函館電子新聞
ニュースファイル2001.11-12


政府予算決定/市予算関連は総じて要望通りの予算付け
市関連以外の国、道施行分は10%カットの影響受ける

 公共事業の10%削減などで厳しい平成14年度政府予算案の決定となったが、24日時点までに判明してきた函館市予算に関連する事業は、総じてほぼ要望通りのまずまずの予算付けとなった。

 市企画部によると、国施行関係では港町地区・大型公共埠頭や中央・万代埠頭岸壁改良などの港湾整備がほぼ要望通り付けられたほか、同施行分では函館湾域流域下水道整備事業が満額ついて浄化センター処理施設の整備がさらに進められ、湯川漁港整備などの地域水産物供給基盤整備、銭亀沢地区の地先型増殖場造成なども大体要望通りになった。

 国施行で削られたのは函館空港のエプロン新設などで対要望比94%、また市等施行で空港騒音対策が87・5%となった。

 ほか、市施行分では、100%、あるいはほぼ要望通りの予算で、2年目に入る日之出町の清掃工場ダイオキシン対策(要望約25億円)はじめ、下水道処理施設関係、着工を見た末広町の十字街再開発事業などは要望が100%認められた。函館駅周辺再開発事業、石川公園や函館公園などの公園緑地整備、常磐川改修などもほぼ要望通りで、順調に事業の進展をみることになる。

 これら一方で、市予算に関連しない事業は厳しい予算付けで、函館江差自動車道の一部、函館新道の昭和高架橋などはかんせいするものの、国道整備全体は89・7%、道施行分の鮫川や松倉川改修の河川改修は88・7%、未来大北側の道立広域公園整備は89・5%等々、88〜89%台の予算付けとなって、公共工事の10%カットの影響を受けるものとなっている。
(12.25)


10%削減という厳しい予算編成、財務省内示を前に
井上市長はじめ市幹部続々上京/東京事務所に予算対策会議
〜どれだけ要求額に近づけ、満たすかが焦点!〜

 公共事業関係費の10%削減ー道開発予算の11%減という厳しい来年度政府予算編成の中で、20日夕の財務省内示を前に、井上博司函館市長をはじめとする市幹部が12月議会を終えて早速、19日午後、続々と上京した。

 井上市長以下、三ツ谷富夫助役、西尾正範企画部長、ほか水道局長、教育長、土木部長、都市建設部長、環境部長、港湾部長、農水部長、駅周辺整備事務局長らの面々で、市東京事務所に井上市長を「座長」に、西尾企画部長を「事務局長」として予算対策会議を設け、目下進行中の函館駅前再開発関係(土地区画整理)事業や、公共下水道整備、廃棄物処理施設、街路整備、公園緑地などの市等施行の事業、また国直轄の港町地区・大型公共埠頭建設付属事業などの港湾整備、用地造成やエプロン整備の函館空港整備事業、道施行分の函館港流域下水道整備や地域水産物供給基盤整備の各事業、等々の事業費・国の予算獲得に全力を上げる。
 市施行分には水産物地方卸売市場の荷さばき上屋建設工事、文化財整備事業なども含まれている。

 今年は駅前の再開発関連の電線共同構整備事業を除いてすべて継続事業だが、概算要求比10%削減という厳しい予算編成のもとで、どれだけ要求額に近づけ、満たすかが焦点となっている。

 井上市長らにあっては、渡島・桧山管内の町長とともに、函館江差自動車道、整備区間に昇格した問題の函館新外環状道路の整備促進、さらには道新幹線問題なども各関係省庁に強く要請、陳情することになっている。
(12.19)


函館市内港町の市立函館病院隣の「健康増進センター」も
七飯町・大沼の「かんぽの宿大沼」もあえなく建設中止

小泉改革の特殊法人改革にほんろうされー。

 小泉改革にほんろうされて七飯町・大沼の「かんぽの宿大沼」も、函館市内港町の市立函館病院隣の「健康増進センター」もあえなく建設中止ー。

 佐藤孝行前衆院議員が前回の衆院総選挙前に当時の政治力を誇示してぶち上げ、方や用地買収し、一方は設計費が計上されていた両施設ともに、小泉改革ー特殊法人改革による簡易保険福祉事業団の廃止方針によって消え去るものとなった。

 まず函館市内港町の市立函病隣の旧国鉄職員官舎跡3万7千平方。で計画されていた健康増進センター。01年度予算で設計費まで計上され、06年度完成のスケジュールまで示されていたが、同事業団が廃止の方向となり、勢い新規施設の建設などは見送りとなって計画は吹き飛んだ。

 そもそも何が何だか性格のはっきりしない施設であったから、建設中止となってもどうこうないが、佐藤前衆院議員が鳴り物入りで立ち上げ、具体化したものの、佐藤氏も前回の総選挙で落選。そして、小泉改革であっけなくつぶれてしまった。
 跡地について、函館市の井上博司市長は、市による土地買収を示唆し始めている様子。

 もう一つの大沼の「かんぽの宿大沼」の建設もご破産が確定的になった。大沼公園駅前方の大沼湖畔近くの土地を買収までし、特殊法人改革の大波の中でこれだけは建設か、との見方も出たが、まずもって実現は不可能色濃い。

 現在の施設が30年ほども経ち、老朽化著しく、地元の七飯町が通年観光施設として移転・新築の存続を懇願し、現在に至っている。
(12.23)


「街とともに生きる!かってのにぎわいをもう一度」
太陽グループが建設の大門ビルが完成し、披露パーティー開く

パチンコの「パーラー太陽大門店」も同時に、22日グランドオープン!


 函館出身の社長、専務が「大門・松風町の活性化の火種にー」と(株)太陽グループ(本社・札幌、東原俊郎社長、伊藤政浩専務)が市内松風町に建設中であった複合アミューズメントビル「大門ビル」が完成し、その披露パーティーと「シネマ大門」の内覧会が、20日正午、真新しい同ビル内で開かれる一方、パーティー前の午前11時から東原社長と伊藤専務がホテル函館ロイヤルで記者会見し、先に決定済みのシネマ大門の22日開館と同じ日の22日午後6時に1階部分のパチンコ店「パーラー太陽大門店」をオープンすると発表した。

 まず、会見で東原社長は、
「大門地区の活性化に少しでも役立ちたいということで複合娯楽施設としての大門ビルを、地元の市や商工会議所、商店街関係者の歓迎を得、いわば相思相愛で今年の6月25日に着工、この10日に完成をみた。活性化の火種になればということであり、私、そして私共会社のモットーである街とともに生きるということで作った」

「おしゃれなデートスポットにしたいという考えで、外観の造り、色合いなど私自らアイディアを出し、これまでの店作りの中でも最高の傑作だと思っている。22日にグランドオープンさせるが、この店でパチンコ台数などからして常に500〜600人が集まることになり、駅前・大門通り界隈に人が行き来し、にぎわえばいいと考えている」
 云々と、街と一緒に生き、人とともに喜び合いたいという同社長の考えを強調した。

 また、レストラン(和食、洋食2店、110席)のオープンが遅れることに関連して、
「地元の人にやってほしいということで、賃貸料も安く6千6百円(坪当たり)に設定し、厨房なども揃え、お貸しするように準備している。食材、そして人材も地元で行こうということで今も募集しており、一緒にやるという心意気の方がいないものかと思っている。現在、白紙の状態だが、借りる人がいない場合は自社経営ということも検討している。1月一杯にはなんとかしたい」
 と語った。

 完成した大門ビルは、地上7階建で、1階部分が直営のパチンコ店「パーラー太陽大門店」。パチンコ306台、パチ170台の計476台。2〜5階が自走式の駐車場で150台収容。駐車場はこのほかにも周辺に確保し、全体でさしあたり400台を用意したとしている。

 6階が函館初のシネコン「シネマ大門」で、シネマ1からシネマ4の4館、345席となっている。ゆったりと座れる贅沢なイスを導入し、各館がイスの色で区別もされ、このシネコン部門はソニー・シネマチック(株)が全て請け負い、万全の体制となっている。
 そして、7階部分がレストランとなっている。

   ☆   ☆   ☆

 正午から披露パーティーでは、まず102席のシネマ1を会場にして東原社長があいさつ。
「街とともに生きたいということでこのビルを建てた。少ないときで500人、週末など多いときには800人程が入ると考えており、これによってこの大門界隈でシャッターを閉めている店はシャッターを開け、また新しく店がオープンすることになればいいと思っている。ほんのちょっとの火付けをさせてもらったわけで、これを機会に盛り上がり、かってのにぎやかな街をもう一度つくりたい」
 と述べ、百数十人の出席者から大きな拍手を受けた。

 来賓として、函館市の梶原洋一助役、函館商工会議所の柳沢勝副会頭、函館信金の渡邉正次専務理事があいさつ。この中で柳沢副会頭は、
「街とともに生きるという(東原)社長のすばらしいアイディアを共有させていただく。会議所としても地域の振興のために役立ちたいと思っている。大門活性化の起爆剤としてこのような施設をつくってもらい、厚く厚くお礼を申し上げたい」
 と語った。

 この後、十数分間にわたってシアター鑑賞が行われ、次いで場所をレストランが入る7階に移してパーティーが催され、東原社長がユーモアたっぷり、ざっくばらんにあいさつした。
 そして、(株)はこだてティーエムオーの渡辺良三社長の乾杯で宴入りとなり、しばし懇談となった。

 最後の閉めの乾杯は東京から駆けつけた(株)ソニー・シネマチックの河野文男会長によって行われた。

(12.20)


鉢呂吉雄衆院議員の農水常任委員長就任と
政治活動12周年を記念して、1月13日に「新春の集い」

 鉢呂吉雄衆院議員(道8区選出、当選4回)は先の臨時国会で衆院農林水産常任委員長に就任したが、この就任祝いと政治活動12年周年を記念しての「新春の集い」が1月13日(日)午後6時から函館国際ホテルで開催される。

 はちろ吉雄連合後援会(杉浦百秋会長)の主催で、政治資金規正法に基づく政治資金パーティー。会費は5千円となっている。
(12.19)

大門グリーンプラザのBブロック整備工事、先般から着工
旧さいか前、装いも新たなイベント広場に!来年3月末完成・4月から供用開始

 函館市は、中心市街地活性化法に基づくシンボル的な事業としてJR函館駅前・大門地区の中心、松風町の「はこだてグリーンプラザ」の整備を総事業費4億8千万円を持って3カ年計画で進めることを決定しているが、その第一弾、今年度の整備事業が先般から着工を見ている。

 造成してから30年近くも経ち、施設の老朽化が著しく、近年のイベント開催などにも適さなくなっていることから全面改修を打ち出し、A、B、Cの3ブロックに分けて作り直し、リニューアルするもの。
 今年度分として着工したのは真ん中のBブロックで、旧さいかデパート前・市電通り〜かって家具の三喜屋あった現市営競輪場外車券場売場前までの約100。部分。

 イベント広場として整備、一新するもので、この広場整備の中では景観を演出するために、舗装パターンの工夫などすることになっているほか、広場と車道の段差をなくしてフラットにし、園路、歩道はグリーンプラザとしての統一性を図ることからインターロッキング構造のブロック舗装を導入、冬期凍結時や降雨時に滑りにくい素材も使われる。

 また、広場の両市道側にはベンチはレイアウトされ、ブロック(B)両端にはシンボルツリー、その下の緑陰には憩いの場としてサークルベンチが設置される。

 車道と広場が段差がない造りとなるが、この一方で車両交通規制を伴うイベント開催に対応すべく、安全性と機能性ということから脱着可能な車止めも設置されることになっている。

 工事はすでに始まっており、今年度の事業費は1億4千8百万円。今年度末の3月一杯まで工事は終了し、春本番の4月からは供用開始となる。

 次いで、来年度(平成14年度)には三上三省堂前〜市役所側・東横イン函館大門(建設中)のCブロック、平成15年度には現在ステージが置かれている函館中央郵便局側のAブロックが整備される。
 Cブロックは一部がイベント広場、ほかトイレ、花壇として整備。Aブロックは噴水を中心に、遊具施設、遊び場などがレイアウトされる。
(12.18)

<函館アクアコミュニティ構想の断念・中止で井上市長会見>
日本政策投資銀行が消極姿勢に転じ、
資金手当の見通しが立たなくなったことが大きな要因

規模縮小し半分くらいのものでは、当初構想と大きくかけ離れるとしてコクドも合意
「2〜3年後すぐは難しいが、教育的な水族館単体を鋭意検討したい」


 井上博司函館市長は、30日午後4時から記者会見し、計画の中止を決めた函館アクアコミュニティ構想について、
「議会や市民の中にある収支見込みに対する一部の懸念を踏まえ、コクド及び日本政策投資銀行と収支計画の精査作業など協議を重ねてきたが、今日的な状況を総合的に判断し、第3セクター方式による本事業については断念せざるを得ないものとして、コクドとの合意のもと中止することを決定した」と語った。

 そして今後の対応として、
「2〜3年後にすぐは難しいが、水族館単体でも鋭意検討したい。市が単独でやる場合は観覧車は別問題で、セットで引き続き検討するということではない」とし、さらに、

「三方海に囲まれた函館であって、断念・中止は私として残念」

「水族館もない、動物園もないということで、(今度のアクアの断念は)三方海に囲まれた函館で私としては残念に思っている」と市長としては無念の決断であったことを強くにじませた。

