函館電子新聞
ニュースファイル/03(H15)-10-12


延期になっていた西桔梗大型ショッピングセンター出店問題に係わる
損害賠償請求訴訟の第2回公判 年明け1月20日に決定!
〜原告側は被告側の主張に全面反論する詳細な証拠書類等をすでに用意〜


 函館市西桔梗の産業道路沿いにおける大型店舗建設計画問題で、地元デベロッパーの(株)商工企画(原告)が地主の函館市西桔梗の農業・前川繁夫、上磯町七重浜4丁目の旅館経営・上磯町議、寺澤十郎、函館市田家町15ー18、函館北郵便局勤務の公務員、葛葉勇の3氏を函館地裁に訴えている損害賠償請求訴訟は、去る12月10日に予定されていた第2回公判が原告側代理人・弁護士(札幌弁護士会所属)の失踪ー行方不明(その後死亡が判明)で延期になったが、年明け1月20日(火)午後4時から第2回公判が同地裁民事部で開かれることに決まった。
 原告側・商工企画の新しい代理人にはこれまでに、東京文京区の伊藤伴子弁護士の就任が決定を見ている。

 この西桔梗大型ショッピングセンター出店問題は、原告側・商工企画が、5年近く前から市街化調整区域の市内西桔梗(約3万6千坪)で、地主・地権者全員の同意を得、大地主2人と共に地権者有志代表として大型店建設に係わる開発行為許可申請願いを行い、都市計画法に従い順次、行政(函館市及び道)の承認を得て、本申請・開発許可取得直前までに至っているにもかかわらず、前川、寺澤、葛葉の被告3名が「許可取得に必要な最後の本申請に関わる開発行為施行同意書を提出せず、この結果、大型ショッピングセンターの建設が不可能になった」として3氏を訴え、これまでに要した諸費用(諸経費のみ)としての事前調査費、設計業務委託費、地質調査費用の合計5千835万円の支払いを求めている裁判。

 この損害賠償請求に対して、第1回公判では被告3名の代理人(弁護士)から、「被告はイオン(当時ジャスコ)に出入りの不動産業者である協永企画(株)に対して同意書(売買同意書)を出した。ジャスコ及び協永企画が大型商業施設を開発するために、成否未定の本件計画の推移を見極めるべく同意したのに過ぎなく、その同意は土地を売却する意志まで含まれていない。原告・商工企画が開発交渉を行うのであればそもそも開発行為に同意しなかった」などとする答弁書を提出、さらに被告代理人は、関連して同意書の原本確認、協永企画と原告・商工企画との繋がりなどを明らかにするように求めた。

 このため、原告側はこれら被告側の主張に全面反論する詳細な証拠書類等をすでに用意し、1月20日開廷が決まった第2回公判に提出する運びになっている。

(15.12.26)


公立はこだて未来大学の次期学長に51歳の独立行政法人・産業技術総合研究所
サイバーアシスト研究センター長の中島秀之


 公立はこだて未来大学は19日午後、同大学学長選考規定に基づき学長選挙を行い、独立行政法人・産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長の中島秀之氏(51歳)が過半数を獲得して次期学長に当選、選出された。

 中島氏は、来年3月一杯で任期満了に伴って退任する伊東敬祐現学長(初代学長、68歳)の後任として来年4月1日付で2代目学長に就任する。

 同氏は昭和52年3月、東大工学部計数工学科を経て、東大大学院情報工学専門課程博士課程修了、工学博士。昭和55年4月、津田塾大非常勤講師、同58年4月から通産省工業技術院電子技術総合研究所(現在、構造改革によって産業技術総合研究所)。東京工大や電気通信大学、大阪大学、筑波大学、日大、東大などの非常勤講師を務め、この間、スタンフォード大学の客員研究員、北陸先端科学技術大学の客員教授、同教授。

 現在は東大非常勤講師、北陸先端科学技術大学客員教授の一方で、独立行政法人・産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長を担っている。東京都江東区青梅2−79に在住。兵庫県西宮市出身。

 51歳という若手の学長登場となったわけで、今後、開学4年を経た未来大をどのように持って行くか極めて注目される。

 今回の学長選挙には、中島氏ほか、現未来大教授の上田よし亮(よしすけ)氏(66歳)、宮本衛市氏(63歳)が立候補、3人によって選挙が行われた。

(15.12.19)


