと心配している。地元経済界としては市、行政と関係機関などと連携を取りながら対応したい。全国チェーンの百貨店で、(生活)情報発信の場所であったがー」(平原康宏専務理事)と閉鎖を惜しんでいる。
(1.17)



鉢呂衆院議員、今度は国土交通委員会筆頭理事と民主党副幹事長に就任
今年夏に最大のヤマ場を迎える道新幹線問題での活躍に期待


 鉢呂吉雄衆院議員が、この通常国会で衆院国土交通委員会の筆頭理事に就任することが決定した。併せて管直人代表体制の本格スタートに伴い、民主党副幹事長にも就任し、今後の活躍が一層期待されるものとなっている。

 同衆院議員は一昨年9月に大騒動となったBS問題真っ最中のもと、衆院農林水産常任委員長に就任し、昨年まで大活躍してきた。そして、今度は国土交通委員会の筆頭理事となったわけで、函館・道南にとって道縦貫自動車道建設の今後の進展具合が懸念され、また、道新幹線の着工問題が今年夏には最大のヤマ場を迎えることになり、特に青函同時開業の行方を決するという極めて大事な時期での鉢呂氏の、いずれの問題とも国土交通省所管の国土交通委員会の筆頭理事就任。

 それだけに、願ってもない地元選出代議士の重要ポスト就任で、同衆院議員にあっては「特に新幹線建設問題は長年の悲願であり、筆頭理事として、また、今年最大の政治テーマとして粉骨砕身、努力したい。(副幹事長就任の)民主党ともどもご支援賜りたい」としている。
(1.26)

「今通常国会でやるべきことは、ドン底の景気を立て直すための景気対策であり、
国民にとって必要な事業を積極的に進め、雇用の確保を図るという方向に大転換すべき」
「上から高級官僚が降りてきて知事になるなどというのは過ぎ去った20世紀のこと。
これからは道民自らが北海道をつくる、自分たちで考え、自ら決めて行く時代」

盛大に開催の「新春の集い」で鉢呂吉雄衆院議員


 新年早々この1月に国土交通委員会筆頭理事、そして管直人代表新体制スタートで併せて民主党副幹事長に就任した函館・道南の道8区選出、鉢呂吉雄衆院議員(55歳、当選4回)恒例の新年交礼会「衆議院議員 はちろ吉雄 政治活動13周年新春の集い」が、25日午後、第1部を山口二郎北大教授による「日本政治の危機と北海道」と題しての講演会、第2部を「新春の集い」パーティーとして函館国際ホテルで盛大に開催された。

 新春パーティーは、支援・支持者ら約1千3百人が出席して午後6時から開かれ、鉢呂吉雄衆院議員夫妻の入場に始まって、最初に連合後援会の一角を担う後援会長として「政治家・鉢呂吉雄」発展に今日まで尽力されたとして松本一男氏(渡島蔬菜農協組合長)の表彰が行われ、はちろ吉雄連合後援会の松浦百秋会長から感謝状など贈られた。

 そして、主催者を代表して松浦会長があいさつ。「坂本龍馬は32歳の時に著書、冷眼しせいを書いて新しい時代を切り開いたが、今の若者、函館では20歳代の投票率が30%にも届かないという。今年は選挙、政治の年であり、日本の政治を変えるのは皆さんの一票一票。冷眼しせい、自覚による正しい目で判断してほしい」と語った。

 来賓代表では井上博司函館市長代理として梶原洋一助役が市長のメッセージを読み上げ、次いで、講演を終えたばかりの山口二郎北大教授が「運命は準備のよい人にめぐってくる、といった言葉があるが、鉢呂さんはじめ、民主党の方々には(来るべき総選挙に)しっかり準備してほしい」と小泉内閣に変わる民主党政権誕生への期待感を語った。