「水族館は教育の場としてもあっていいのではと考えており、教育的な水族館は是非ほしい。この場合は、今回のアクアが観光施設ということから商工観光部の管轄であったが、教育委員会で手がけることになろう」とも言及した。

 今度の断念・中止は、建設資金を無利子、低利の日本政策投資銀行の融資に依拠していだが、同銀行が全国的な第3セクター方式のレジャー・リゾート事業の相次ぐ破綻で慎重姿勢に転じ、資金手当の見通しが立たなくなったことが大きな要因で、しかも、やるにしても規模を大幅に縮小し、半分くらいにしてはという同銀行の判断に対して、コクド側がこれでは当初描いた構想と大きくかけ離れ、ちゃちなものになってしまうとなり、総合的に考え、市からの申し出を受け、コクドとしても断念せざるを得ないとなったと事情説明し、日本政策投資銀行の腰が引け、肝心の資金手当が困難になったことで、第3セクター方式によるアクア計画自体の骨組みが壊れたことを示唆した。

(11.30)

「函館アクアコミュニティ」建設計画の中止を決定!
取り巻く情勢厳しく、井上市長、断念止むなしの政策判断

コクドとも合意/一両日中に正式発表

【速報・特報】
 函館市の井上博司市長は29日までに、西武・プリンスホテルグループの中核会社、(株)コクド(本社・東京、堤義明オーナー)を中心とする第三セクター方式で函館港内の緑の島で計画していた「函館アクアコミュニティ」(仮称)の建設を断念する意向を固め、これをコクド側にも伝え、双方が同意したことから、アクア計画の中止が決定の運びとなった。一両日、井上市長が記者会見して正式発表する。

 総事業費78億5千万円を投じ、水族館と高さ103メートルの大観覧車などから成る一大レジャー施設としてのアクアコミュニティ構想であったが、入館者数の初年度見込み80万人など収支計画に対して市議会や市民の間からきびしい見方が強く、計画そのものに対して賛否が真二つになっていること、収支の精査、検討を加えてきたが昨今のきびしい経済情勢相まって見通しをつけ難いこと、加えて、ここにきて建設資金を予定していた日本政策投資銀行がこのところの第三セクターの相次ぐ破綻などから融資に対して腰が引け、極めて慎重姿勢にあること、等々から総合的に判断して、この際は断念やむなしの政策判断が今秋以降さらに強まり、今日の決定となった。

   ◇   ◇   ◇

 このアクアコミュニティ計画は、幾多の紆余曲折を経て、昨年8月にコクドから基本構想が示され、当初予定だと、今年4月末までには市が出資して事業主体の第三セクター会社(資本金1億円)を設立。そして、実施計画を7月一杯まで策定し、8月には着工、平成15年4月・ゴールデンウィークの開業オープンを予定していた。
 しかし、大観覧車の建設に絡み、景観問題が持ち上がって賛否両論が渦巻き、さらには入場者数見込みなどに端を発して収支計画に対する疑問が議会をはじめとする内外から指摘されるなどして迷走。

 このため、井上市長は、賛否両論をよく検討、精査した上で最終判断すると再三にわたって言明、市の出資金の予算計上を見送るなどして、今日に至っていた。

 井上市長にあっては、考え方の基本として、「函館では年間を通して親子連れなどで遊び楽しむ施設に乏しく、水族館のようなものが必要。このことは函館観光の発展にも役立つ」ということで、なんとかして実現できないものかと最後まで強い意欲を持ってきた。

 しかしながら、最近に至っては庁内外で、「このように一度大きくけちのついた事業を無理して押し進めてもうまく行かない。経済情勢等々からしても、もはやタイミングが悪すぎてしまっている」などの意見が大勢を占め、これに追い打ちをかけるように、日本政策投資銀行が融資に対し、腰が引けてしまっていること、など相まって、計画断念を決断したものとなった。日本政策投資銀行にあっては、宮崎の第三セクター「シーガイヤ」の破綻などで、完全に消極的になっていた。

 関係筋によると、井上市長が東京に出向き、コクド側にこれまでの経緯、現状を説明、中止決断の理解を求め、コクドもこれに同意したという。

 アクアの計画中止については、すでに地元経済界もやむを得ないとの受け止め方がほとんどで、観光関連業界も一定の理解を示している様子にある。

(11.29夕)


未来大校舎、北海道赤レンガ建築賞に!
日本建築学会北海道支部の第26回北海道建築賞に次ぐ栄誉

〜日本建築学会・全国段階の表彰候補にも〜


 公立はこだて未来大学(伊東敬祐学長)の校舎が、道南で初めて今年度の北海道赤レンガ建築賞に選ばれた。
 同校舎は今年5月には日本建築学会北海道支部の第26回北海道建築賞に輝いており、相次ぐ受賞に関係者は喜んでいる。

「道赤レンガ建築賞は、北海道における建築創造活動を促進し、 建築文化の向上や地域に根ざしたまちづくりの推進などを図ることを目的として、 地域社会の発展に貢献する創造性豊かな建築物等を表彰する」としており、未来大校舎は、IT時代の情報系大学にふさわしい幾何学的で、創造的な造り、「スタジオ」と呼ばれる、採光を十二分に取り入れた明るく開放的な空間などが高く評価された。

 これらの受賞のほか、さらに全国的な日本建築学会の表彰候補にもなっている様子で、さらに一段と評価は高まりそうだ。
(12.14)
再任23人・新任10人の33氏の常議員と、相談役4氏の委嘱を決定
高野会頭新体制の陣容すべて整う/7日の函館商工会議所臨時総会

 函館商工会議所(高野洋蔵会頭)は去る11月1日の臨時議員総会で、高野会頭((株)道水会長)の再任のほか、沼崎弥太郎副会頭((株)エスイーシー社長)の再任(筆頭副会頭)はじめ、新任副会頭として泉清治氏(函館空港ビルデング(株)社長)、柳沢勝氏((株)魚長食品社長)、森川基嗣氏((株)森川組社長)、専務理事に平原康宏氏(再任)、野崎隆夫事務局長の理事選任を決定したが、常議員や監事、各委員会の委員長などの人事を臨時総会が12月7日、ホテル函館ロイヤルで開かれた。

 常議員は再任23人、新任10人の下記33氏で、また、この日の総会では相談役として会頭、副会頭経験者である、川田寛氏(日本化学飼料(株)会長)、松本演之氏((株)松本組会長)、村瀬順一郎氏((株)村瀬鉄工所会長)、松崎勉氏(函館三菱ふそう自動車販売(株)会長)の4氏に委嘱することが高野執行部から示され承認した。

 常議員33氏と監事の3氏は以下の通り(敬称略)。

【常議員】
 飯田貢一、池見厚一、石井正之、石黒義男、河内孝夫、
 木戸浦辰夫、木村一郎、黒田憲治、佐原正三、相馬宏二、
 田島久吉、田中仁、辻秀明、中野亮、中野豊、
 名取喜昭、西野鷹志、藤原厚、松本栄一、宮田隆、
 村上幸輝、山田典夫、山村幸生(以上再任)

 出浦一誠、井村守俊、小笠原孝、加藤健太郎、河村隆平、
 小林明、鈴木恵子、西村憲人、堀川昭雄、渡辺良三(以上新任)

【監事】
 渡辺兼一、大河原昭夫、宮津俊一(以上再任)

(12.9)


マイカル北海道の「函館サティ」出店が事実上確定!
〜開発行為の事前審査申請書提出し、市受理〜
あとは本申請を残すだけで、許可取得は時間の問題

 函館市西桔梗での出店計画を着々と進める(株)マイカル北海道(本社・札幌、大川祐一社長、1月1日から新社名(株)ポスフール)は7日、函館市に対して「都市計画法に基づく開発行為事前審査申請書」を提出、市はこれを受理した。あとは本申請だけとなり、マイカル北海道の開発行為許可取得は時間の問題で、「函館サティ」が2004年3月(予定)には開店の運びとなった。

 西桔梗出店については、これまで市に対して、まずマイカル北海道が開発行為の事前審査申出書を提出(今年6月7日)。続いて、約3カ月遅れでイオン(株)(本社・千葉、旧社名・ジャスコ)も同じく開発行為の事前審査申出書を出し(9月5日)、両者が併願という形で来、10月31日には市の開発審査会が開かれ、該地における大規模店舗建設に関し市からゴーサインが出され、両社に通知された。

 この通知を踏まえ、マイカル北海道が店舗建設に際して公共施設管理者との間で具体的に協議する技術審査の「都市計画法に基づく開発行為事前審査審査申請書」提出し、受理されたもので、過去の例からして、さらに他社から申請が出されたり、また受理されたケースもなく、今回の事前審査申請で該地におけるマイカル北海道の大規模開発行為の許可取得が事実上確定、郊外型大型店「函館サティ」の建設が決定的になった。

(12.7)

三井物産などへの第三者割当増資、予定通り完了/マイカル北海道の自主独立路線さらに強まる!

マイカル本体のマイカル北海道に対する持ち株比率さらに5%近くも低下し22.89%に!
〜三井物産、一気に第2位の大株主に〜

(株)マイカル北海道(本社・札幌、1月1日から新社名・ポスフール)は、11月16日の同社取締役会で大手商社、三井物産などを引受先とする約30億円の大規模な第三者割当増資を決定したが、その払込が予定通り12月5日に行われ、三井物産が持ち株比率8・58%の第2位の大株主になった。

 この第三者割当増資によって問題のマイカル本体のマイカル北海道の持ち株比率はこれまでの27・89%から5%近くも低下して22・89%となり、マイカル北海道は三井物産との関係を築く一方で、ここにきてさらにマイカル本体との資本関係が薄まり、自主独立路線(すでに商法上は完全別会社)が一段と強まるものとなっている。

 第三者割当は新株400万株を1株743円で発行。発行総額は29億7千2百万円で、三井物産が210万株、残り190万株をSMBCキャピタル(株)や(株)インスパイアなどでつくる投資ファンド「ジャパンストラテジックアイティ1号投資事業組合」が引き受け、払込完了となった。

 これによって、マイカル北海道の資本金は、これまでの26億1千百万円から調達総額の半分を加えて40億9千9百4拾万5千円となり、増資の残りは今後の出店用地の取得などに充てられることになった。

 破綻したマイカル本体(本社・大阪)の支援先には先般、イオン(旧ジャスコ)が決定し、これに伴いこれまでの民事再生法から会社更生法に変更、マイカルはイオングループ傘下で再建される方向となっている。このマイカル本体支援を足場に、イオンは優良会社であるマイカル北海道を強く欲しがっている様子にあるが、この動きを完全拒否しているマイカル北海道にあっては、今回の第三者割当増資でさらに具体的に拒絶方針を強め、東証1部上場の完全別会社として独立独歩の自主路線に進ものとなっている。

 三井物産とジャパンストラテジックアイティ1号投資事業組合を合わせると持ち株比率は16・34%にもなる。

 なお、マイカル北海道は先般までに、今後2年以内(平成15年11月23日まで)に50億円の新たな増資を行う事前準備として発行登録書を道財務局に提出済みでもある。

(12.6)
※このページ下段に関連記事


注目の大型複合アミューズメントビル「大門ビル」完成へ
22日(土)に函館初のシネコン「シネマ大門」オープン/充実の設備内容!

パチンコ店は許可取り次第、12月下旬にオープン
最上階7階の洋食、和食レストランはテナント公募・準備中

 道内で30店舗近くのパチンコ店をチェーン展開する業界大手の(株)太陽グループ(本社・札幌、東原俊郎社長)が函館市松風町で、大門・松風町の再生、活性化に役立とうと建設を進めていた大型複合アミューズメントビル「大門ビル」が、12月10日前後に完成の運びとなり、許認可営業の1階部分パチンコ店のオープンに先立って、12月22日(土)に6階部分のシネマコンプレックス「シネマ大門」がオープンすることになった。

 同社専務で、大門ビルの運営会社として設立した(株)大門ビル開発の代表取締役社長に就任の伊藤政浩氏がシアター総請負のソニー・シネマチック(株)の担当者とともに、4日午後、ホテル函館ロイヤルで記者会見して発表した。

 1階部分のパチンコ店「パチンコ大門」は許可を取り次第、12月下旬にはオープンする。最上階で予定している洋食、和食のレストラン2店については、地元業者をなおも公募中で、決まり次第の開店となる。

  ☆  ☆  ☆

 この複合娯楽施設「大門ビル」は、函館出身の同社・東原社長が、「かって大門で仕事をしていた一人」として、「今日このようになってしまっているのを時々訪れて見るに何とかしたいもの」とのことから、同社が上磯町で今年1月からパチンコ店を経営していること相まって、「活性化に少しでもお役に立てばー」と空き地を買収し、今年6月に地元から大歓迎される中で着工した。

 同社のナンバー2である伊藤専務も函館出身で、しかも松風町で育ったということで、社長、専務ともども郷土函館・大門に強い思いを寄せての大型複合アミューズメントビル建設の決断となった。

 総工費約13億円、7階建て、延床面積9、046・26平方。の大型ビルで、1階に本業の450台前後のパチンコ店、2〜5階が150台収容の駐車場、6階に函館初のシネコンで4館、計345席。そして、7階にテナントとしての洋食、和食の各レストラン。6階のシネコンから7階へはエスカレーターでという大型複合娯楽施設となっている。

 この日の記者会見では「シネマ大門」のオープンスケジュールなどについて詳しい説明が行われ、オープンは12月22日を予定。特別なことがない限り、年末年始の映画鑑賞繁忙期ともいうべき22日に開館となる。

