ニュースファイル98/10ー12

能登谷函館市議、「公金」横領!
与党最大会派「21世紀の会」の会計係の立場を利用し、調査研究費を数年間にわたって数百万円も着服・流用


 函館市議会・与党最大会派の「21世紀の会」(13人)で、会計を担う能登谷公市議(49歳、無所属で当選2回)が、同会派各議員の調査研究費を数年間にわたって着服していたことが発覚、内々に済ませようとしているが、公金横領まがいの行為としてきびしい批判が寄せられている。

 この調査研究費とやらは、議員1人当たり、報酬(一般議員月額51万円)とは別に、毎月7万円が前期と後期に分けて一括各42万円(1人・年間84万円)が、会派の頭数に合わせて交付金として振り込まれるもので、各会派が責任を持って管理するということになっており、平成元年からスタートした(当初は月5万円であった)。各議員が研修費や資料費、会議費などに使うという名目の調査研究費である。

 能登谷議員は、会計の立場を利用して、いわば使い込みをしていたわけで、その額、数百万円にもなるといい(同会派議員)、一時のつじつま合わせで逃げようとしている様子だが、今後の展開次第では情報公開を求められそうだ。



奥尻空港、滑走路1,500メートルへの延長着手へ
奥尻観光発展へ大きなインパクト!


 99年度道開発予算の復活折衝で、奥尻空港の滑走路延長事業の新規着手が認められ、新年度から調査・設計などがスタートする運びとなった。初年度予算は5億1,200万円。

 現在の800メートルから1,500メートルにするもので、これまでの小型機からプロペラ・中型機の就航が可能になり、観光など大きく役立つとして大歓迎されている。

 2005年完成予定で、総事業費は約90億円。



16日から旧拓銀店舗全て北洋銀行として新たなスタート!
函館支店は函館中央支店、五稜郭は五稜郭公園支店、亀田は美原支店に

 1年前に破綻した拓銀は、13日午後3時をもって営業を終了、約1世紀(98年間、函館は93年間)の歴史に幕を閉じるとともに、16日(月曜日)から北洋銀行の各店舗として新たな営業のスタートー。

 1年前の破綻以来、大勢の客でごった返すこともなくなった函館市内本町の拓銀五稜郭支店は、営業最終日となった13日の午後も客はまばらで、ひっそりとした様子だった。金曜日の週末であったが、自動キャッシュコーナーに行列もなく、あっけない幕切れとなった。
 そして、14、15日と新・北洋銀行としての営業への最終準備が行われ、11月16日をもって旧拓銀の道内各店舗は北洋銀行の店舗となって新たなるスタートの運びとなった。

 函館市内では、旧拓銀函館支店をはじめ、末広町、五稜郭、万代町、亀田、湯川の市内6店舗が、16日からすべて北洋銀行の支店となり、旧拓銀函館支店は北洋銀行函館中央支店、旧拓銀末広町は北洋の末広町支店、旧拓銀五稜郭は北洋銀行五稜郭公園支店、旧拓銀亀田は北洋銀行美原支店、湯川は北洋銀行湯川支店として営業を開始ー。



パチンコ店やビジネスホテル経営の(株)神道、和議申請

 函館市内でのパチンコ店2店舗を軸に、松風町でカプセルホテル「函館スカイホテル」、さらには3年前から著名ビジネスホテル、旧ホテルリッチ函館を賃貸する形で「函館第2スカイホテル」を経営する(株)神道(本社・函館市松風町、金田一司社長)が、経営難に陥り、16日までに函館地裁に和議を申請した。

 2年前に札幌市東区に出店したパチンコ店の業績が不振で資金繰りが悪化していた。負債総額は約17億円とみられが、パチンコ店は営業を続けており、債権者の協力を得て債務のカットを行い、再建を進める意向。



地ビール商戦、花盛り!桧山麦酒工房の地ビール「かもめ」と「追分」が函館国際ホテル内の7つのレストラン、喫茶で売出し

国内最大の地ビール「銀河高原ビール」が梅津の卸ルートにて道南で販売開始

 JR函館駅から大手町、そして豊川町の西波止場に至る界隈に、地ビール4社の醸造所やレストランが立ち並ぶことから、関係各社のトップらによって今夏から「函館ビール街道」の名がつけられ、先の8月末まで4社共同による「スタンプラリー」が繰り広げられたが、この函館ビール街道に今度は、江差で今春6月から地ビールを開業した桧山麦酒工房の地ビール「かもめ」と「追分」が函館国際ホテル内の各レストランで売り出し開始となり、函館ビール街道には5社が出そろう状況となった。