 また、同僚の金田誠一衆院議員(道比例区)は「昨年は(衆院農水常任委員長として)多くの『鉢呂法案』の成立をみた。今度は国土交通委員会の筆頭理事就任となり、地域の抱える大きな課題が山積している中、最も頼りになる立場にいる。地元で地を這うような活躍があって中央でも活躍している鉢呂さんであり、今後さらなる活躍、発展を期待したい」とエールを送った。

 農民運動家として活躍し、自ら「私は百姓」と公言。つい最近、全国比例で繰り上げ当選したばかりの信田邦雄参院議員もかけつけてあいさつ。「私はまだ政治家になって3〜4カ月で、政治の師は鉢呂先生であり、毎日鉢呂さんのところに行っている。現場を一番よく知っているのが鉢呂先生で、相当ねばり強く、バイタリティあふれている。私の北見の百姓であり、第一次産業こそこれから新しい発展の時代に入ると考えている。一次産業の発展は観光問題の発展でもある。鉢呂先生と一緒になってやって行きたい」などと述べた。

 これらを受けて鉢呂吉雄衆院議員が謝辞並びに年頭のあいさつを行い、管内を歩き回っての、郡部を含む最近の厳しい経済・雇用状況などにふれたうえで、
「この木曜日、通常国会最初の委員会で政治の最高の立場にある者が(公約やぶりは)大したことないなどと言ったが、大したことなくとも、政治の最高責任者として責任を取るべきだ」

「そして、今通常国会でやるべきことは、ドン底の景気を立て直すための景気対策であり、それには先ほどの講演でもあったように人を育てるための事業に特化すべきで、能力開発をやるべきと思う。加えて、国民にとって必要な事業を積極的に進め、雇用の確保を図るという方向に大転換すべきと考えている。この意味でもこれからは市町村のアイディアが問われている」

「また、今年は4月に統一地方選があり、今度の統一地方選では、うちのまちはこういうことをやりたい、やるということでの、本当の意味での政策論議をしてほしい。知事選挙もあり、上から高級官僚が降りてきて知事になるなどというのは過ぎ去った20世紀のことであって、これからは道民自らが北海道をつくる、自分たちで考え、自ら決めて行くという時代だ。この点からも道議会で第1与党目指すということで道議選(函館市)では3名を立て、1人区の桧山でも候補を立てて戦っている。どうか是非とも力強いご支援をお願いしたし、私どもの総選挙も今年はある。このためにも通常国会では民主党が反転攻勢に出て、政権交代を確かなものにしたいと考えており、これまで以上の変わらぬご支援をお願いしたい」と呼びかけた。

 鉢呂衆院議員にあっては、55歳になったばかりということで、話の中では「55歳で、ゴーゴーはちろ、ということでますます励みたい」などとも語り、会場を沸かせた。

 祝杯は鉢呂衆院議員の地元、今金町の村本光夫町長、最後の乾杯は連合渡島地協の渡部正一郎会長の音頭で行われた。
(1.25)


金田誠一衆院議員「新春の集い」大盛況開催
菅直人代表かけつけ、約2千2百人出席!
菅代表「明日から本場所を迎える心境」
金田氏「これからは皆さんに心配かけることは一切しない。民主党の王道を歩む。
日本は英国・ブレアの『第3の道』を目指すべき!」
/ほか単独比例問題にも言及


 金田誠一民主党衆院議員(北海道比例区選出、当選3回)恒例の新年交礼会「2003新春の集い」が、19日午後1時からホテル函館ロイヤルで盛大に開かれた。金田氏とは「さきがけ」時代からの盟友という菅直人代表が来函し、かけつたこともあって、同ホテル3階の大ホールは満杯、2階の中宴会場にも第2会場が設けられるなど約2千2百人の支援・支持者が集まった。

 大巻忠一金田誠一連合後援会会長の主催者あいさつの後、金田氏、来賓の菅代表、鉢呂吉雄民主党衆院議員が大きな拍手の中、入場。最初に昨年2度にわたるすったもんだの民主党代表選のすえ就任した菅代表があいさつし、