 全部で4館で、シアター名は「シネマ大門」となり、その内容はー。
▽シネマ1/102席(35ミリフィルム館・東芝電興プラッター方式タイプ)
▽シネマ2/90席(35ミリフィルム館・東芝電興プラッター方式タイプ)
▽シネマ3/90席(35ミリフィルム&ビデオ併用館/SONY製液晶PJ)
▽シネマ4/63席(ビデオ館/SONY製液晶PJ)

 オープニングの上映作品は、
◇ハリーポッターと賢者の石(日本語吹き替え版)
◇キャッツ&ドッグス(日本語吹き替え版)
◇アトランティス(日本語吹き替え版、字幕スーパー版)
◇バニラ・スカイ
◇バンディッツ(29日〜)※22日〜先行上映
 の5作品で、ハリーポッターと賢者の石は3週間遅れの封切りとなるが、目下大人気の作品。キャッツ&ドッグスは函館では初といい、正月向きの映画という。バニラ・スカイはトムクルーズの作品だ。
 洋画中心のシネコンで、ハリウッドメジャーの作品を正月第2、第3弾と放つ。

 対応音源は、シネマ1から3までSDDS、SRD、SRD−EXなど対応とし、シネマ4はDS(ビデオ)で、総請負のソニー・シネマチックが得意とするビデオシアターであり、函館初登場になる。
 シネマ4のビデオ館では国内若手制作者のデジタルビデオ作品も積極的に上映したとしている。

 スクリーン・画面サイズについては、
▽シネマ1/H×W=3800×7030/85ビスタ最大3面駆動
▽シネマ2/H×W=3800×7200/シネスコ最大2面駆動
▽シネマ3/H×W=3800×7200/シネスコ最大2面駆動
▽シネマ4/H×W=3100×5700/上部1面駆動
 となり、全館ハークネス製サウンドスクリーン、全館Rスクリーン採用。いわゆる湾曲したワイドなスクリーンになる。

 分離営業可能で、定休日については目下調整中。ロードショー館ということで4館で6〜7作品が上映される格好。朝10時頃から夜11時頃に終わるというスタイル。
 シネコンの場合、6館以上が一般的だが、1千2百平方。に4館を配したシネコンにマッチしたものになっていると語っている。
 イスにはフランスの映画館用のものを導入。道内でも2番目のフランス製イスでゆったりと楽しめる。

 チケット販売所をシネコンフロアのど真ん中に持ってきたしゃれた造りにもなっている。

 大門ビルの運営会社を担う伊藤(株)大門ビル開発社長(写真)は、「このビル全体で函館地域の人たちのデートスポットになればー」と語っている。
 劇場支配人・シネマ大門支配人には、(株)大門ビル開発の大泉定之氏が就任した。

 なお、10日前後のビル竣工を受けて20日に、完成・オープン披露を予定している。

 外観にあってもヨーロッパ風のロマンチックなものとしてお目見えし、異彩を放っており、このうえは地域・市民らが大いに利用することで盛り上げることが、大門・松風町の再生、復興につながろう。

 函館ではこれまで、4業者によって計6館の映画館が営業しているが、今度の函館初のシネコン「シネマ大門」が加わることで、10館体制になる。
(12.4)
再編・存廃問題の国立療養所北海道第一病院(国立七飯療養所)、
函館厚生院が引き受けへ!
長期医療患者やリハビリ医療を中心とした形の病院を計画


 七飯町は、町内唯一の総合基幹病院である国立療養所北海道第一病院(通称、国立七飯療養所)について存続を強く働きかけてきたが、存続が非常に困難であることから、函館で中央病院と五稜郭病院の総合病院、さらに福祉施設などを経営する大手の函館厚生院(村井英夫理事長)に対して同第一病院の施設を受け入れを要請してきたところ、引き受ける方向となり、函館厚生院が土地・施設を買収し、長期医療患者やリハビリ医療を中心とした形の病院として経営に乗り出すことになった。

「引き受けを函館厚生院にお願いするという流れが固まってきて、買収、新病院の内容等詰めに入っている」(同町企画国際課調整係)ということで、国立病院七飯診療所問題は函館の地元民間大手医療機関に引き継がれ、新たな形でスターを切る方向となったもの。

 国立病院・診療所の再編計画によって同診療所は、函館市深堀町にある国立函館病院に統合し、施設は廃止ということが打ち出され、これに対して七飯町は、「町内唯一の総合病院でなくなることは地域にとって重大」として存続運動を展開、厚生労働省などに働きかけてきた。

 しかし、存続は困難視され、また町への移管・経営も難しいとなり、このため民間に買い取ってもらって何らかの形で存続を図るということに方針を転換。今秋9月に函館厚生院に受け入れを要請した。

 これに対して、厚生院は10月に引き受けを前提とした事業計画書を同町に提出。長期医療患者や難病医療、リハビリを中心とした病院の計画を示し、これをもとに、施設の買収価格をはじめ、どのように譲渡してもらうか、新たなにスタートさせる病院の内容(病床数やその種類等々)などを厚生労働省や道などと協議し、「受け入れを具体的に詰めることになった」(同町同係)。

 現在の国立七飯療養所は、一般病床300床で、内科や外科など8科目があり、120〜130人が入院しているという。
(12.3)

開発行為本申請に向けての、交通、道路等の問題を協議する
マイカル北海道と公共施設管理者との会議本番スタート!


 函館市西桔梗における大型店の出店に関し、10月31日の市開発審査会の同意を経て都市計画法第34条第10号ロに該当するとして出店のゴーサインが出たのに伴い、(株)マイカル北海道(1月1日から新社名(株)ポスフール)に対する「大型店に係わる交通対策会議」が、3日午後1時半から市消防本部の会議室で開かれた。

 開発行為の本申請に向けての、交通、道路、下水道、河川、公園、消防などの問題を大型店の設置者であるマイカル北海道と公共施設管理者が協議する本番の会議で、市からは道路管理者、開発行為担当部局の都市建設部、商工観光部、道からは産業道路管理者の函館土木現業所、交通担当の公安委員会の各担当者が出席した。

 これまでの事前協議を踏まえての正式協議の第1回目会議で、マイカル北海道側から概要説明、質疑応答など約1時間半にわたって行われた。
 協議は今後、随時開かれ、詳細を協議し、同意を持って開発行為本申請の運びとなる。

 マイカル北海道は大店立地法に基ずく出店本申請も行い、住民説明会もすでに11月22、23日に終えており、この日の交通、道路等々に関する事務的協議の本番入り相まって、西桔梗におけるマイカル北海道の出店問題はこれまで着実に進められてきた諸手続、土地取得・買収の確たるメドを踏まえて、いよいよ佳境に入ってきている様子となっている。

(12.3)

新社名(株)ポスフールへの変更を正式決定/マイカル北海道

 (株)マイカル北海道(本社・札幌、大川祐一社長)は30日、臨時株主総会を開き、先に取締役会で決めた新社名を(株)ポスフールにすることを正式に決定した。
 
 店名変更は破綻した大阪の(株)マイカルとは別会社で、すでにグループでないことを鮮明にし、自主独立経営であることを示すための一環となっている。

 マイカル1カ月間の告知期間を経て、新年1月1日から正式変更となる。店名の「サティ」は当面変更しない。

(12.1)


【真相追跡】
今後の攻防戦、マイカル北・三井物産勢 Vs イオン・マイカル本体の構図か
イオンの執拗な触手に先手必勝、大規模な第三者割当増資で
三井物産の支援を得たマイカル北!

〜マイカルの持ち株比率はさらに低下し、三井物産が第2位の大株主に〜


 破綻したマイカル(本社・大阪)の支援先にイオン(旧ジャスコ)が決定し、これに伴いこれまでの民事再生法から会社更生法に変更、マイカルはイオングループ傘下で再建される方向となり、この結果、マイカルが所有する(株)マイカル北海道(本社・札幌、1月1日から新社名・ポスフール)の株式27・35%がイオンに買収される可能性が濃厚になったが、これより先、マイカル北海道は、イオンのこの買収の動き(27・35%の取得)に対抗すべく三井物産などを引受先とする約30億円の大規模な第三者割当増資を決定(11月16日の同社取締役会)、早速の12月5日に払い込みが実施される。

 これによって、イオン傘下となるマイカル本体の持ち株比率は27・35%から22・89%に低下し、マイカル北海道の自主独立路線(すでに商法上は完全別会社)が一段と強まる一方、マイカル本体は依然として筆頭株主であるものの、三井物産が8・58%を所有する第2位の株主となり、マイカル北海道の関係者の話などを総合すると、今回の新株引き受けを契機に今後さらに、三井物産との関係を深める方向になる様子だ。

 このため、マイカル本体を傘下に入れることになったイオンが北海道における店舗展開の戦略上から、優良企業のマイカル北海道を強く欲しがっている状況(函館市西桔梗に代表されるようにイオンの北海道戦略はうまく行っていないといわれる)を踏まえ、イオングループ入りを全面的に拒絶しているマイカル北海道側は三井物産をバックとしてイオンの触手を封じ込める構えにあり、今後の攻防戦は、イオン・マイカル本体対マイカル北海道・三井物産勢の戦いという構図にもなろうとしている。

  ◆    ◆    ◆

 マイカル北海道(以下文中、マイカル北あるいは北と記す)は、マイカル本体の破綻前の今年8月28日に、マイカルが北の株式645万株を売却したことでマイカルの子会社ではなくなり、これを機に、マイカル北は経営の完全自主独立を強力に進め、一層の経営基盤の強化、及び企業価値の増大を目指している。

 で、マイカル本体の破綻後、本体が所有する北の株式27・35%に関して、全株の受け入れ体制を取引先を中心に整備する中で、マイカルの再生弁護団と経営陣に対し、売却してほしい旨を強く伝えてきた。
 また、今日すでにマイカル本体から離れた別会社ということから、現社名も相応しくないと経営判断し、新社名を公募。この結果、短期間に1万8千近くの応募があり、この中から「ポスフール」という新社名の採用を決め、この11月30日に開催予定の臨時株主総会で正式決定し、1カ月間の告知を経て新年1月1日から新社名が(株)ポスフールに変更されることになっている。

 そして、前記のマイカル本体に対する持ち株売却の要請が進展しない経緯の中で、イオン傘下に組み込まれる可能性を強く警戒し、先手を打つ形で大規模な第三者割当新株の発行を11月16日に決定した。
 その内容は、新株400万株を1株743円で発行、発行総額は29億7千2百万円で、引き受け先として三井物産に210万株、残り190万株をSMBCキャピタル(株)や(株)インスパイアなどでつくる投資ファンド「ジャパンストラテジックアイティ1号投資事業組合」に持ってもらうことになった。払込期日は12月5日。

 これによって、マイカル北の資本金は、これまでの26億1千百万円から調達総額の半分を加えて40億9千9百万円となり、増資の残りは今後の出店用地の取得などに充てられることになった。

 さらには、今後2年以内(平成15年11月23日まで)に50億円の新たな増資を行う事前準備として発行登録書を道財務局に提出した。

 今回の新株発行によって、大株主の構成はマイカルが560万4千株余を所有し、持ち株比率はこれまでよりも5%近く低下して22・89%になる一方、三井物産が210万株所有の第2位の大株主となって8・58%、ジャパンストラテジックアイティ1号投資事業組合が190万株の7・76%、マイカルカードが100万株を所有する4・08%となるものとなった。
 今回の大規模な増資引き受けで三井物産とジャパンストラテジックアイティ1号投資事業組合とを合わせると、16・44%ともなる。
 このところ、わが国大手商社にあっては、近年の低価格指向、流通の中抜きという流れから商社自ら消費者にどんどん向かって行くということで小売流通と直接的な関係を強める状況となっており、三井物産がマイカル北の増資に応えた背景、要因とも目されている。

 ちなみに、住友商事は首都圏のスーパー「サミット」を子会社として持っていることで知られ、三菱商事はイオンとの関係が強いといわれている。

 ときに、マイカルが保有するマイカル北の株式に第一勧業銀行が抵当権を設定していることも明らかになり、この第一勧銀がイオンの主力銀行で、今度のイオンのマイカルへの支援決定に関して第一勧銀がこれを金融支援する形にもなった。すなわち、マイカルーイオンー第一勧銀が取り込むマイカル北の株式は優良資産になっているわけで、この株式を持ってイオンがマイカル北を傘下にすべく触手、画策している様を見せている。

 いずれにしても、三井物産の支援を得え、さらにこれを連携強化する構えのマイカル北と、マイカル本体を手にしたイオンとの「攻防戦」は、これからが本番だろうとの観測も出ている。
(11.24)


北大水産学部と道教育大函館校の維持存続の運動方針を決定!