 函館では、このほど岩手県が本拠地の全国最大手の地ビールである「銀貨高原ビール」が、地元酒類食品総合卸の老舗大手、梅津(本社・函館市末広町、梅津佐助社長)から売り出されており、まさしく地ビール商戦花盛りといった様相になっている。

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 桧山麦酒工房が、函館国際ホテル内のレストランや喫茶店計7カ所で売り出したのはホップの香りが高い「かもめ」と重厚な味わいに特徴のある「追分」の2種類で、どちらも330ミリリットル入りの瓶ビール、1本600円。
 桧山の江差だけの商売では限界があるとして函館への言わば進出を決定。函館の代表的な最大手ホテルである函館国際ホテルでの取扱い依頼となった。函館では他に居酒屋1店でも出荷しているという。

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 一方、「銀河高原ビール」は、大手住宅メーカーで函館でもトップメーカーとして有名な東日本ハウスの完全子会社が経営する地ビール。岩手県沢内村はじめ、栃木県・那須高原、岐阜県飛騨高山、熊本県阿蘇、といった有名地の天然水を利用する形で各工場を建設・開業し、大麦と小麦を50%ずつの麦芽、ホップ、酵母、これに天然水だけでつくられたビールで、熱処理や濾過処理をしないビールとして広く関心を集めている。

 言うならば、ビール酵母をそのまま生かした地ビールなわけで、従来のビールの概念をくつがえしたようなビールともいわれ、「これぞビールの刺身」といった評まである。昨年11月からは首都圏にも出荷・売り出され、地ビールとはいえ、大手4社に次ぐ実績を上げている。北海道の真狩で北海道工場の建設構想なども持ち上がった。

 種類としてドイツのヴァィツェンタイプを追求しており、函館で売出しとなったのも「銀河高原ビール・ヴァィツェン」。小売価格は500ミリリットル瓶が495円、300ミリリットル瓶が285円(税抜き)。道南では梅津だけが特約店となった。


函館地区一番店は丸井今井函館店で171億円。ボーニモリヤは5.5%落ち込みで170億円・2位に止まる。3位にイトーヨーカドー函館店。

日経発表の恒例の97年度大型店舗ランキング〜

 日経は日経流通新聞の8月20日紙面で、全国の百貨店やスーパー、専門店など主要大型店舗を対象とした恒例の97年度「日本ビッグストア1000」、すなわち大型店舗ランキング調査を発表したが、これによると、道内大型店舗売上高ランキングでは、トップが例年通り丸井今井札幌本店で703億9千万円(前年度比2.3%減)、2位が三越札幌店で576億5千万円(同1.1%減)、3位が東急百貨店札幌店469億1千万円(同2.3%減)となる一方、函館地区では、丸井今井函館店が170億9千万円(同1.6%減)となって道内9位、函館の地域一番店となった。

 ボーニモリヤ(棒二森屋)は前年比5.5%減もの落ち込みとなって170億4千万円に止まり、丸井今井函館店と首位を逆転した。丸井今井函館店、ボーニモリヤに続く第3位はイトーヨーカドー函館店で105億3千万円(同3.5%減)、4位は函館西武で88億7千4百万円(同ー)、5位は改装効果の出たダイエー上磯店で88億6千9百万円(同11・2%増)となった。

 なお、日本一の売上高は、東京の三越本店で3,066億5千万円となっている。



直接原因ではないものの、異常な回転ずし競争に警笛!
「海天丸」チューンのリバーストーン倒産  
函館市内の「海天丸」は従来通り営業継続中


 回転ずしの「海天丸」チェーンが有名な(株)リバーストーン(本社・釧路市、川島和樹社長)=旧本社・函館市本通1丁目、石川清社長=は、8月10日までに2回目の不渡り事故を惹起し、事実上倒産した。負債総額約23億円内外といわれる。
 函館をはじめとする回転ずしの「海天丸」部門については、今年初めに、営業権を関係会社に譲渡しており、発祥の地である本通店と道警函館中央署向かいの五稜郭店ともに、従来通りに営業を続けている。自己資本が軟弱で健全経営でないのに、拡大路線を突っ走ったのが破綻につながったようだ。

