函館電子新聞
ニュースファイル/09(H21)-4-6

◆今年4月に発展的に改組し、スタートした
一般財団法人「函館国際水産・海洋都市構想推進機構」故沼崎弥太郎氏後任の
代表理事に木村孝男理事(函館商工会議所副会頭)就任
〜21.6.12午前、ホテルロワジール函館で開催の理事会で選任〜

評議会の評議員長には高野洋蔵函館商工会議所会頭が就任済み

(21.6.12)
(株)エスイーシー創業者・代表取締役社長 沼崎弥太郎氏社葬
何事にも手を抜くことなく全力投入した
経済界重鎮の死を惜しむ…
導師に、曹洞宗大本山永平寺御専使が来函、執り行う


 5月12日、79歳で逝去した函館商工会議所副会頭、函館国際観光コンベンション協会会長、(株)エスイーシー創業者・代表取締役社長の沼崎弥太郎氏の(株)エスイーシー社葬が6月3日、函館国際ホテルで執り行われた。

 葬儀には地元経済界はもとより、地域各界の人たち、エスイーシーの役職員、道内外の取引先関係者、友人など約1千人近く、加えて、同ホテルに設けられた第2会場にはエスイーシー社員650人が交替で参列、沼崎さんの死を惜しみ、最後の別れを告げた。

  ■  ■  ■

最後の最後まで
地域の発展に尽力した沼崎さん


 沼崎氏は、高齢とはいえ一代で道内有数のIT関連総合情報会社に育て上げ、発展させた会社経営はもとより、幾多の多忙な役職に全力を投入し、すこぶる元気であったが、2年前に肺ガンを発病し、手術の結果、半年ほどで健康を取り戻し復帰していた。ところが、この春の4月14日に急に調子が悪くなり、入院。加療中であったが、5月12日に肺炎のため帰らぬ人となった。

 社葬は同日午後1時から行われ、開式のことばに次いで、導師が入場。
 沼崎氏は非常に信心深く、道元禅師が開祖の曹洞宗の、函館の本山で、函館市内で最も古い寺院、そして東北以北最大の山門などでも有名な高龍寺(市内船見町)の責任役員総代を長年にわたって担ってきた。曹洞宗高龍寺をこよなく愛する希にみる大変な信徒であった。
 これらのことから葬儀の導師には、曹洞宗大本山永平寺(福井県)御専使が来函、執り行った。

 弔辞は、高龍寺責任役員総代の田中仁氏、函館市長・西尾正範氏、日本電気(株)特別顧問・NEC情報サービス事業グループ会長の藤江一正氏、それに友人代表として江差信金理事長の渡邊捷美氏の4名より拝受、各氏とも沼崎氏の多大なる業績、足跡等々を高く讃えた。

 次いで、350通以上に及ぶ弔辞の一部が拝読され、読経の後、参列者一人一人が供養を込めて焼香した。

 葬儀委員長あいさつでは高野洋蔵函館商工会議所会頭が、喪主の沼崎朋子夫人、長女の沼崎徳子さん、二女の浜谷利代さんのご遺族を伴い、「私ども経済界のみならず、様々な分野で大活躍された偉大な人物であった。道南のIT産業の振興・発展に貢献し、また函館国際観光コンベンション協会会長として観光都市・函館の礎を築き、函館の将来の産業の中心となる函館国際水産・海洋都市構想を立ち上げ、今年春には実現に向けて本格スタートとなる構想推進機構の代表理事に就任。まだまだ活躍してほしかった経済界を代表する大事な重鎮を失い、本当に残念で惜しんでも惜しみきれない」などと述べた。
  
▲葬儀委員長・高野洋蔵函館商工会議所あいさつ(写真上左)、遺族を代表して実弟の沼崎貞良さんがあいさつ(写真上右)

 遺族を代表し、沼崎氏の実弟、沼崎貞良さんが「兄はじっとしていられない性格で、仕事が趣味の兄にとって充実した人生だった思う。精魂込め、生涯をかけて作り上げ、愛してやまないエスイーシーであり、今年で40周年を迎えたが、この先、50年、100年と発展させてほしい」とあいさつした。
  
▲(株)エスイーシーを代表し永井英夫新社長があいさつ(写真上左)