まず翌22日に両大学と道に対して要望・陳情し、
渡島・桧山の全市町村・12月議会に対して要望書の提出・議決を要請、
また1月にはフォーラムを開催

〜南北海道高等教育機関整備促進期成会・緊急総会開く〜


 北大水産学部と道教育大函館校の存続問題の、今後の活動を協議する平成13年度南北海道高等教育機関整備促進期成会(会長・井上博司函館市長)の総会が、21日午後1時からホテル函館ロイヤルで開かれ、両国立大学の維持存続のため、22日に井上会長はじめ、沼崎弥太郎(函館商工会議所副会頭)、水嶋清(渡島町村会長)両副会長、岩谷正信(函館市議会議長)、坂本喜達(渡島町村議会議長副会長、砂原町議会議長)、三田村光信(桧山支庁管内町村議会議長副会長、江差町議会議長)の3理事、北原善通委員(函館市議会総務常任委員長)の7氏が札幌で北大総長、道教育大学長、それに道知事に対して維持存続の要望書をもって陳情することを決めた。

 また、渡島・桧山の全町村議会に対してこの12月各議会で存続に向けての意見書の提出、決議を求めること、年明け1月にこの問題のフォーラムの開催、さらには今後適時適切に存続運動を展開して行くことも合わせて決定した。

  ◇   ◇   ◇

 急きょ持たれた総会では、まず井上会長があいさつし、「今年6月に出された国立大学の構造改革の方針によって、当地の国立大学である北大水産学部と道教育大函館校についても、学部間の再編・統合、学部のあり方が検討され、先般(10月10日)、北大の総長、道教育大学長と情報交換し、要望した際においてもきびしいものがあった。両国立大学の維持存続は南北海道にとって極めて重大な問題であり、地域が一丸となって取り組む必要がある」と語った。

 平成12年度の事業報告、同年度収支決算についての報告の後、13年度の事業計画案、収支予算案を全会一致で了承。引き続いて、同期成会事務局長の西尾正範函館市企画部長から国立大学改革・遠山プランの概要はじめ、北大水産学部と道教育大函館校の問題に対するこの1年間の地域としての取り組み、要望活動、さらには両大学の動向、等々の説明があり、そのうえで前記、維持存続のための今後の要望活動方針が示され、これを協議し、了承した。

 この間、協議の中では、
「国はこの国立大学の構造改革に従えないなら地方でどうにかしろということだろうが、人材を育成することなくして地方の発展はないわけで、国に対しても要望を伝えることが必要だ。基本的に政府に向かって言うべきことを言うということであり、それと、この問題では渡島、桧山全体、地域が一丸となることが必要。それには中心の函館市がより積極的になり、この問題に対する情報公開が欠かせない。この点、具体的な情報が少ないのでないか」(岩谷正信理事)
「また、単に残せということだけでは立ち行かない。地域的、地理的な位置づけも必要。特徴的なことをどんどん前面に出しながらの運動が求められる」(同理事)

「町村各議会で維持存続の要望を決議してもらうということだが、要望する相手、機関がどこなのか今ひとつはっきりしない」(三田村光信理事)

「両国立大学(学部、分校)が函館に置かれた歴史の重要な点をもっと要望に記すべきだし、函館・道南の環境の良さ、住み易いところなど地域性を十分に踏まえての運動が必要」(北原善通委員)
 などの意見も出され、これに対して、

「大学は行政機関から独立した形になっているので、大学と信頼関係を強め、連携を持ちながら進めて行きたい。マスコミ報道されているが、情報が地域全体に伝わっていないという温度差があり、各町村の12議会に向けて一致して意見書を出していただくよう働きかけて行きようにしたい。全力を上げて取り組む」(事務局・西尾市企画部長)

「市町村から意見書を決議してもらい、これを両大学に要望する。それには維持存続に道南全体がまとまってこうだというように、渡島・桧山の全市町村が足並みを揃えるということが大事で、さらには地域全体としてこうであるということで道にも要請するということだ。このためにも、本日は地元選出道議の先生にもお集まりいただいた」(会長・井上函館市長)
 との返答があった。

 この日の総会には、会長以下、24人の役員・委員と道議5人、鉢呂吉雄、金田誠一両衆院議員(秘書)、泉渡島支庁長らも出席した。

 なお、提出の資料をもとに、函館・道南における大学の入学状況等の説明もあり、
▽大学・短大の収容率/全道平均37.1%に対して、道南は22.4%、道央は50.6%
▽大学・短大の進学率/全道平均30.8%に対して、道南は22.2%、道央は35.3%
 といずれも極めて低いことが示された。

 しかしながら一方で、現在の北大水産学部の学生数は657人、教員数90人、職員数94人で、計841人。道教育大函館校の学生数は1,297人、教員数95人、職員数57人で、計1,449人。両大学合計2,290人で、人口問題という意味合いでも影響は大きいとの説明があった。
(11.21)


渡部正一郎会長、西田茂事務局長を新選出〜連合渡島地協・函館地区連合定期総会〜

鹿島壮市前会長は顧問に就任


 連合北海道渡島地協第12回・函館地区連合第9回定期総会が、18日午後1時から函館国際ホテルで開かれ、長谷川元一会長代行が「勇気、やる気、元気をもってこの厳しい時代を乗り切ろう」などとあいさつ。

 連合北海道から峯後樹雄事務局長、三ツ谷富夫函館市助役、鉢呂吉雄、金田誠一両衆院議員、斉藤博、平出陽子、河野光彦の各道議、岡田俊之前道議、そして民主・市民ネットの各市議ら来賓多数が出席した。

 2001年度の一般経過報告などのあと、2002年度の活動方針案、各会計予算案、2002年度春季生活党争方針案などを討論し、採決した。

 この間、役員改選が行われ、鹿島壮市前会長の辞任後、空席になっていた会長に渡部正一郎事務局長(54歳、自治労)、渡部氏後の事務局長に西田茂副事務局長(46歳、全造船機械)を新選出、会長代行には長谷川氏(電力総連)を再任した。
 また、鹿島前会長を顧問に委嘱することも決めた。
 副会長には、吉田孜(北教組)、米坂章(情報労連)、中山敏夫(JR総連)、佐藤孝治(ゼンセン同盟)、工藤利夫(私鉄総連)、小山内実(自治労)の6氏、副事務局長に今野進氏(全開発)を選出した(いずれも渡島地協協議会と函館地区連合ともに)。

(11.18)

道縦貫自動車道の長万部ー国縫間、19日午後3時から利用開始!

 
北海道縦貫自動車道の長万部ー国縫間11.1キロが完成し、19日(月)午後3時から利用開始となる。

 長万部〜国縫インターチェンジ(IC)間、暫定2車線(一部4車線)で、国縫ICでは桧山北部を通る国道230号線と直結し、今金方面からの札幌が便利になる。
 国縫ー札幌間は約2時間半。
(11.13)


今年も「ミスはこだて」に、湯の川グランドホテルがスーツや帽子、
加藤組土建がオーバーコートを寄贈し、その冬物を披露!

 今年も「ミスはこだて」に冬物制服が函館市内の著名企業から贈られ、その披露と市長訪問が、27日午後1時半から市役所市長会議室で行われた。

 制服のスーツ、帽子、靴を贈ったのは(株)湯の川グランドホテル・鈴木恵子社長で、今年で14年目。オーバーコートは加藤組土建(株)・加藤健太郎社長が贈り、平成4年から続けられている。

 この日はあいにく井上博司市長が東京へ陳情のため不在で、三ツ谷富夫助役が対応し、寄贈者の鈴木社長、加藤社長と、ミスはこだて(第22代)の3人のお嬢さん、谷口紗代さん(20歳)、三浦真貴子さん(20歳)、桜井セリナさん(21歳)を連れだって函館国際観光コンベンション協会の沼崎弥太郎会長、勝又静夫専務、それに購入店コーディネーターの丸井今井函館店・ヤングミッシー担当者らが同席した。
 市からは三ツ谷助役ほか、中村寛商工観光部長らが出席した。

 スーツはスタンドカラーシップアップスーツという形で、素材はアンゴラ混、色はライトグレー。スーツ、帽子、靴を含めて1人当たり10万円相当。オーバーコートも色合いはスーツにぴったりのライトグレーで、型はフォックスファー付コート、アンゴラメルトンの素材。1人当たり10万円相当という。

 3人のお嬢さんにはぴったりでなかなかのお似合い。「ミスはこだて」として夏季間の大任をこれまで無事済ませ、これから冬場の地元のメーンイベント、クリスマスファンタジーをはじめとする後半の大任にがんばってほしいと激励の言葉も贈られ、にこやかに応えていた。
(11.27)


北島三郎さんの協力を得て、これまでの函館にはない
クリエイティブな観光施設建設を計画中!「函館リバイバル・プラン」を発表/市も市制80周年記念事業として協力

旧尼崎製罐函館工場跡で昔の「森屋百貨店」の外観を再生・復元。
注目の市内末広町・ベイエリアでエクセル(株)が年明け着工、来年12月開業


 函館市末広町22の旧尼崎製罐函館工場跡、昔、函館の中心街であった頃の「森屋百貨店」(大正10年完成、昭和5年増築)の建物・土地を買収し、年内までに解体工事を終え、この跡地で旧建物の外観をそっくり再生・復元する形で観光施設の建設を計画しているエクセル(株)(本社・大阪府堺市、資本金2億1千万円、深江今朝夫社長)は、同観光施設の建設計画を「函館リバイバル・プラン(仮称)」と名付けて、その概要を明らかにした。

 函館リバイバル・プランを総合プロデュースする(株)プラネット社(本社・東京)の担当者が、22日午後2時から函館市役所で記者会見して発表した。

 このプランには、折から来年函館市制80周年を迎える函館市が、同観光施設を「函館の新たな観光拠点」とし、80周年の記念事業の一つの柱と位置づけて可能な協力をするということで、会見には中村寛市商工観光部長も同席。
 最初に中村部長が、「市の活性化につながり、観光発展に役立つものと考えている。来年は市政80周年で縁起がいいというこで、市としては協力体制を取りたい」と語った。

 施設の概要は、

▽敷地面積/1700平方メートル(514・3坪)
▽建築延床面積/6、480平方メートル(1、960坪)
▽構造・規模/SRC造、地下1階、地上7階
       タワー(塔屋)、時計塔
▽構成/1階   エントランスホール、ショップ
    2〜3階 「北島三郎ヒストリアム(仮称)」「コラボレーション・スタジオ」
    4〜6階 デザイナーズ・ホテル
    7階   レストラン&ブライダル
▽建築工事/2002年1月初旬着工〜2002年12月23日完成・オープン(予定)

 というもので、開発事業主体のエクセル(株)の深江社長が、函館出身の演歌歌手である北島三郎さんと懇意にしていることから、北島さんの協力を得て、施設の目玉として「北島三郎ヒストリアム(仮称)」&「コラボレーション・スタジオ」の併設を構想し、「アーティストとアーティストが融合して新しいものを生み出してゆく一大エンターテイメント空間の誕生を予定している」((株)プラネット)。
 ショップについてもミュージアムショップを考えているという。

 この種のものとしては、小樽の石原裕次郎記念館が連想されるが、関係者は、「目下、全然違ったものを検討し、練っている。単なる展示館ではない」ともコメントしている。

「北島さんからは、故郷の失われようとしつつある歴史的建造物の再生利用、及び地元地域の活性化に協力できるなら、との理解を得ている」(同)としている。
 承知のように、北島さんは極めて有名な歌の題名に代表されるように、函館・道南の観光、地域発展に多大な貢献をしてきており、これらによって一昨年、函館市栄誉賞が贈られた。

 4〜6階のデザイナーズ・ホテルについては部屋数30室程を予定し、「エッセンスのあるしゃれた宿泊施設にしたい」(同)という。

 エクセル(株)は、呉服、装飾などの販売が本業で、三井物産やフランスベッド、京セラ敷島紡績等々を主な取引先としている。今回の観光施設建設は新規分野となっている。
(11.22)

井上市長を団長とする函館観光誘致訪問団大きな成果上げて帰函。
台湾3社からのチャーター便、これまで並みかもしくはそれ以上に

〜中華航空、将来的には定期便も視野に〜

香港、シンガポール訪問も一定の成果、一方で「函館についての情報はまだ不足」


 函館観光の誘致・PRのため、11日から台湾、香港、シンガポールを訪問していた井上博司函館市長を団長とする函館の政財界首脳による東南アジア・函館観光誘致訪問団が18日正午、帰函し、井上団長らが函館空港で記者会見して訪問の成果などを報告した。

 井上団長は、まず最初の台湾の台北市訪問について、
「台北市は昨年に引き続く2回目で、中華航空、マンダリン航空、エバー航空の3社を訪ね、台湾からの運航計画と更なる観光客を要請した。その結果、中華航空では来年も北海道には今年並み(183便)の200便近いチャーター便を確保したいということであった。これ以上となると限界で、将来的には定期便も視野に入れたいとし、中華航空の北海道乗り入れは函館が中心であり、当然函館ということになろう」

「マンダリン航空はこれまで31便であり、この12月から高雄からの便を30便くらいで再開したいとし、エバー航空については42便であったが、今後これを上回ることになるということであった。3社いずれも友好的で、受け入れ体制に関し今後詰めて行こうということになった」

 香港では、函館からのプロモーションは今回が初めてで、強い印象を与えるものとなったようで、
「キャセイパシフィック航空が来月2日から新千歳便を再開すると語り、当然函館まで観光客が回ってくるのでプラスになると思う。そして、子会社のドラゴン航空が12月に5便のチャーター便を運航するということの一方で、函館のこと、観光資源の状況についてあまり情報が入っていないとの説明もあった。今回、地域上げて訪問したことは評価された」

 次に、シンガポール訪問については、シンガポール政府観光局と函館国際観光コンベンション協会(沼崎弥太郎会長)との姉妹提携が10周年を迎え、その祝の記念交流会への参加でもあったとし、これには函館シンガポール協会(柳沢勝会長)のメンバーも約40人が合流したと説明したうえで、