「明日(20日)から(代表になって最初の国会という)本場所を迎える心境で、期待と不安が入り交じった感じだが、『市民が主役』という考え方に立って、私自身の責任で明確な考え方を打ち出し、責任ある政党の姿勢を示したい。今年中には必ず解散・総選挙がある。なんとしても北海道の民主党が中心になって、小泉デフレ内閣に変わる民主党中心の政権を作れるよう皆さんの特段のご支持・ご支援をお願いしたい」などと訴えた。

 次いで、函館・道南の道8区にあって二人三脚で総選挙を勝ち抜いてきている同僚の鉢呂吉雄衆院議員(道8区選出、4回当選)が、明日から始まる国会に関連し、「今、最も重要な課題は雇用の問題であり、日本経済の再生問題だ」などとあいさつした。

 そして、金田誠一衆院議員が演壇に立ち、
「これからは皆さんに心配をかけるようなことは一切しない。民主党・菅内閣の誕生のために全てを注ぐ。小泉改革は私も懇意にしている京大の先生が『20年遅れのサッチャー(英国元首相)改革だ』と言っているが、全く同感だと思っている。サッチャーは人頭税で首になったが、今、小泉政権の回りでは消費税の毎年アップの16%ということを言い出している。日本はアメリカ型の新保守主義、新自由主義ではなく、ヨーロッパ型の自由主義であるべきで、英国のブレア労働党政権が打ち出している『第3の道』こそ目指すべきと確信している。この『第3の道』の条件を整えることが私に課せられた指名だと考えている」とわが国政治の目指す方向、考え方を示し、また、単独比例候補を認めないという党方針に言及し、

「比例の問題で皆さんからどうなるのかと聞かれるが、かっての中選挙区・3人区で民主党から鉢呂代議士と私の2人という選挙区は全国どこにもない。鉢呂代議士にあっては2度にわたる厳しい選挙戦に挑戦し、勝ち抜いてきている。私も出来ることなら変わりたいと思い、日々がんばっているが、より強い候補が(小選挙区に)出るべきだということであって、まだ力不足であり、少しでも(力を)高めて行くことが指名と心得ている。党がどのような任務を与えようと、皆さんの期待に背かないように頑張って行く。党にも必ずや理解していただけると思っており、そう信じている」と語り、最後に、

「民主党の王道を歩み、政権交代・菅内閣誕生に一生懸命励むので皆さんの一層のご支援・ご支持を賜りたい」とあいさつした。

 この後、4月に迫った統一地方選民主党公認・推薦候補として、道議選函館市の平出陽子、斉藤博、阿部義人各氏3人はじめ、同渡島の岡田俊之氏、同桧山の福原賢孝氏、など各級選挙の立候補予定者が金田氏、菅代表、鉢呂氏らとともに演壇に上がり、代表して平出道議があいさつ、祝杯し、宴入りとなった。

 祝杯の直後、菅代表、金田、鉢呂両衆院議員は2階の第2会場に移動して、改めてそれぞれあいさつした。
 最後の乾杯は渡部正一郎連合渡島地協会長によって行われた。
(1.19)


『市民党』の立場を明確にしているとし井上市長2選出馬を支持し、
独自候補擁立見送り・断念を正式決定/民主党北海道第8区総支部・同党函館支部

「厳しい経済・雇用状況を打開すべく総力を尽くすべき」


 民主党北海道第8区総支部・同党函館支部は、19日午前9時からホテル函館ロイヤルで常任幹事会を開き、4月の函館市長選の対応について、
「井上博司市長は2選出馬に当たりどの政党の推薦も受けないとし、改めて『市民党』の立場を明確にしており、井上市長の政策との間に対立軸を明確にする争点は見出しにくく、また、現下の厳しい経済状況においては一致してその打開に総力を尽くすべき時期であると認識する」として独自候補擁立を見送り・断念し、支持することを決定、記者会見して発表した。