 最後に、(株)エスイーシーを代表し、沼崎氏後任の代表取締役社長に就任した永井英夫氏(前専務、56歳)が「社長が亡くなったと聞いたときは目の前が真っ暗になった。人の縁、土地との縁を大事にする社長であった。いつまでも悲しんでばかりでいられなく、このような時こそ、役職員が一致団結して業務に励むことが沼崎社長の遺志に応えることだと思う。一生懸命がんばることを誓います」と決意のほどを語った。
 
(21.6.3)

函館商工会議所副会頭の沼崎弥太郎氏葬儀、
6月3日(水)午後1時から、函館国際ホテルで(株)エスイーシー社葬。

葬儀委員長・高野洋蔵会頭

(21.5.14)


【訃報】
函館商工会議所副会頭(平成3年10月から今日に至る)、
函館国際観光コンベンション協会会長(平成5年5月から8期)、
一般財団法人「函館国際水産・海洋都市構想推進機構」代表理事、
産学連携「クリエイティブネットワーク」代表幹事等々の
沼崎弥太郎(株式会社エスイーシー代表取締役社長)、
5月12日午後7時20分、急性肺炎のため逝去
79歳。葬儀の日程未定。
広く慕われた地元経済界重鎮の逝去。
経済界など各界に大きなショック!
人材難の函館・道南にとって、まさしくかけがえのない人失う。

(21.5.13)


<<<ニューストピックス>>>
丸井今井函館店とともにあった
大型店のグルメシティ北海道「五稜郭店」長年の営業に幕
(21.5.31午後6時)
〜旧ホリタ時代からの北海道・函館のスーパー発祥の地から姿消す〜
/閉鎖・撤退を惜しむかのように閉店時刻の18時過ぎになっても
若い人を中心に多くの市民が集まり、シャッターが降りるのを待つ
(写真・下/シャッターが降りた行啓通側・一番下写真右)

(21.5.31)


ナルミ、5月20日をメドに自己破産申請の見通し
すでに連鎖倒産続出し、今後更なる連鎖が懸念され、
函館の著名企業をはじめとして幾つもの企業名取り沙汰


 (株)ナルミ(桧山管内乙部町、資本金4、800万円、古畑篤社長)は、4月30日付で従業員36人を解雇し、事後処理を土谷修一弁護士(東京都中央区銀座6−13−4)に一任した。5月20日をメドに自己破産手続き開始を申し立てる予定。
 負債総額は、弁護士によると2009年3月末時点で約45億円、グループ会社入れると70億円を超え、今後さらに増える見通しという。

 同社は1912年(明治45年)6月創業。1959年(昭和34年)11月に製材業を目的に(株)乙部製材の商号で法人改組した老舗の建築資材販売業者。

 生コン、骨材、セメントの販売を主体に、建設・土木工事業にも進出し、90年6月には現商号の(株)ナルミに変更し、管内で業績不振に陥った企業に対して資金支援するなどの手法で傘下に入れ、業容を拡大、ナルミグループとして今日に至った。ピーク時の1995年(平成7年)3月期には北海道南西沖地震関連の災害復旧工事などの特需もあって年商98億円余を計上した。

 しかし、近年は公共工事の削減などの影響から、生コン需要の低迷や受注減少に至り、業績は低迷し、08年3月期にはピーク時半分の約49億2千万円、そして40億円台へと落ち込んだ。

 この間、金融機関からの借入が増大し、減収基調の中で金利負担が重荷となり資金繰りを圧迫していた。これには無理をした企業買収費用の調達も指摘されている。
 この3月末には不明朗、極まりない融通手形操作も露呈し、大型スキャンダル倒産の側面を見せている。

 桧山最大規模の地域総合商社グループの倒産で、すでに連鎖倒産が数社表面化しており、今後更なる連鎖が懸念され、函館の有名企業をはじめとして幾つもの企業名が取り沙汰されている。

 架空取引の融通手形がいいだけ出回った挙げ句の前代未聞の大型経営破綻で、影響はすでに桧山全域から渡島管内、そして函館にも波及、深刻な雇用問題相まって、パニック的な様相を呈している。

(21.4.30)




★8期16年務め、先般病気で亡くなった沼崎弥太郎会長後の
函館国際観光コンベンション協会の新会長に
木村孝男函館商工会議所副会頭
(函館空港ビルデング社長)を選任
<同協会通常総会・役員改選、09.5.26>