「交流パーティーではエドモンド・チェン政府観光局会長以下、責任者が出席した。折から11月12月〜23日の日程で函館フェア中心の函館&北海道フェアを開催中で、現地の方々も多く参加し、観光誘致だけでなく、(産業、名産品などはじめ)函館を総体的にPRするのによい機会となっている」
 と各国訪問の実りある成果を語った。

 さらに、台湾では旅行会社3社、香港では7社を訪問団メンバーが手分けして訪問したとし、
「函館に対する情報がまだ不足しており、今後さらに力を入れて行く必要がある。また、シンガポールでは、来年、函館市制施行80周年を迎えるので、花を添えるためにイベント参加をお願いしてきた」
 と言及した。

   ☆   ☆   ☆

 訪問団に参加し、井上市長と一緒に記者会見に臨んだ岩谷正信市議会議長は、
「ニューヨーク同時多発テロで全体的に影響を受けているという印象だが、北海道の人気は高く、落ち込み傾向の中で期待が持てる。地域として努力することで、引き続き期待できるのでないか」と語り、

 泉清治函館空港ビルデング社長(函館商工会議所副会頭)は、
「空港関係に対する宿題が結構あって、入国検査のこと、運用時間外のことなど今後検討を加えて行きたい」

 柳沢勝函館シンガポール協会(マルカツ魚長食品社長、函館商工会議所副会頭)にあっては、井上市長の説明に加えると、
「向こう(シンガポール)では光のファンタジーが開幕し、18日の点灯式を私ども訪問団のために1日前に臨時的に行うなど、非常に友好的だった。フェアは水産関係の評判がよく、函館の名が売れ、人気が高い」
 とそれぞれ語った。

 最後に、井上団長から、函館空港での入管の時に時間がかかるという指摘があったことも明らかにされ、
「空港の現状から簡単には行かないが検討したい」とし、
「航空会社から市の助成の話もあった。自治体の中では助成しているところもあり、函館も検討してもらえないかということであった。前向きに考えたいと回答したが、ただ定期便の助成はあるものの、チャーター便の助成はない」
 との見解があった。
(11.18)


新経営体制下のニヤマ温泉スキー場、整備・点検進められ、
12月上旬〜中旬には営業再開・オープンへ

 道内で雪が少ない函館・道南地方も12月に入れば、そろそろスキーシーズン間近かということになるが、今季はニヤマ高原スキー場が新しい経営者・経営体制のもと12月上旬〜中旬には営業再開・オープンの運びになる。

 ニヤマ高原は、今年の夏、新会社として(有)ニヤマ温泉スキー場(代表取締役社長・難波節雄氏)が設立され、改装工事を行って、7月6日に温泉施設と温泉ホテル(31室、134人収容)の営業を再開し、現在に至っている。営業の方は、「だんだん良くなっている」(難波社長)ということで、このうえはいよいよスキー場の再開となっている。

 で、これまでにリフトなど諸々の施設の整備・点検を進めてきており、この結果、「一番上の奥の方だけは今年むずかしいが、あとはかってと同じように運転稼働し、以前の営業状態になる。免許の方も大丈夫」(同社長)とし、今季は、西武グループの函館七飯スキー場とともに、道南最大規模のスキー場が昨季の休業から一転して再開。
 雄大なパノラマをもって、公認コースから家族連れ、ビギナーまで広く楽しめる豊富なコース・ゲレンデを提供してくれることになった。
(11.12)

30年間楽しませてくれてありがとう函館カントリークラブ横津コース!
昭和47年からの営業の幕閉じる/きちっと、立派に閉鎖

横津岳国際スキー場は来年3月末まで営業


 東京火災海上保険の関連会社、(株)東管(本社・東京)が経営する函館市近郊、七飯町大中山・横津岳のゴルフ場、函館カントリークラブ横津コース(18ホール)が、11月4日(日)をもって、昭和47年のオープン以来30シーズンの営業に幕を閉じた。

同ゴルフ場は、函館・道南地区に市内見晴公園内の函館ゴルフ倶楽部や大沼の北海道カントリークラブ大沼コースだけしかなかった時代に、道南地区における道外業者のゴルフ場建設ラッシュの先陣を切って建設され、昭和47年に開業した。

 しかしその後、道南地区ではゴルフ場が次々に乱立し、過当競争に陥り、加えて近年の経済不況から利用者数がじり貧となり、同横津コースにあってもここ数年来から利用者の減少著しく、このため、「企業努力をしてきたが、これ以上やっていてはゴルフ場会員にも迷惑をかけることになり、また従業員の退職金なども払えなくなってしまうなど、破綻が目に見えている」(東管関係者)として今年2月に、今年のシーズン限りでの閉鎖を決定し、発表した。

 会員690人程を数えていたが、閉鎖発表直後から3億7、700万円の預託金の返還を行う一方、これまでにパートを含む従業員の就職紹介をしてくるなど、昨今の時勢ではめずらしく、きれいに立派に閉鎖するものとなった。

 最後の日となった4日は寒気が入り込んで、同ゴルフ場の朝7時の気温はマイナス2度、日中もプラス2度くらいというあいにくの天候となったが、午前中、グループで楽しむプレイヤーらが訪れ、同カントリークラブでの最後のプレーを楽しんでいた。
 10月29日には、かってのメンバー、関係者が多数かけつけ、お別れ会も行われた。

 なお、もうすぐシーズンオープンとなる
横津岳国際スキー場の方は、従来通りに営業され、シーズンが終わる来年3月末をもって終了。夏場はゴルフ場、冬場はスキー場という同社の横津の営業を完全に閉じることになっている。
(11.4)  



マイカル北海道の新社名は、株式会社ポスフール、12月1日から告知し、新年1月1日から正式変更

店名の「サティ」はそのまま使用!

 道内最大手の総合スーパー、(株)マイカル北海道(本社・札幌、大川祐一社長、東証1部上場)は8日、臨時取締役会を開き、新商号を株式会社ポスフールにすることを決め、今月30日開催予定の臨時株主総会に諮るになった。同日午後5時過ぎ、発表した。
 12月1日から告知し、1カ月間の後、新年1月1日から正式に株式会社ポスフールに変更する方針。店名の「サティ」については今のところ、そのまま従来通り使用する。

 同社にあっては、9月の(株)マイカル(本社・大阪)の民事再生法申請(受理)、事実上の倒産後、(株)マイカルの傘下に入っていなく、子会社ではない現状からして、現在のマイカル北海道の商号(社名)はふさわしくないとして商号変更方針を打ち出し、100万円の賞金で広く内外から新商号を募っていた。
 そして、これまでに1万7、465通の応募があり、慎重かつ厳正な選考作業を行い、「ポスフール」に決めた。札幌の30代の主婦が「ポスフール」と応募した。

 商号変更の理由について、同社は、
「(株)マイカルから自主独立、企業イメージの向上と21世紀への新たな飛躍に向け、CI(コーポレートアイデンティティ)の導入による基本戦略・経営ビジョンを確立、その一環として経営理念および事業領域に相応しい社名にするため商号変更を行うもの」
 とし、

 ポスフール(Posful Corporation)は、
「Possibility(可能性)」
「Forever(末永く)」
「Universal(普遍的な)」
「Love(愛)」
 を組み合わせた造語となっている。

 その意味するところは、「末永く生きる、普遍的な可能性と愛」「時代が変わっても」いつまでも変わることのない「普遍的な」価値、「可能性」と「愛」を求め続けることー。その願いと決意を、マイカル北海道の新生の宣言としたとしている。

 そして、「成長の鍵のひとつは適切なスクラップ&ビルドにある」とし、「株主・お客様から信頼と支持が得られ、満足していただける企業・店であること」「お取引先様にとって魅力ある企業でありたい」などしている。
 また、このうえは、「特定のグループに入ることなく、北海道の大地に立ち、地域に深く根ざしながら積極的に店舗・売場の改廃を行い、価値ある商品を適正価格で安定的に提供してゆき、時代の潮流を正確に読み、フロンティア精神を奮い立たせて大きき飛躍したい」としている。
(11.8)



函館三菱ふそうが大好評の多機能電動4輪カート
「ハーティパル」の販売を開始!

介助者の運転も可能なタイプも揃え、スタイリッシュでコンパクト、使いやすさ抜群

 函館三菱ふそう自動車販売(株)(山村幸生社長)は先般から、乗る人が自分で運転できるほか、介助者の運転も可能なタイプも揃えた多機能電動4輪カートの販売を進めている。
 三菱自動車エンジニアリングの「ハーティパル(Hearty Pal)」という名の多機能電動4輪カートで、スタイリッシュでコンパクト、なかなどうしてオシャレな、使いやすいカート。この新商品、発表以来、介護関係業界のみならず、一般ユーザーからも大反響を呼び、全国的に好評を博している。

  ◇  ◇  ◇

 この多機能電動カート「ハーティパル」は、安定性が良くて倒れにくい4輪車で、小型、軽量なことから小回りが利く。全長1メートル8センチ、幅58センチ、高さ96センチのコンパクトサイズで、取り扱いやすく、屋内外で使える。

 自分で運転する自走専用仕様(タイプA)と、介助者が操作できる自走・介助兼用仕様(タイプB)の2種類がある。タイプBは、ハンドルを前に倒してシートを反転させることで、介助者が運転することができる。
 また、シートをカーゴラックに取り替えると、荷物運搬用としても使用できる。

 350ワットのモーターを搭載していることから、傾斜10度以下の上り坂なら楽々のぼれる。スピードは、停止状態から早めに歩く速さ(毎時6キロ程)まで、無段階にコントロールできるようになっている。

 デザインは、使いやすさと機能を重視し、シンプル、オシャレな電動カートとなっている。

 使い勝手にさらに言及すると、ハンドルは握りやすいループ型、シートは乗り降りしやすい回転機構付き。乗る人に合わせて、ハンドルの角度、シートの位置を調整できる。足元には障害物がないため、前方に足を伸ばして乗ることもできる。

 工具を使わず、分解・組立が3分ほどできで、バッテリー込みの重量は68キログラムの軽量とあって乗用車に簡単に積むこともできる。

 操作は簡単で、楽々運転。この商品は道路交通法上、歩行者とみなされるので、運転免許は必要なし。

 トランクスペースネットやリヤバスケット、カーゴラック、松葉杖ホルダー、ボディカバーなど、12種類のオプション商品も用意されている。

 メーカー希望小売価格は、タイプAが24万8千円、タイプBが26万3千円(いずれも消費税は免除)。

 ともあれ、これまでの電動カートのイメージを払拭した、乗る人を選ばないスタイリッシュなコンパクトカート。「1人でちょっとお買い物」「2人で公園を散歩」「家族みんなで小旅行」、パーティパルと一緒にきっと今まで以上に外に出たくなるー。

 お問い合わせは、函館三菱ふそう自動車販売(株)部品課・村田まで。でんわ0138−42ー1124(直通)。
現物は同社ショールームにあります。お気軽に。


(11.14)


ローソン、6日の東雲町店を皮切りに来年2月まで
函館市内50店舗にATMを設置/みちのく銀行と提携


 コンビニのローソンが、11月から函館市内の店舗に現金自動預払機(ATM)を設置することになり、6日午前10時のローソン函館東雲町店での北海道初のサービス開始をスタートに、来年2月まで市内50店に順次設置する。
 道内コンビニのATMの多店舗導入はローソンが初になる。

 函館では、みちのく銀行と提携し、同行が管理する。ローソンでは青森県でみちのく銀行に委託することになったことから、函館市内でも7店舗を有する同行との提携となった。みちのく銀行にあっては、大きな戦力になりそうだ。
(11.5)

 
来函観光客・上期は9.2%の前年同期比大幅増の363万1千人
通年500万人の大台回復・突破は確実!

