函館電子新聞
ニュースファイル2003.5





副議長に、当初から候補に上がっていた北原善通氏を選出
議運委員長には高橋亨氏、副委員長は井田範行氏
/市議会臨時会、15日夜

 【続報】15日に開会した選挙後初の函館市議会臨時会は、副議長の人選に関し、断続的に代表者会議を行い、同日夜に入ってようやく、当初から第2会派の「はこだて市民クラブ」が候補に上げていた北原善通氏(66歳、当選7回)を選出することで各党派間の調整がついて合意、同氏を選んだ。投票結果は29票であった。

 また、副議長に次いで議会運営委員会のメンバーも決め、委員長には予定通り第1会派、民主・市民ネットの高橋亨氏(49歳、当選4回)を選び、副委員長には第2会派、はこだて市民クラブの井田範行氏(45歳、当選2回)を充てることを決めた。

 臨時会は16日も開かれ、函館湾流域下水道事務組合議会議員、函館圏公立大学広域連合議会議員の各選挙、農業委員の推薦、各常任委員会の委員並びに委員長などを決める。
(5.15)


34人の議員、晴れ晴れと!〜市議会臨時会開会〜
新議長に福島恭二氏を選出 副議長選出は午後に持ち越す


 4月の選挙後、初の函館市議会臨時会、15日午前10時から開かれ、午前中は新議長に民主・市民ネットの福島恭二氏(63歳、当選6回)を選出しただけで、副議長選挙は午後に持ち越した。

 臨時会開会に先だって2選を果たした井上博司市長があいさつに立ち、「再選され、その使命と責任を重く受け止め、市政の進展に努めたい。変わり行く時代にあって勇気を持って市政に全力で取り組む」と述べた。

 この後、34人の全議員で最長老ということから無所属の黒島宇吉郎氏が臨時の議長を務めて開会を宣言、会期を15、16日の2日間と決定し、休憩を挟んで議長選挙に移った。
 そして記名投票の結果、投票総数34票中、有効票33票・無効票1票で、福島恭二氏が32票、高橋亨氏(民主・市民ネット)1票で福島氏を新しい議長に選出した。

 これを受けて、福島新新議長があいさつし、
「大変光栄に存じます。2度目の就任となるが、市政を取り巻く状況は大きく変化しており、地方分権の時代を迎えて自主自立が求められている。責任の重さを十分に感じ、身の引き締まる思いです。当市が抱える課題は数多くあり、道新幹線の青函同時開業を実現するため全力を上げなければならなく、高速交通網の整備・促進、市町村長の合併問題、国際水産・海洋都市構想の具現化など、浅学非才であるが、皆さんのご指導を得ながら全力を尽くす決意です。時代のニーズにマッチした議会改革にも努め、市民の付託に応えて行きたい」
 と就任に当たっての決意を力強く語った。

 この後、再度の休憩に入り、副議長の人選、各党派間の調整などに入った。

 議長に選ばれた福島氏は、木古内町生まれの63歳。昭和37年函館市交通局に入り、同労組委員長など務めた後、昭和58年に市議初当選。以来、6回連続当選し、この間、議運副委員長や決算委員長などを経て、平成7年に議長。今度で2度目の議長就任。
(5.15)


明日・15日と16日、選挙後初の市議会臨時会
議長に福島恭二氏選出へ/副議長には北原善通氏を軸に調整


 4月の選挙後、初の函館市議会臨時会が、15日と16日の2日間の予定で開会される。
議長・副議長の選挙、議会運営委員の選任、監査委員の選任の同意、農業委員の推薦、各常任委員会委員の選任、専決処分の報告、ほかの議題が予定されている。

注目正副議長の選出では、議長に最大会派の民主・市民ネットが福島恭二氏を推すことを決定し、各党派間で異論なく、6年ぶり2度目の議長就任が確実になっているほか、副議長候補には第2会派のはこだて市民クラブが北原善通氏を軸に調整を行っている模様にあるが、流動的な面も指摘されており、これらから初日・15日は午前10時開会で井上博司市長のあいさつに引き続いて、まず「福島議長」を決めた後、休憩に入り、各党派間の調整になるのではとの観測も出ている。
(5.14)


最大会派の民主・市民ネット、議長候補に福島恭二氏を決定!
議運委員長には高橋亨氏、監査委員に石井満氏を推すことも

副議長は第2会派になった「はこだて市民クラブ」からで
当選回数・キャリアからして候補一番手は北原善通氏か


 これまでと同様に市議会の最大会派になることが確定した民主党・連合陣営の「民主・市民ネット」(10人)は、7日正午から開いた議員団総会で同会派として議長候補に福島恭二氏(63歳、当選6回)を推すことを決めるととともに、議会運営委員長に高橋亨氏(49歳、当選4回)、監査委員に石井満氏(64歳、当選6回)を推すことも合わせて決定した。