 副会長には小笠原憲生氏(JR北海道函館支社長)を新任したほか、
谷澤廣氏(函館市副市長)、金道太朗氏(函館湯の川温泉旅館協同組合理事長)、
寺坂伊佐夫氏(函館地区バス協会会長)の3氏を再任


(21.5.26)



評議員長に高野洋蔵函館商工会議所会頭(旧推進協議会会長)を選任
新たな発展段階に向けて
一般財団法人「函館国際水産・海洋都市構想推進機構」本格スタート
〜各種多彩な平成21年度事業計画などを決定〜
機構最初の事業として、
地域主体の取り組みを包括的・総合的に
国が100%事業費補助する「地方の元気再生事業」に
「はこだて『水産・海洋』で元気なまちづくり推進事業」を提案・申請


 平成15年の創設から7年目、函館国際水産・海洋都市構想推進協議会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)を解散し、一般財団法人「函館国際水産・海洋都市構想推進機構」に発展的に改組ー。
 4月10日(金)、ホテル函館ロイヤルで、函館国際水産・海洋都市構想推進協議会の解散総会が行われた後、函館国際水産・海洋都市構想推進機構(4月3日に函館市大町13番1号を主たる事務所として法人設立、代表理事・沼崎弥太郎函館商工会議所副会頭、伏谷伸宏業務執行理事・機構長)の設立時評議会が開かれ、評議員長に高野洋蔵函館商工会議所会頭を選任、新たな発展段階に向けて本格スタートした。

 一般財団法人としての同推進機構は、「函館国際水産・海洋都市構想のもと、函館地域の水産・海洋に関する恵まれた資源や潜在的な能力を活用し、函館を世界中から研究者が集う『国際的な水産・海洋に関する学術研究の拠点都市』とし、次代の水産・海洋分野の発展を担う人材の育成や革新的な技術、新産業の創出を通じた地域経済の活性化を図るとともに、地球規模の諸問題に対応する学術研究機能を構築し、人類の未来に貢献することを目的とする」としている。

 地元経済界が1、700万円(旧協議会から拠出)、函館市が2、000万円を拠出し、計3、700万円を基本財産として設立したもので、設立時評議会では平成21年度の事業計画を決定する一方、機構の最初の事業として長野章業務執行理事・副機構長が、地域主体の取り組みを包括的・総合的に国が100%事業費補助する「地方の元気再生事業」として、事業名「はこだて『水産・海洋』で元気なまちづくり推進事業」を北海道開発局に同日(4月10日)申請したことを明らかにした。

写真/推進協議会から推進機構へ。右から高野評議員長、沼崎弥太郎同機構理事会・代表理事、伏谷伸宏業務執行理事・推進機構長、西尾正範評議員

  ★    ★    ★

 函館国際水産・海洋都市構想推進協議会の解散総会では、この1年間(平成20年度)に展開した各種事業の報告が行われた後、一般財団法人「函館国際水産・海洋都市構想推進機構」に発展的に改組するため、同協議会を解散することを決めた。 

 この後、場所を同ホテル内の別会場に移し、一般財団法人函館国際水産・海洋都市構想推進機構の設立時評議会が関係者60人ほどが出席して開かれ、最初に10名の評議員の中から評議員長に旧協議会会長の高野会頭を選任した。

※一般財団法人函館国際水産・海洋都市構想推進機構<評議員>
▽高野 洋蔵 函館商工会議所会頭
▽森川 基嗣 函館商工会議所副会頭
▽松本 栄一 函館商工会議所副会頭
▽藤原  厚 函館水産連合協議会会長
▽鎌田 光夫 函館市内漁業協同組合長連絡協議会会長
▽原  彰彦 北海道大学大学院水産科学研究院長
▽中島 秀之 公立はこだて未来大学学長
▽岩熊 敏夫 函館工業高等専門学校校長
▽三浦 汀介 北海道立工業技術センター長
▽西尾 正範 函館市長

  ☆    ☆   ☆

 機構の最高機関としての評議員会トップに就任した高野評議員長はあいさつの中で、「国際水産・海洋都市構想推進7年目を迎え、更なる推進目指して念願であった一般財団法人函館国際水産・海洋都市構想推進機構設立の運びとなった。国際的な水産・海洋に関する学術研究の拠点都市を目指し、10年後には函館が研究、技術、交流の生産拠点として世界に誇れるマチとして発展するように取り組んで行きたい」などと語った。
 冒頭の旧協議会から機構への引き継ぎセレモニーでは、高野旧協議会会長から沼崎代表理事に設立趣意書、西尾市長から伏谷機構長の構想書が手渡された。