景気低迷に一定の歯止め、今や函館地域経済支える函館観光


 函館市商工観光部観光室は29日、今年度上期(平成13年4月〜同9月)の来函観光入り込み客数をまとめ、発表した。これによると、上期の入り込みは、約363万1千人で、昨年春の有珠山噴火の影響などで大幅に落ち込んだ前年同期の約332万4千人に対して、約30万7千人、9・2%の増加となった。

 団体客などによるバスでの来函が21・2%の大幅増となり、航空機、JR利用、乗用車についても軒並み増加した。ただ、超高速フェリー「ゆにこん」が運休したことからフェリーは28・5%の大幅ダウンとなった。

 前年は上期の大幅な落ち込みが影響し、1年間通しての来函観光客が488万5千人となって500万人の大台を割り込んだが、今年度は9・2%増の363万1千人となったことで、ここ数年来好調な冬場、下期(10月〜3月)の入り込み客数動向からして、通年で500万人台回復、突破は確実と目される。
 ちなみに、前年度の下期は156万1千人であり、今年度下期が前年並みとしても年間520万人近くの入り込みとなる。

 今年の函館観光は、昨年の有珠山の影響から立ち直ったわけだが、一方で上期363万人という数字は1昨年前までの380万人台(4年連続)までには回復していない。この背景としては、長期にわたる景気低迷や夏場の天候不順などが影響しているものと同観光室では推測している。

 とはいえ、観光がまずまずいいことが函館地域の経済不況に一定の歯止めをかけ、景気動向に極めて大きく役立っている状況で、上期の増加は周遊ツアーの大動脈である幹線道路網(函館ー札幌間)の順調な推移、台湾からの国際チャーター便の好調、等によるものとみられている。
(11.29)

ローソン、6日の東雲町店を皮切りに来年2月まで
函館市内50店舗にATMを設置/みちのく銀行と提携

 コンビニのローソンが、11月から函館市内の店舗に現金自動預払機(ATM)を設置することになり、6日午前10時のローソン函館東雲町店での北海道初のサービス開始をスタートに、来年2月まで市内50店に順次設置する。
 道内コンビニのATMの多店舗導入はローソンが初になる。

 函館では、みちのく銀行と提携し、同行が管理する。ローソンでは青森県でみちのく銀行に委託することになったことから、函館市内でも7店舗を有する同行との提携となった。みちのく銀行にあっては、大きな戦力になりそうだ。
(11.5) 


先の恐喝事件・市職員逮捕に絡み、市幹部が警察の事情聴衆を
9日間にわたって受けたことを明らかにし、改めて不祥事を陳謝
<30日の会見で井上博司函館市長、庁内行政処分を検討>

 井上博司函館市長は、30日午後4時からのアクアコミュニティ構想断念の記者会見で、これに先立って11月18日に市職員が逮捕された不祥事に関して言及し、この事件に絡んで市幹部(部長と課長の2人)が警察から任意の事情聴衆を受け、この調べが25日に終了したと語る一方、さらに函館地検の調べを経て、12月10日頃に一定の判断が出されるものとの認識を述べた。

 そして、「市職員が逮捕され、幹部とその他職員がこのように調べを受けたことは、市民の行政に対する信頼を損なうもので遺憾であり、深くお詫び申し上げる」と改めて陳謝。また、「庁内関係者の行政処分については今後検討し、再びこのようなことがないようにしたい」と語った。

(11/30)

公立はこだて未来大学大学院<システム情報科学研究科>平成15年度4月開設へ
/来年6月頃に文部科学省に認可申請


 本サイトで既報したが、公立はこだて未来大学(伊東敬祐学長)は先般までに、かねてから予定していた同大学大学院(システム情報科学研究科)の平成15年度(2003年度)4月開設を函館圏公立大学広域連合(連合長・井上博司函館市長)議会で決定し、11月19日午前10時からの同議会大学運営常任委員会に報告するとともに、この後同日、伊東学長が記者会見して正式発表する。
 
 現在の2学年(第1期生)が卒業する平成16年春を1年前にしての開設で、「来年6月頃には文部科学省に設置申請し、認可を得る」(佐藤弘明同広域連合・同大学事務局長)。

 大学院開設に関する概要は、

▽開設時期 平成15年4月(前期・後期課程とも同時開設)
▽研究科・専攻および課程
(1)研究科・専攻/システム情報科学研究科・システム情報科学専攻
(2)課 程/博士(前期)課程
       博士(後期)課程
▽修業年限および学位
 博士(前期)課程/2年・修士(システム情報科学)
 博士(後期)課程/3年・博士(システム情報科学)
▽入学定員
 博士(前期)課程/50人
 博士(後期)課程/10人
▽研究領域
・情報複雑系領域
・情報メディアデザイン領域
・知能情報科学領域

 といった内容で、開設時の平成15年度は同大学の学部生が卒業していないことから、平成15年度の博士(前期)課程および平成15年度から平成17年度の博士(後期)課程の入学者は、社会人が中心になるとしている。

 施設整備については、考え方として、

▽学部生のスタジオ利用の拡大〜4年次の卒業研究、3年次のプロジェクト学習への対応
▽共同研究の推進〜当初の予定を上回る進捗状況を踏まえ、産学共同研究センター(基本構想で将来検討を表明)としてスペースを確保
▽収支試算の改善〜基本家一買う以降、歳入増による1市3町負担金の軽減など
▽大学新時代への対応〜激化する大学競争に備えた基盤強化
 などを勘案して研究棟の整備を図る方針だ。

 そして、施設整備は、大学院学生が増大する平成17年度の供用開始を予定とし、研究棟の規模は、概ね4千4百平方メートルとするほか、現学部棟も併せて利用するとし、整備費については、設計と初年度調弁費を含めて約18億5千万円を見込んでいる。

(11.16)
※関連記事、このページの下段に。


函館ライオンズクラブが全国募集の「新しい函館の歌」に
東京在住の比呂公一さん作詞・作曲の「HAKODATE」

ポップス調、函館をイメージ!比呂さんは植木等さんの長男


 函館ライオンズクラブ(朝妻義一会長)が創立45周年記念文化事業として全国からプロ、アマ問わず懸賞募集した「新しい函館の歌」に、東京在住の作曲家、比呂公一さん(53歳、東京都港区六本木4丁目3−11、(株)モッシュ代表)が作詞、作曲した「HAKODATE」が選ばれ、この11月11日、ホテル函館ロイヤルで開かれた同クラブの創立45周年記念例会で披露された。

 同クラブでは近く、この新しいはこだての歌、「HAKODATE」を函館市(教育委員会)に寄付。市民、行政など幅広く、みんなに使ってもらうことにしている。

 この「新しい函館の歌」の募集は、「歴史とロマンの街、函館をイメージし、誰もが口ずさめるような親しみやすい曲をー」ということで募集がスタートし、10月10日に締め切られ、全国から100件を超す応募があった。
 そして、10月16日に、著名作曲家の服部克久さんを委員長に、道教育大教授の佐々木茂さん、函館大学講師の宮本正さん、他4名からなる審査会が持たれ、慎重に審査の結果、比呂さんの作曲、作詞による「HAKODATE」が選ばれた。

 「HAKODATE」は、サビの部分が印象的なポップス調の曲で、歌詞には元町公園や基坂など函館西部地区の風景、イメージが折り込まれた歌いやすいものとなっている。

 11日の記念例会には比呂さんが招かれ、賞金100万円が贈られるとともに、比呂さん自らピアノを弾きながら「HAKODATE」を披露、演壇に同クラブのメンバーも上がって、「新しい函館の歌」を熱唱した。

 比呂さんは、20代のころから多数のレコードやCM音楽をてがけているということで、NHKの音楽監督なども担っているという。
 本名は植木博司さんで、歌や映画で一世を風靡したエンターテイメントとして非常に有名な植木等さんの長男。
(11.13)

駅前の「Hot Web cafe」再オープン、通常に戻る!
特注のシャッター、ガラス取り付けられる

 エスイーシーの函館駅前のインターネットカフェ「Hot Web cafe」は、改装のため10月30日から11月11日の間、休業していたが、21日午前10時からオープンし、通常の営業に戻った。

 函館駅前・棒二森屋前のTMOビル1階にある同カフェには、9月24日未明に暴力団関係の外車が突っ込み、シースルーのシャッターが壊れ、さらにインターネットカフェの前面総ガラスと壁の一部も壊れた。被害後、数日間休業し、応急処置を講じて営業する一方、シャッター、正面のガラスともに特注のオーダーであることからこれを注文。

 そのシースルーのシャッターとガラスがきたことから、これを取り付けるため10月30日から13日間にわたって休業していた。
 これが無事終了したもので、一部フロアーなども張り替えられ、以前の姿に戻っての営業再開となった。

 同カフェは、今年夏に函館初のインターネットカフェとしてオープン以来、好評で、地元の若い人たちや観光客、出張で来る営業マンらに喜ばれている。
(11.12)

「函館の発展には人材育成が絶対に欠かせない」と強調!2年半前の選挙公約の着実な進捗状況を報告

約2千人が出席し、井上博司函館市長を励ます会〜
最初に今回の市職員の不祥事に対してすっきり・明確に陳謝

 井上博司函館市長を励ます会(主催・21世紀の函館を創る会)が、21日午後6時から函館国際ホテルで開かれ、支援者・支持者ら約2千人近くが出席、あいさつに立った同市長は、「(市職員が逮捕された)今回の不祥事に対しては市民の皆さんに大変申し訳なく、深く深くお詫び申し上げる」と初めて今回の事件にふれ、すっきり、明確に陳謝した後、2年半前の選挙公約の進捗状況を語り、着実に実現しているとし、このうえで、これからの函館の発展にとって「函館をつくるのは人材であると確信している」と人材育成が欠かせないことを改めて強調した。

 そして、「任期残り1年半を自ら率先垂範、先頭に立って市民みなさんのご協力、ご支援を得ながら全力で取り組む」と決意表明した。

  ☆   ☆   ☆

 励ます会は、同市長の連合後援会である21世紀の函館を創る会の村瀬順一郎会長のあいさつで始まり、村瀬会長は、「井上市長は山積する課題に真正面から取り組んでおり、ますます活躍してほしい」と述べ、この後早速、井上市長のあいさつ、市政の状況と報告となった。

 公約の進捗状況では、まず市役所の改革、徹底した改善について、
「職員の削減ではこの3年間220人を削減し、金額にして約33億円の効果が生じた。ほか、内部努力で約10億円削減し、さらにバス事業の民営一元化でこれまで持ち出していた10億円の節減を図った。だが、厳しい経済情勢から一方で税の収入が伸びず、このためこの削減・節減分を新しい事業に注ぎ込めないが、市民からの要望事項、函館の将来発展にとって欠かせない事業の推進には今後なお努力して投入して行きたい」とし、

 産業経済の振興と雇用の確保に関しては、
「今や、観光が函館の経済を支えていると言ってもいい。昨年はダメだったが、今年は間違いなく(来函観光客が)500万人を超える。一例に東京で紙コップの函館の宣伝をするなどし、誘致に努めるなどしており、観光を中心に函館経済の足腰を強めて行こうと考えている。冬の事業としてクリスマスファンタジー、そして駅前の再開発、等々も進行中にある」

 生き生きとした福祉の街づくりでは、
「総合保健センターを建設中で、市民スケート場も兼ねた市営競輪場の建設、中央図書館も平成17年には完成させる。箱館奉行所の復元も進めることになっている。駅前については新しい駅舎の建設に着手しており、広場を2倍半になり、函館観光の発展につながる」
 などと3大公約が順調に進んでいることを報告した。

 そして、人材育成が函館の発展に絶対欠かせないとし、
「公立はこだて未来大学を軸にしてこの地域の教育の発展を図ることが可能と考えており、平成15年度には未来大に大学院を是非設置したい。そして、新聞等で承知の思うが、北大水産学部と道教育大函館校の存続問題に全力を上げる決意だ。両大学は知的財産として欠かすことは出来ない。加えて、人材育成の事業としてリーダーを育てる、市民の自主研修の育成事業、中学生の海外派遣事業を進めてきている。いずれも極めて順調であり、さらに発展させたい」
 と強調した。

 小泉内閣の改革にもふれ、
「必要性は否定しないが、中央・大都会が潤い、地方が切り捨てられるのではとも感じられ、このような構造改革は序序にやってほしいと思っている」
 との見解を明らかにした。

 この後、井上市長夫妻に花束の贈呈があり、そして、沼崎弥太郎函館商工会議所副会頭の音頭で祝杯を上げ、宴入りとなった。

 昨年秋にに引き続いての励ます会で、政治資金規正法による政治資金パーティーとして、会費5千円での開催となった。
(11.21)



函館市営バスの民営一元化「全国のさきがけ・函館方式」として
公営企業管理者、マスコミ等々から問い合わせ・取材など相次ぐ!

注視の札幌市営バス・民営化問題でも、函館方式高く評価され、完全お手本

 赤字の垂れ流しであった函館市営バスの民営一元化が今年4月から2カ年計画で実施に移され、順調な状況にあるが、これに関して「非常にうまく行っている、公営バス民営化のさきがけとして全国的に反響が大きく」(関係者)、最近に至っても、巨額の赤字に悩む札幌市交通局が市営バスの民営化を打ち出したことなどから、函館市交通局に対してマスコミの取材、これより先には全国各地の自治体・公営企業管理者関係などから「どのように進めたか。実施に移す中での問題点はー」等々、問い合わせ、取材が幾つも寄せられている。

 この函館市営バスの民営一元化は、函館市にとっては数十年以来の非常に長い間の懸案であったが、井上博司市長が2年半余前の選挙で公約し、これを決断・実行に移して今年4月から函館バスへの移管がスタートした。井上市政これまでの大きな功績・実績となっている。
 今、まさしく世は小泉構造改革の特殊法人の廃止・民営化方針に象徴されるように、民営化・市場化は時代の大きなうねりにあり、函館市の市営バス民営化は地方における公営企業あり方を示す代表的なものとなっている。

 市交通局によると、全国的には京都方式と函館方式があるということで、京都の場合は経営を民間に委託した形で、営業権は京都市が持っているとし、これに対して、函館市のケースは承知のように営業権も全て委譲する完全民営化、全部を委譲する形となっており、これまさしく、「全国的にさきがけ」となっている。4月からスタートし、今日非常にうまく進行中という状況にある。2003年3月末までには全路線が委譲され、完全に民営一元化となる。

 このことは全国各地で同じ悩みを抱える公営企業管理者に大いに注目され、評価されるものとなっており、道内ではこの函館方式に札幌市が飛びつくものとなっている。
 すなわち、桂信雄札幌市長が2004年度末までの札幌市営バスの民営化を打ち出し、市長の諮問機関をつくり、そこで完全民営化の意見書をまとめてもらってきていること、そして労組への提案等々、函館のケースそっくりの道をたどろうとしている。