後れを取ってはならないとして「はこだてフィルムコミッション」設立
〜会長に沼崎弥太郎函館国際観光コンベンション協会会長〜
ロケーションの誘致、支援、環境づくりを推進
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さっそく明後日・19日に設立記念イベント「森田芳光監督 トーク&シネマの夕べ」開催
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 「函館の優れた映像資源を生かし、映画やTVドラマなどのロケーションの誘致・支援に官民上げて積極的に取り組み、ひいては観光客の入り込みにつなげようと、「はこだてフィルムコミッション」が設立の運びとなり、その設立総会が16日、函館市役所で開かれ、会長には函館国際観光コンベンション協会の沼崎弥太郎会長が就任、本年度の事業計画などを決めた。

 函館市、函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会、函館青年会議所、函館文化・スポーツ振興財団の5団体で構成し、理事には各団体の事務局長や理事長、専務理事、市商工観光部担当者が参画するなどして発足した。

 函館は近年、映画やテレビドラマの舞台によく取り上げられ、函館観光に大きく役立っているが、フィルムコミッションの設立は昨今、道内の主要観光都市で進んでおり、これらの動きに遅れを取ってはならないとして設立された。

 今後の事業としてロケーションの誘致、支援、環境づくりの3点を柱とし、誘致ではCDーRON(1千枚)や名刺型CDーRON(5百枚)による「はこだてロケーションガイド」の作成、ホームページの開設、映画会社やテレビ局等を訪問してのPR活動。

 支援事業ではロケに関する問い合わせ、相談への対応、受け入れ、環境づくりではコミッション設立記念イベントの開催、ロケ地情報の収集、ロケ支援企業・エキストラ登録の集約、関係団体との連携を上げている。

 設立記念イベントについては、さっそく今月19日に「森田芳光監督 トーク&シネマの夕べ」を開催。森田監督の講演と映画「キッチン」の上映が行われる。場所は市営函館競輪場2階テレシアター。

(15.12.17)

西桔梗の大型店舗建設計画に絡む損害賠償請求訴訟事件の第2回公判延期
原告側、失踪の弁護士(札幌)を解任し、新たに東京の弁護士を選任!

 函館市西桔梗における大型店舗建設計画(ポスフール計画の大規模ショッピングセンター)問題で、地元デベロッパーの(株)商工企画(原告)が寺澤十郎氏他2名を函館地裁に訴えている損害賠償請求訴訟は、この12月10日に、第2回公判が開かれる予定であったが、原告側の代理人であった岩城弘侑弁護士(札幌弁護士会所属)が失跡し、行方不明になっていることから、10日の公判は延期になった。

 原告の商工企画は、函館地裁に対して岩城弁護士の解任届を提出する一方、新しく伊藤伴子弁護士(東京都文京区)を選任し、同地裁に申し出た。
 第2回公判は年明け1月に開廷されるものとみられる。

(15.12.15)

未来大・学長選挙に、上田、中島、宮本の3氏が立候補
今月19日に同大教授・助教授・講師の56名によって投票・選出


 伊東敬祐初代学長(68歳)の来年3月一杯での任期満了に伴う退任発表があった公立はこだて未来大学で、次期学長を選ぶ選挙管理委員会が5日、設置され、選考規定に基づく同大学学長選挙が同日、告示となり、推薦委員会から推薦された次の3氏が立候補した。

▽上田 よし亮(よしすけ)氏 66歳 函館市青柳町8−8   
               現職/公立はこだて未来大学教授

▽中島 秀之氏        51歳 東京都江東区青梅2−79
               現職/独立行政法人 産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長

▽宮本 衛市氏        63歳 函館市五稜郭町33ー9
               現職/公立はこだて未来大学教授

 上田氏は京都大工学部卒で、同大学名誉教授を経て、平成12年4月から未来大教授。中島氏は東大工学部卒で、東大非常勤講師、北陸先端科学技術大学客員教授を勤める一方で現職。宮本氏は北大工学部卒で、同大学大学院工学研究科教授を経て、平成12年4月から未来大教授。

 選挙の投票日は12月19日午後3時から未来大5階会議室で行われ、過半数を得た者が次期学長に選出される。過半数を得る者がいない場合は上位2名で決選投票を行い、過半数を獲得した者が次期学長になる。
 選挙人、すなわち選挙資格者は未来大学の教授、助教授、講師の56名。

(15.12.5)

未来大の伊東敬祐学長、来年3月末の4年間の任期満了をもって退任
「4年経って大学もある程度評価され、この際は新しい風を!」
〜明日・5日の次期学長選出・選挙告示を前に発表〜

開学準備段階から中心的な役割担い、今日軌道に乗せるまで大活躍

 公立はこだて未来大学の伊東敬祐学長(68歳)は4日午後、函館市役所で記者会見し、来年3月末の任期4年間の満了をもって退任することを発表した。
 同大学では明日・5日に、次期学長を選出する選管が設置され、教授会を経て告示となることから、伊東学長にあっては次期学長に立候補し選出されれば、あと1期2年間学長をやれる規約になっているが、この学長選挙告示を前に進退を明確にした。