 会見で鉢呂吉雄同第8区総支部長(衆院議員)は「いろいろ意見はあったが、政策的に決定的な対立はなく、この厳しい経済状況を打開すべく総力を尽くすべきとの考えに至った。連携を保ながら支持するという立場で臨む。リーダーシップを持って新たに市政をやってほしい」とし、高橋亨幹事長(函館市議)は「12月議会などを通して基本スタンス、考え方を問うてきており、別に政策協定を結ぶことは考えていない」と語った。

 20日の井上市長連合後援会の事務所開きには、民主党函館支部の役員関係者が出席する。
(1.19)


函館市長選/民主党、独自候補擁立見送り
〜19日の常任幹事会で最終決定〜


 民主党函館支部は先般までに、4月の函館市長選に関して独自候補擁立を見送ることを固めた。この19日午前9時からホテル函館ロイヤルで開く常任幹事会で最終決定する。

 同支部は、まず道議選函館市の対応について長きにわたる議論、紆余曲折の末、昨年秋に前回同様の3名擁立を決定し、その後、市長選問題を協議、年明け後も「2回ほど論議してきた」(高橋亨同支部幹事長)。
 この結果、井上博司函館市政に大きな失政はなく、市民党を名乗って、政策的にも同調できる面が多いなどとして、一部に擁立論があるものの、有力な候補者も見当たらなく、独自候補の擁立見送り、断念が固まった。

 今回は市民グループなどの関係でも候補擁立の動きはなく、また、市長選で勝算もなくいたずらに波風立たせるよりも道議選での3名当選に全力を上げるべきとして、民主党サイドの擁立見送りは以前から大きな流れ、既定の方向になっていた。20日の常任幹事会では井上市長支持問題も含めて最終的な対応を決める。

 民主党同支部の市長選候補擁立見送りは、近年の選挙では故木戸浦隆一前市長の2選時(1990年)にある。4月の市長選に対しては、すでに現職の井上市長が再選出馬を表明し、20日に連合後援会の事務所開きが予定されている。

 市長選に対しては共産党が候補擁立の方針で支援団体と協議を進めている。
(1.16)


今月25日に鉢呂吉雄衆院議員・政治生活13周年「新春の集い」
第1部・山口二郎北大教授 講演会、第2部・新春パーティー


 道8区選出の鉢呂吉雄衆院議員の政治生活13周年「新春の集い」が、1月25日(土)午後、函館国際ホテルで2部構成で開かれる。

 まず同日午後4時から第1部として山口二郎北大教授(北大大学院法学研究科)を講師に同ホテル2階・高砂の間で講演会を開催する。「日本政治の危機と北海道」と題して山口教授が講演する。

 第2部が新春パーティーで、午後6時から2階の天平の間(大ホール)。
 いずれもはちろ吉雄連合後援会(松浦百秋会長)の主催で、会費5千円。
(1.8)


畠山博氏、新年交礼会で
「皆さんの思いを私に託していただきたい」と支持を強く訴える!

佐藤孝行
前衆院議員もかけつけて、4年前の市長選に言及し
「当時の卑怯なやり方には今でもはらわたが煮えくり返る。人間の怨念は忘れることが出来ない。
汚点を晴らすべく、犬馬の労をとって、男の魂を持って先頭に立って私も頑張る」
と怨念ぶちまけ、畠山氏支援を言明


 3カ月余に迫った統一地方選・道議選函館市(定数6)でカムバックを目指す畠山博前道議の新年交礼会が、6日午後6時からホテル函館ロイヤルで開かれ、畠山氏は、
「今、政治も経済も混乱しっぱなしになっているが、もうそろそろ、どこかでこの混乱を打ち切らなければならない時期だと思う。こういう時代もあったのかということで困難な今を乗り越えて、新しい世代にバトンタッチしなければならなく、その一歩が今年の選挙だと考えている。新しい函館、新しい道南、新しい北海道、そしてこの函館より大きな息吹を示すために、皆さんの思いを私に託していただきたい」と支持・支援を強く訴えた。