 この札幌市営バスの民営化問題が具体的に大きく動き出してきて、本道を代表するブロック紙が札幌から市交通局に函館方式の取材に訪れたほか、これより先には九州の地方紙も同じように取材。また、昨年には東北・北海道の公営企業管理者の会合で函館市交通局に発表の機会が与えられた(市交通局)。
 さらには、かんぽ(簡易保険)の関係での発表、等々、市営バスの民営化・函館方式は全国の模範となっている様子だ。
(11.21)


北大水産学部と道教育大函館校の存続運動を協議する
南北海道高等教育機関整備促進期成会の臨時総会、21日、ホテル函館ロイヤルで開催

 北大水産学部と道教育大函館校の存続問題を話し合い、具体的な存続運動を協議する南北海道高等教育機関整備促進期成会(会長・井上博司函館市長)の臨時総会が、21日午後1時からホテル函館ロイヤルで開かれる。

 国立大学の構造改革ということで再編・統合を大胆に進め、民間的発想の経営手法を導入するといった遠山プランが示され、函館関係では、北大水産学部で大学院だけを残して水産学部は札幌移転、道教育大函館校では機能の大幅な札幌移転・集約が打ち出され、函館から一気に国立大学がなくなるような雲行きになってきている。

 このことは地域にとって極めて重大な問題と位置づけ、この存続運動を函館・道南一丸となって進めるため、道南地方の各自治体などでつくられている南北海道高等教育機関整備促進期成会を急ぎ開くことになったもの。今後、存続運動を具体的にどう進めるか協議する。
(11.15)


9人のうち7人が据え置きを主張/函館市特別職報酬等審議会

 函館市の特別職報酬等審議会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)が6日夕、市役所で開かれ、10人の委員のうち9人が出席、7人が据え置きが妥当とし、残り2人のうち1人は「市長の仕事は大変であるから市長だけの給与を上げるべきだ。そして年俸制を導入したらどうか」と語り、もう1人は「(28ある)類似都市の中で函館市の市長は上から9番目だが、助役は20番目で、収入役は26番目。この格差を是正すべきだ」と主張した。

 市では、市長の報酬だけを上げるということは特別職全体の報酬総枠が決まっているため、他の特別職の報酬が下がることになる、としている。

 この日の会合の意見を参考にして高野会長が答申案を作成し、11月26日以降に予定している次回に、これをかけることになった。
(11.7)


議員定数削減問題浮上するも、前とは全然違って、総じて冷めた空気!
〜12月議会に一定のメドつけて、2月開会の議会で条例制定〜

【解 説
】議会改革と、地方自治法改正で次の選挙(平成15年4月)から議員定数を法定数を上限として条例で定めなければならなくなったことから、函館市議会で議員定数問題が浮上、12月の定例会をメドに一定の結論を見出そうとの動きになっている。

 函館市議会の議員定数は、前回の平成11年の選挙前に、大きな議論の末に40人から現在の36人に削減したことは記憶に新しい。これを議会改革絡みでさらに検討しようということで、36人からこの際は30人に減らしてはとの話が出ている様子にあるが、この提案は無所属の黒島宇吉郎議員が、「人口1万人に議員1人程度が妥当だろう」として主張しているもので、今回の場合は議会内で、総じて更なる定数削減には冷めた空気が支配的になっている。

 各派から議会改革の提案の一つとして意見を出してもらい、11月22日の議会運営委員会でも協議し、今後の段取りとしては12月議会までに結論を出し、2月開会の定例会で制定するということだが、与党が積極的に持ち出した3年前とは機運が全然違う様相にある。

 この点、40人から36人に削減したことで市全体の行革ということからも、議会として一定のけじめを付けたということや、減らすばかりが能でもあるまいといった大方の受け止め方も作用している。

 それと、30人に削減という提案の背景には、「議員報酬問題絡みで今のままでは経済情勢などからして報酬アップなどおぼつかない。そこで、議員定数を30人にすれば、現在の議員報酬総体の枠の中で分配が増えるといった計算もあるようだ」(市幹部)という話も聞かれ、結構、いろいろ思惑がありそう。

 会派の中には、「実際に削減をやるとしても、次の次の選挙からがいいのではー」といった意見もある一方、「今回は削減が提案されても否決される可能性が強い」(与党会派幹部)という見方も出ている。

 「削減よりもむしろ増やすべきだ」という逆の会派意見もあり、また、「耳障りのいい削減問題より他に、函館の現状、将来をどうするかなどもっともっと議会として議論すべき重要なことがある」との指摘もあって、条例で議員定数を明示しなければならないが、目下の情勢では定数削減、熱い問題とはなっていない。
(11.6)


若松南埋立地、1坪当たり約25万7千円〜約26万5千円で落札!
真ん中は魚長食品、函館山側は澤田水産、朝市側は入札不調


 函館朝市と函館国際ホテルの間に位置する函館港ウォーターフロントの若松南地区埋立地、3区画はー。

1)大手町22−34 2、821.377平方メートル(約855坪)(朝市側)
  近隣商業地域、港湾地区
  建ぺい率80%、容積率300%
2)大手町22−40 3、996.317平方メートル(約1、211坪)(真ん中)
  近隣商業地域、港湾地区
  建ぺい率80%、容積率300%
3)大手町22−41 1、929.107平方メートル(約584坪)(函館山側)
  準工業地域、臨港地区
  建ぺい率60%、容積率200%

 1)〜3)の一般競争入札が、1日、函館市役所で行われ、2)については(株)魚長食品(代表取締役・柳沢勝氏)が3億2千2百万円、3)については(株)カネキチ澤田水産(本社・砂原町、代表取締役・澤田博昭氏)が1億5千1拾万円で落札した。

 1)については、入札を行ったが、入札予定価格を下回り不調に終わった。所管の市港湾部では、「今後、時間をかけて検討したい」(足立隆秀部長)としている。

 魚長食品は10月26日の入札参加申し込み時、主たる用途として飲食店・ホテル・土産品販売、澤田水産は落札の埋立地の隣接地が水産加工場となっており、倉庫・荷さばき場としているが、今後7日間以内の仮契約時に、両社に改めて利用計画を提出するよう求めている。

 魚長食品が落札した土地は1坪当たり約26万5千円余、澤田水産が落札した土地は1坪当たり約25万7千円の価格となっている。

 なお、3区画に対しては、8件が入札参加を申請した。1)は2件、2)は3件、3)は3件で、8件いずれも地元からの入札参加申請であった。
(11.2)


市、特殊勤務手当の大幅見直し案を提示!
手当数にして31件、項目数では63件。うち15件の手当・42項目を廃止

 函館市は1日までに、市職労との団体交渉の中で、道内他都市の平均と比べても1人当たりの支給額が多いとして市民や市議会、最近では国からも自治体全般に改善を指摘されている特殊勤務手当の見直し案を提示した(市立函館病院、水道局、消防本部除く)。

 手当数31件中の63項目で、63項目の内訳は廃止が42件、改正が11件、継続10件というもので、総務部によると、「現在、特殊勤務手当の支給総額は約1億6千万円で、今度の見直し案はこのうち約1億3百万円を廃止、改正などしてカットするというもの」で、金額にして64.4%の大幅削減となっている。

 同手当をもらっている職員、そうでない職員含めて1人平均年額、これまで約7万4千円の支給が約2万1千円になるという職員サイドからすると大きな手当カットで、組合の衝撃は大きく、相当の抵抗もある様子で、今後の交渉の行方が注視される。

   ◇   ◇   ◇

 この特殊勤務手当は昭和30年代頃、公務員の給与が民間よりも低かった時代に導入され、今日に至っているが、近年、民間の賃金水準よりも公務員の給与水準が上回り、市民の間や市議会、そして国においても見直しを行うべきだ、といった指摘がされ、函館市では第3次行財政改革の推進に当たってこれを折り込み、井上博司市長も議会答弁などで見直しに言及してきた。

 市の提示は、手当数にして総数31件で、このうち廃止の15件。福祉部の社会福祉業務手当(6項目)、環境部の廃棄物処理手当(6項目)、同部の公害調査手当(1項目)、夜間業務手当、保健所の保健指導等業務手当、衛生試験検査手当、食品衛生監視業務手当、蜂駆除作業手当、昇降機等検査手当、所長や医長らの医学研究手当、港湾部の海上作業手当、財務・市民・福祉・環境各部の市税等事務手当、市教委の煙筒清掃手当やボイラー運転業務手当、福祉部・環境部・市教委の休日等勤務手当、さらには各部局にまたがる選挙手当、等々が廃止の対象に上がっている。

 改正提案は手当数にして8つで、環境部の廃棄物処理手当の3項目、保健所関係で3項目、土木部の道路上作業手当、など項目数にして11項目。

 継続は6件の手当で、福祉部の火葬場業務手当や行旅死亡人収容業務手当など、保健所の伝染病予防救治手当、動物飼育等手当、と畜検査手当、港湾部の海上作業手当など、項目数にして10件となっている。

 市としては、各部の事務に係わる手当のうち著しい特殊性が認められないものは廃止したいとする一方で、環境部や福祉部などの例えば、ごみやし尿の収集に係わる業務、火災場の仕事、等々一般的に誰が見ても、大変な業務、「危険・困難・不快・不健康・精神的苦痛」に合致する手当については考慮し、継続するという見直し提案になっている(石井直樹総務部長)。

 これに対して、市職労・組合側は、事は賃金カットに関する極めて重大な問題とあって、当然のこと厳しく受け止め、10月23日と11月1日の市理事者との団体交渉ともに長時間にわたるものとなった。

 ただ、組合側では、
「内容は厳しいものと思っているが、他方で昨今の厳しい経済情勢、民間のリストラの動き、また、市民、公務員全体を見る目も厳しく、避けて通ることはできないと認識し、一定の見直しはやむを得ないと考えている。だが、特殊勤務手当は国の給料表の中でも認められており、また、危険・困難・不快・不健康、等々に合致するか、しないかという問題もある」
「いずれにしても、汗を流して行かねばならないわけで、職員全体的にも厳格に、職場に持ち帰って協議し行きたいと考えている」(市職労・藤盛敏弘書記長)
 と語っている。
(11.2)


西桔梗の「函館サティ」の住民説明会開く/参加者60人
大駐車場に出入りの車の流れ、騒音に関する質問が大半

説明会の趣旨とは関係ない土地取得問題の質問も出るも、
マイカル北海道「100%取得出来る。資金計画も大丈夫」ときっぱり!

 (株)マイカル北海道(1月から新社名・(株)ポスフール)が函館市西桔梗町に2004年3月開店予定している、「函館サティ」の大規模小売店補立地法に基づく住民説明会が、22日午後6時から函館流通センターの流通ホールで開かれた。
 同社はこの10月31日に渡島支庁に対して大規模小売店補の出店届出(出店本申請)を行っており、大店立地法では届出内容を地域住民に周知徹底させるため、届出から2カ月以内に住民説明会を義務付けていることから、早速の説明会の開催となった。

 この日の説明会には地域住民を中心に60人がかけつけ、(株)マイカル北海道側からは鹿島静男専務取締役・開発部長をはじめとする開発部幹部が出席した。

 「函館サティ」店舗の届出の概要説明が行われた後、質疑応答に移り、この中で地元の西桔梗住民を中心に、「営業日・休日はどうなっているか」、「市道西桔梗17号線のそばに住んでおり、駐車場への車の出入りに関し説明があった以外に考えてもらえないか」、「これだけの広い駐車場であるから、冬季間の除雪が大がかりになると思うので、騒音など心配ないか」、「産業道路側から車は入ってくることで交通渋滞が予想されるがどうか」など活発な質問があった。

 これらに対して、マイカル北海道側は、「基本的には年間休日なしでやって行く方針」、「市道西桔梗17号線の問題については市と協議を行ってきており、地域住民の懸念のないようにして行きたい。ご指摘については市ともさらに協議し、対応したい」、「冬季間の除雪は早朝からやることになる。その時の騒音については施設面も含め万全を期す」、「産業道路の交通渋滞の懸念については、入り口を1カ所だけでなく、手前の道路からも入ってくるように誘導し、また渋滞が起きないように側面道路に加えて、沿道の敷地を一部組み入れるなどの方策も示しており、万全の体制となる」などと応えた。

 また、この住民説明会の趣旨とはかけ離れることだが、「事業等成り立つかどうか。土地の売買契約は住んでいるのか」、さらに「資金のメド、土地取得のメドはついているのか」などの質問もあった。

 これに対して、マイカル北海道の鹿島専務は、「この説明会とは全く関係ない質問だがー」と前置きしたうえで、「長期的に安定できる経営が可能である。地権者から売渡同意書も得ており、100%土地取得は出来る。資金計画も大丈夫で、100%問題ない」「よって、この事業は基本的に成就する」ときっぱり答えた。

 この住民説明会は23日も午後2時から開催される。
(11.22)

大門グリーンプラザ・旧さいか前のBブロック整備、12月から工事開始!
うっそうとした樹木も2本を残して取り払い、
段差のないすっきりしたイベント広場に変身へ

 函館市はこの19日に入札を実施し、発注を行い、12月から松風町の「はこだてグリーンプラザ」の整備に着手する。函館駅前・大門地区の中心街活性化の中心事業で、初年度の今回は旧さいかデパート前の1ブロック(旧さいか前市電通りから市競輪場外車券売場前までのBブロック)長さ約100メートルをイベント広場として整備、2〜3月には完成、新年度からは使用OKとなる。