 伊東氏は東大工学部卒。平成11年春に神戸大理学部名誉教授から白羽の矢が立つ形で、公立はこだて未来大学初代学長予定者に起用され、未来大開学と同時の平成12年4月から学長に選任されて就任。開学の準備段階から全般にわたって中心的な役割を担い、軌道に乗ってきた今日まで大活躍してきた。学内外から親しみある学長として広く慕われ、大いに評価されている。

 退任発表で伊東学長は、「未来大が開学して4年経ってある程度評価されてきて、任期も4年なので、この際は新しい風を入れるのがよいのではないかと思い、退任を決めた。大学が出来て函館のまちが変わったと言われるように、少しはその芽が出たのかなと思っている」と語った。

 未来大の立ち上げに苦労したことはとの問いには、
「優秀な教員をリクルートするのが大変であったが、よい教員が揃ったし、最初の学生の応募についても10倍の志願者があって安堵した」とし、「この上はまだまだやり切れていない部分もあり、大学の成長率ということでは今後もっともっとよくなって行くと思っている」と述べ、
 思い出としては、ACM国際大学対抗プログラミングコンテストアジア大会において一年生だけからなる未来大チーム「FUNctions」が見事ランキング11位を獲得したこと、学生たちが大門祭を企画・開催し、まちの人たちが学生たちに何かと声をかけてくれたこと、また最近のニュースである衛星を使った未来大と国交省共同の「新鉄道保安システム」プロジェクトなどを上げ、
「4年経っていろいろなものが形になってきた」とし、「さらに積極的にチャレンジし、将来、いろいろなところでリーダーになるように励んでもらいたい。これからは入口の努力から出口の努力をしてほしい」と語った。 

 来年春、初めての卒業生を出すことに関連し、「就職は現在80%が内定し、コンピュータ関係、首都圏がやはり多い」ことも明らかにした。

 未来大の学長任期は、1期目は4年間で、さらに選出されるともう1期2年間、計6年間できる。

(15.12.4)


西桔梗・産業道路沿いの大規模店舗出店問題に係わる
損害賠償請求訴訟 第1回公判開く!
〜函館地裁民事部〜

 函館市西桔梗・産業道路沿いにおけるポスフールの大規模店舗出店問題で、開発許可取得のための最終書面の施行同意書を提出しない地主3人が訴えられた損害賠償請求事件の第1回公判が、5日午後2時から函館地裁民事部で開かれた。

 訴えたのは、4年余前から市街化調整区域の該地(約3万6千坪)で地権者全員の同意を得、大地主2人と共に地権者有志代表として開発行為許可申請を行ってきている(株)商工企画(本社・函館、湯澤勝芳社長)。訴えられたのは地権者有志代表の1人でもある函館市西桔梗の農業、前川繁夫、上磯町七重浜4丁目の旅館経営・上磯町議、寺澤十郎、函館市田家町15ー18、函館北郵便局勤務の公務員、葛葉勇の3氏。

 原告の(株)商工企画は、前川、寺澤、葛葉の被告3名に対して「函館市から開発許可取得が出来る直前になって開発行為の施行同意書を提出せず、この結果、大型ショッピングセンターの建設が不可能になった」としてこれまでに要した諸費用としての事前調査費、設計業務委託費、地質調査費用の合計5千835万円の支払いを求めている。

 この損害賠償請求に対して、この日の第1回公判では前川、寺澤、葛葉の被告3名の代理人(弁護士)から、「被告はイオン(当時ジャスコ)に出入りの不動産業者である協永企画(株)に対して同意書(売買同意書)を出した。ジャスコ及び協永企画が大型商業施設を開発するために、成否未定の本件計画の推移を見極めるべく同意したのに過ぎなく、その同意は土地を売却する意志まで含まれていない。原告・商工企画が開発交渉を行うのであればそもそも開発行為に同意しなかった」などとする答弁書を提出した。
 さらに被告代理人は、関連して同意書の原本確認、協永企画と原告・商工企画との繋がりなどを明らかにするように求めた。

 そして、次回公判を12月10日午後2時から開くことを決め、第1回目で出された被告の答弁書並びに求めに対して原告側が答弁書等を提出することになった。

 原告側・代理人(弁護士)は、原告・商工企画が地主・地権者の全員同意と要請に基づいて進めてきた一連の開発行為申請の手続き経緯を証拠書類を添付しながら詳細に提示するとしている。

(15.11.5)