 ネット内では最大会派となって以来これまで、当選回数の多い(当時4回以上ということを申し合わせ)福島氏、石井氏、熊坂成剛氏、岩谷正信氏という順番で議長を出してきた。
 今回、市議選を経て当選回数では高橋亨氏が4回当選(うち補選で1回当選)ということになったが、高橋氏は歳・格好などからして会派幹事長として、また、まだやっていない議運委員長として活躍してもらうことになり、この際は福島氏ら6回当選の議長経験のベテランに再度やってもらうことでまとまり、4人の中で最初に議長になった福島氏が指名される形になった。

 福島氏は、すでに知られるように市交通労出身のベテラン議員で、ネット内では現実的、柔軟性を持った考え方の議員として定評があり、民主党函館の副代表も担っている。なかなかの好人物、人柄など相まってうけはよく、市理事者との関係も良好。今回の選挙前からネットが引き続いて最大会派になった場合の議長最有力候補といわれていた。
 このため、第1会派から議長を出すということで、各党派ともに総じて異論はないものと目されている。

 ただ、保守系会派の一部議員などから「この際は第2会派、第3会派となった保守系の2会派が連立を組む形で『2・3位連合』を持って議長を取ることを考えるべきでないか」などの声も水面下で出ている様子もある。
 しかし、「第1会派から議長を出すことはこれまでの慣例であり、常識的なこと。これを壊しては正常な議会運営は極めて困難になる」(議会関係者)といわれ、まだ一部の話・意見の域を出ていない。

 一方、副議長については、今度、第2会派になった保守系非自民の「はこだて市民クラブ」(7人、会長・小野沢猛史氏)から出すことが確実視されており、ここでは当選回数、キャリアなどからして北原善通氏(66歳、当選7回)が一番手といわれ、一方で同会派の幹事長になった能登谷公氏も意欲を持っているのではないかなどと取り沙汰されている。さらには、会長になった当選5回の小野沢氏云々もないではない、といった様子にもなっている。

 2年前に保守が再分裂したことから5人の第2会派に躍り出て、副議長ポストを射止めた公明党は、今回は第4番目の会派となり、なおも副議長を取るなどの話はなくなっている。
(5.8)


新会派構成が確定し、会長、幹事長など決定!
保守系の非自民系新会派7人の名称は「はこだて市民クラブ」
自民系新会派6人は「市民自由クラブ」

 函館市議会の各党会派の総会が6日、相次いで開かれ、会長、幹事長などが決まった。

 保守系では非自民党系の小野沢猛史氏ら7人が集まり、新会派の名称を「はこだて市民クラブ」とすることを決め、会長に小野沢氏、副会長に桶本建郎氏、幹事長に能登谷公氏を選んだ。自民党公認で出馬し、6回目当選の久保幸一氏は同日までに自民党に離党届けを提出した。

 保守系のもう一つ、自民党系の白崎憲司郎氏らを中心とする新会派は新人の金沢浩幸、佐古一夫両氏を含む6人で正午過ぎに初の総会を開き、会派の名称を当初考えていた「自民党・市民連合」ではなく、「市民自由クラブ」にすることを決定。会長に浜野幸子氏、幹事長に工藤恵美氏を選んだ。

 一方、引き続いて最大会派になることになった民主党・連合系の「民主・市民ネット」(10人)も正午過ぎから議員団総会を開催し、会長は岩谷正信氏、副会長に石井満氏、幹事長に高橋亨氏を決めた。

 会派構成が決まったことで、今後の焦点は議長人事を初めとする主要ポスト人事に移る。

 以下、確定した市議34人の会派別内訳ー。

【民主・市民ネット/10人】
 熊坂成剛氏、石井 満氏、福島恭二氏、岩谷正信氏、
 高橋 亨氏、能川邦夫氏、阿部善一氏、板倉一幸氏、
 小山直子氏(新人)、斉藤佐知子氏(新人)

【はこだて市民クラブ/7人】
 本間 新氏、北原善通氏、久保幸一氏、小野沢猛史氏、能登谷公氏、井田範行氏、桶本建郎氏

【市民自由クラブ/6人】
 出村勝彦氏、浜野幸子氏、工藤恵美氏、白崎憲司郎氏、金沢浩幸氏(新人)、佐古一夫氏(新人)

【公明党/5人】
 瀬尾保雄氏、中江捷二氏、志賀谷隆氏、小谷野千代子氏、茂木 修氏

【日本共産党/3人】
 高橋佳大氏、丸尾隆子氏、市戸ゆたか氏(新人)

【無所属/3人】
 黒島宇吉郎氏、上谷俊夫氏、竹花郁子氏

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(5.6)