 評議員会では設立時における調査事項の報告はじめ、設立登記、基本財産などが報告され、了承されたほか、理事、監事について次のように報告された。
※一般財団法人函館国際水産・海洋都市構想推進機構<理事・監事>
【理 事】
▽沼崎弥太郎 函館商工会議所副会頭<代表理事>
▽石尾 清広 函館特産食品工業協同組合理事長
▽木村 孝男 函館商工会議所副会頭
▽嵯峨 直恒 北海道大学大学院水産科学研究院教授
▽伏谷 伸宏 東京大学名誉教授・北海道大学大学院水産科学研究院客員教授<業務執行理事・推進機構長>
▽長野  章 公立はこだて未来大学教授<業務執行理事・副推進機構長>
▽工藤 寿樹 函館市副市長
▽渡辺 宏身 函館市企画部長
【監 事】
▽三木谷 信 函館水産研修会幹事長
▽兵頭 法史 函館港湾振興会会長
▽西谷 裕幸 税理士

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 平成21年度の事業計画としては、
(1)国や独立行政法人、民間など関係機関に対する要望活動。水産・海洋総合研究センター建設促進のための各種調査、関係機関との調整。
(2)学術研究機関や関連企業の誘致はじめ、研究者情報の収集・HP等での公開。産学連携推進にための総合的な相談窓口の設置。研究ニーズと企業ニーズをマッチングさせるためのコーディネート業務。
(3)観光と学術研究機関の融合事業として、研究機関の見物や公開講座の可能性の検討。
(4)水産・海洋と市民生活の調和事業として、開港150周年記念事業オーシャンウィークの開催。市教委実施の水産・海洋学習への支援。まちかどデジタル水族館の有効活用の検討。
(5)学術研究機関と民間企業等との共同研究や受託研究などに関する調査・研究と、プロジェクト管理法人として共同研究等や受託研究業務の実施。
(6)構想書、パンフレット及び機関誌の作成・発行。HPの運用。
 の各種多彩な6項目を決めた。

  ☆    ☆    ☆

 「機構として最初の事業」(長野副推進機構長)と報告された「地方の元気再生事業」(内閣府事業)は、公募方式で行われ、20年度には全国から1、186件の応募があり、約1割の120件が選定され、北海道地区では札幌の「大通地区エリアマネジメント推進」や室蘭の「船が生まれ変わるまち室蘭プロジェクト」、道南地区各都市の「外国人ドライブ観光の総合支援プロジェクト」など9件が採択された。

 今回、機構が申請した「はこだて『水産・海洋』で元気なまちづくり推進事業」は、事業費2、800万円で、函館国際水産・海洋都市構想の推進を図るため、現在函館が持つ5つの種を事業化・産業化へ結びつけ、地域の活性化を図ろうというのが事業目的。

 ITを利活用した水産業の活性化、都市漁村交流と食育を介したブランドづくり、農林水産バイオマスによる地域活性化事業、新幹線函館延伸による活性化活動、函館イカ産業クラスター高度化による地域活性化実践活動の5つの種から発生する、製品や事業(平成22年度から)による地域活性化事業の取り組みによって、人材育成と推進機構を中心とした産学連携ネットワークの構築を図ることで、新産業の創出、地域経済の活性化を進めるとしている。

 具体的には水産物と情報通信(IT)の結びつけによるIT流通システムの構築、消費者・生産者人材育成コースの創設、水産系廃棄物のエネルギー化、新幹線による活水産物の運搬、イカ学研究所の創設などを計画、平成23年から順次進めたいとしている。
 長野副推進機構長は「この提案は採択がされるものと考えている」と同事業への期待感を表明、積極的に推し進める方針を示した。

(21.4.11)




◆注目の函館・道南初登場!イオングループ食品スーパー
「マックスバリュー石川店」オープン
(4.18)
隣接の既存大型店舗、ホーマック「スーパーデボ石川店」の駐車場も利用できる形になっていて、
相乗効果狙う

(20.4.18)