 歩道、車道を整備し、車道と広場の段差をなくしてフラットにするほか、冬場でも滑りにくいようにブロック舗装とし、今となっては大方から、「陰気くさく、取り払うべき。見晴らしを良くした方がいい」との指摘が強く出ている、うっそうとし、巨木化した樹木についても両サイドの2本を残すだけにして、あとは移設などする。

 道路沿いにベンチなども配することにしており、利用しやすい空間に一新することにしている。事業費は1億4千8百万円。交通止めにすることなく、工事を進めたいとしている(市商工観光部・近江茂樹商業振興課長)。

 この「はこだてグリーンプラザ」整備は3カ年事業で、来年度は三上三省堂のところ、函館市民憲章碑のある市役所側のCブロックを整備、次年度には現在ステージなどがある函館中央郵便局側のAブロックを整備することにしている。全体の事業費は4億8千万円が見込まれている。

 JR函館駅前周辺では再開発事業が進行中で、来年度には函館新駅舎の移転・新築工事が本格化。そして大門グリーンプラザも整備工事着手ということで、TMO事業や松風町界隈での大型娯楽施設、ホテル建設など相まって、一連の駅前・大門地区の再生・活性化策は佳境に入ろうとしており、行く末その真価が問われるものとなろう。
(11.16)

マイカル北海道の西桔梗における「函館サティ」出店の
住民説明会、22、23両日、流通ホールで開催

 10月31日に渡島支庁に大店立地法に基づく西桔梗出店計画の出店申請を行い、受理されたマイカル北海道(本社・札幌、大川祐一社長)は、22、23の両日、函館流通センター内の流通ホールで同法に基ずく住民説明会を開催する。

 大店立地法では申請から2カ月以内に届け出内容を広く承知させるために住民説明会の開催を定めており、これに基づいての開催決定になった。

 22日(木)は午後6時から、23日(祝日)は午後2時から開く。説明会には地元西桔梗に限らず、市内や隣接町からも参加、出席できる。

 マイカル北海道の西桔梗出店計画に対しては、すでに国(農水産省)から農地転用を認める内示が出ている一方、市に対しては開発行為の事前申請が行われ、市の開発審査会からは大規模店舗の建設に支障はないとの同意が出、渡島支庁(道)には前記の如く大店立地法に基づく出店申請が出され、受理済みというように、市街化調整区域内における大型店舗建設のための、いわゆる3点セットが揃ってきている。

 マイカル北海道では、「函館サティ」(仮称)ということで、店舗面積約3万3千平方メートルをもって2004年3月のオープンを目指している。
(11.14)

マイカル北海道の新社名は、株式会社ポスフール
12月1日から告知し、新年1月1日から正式変更

店名の「サティ」はそのまま使用!

 道内最大手の総合スーパー、(株)マイカル北海道(本社・札幌、大川祐一社長、東証1部上場)は8日、臨時取締役会を開き、新商号を株式会社ポスフールにすることを決め、今月30日開催予定の臨時株主総会に諮るになった。同日午後5時過ぎ、発表した。
 12月1日から告知し、1カ月間の後、新年1月1日から正式に株式会社ポスフールに変更する方針。店名の「サティ」については今のところ、そのまま従来通り使用する。

 同社にあっては、9月の(株)マイカル(本社・大阪)の民事再生法申請(受理)、事実上の倒産後、(株)マイカルの傘下に入っていなく、子会社ではない現状からして、現在のマイカル北海道の商号(社名)はふさわしくないとして商号変更方針を打ち出し、100万円の賞金で広く内外から新商号を募っていた。
 そして、これまでに1万7、465通の応募があり、慎重かつ厳正な選考作業を行い、「ポスフール」に決めた。札幌の30代の主婦が「ポスフール」と応募した。

 商号変更の理由について、同社は、
「(株)マイカルから自主独立、企業イメージの向上と21世紀への新たな飛躍に向け、CI(コーポレートアイデンティティ)の導入による基本戦略・経営ビジョンを確立、その一環として経営理念および事業領域に相応しい社名にするため商号変更を行うもの」
 とし、

 ポスフール(Posful Corporation)は、
「Possibility(可能性)」
「Forever(末永く)」
「Universal(普遍的な)」
「Love(愛)」
 を組み合わせた造語となっている。

 その意味するところは、「末永く生きる、普遍的な可能性と愛」「時代が変わっても」いつまでも変わることのない「普遍的な」価値、「可能性」と「愛」を求め続けることー。その願いと決意を、マイカル北海道の新生の宣言としたとしている。

 そして、「成長の鍵のひとつは適切なスクラップ&ビルドにある」とし、「株主・お客様から信頼と支持が得られ、満足していただける企業・店であること」「お取引先様にとって魅力ある企業でありたい」などしている。
 また、このうえは、「特定のグループに入ることなく、北海道の大地に立ち、地域に深く根ざしながら積極的に店舗・売場の改廃を行い、価値ある商品を適正価格で安定的に提供してゆき、時代の潮流を正確に読み、フロンティア精神を奮い立たせて大きき飛躍したい」としている。
(11.8)




高野洋蔵会頭再任を満場一致で決定!
副会頭に沼崎弥太郎氏の再任はじめ、泉清治、柳沢勝、森川基嗣の3氏を選任し、満場拍手で同意

〜厳しい経済情勢下、高野新体制スタート〜

 函館商工会議所は1日午後2時から同会議所で議員改選後の第1回臨時議員総会を開き、第1号議案で高野洋蔵会頭((株)道水会長)の再任を決めるとともに、第2号議案の副会頭の選任同意で高野会頭から指名のあった沼崎弥太郎氏((株)エスイーシー社長)の再任はじめ、新任副会頭として泉清治氏(函館空港ビルデング(株)社長)、柳沢勝氏((株)魚長食品社長)、森川基嗣氏((株)森川組社長)の選任に同意した。

 高野会頭の再任は、村瀬順一郎元副会頭(常議員)から推薦発言があり、これを受けて満場一致で同意した。4副会頭の選任も満場一致、拍手での選任同意となった。

 また、第3号議案で専務理事に平原康宏氏)の再任、第4号議案で野崎隆夫事務局長の理事選任を決定、これまた満場一致の拍手で同意した。

 この日の臨時議員総会には60人が出席、委任は17人であった。
 正副会頭選びは、議員改選・全議員決定後の常議員懇談会で全会一致で高野会頭が推薦され、続投が確定し、またこの場で小笠原金悦、松崎勉両副会頭が退任を表明、これを受けて高野会頭が副会頭の人選に入り、いち早く既定路線通りに沼崎弥太郎副会頭の留任を内定する一方、新たな3名の副会頭人事で、まず柳沢勝氏と泉清治氏の起用を決め、残る1名については当初から建設業界から起用する意向で函館建設業協会の黒田憲治会長((株)高木組社長)に就任を要請したが、黒田氏が辞退した。

 このため、同協会の副会長である森川基嗣氏に就任を求めるものとなった。森川氏は固辞し、難航したが、最終的にこれを受け入れ、森川副会頭が決まった。

 再任の高野会頭は、選任同意を受けてあいさつし、
「駅前再開発の更なる推進、小規模店舗の存続問題に努めたい。観光についても従来通り積極的に支援し、水産はじめ地場産業の活性化も極めて重要な課題であり、地道に一歩一歩着実に進めて行く。会議所とは何ぞやということで、この存在を広く知らしめる努力もさらに必要で、幸い会議所の事務当局もやる気にあふれており、内にこもることなく、外に打って出て、それぞれの分野の相談に積極的に乗るなどして行きたい」
 などと決意の程を語った。

 副会頭歴が非常に長く、経験豊富で行動力のある高野会頭の続投、筆頭副会頭となった沼崎氏またこれまですでに積極的に活躍し、会議所活動に詳しく、評価高い。さらに新任では泉氏は第三セクター、空港ビルデングの社長として内外に顔広く、そして柳沢氏、森川氏ともに、それぞれ59歳、55歳と働き盛りの気鋭の経営者、経済人であり、若手を抜てき、起用する中で世代交代も図り、ベテラン、若手織りまぜての地元経済界中枢としての函館商工会議所正副会頭の新陣容をみるものとなった。

 なお、正副会頭の選任に先だっては、小笠原、松崎両氏から副会頭退任のあいさつがあり、満場の拍手をあびた。
(11.1)


高野洋蔵会頭再任を満場一致で決定!
副会頭に沼崎弥太郎氏の再任はじめ、泉清治、柳沢勝、森川基嗣の3氏を選任し、満場拍手で同意


 函館商工会議所は1日午後2時から同会議所で議員改選後の第1回臨時議員総会を開き、第1号議案で高野洋蔵会頭((株)道水会長)の再任を決めるとともに、第2号議案の副会頭の選任同意で高野会頭から指名のあった沼崎弥太郎氏((株)エスイーシー社長)の再任はじめ、新任副会頭として泉清治氏(函館空港ビルデング(株)社長)、柳沢勝氏((株)魚長食品社長)、森川基嗣氏((株)森川組社長)の選任に同意した。

 高野会頭の再任は、村瀬順一郎元副会頭(常議員)から推薦発言があり、これを受けて満場一致で同意した。4副会頭の選任も満場一致、拍手での選任同意となった。

 また、第3号議案で専務理事に平原康宏氏)の再任、第4号議案で野崎隆夫事務局長の理事選任を決定、これまた満場一致の拍手で同意した。

 正副会頭選びは、議員改選・全議員決定後の常議員懇談会で全会一致で高野会頭が推薦され、続投が確定し、またこの場で小笠原金悦、松崎勉両副会頭が退任を表明、これを受けて高野会頭が副会頭の人選に入り、いち早く既定路線通りに沼崎弥太郎副会頭の留任を内定する一方、新たな3名の副会頭人事で、まず柳沢勝氏と泉清治氏の起用を決め、残る1名については当初から建設業界から起用する意向で函館建設業協会の黒田憲治会長((株)高木組社長)に就任を要請したが、黒田氏が辞退した。

 このため、同協会の副会長である森川基嗣氏に就任を求めるものとなった。森川氏は固辞し、難航したが、最終的にこれを受け入れ、森川副会頭が決まった。

 再任の高野会頭は、選任同意を受けてあいさつし、
「駅前再開発の更なる推進、小規模店舗の存続問題に努めたい。観光についても従来通り積極的に支援し、水産はじめ地場産業の活性化も極めて重要な課題であり、地道に一歩一歩着実に進めて行く。会議所とは何ぞやということで、この存在を広く知らしめる努力もさらに必要で、幸い会議所の事務当局もやる気にあふれており、内にこもることなく、外に打って出て、それぞれの分野の相談に積極的に乗るなどして行きたい」
 などと決意の程を語った。

 副会頭歴が非常に長く、経験豊富で行動力のある高野会頭の続投、筆頭副会頭となった沼崎氏またこれまですでに積極的に活躍し、会議所活動に詳しく評価高い。さらに新任では泉氏は第三セクター、空港ビルデングの社長として内外に顔広く、そして柳沢氏、森川氏ともに、それぞれ59歳、55歳と働き盛りの気鋭の経営者、経済人であり、若手を抜てき、起用する中で世代交代も図り、ベテラン、若手織りまぜての地元経済界中枢としての函館商工会議所正副会頭の新陣容をみるものとなった。

 なお、正副会頭の選任に先だっては、小笠原、松崎両氏から副会頭退任のあいさつがあり、満場の拍手をあびた。
(11.1)

マイカル北海道の出店、事前審査申請、そして本審査申請へ
これまですでに「技術審査」の事前協議は相当進行


 市内西桔梗における大規模小売店舗の建設問題は、31日午後の市開発審査会で立地同意の議を経たことから、マイカル北海道の事前審査申請(技術審査)の段階へと移るが、これまでに、同社自らの持ち回りで市関係部局との間で事前の打ち合わせ、協議が相当に進められてきている。

 このことは、31日午前に渡島支庁に提出、受理された大店立地法に基づく出店申請の書類でも示され、災害時における協力体制に関しての総務部はじめ、交通問題に関して市民部(市民課、交通安全課)、廃棄物等々の関係で環境部、道路、河川等の問題で土木部各課、さらには都市建設部関係と事前協議が行われ、進められて今日に至っている。
 このため、事前審査申請が行われる中で、さらに一気に進展するものとみられている。

 そして、開発許可の本申請へと入るわけで、非農地部分の買収・取得、農地部分に関してもこれより先、当初からの売り渡し同意書の取得というように、最も肝要な建設用地取得のメド確保相まって、マイカル北海道の大規模小売店舗、函館サティ(仮称)の出店はいよいよ佳境に入り、着々と実現に向かっている。

 ときに、出店申請の中で、函館サティ(仮称)の各階の売場面積等については次のようになっている。
▽建築面積 18、937平方メートル
▽延床面積 54、101平方メートル
▽各階内訳 1階/店舗面積 10、567平方メートル
         事業用部分 3、348平方メートル
         施設部分  4、198平方メートル
      2階/店舗面積 11、481平方メートル
         事業用部分 2、400平方メートル
         施設部分  3、506平方メートル
      3階/店舗面積 10、556平方メートル
         事業用部分 3、763平方メートル
         施設部分  2、865平方メートル
      4階/施設部分    987平方メートル
      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
      合計/店舗面積 32、604平方メートル
         事業用部分 9、511平方メートル
         施設部分 11、590平方メートル
 この中で、小売店舗以外の部分は、
▽複合型映画館部分  2、967平方メートル
▽飲食・サービス部分 5、748平方メートル
▽プレイランド部分    796平方メートル
 となっている。
(11.1)