 恒例の交礼会は畠山博連合後援会の帰山一弥会長のあいさつで始まり、この中で同会長は「むずかしい選挙になろうと思うが、大きな渦にしてもらって波を起こしながら応援していただきたい」と呼びかけた。

 井上博司函館市長の代理としての石井直樹収入役のあいさつ、そして佐藤孝行前衆院議員もかけつけ、「男の魂を持って先頭に立って私も頑張るので、皆さんも一生懸命(畠山氏を)応援して下さい」と訴えた。

 で、佐藤氏にあっては、あいさつの冒頭から4年前の保守分裂となった函館市長選を持ち出し、畠山氏を担いだ経緯をるる説明し、
「当時、いろいろと全てあたってみた結果、誰も他に立候補する人がいないということで、この際は道内他都市のように道議会議員からということで本人(畠山氏)を説得して市長選に出した。ところが、私が一旦東京に戻りすぐに帰って来てみると、卑怯にして別に候補(井上現市長、当時助役)を出し、これには今でもはらわたが煮えくり返る。裏切りの最大のものであった。返す返すも自分の責任であるから、(畠山氏には)申し訳なく思っている」と語り、

「今度は正義の旗をかかげて道議選に出馬するということで、全力を尽くして応援させていただく。人間の怨念は忘れることが出来ない。汚点を晴らすべく、犬馬の労をとって、男の魂を持って先頭に立って頑張る」とまなじりを決して捲し立て、畠山氏支援を言明した。

 佐藤氏は、前日(5日)の自らの連合後援会の新年交礼会でも井上市政に対して、旧青函連絡船「摩周丸」の第三セクらー・函館シーポートプラザからの買収などを取り上げて強く批判しており、この日の畠山氏の交礼会における演説も含め、4年前の市長選からの「怨念」「対立」の深さを示すものとなった。
(1.6)

賑やかに函館市年賀会/昨年より多い1千2百人が出席
井上博司市長「合併も選択肢の一つで、関係町村とはよく話し合う」と積極姿勢


 仕事始めとなった6日、函館市年賀会が午前11時から函館国際ホテルに1千2百人が出席して賑やかに開かれた。

 国歌斉唱のあと、念頭のあいさつに立った井上博司市長は、昨1年間を振り返ったうえで、
「新しい年が実りある年になることを期待している。今年は未来大学の大学院の4月開設、6月には待望の函館駅新駅舎がオープンとなり、来年には広場の整備も成って函館の顔が新しく生まれ変わる。そして本年は、新幹線の青函同時開業を確かなものとする正念場の年であり、交通体系の整備から高速道路建設もさらに進めなければならない」とし、

「市の総合保健センターが4月にオープンし、平成17年の完成目指して中央図書館の建設も始まる。さらには観光の振興、人材の育成、教育・文化の振興、生活環境の整備、というように引き続いて力を注いで行きたい」と語り、加えて、

「一方、これまでにも増して行財政改革を進め、行政能力の向上を図って行くことが必要で、地方分権を背景に市町村合併問題では近隣町村との合併も選択肢の一つと考えており、関係する町村とはよく話し合いを進めて行きたい」と合併問題に積極的に対応する意向を示した。

 このうえで、
「これまで以上に柔軟な発想のもとで、英知と創造力を結集し、市の発展に最善の努力をして行く所存である」と述べた。

 次いで、祝辞として岩谷正信函館市議会議長、高野洋蔵函館商工会議所会頭からあいさつがあり、松田渡島支庁長の「おめでとうございます」で乾杯、各テーブルまわりでに賑やかに新年のあいさつが交わされた。
 出席者は昨年を上回る約1千2百人で、会場は満杯。景気低迷を吹き飛ばすほどの大盛会ぶりであった。
 
 最後は沼崎弥太郎函館商工会議所副会頭の発声で函館市の発展を祈念して高らかに「バンザイ」を三唱した。
(1.6)