 同社は、前代表の石川氏が、外食産業に勤めた後、昭和59年にモスバーガーFCに加盟、同62年9がつに設立。五稜郭の1号店を皮切りに、函館市内で4店舗、札幌市内に3店舗を出店。平成4年には釧路市で釧路黎明薬湯・健康センターを取得し、経営に当たった。
 そして、弾みをつけたのが、平成6年に函館市本通1丁目に開業した回転ずしの「海天丸」で、これが大当たりした。折からの回転ずしブームに乗り、札幌に進出したほか、千歳、苫小牧と直営店を広げ、函館では五稜郭店もオープンさせ、計7店。加えて、FU展開もはじめ、9年5月期では24億円の売上げに達した。

 しかしながら、自己資金が軟弱であるのに、釧路市での保養センター買収などに伴う借入金負担が経営を圧迫し、資金繰りに苦しく、今年初めまでに、モスバーガーと回転ずし部門を分離し、関係会社に経営権を移した。
 先の6月末に、いずれも函館の札幌銀行亀田支店、拓銀万代町支店で資金不足から1回目の不渡りを出し、経緯が行き詰まって、今事態になった。

 前もって経営権を別の会社に譲渡していたとはいえ、回転ずしチェーンの倒産で、異常に加熱する回転ずし競争に警笛、今後を示唆するものとなっている。


不況下ながらも函館観光は定着! 上期の函館観光、0.7%の微増で約384万人。

 先に函館市商工観光部が発表した平成10年度上期の来函観光客入り込み状況によると、上期(4月〜9月)の来函観光客数は約384万4千人で、前年同期比0.7%の微増になった。

 このことは、不況下ながら道外からの観光客が航空機を利用し気軽に函館を訪れる旅行形態や、格安団体ツアーなどの函館観光の定着を意味し、微増要因としては、函館発着のコミューター航空路線(新千歳、旭川、釧路)の開設、航空機利用の伸長などが上げられている。

 道内外別では、道外客が約5万3千人増え約254万人と好伸、道内客数が約2万5千人減少し約130万4千人となった。


台湾からの観光客を函館に呼び込むための、台湾訪問・チャーター便、12月20-23日・函館発着で決定。
エバー航空、233人乗りで。


 東南アジアの全般的な不況の中にあって、北海道観光への誘致の狙い目は台湾ということになっており、札幌・北海道観光ということで台湾ー新千歳間にはチャーター便が準通年運航的に飛んでいるが、函館国際観光協会(沼崎弥太郎会長)にあっても、なんとか函館にも台湾からの観光客を呼び込もうと、今春に引き続いて函館観光PRのために台湾へチャーター便を飛ばすことになり、その日程が12月20〜23日に決まった。

 チャーター便を運航するのは台湾のエバー航空(日本では全日空が総代理店)で、233人乗りを20日函館出発・23日帰函で飛ばす。一般市民の参加も募って台湾に飛び、現地の旅行代理店などを訪問、函館観光のPR、観光客誘致を強く働きかける。

 12月のチャーター便は、今年3月に次ぐもので、台湾へチャーター便を飛ばすことで、函館観光の魅力を直に伝えようというものであり、3年前から新千歳間のチャーター便運航を始め、今年に至っては69便にも達するという台湾・エバー航空に標準を充てて交渉を進めてきた。これまで函館へは1便の乗り入れも実現していないだけに、今春に次ぐ今回のチャーター便運航をきっかけに、台湾ー函館間のチャーター便乗り入れ実現を図りたいとしている。



緑の島に建設予定の水族館「アクアコミュニティ」の基本構想づくり、さらに遅れる見通しに(今秋から年度内へ)

 函館市は、先の市議会定例会の一般質問で、緑の島で建設を予定している第三セクター方式による水族館「アクアコミュニティ」構想について、中核企業となる西武グループのコクド(本社・東京)側が基本構想の見直し作業を進めているとして今秋までに予定していた構想づくりがさらに遅れる見通しであるとともに、現段階では建設費は概算で60〜70億円、収支採算見通しの入場者は年間60〜70万人であることを明らかにした(中村商工観光部長)。

 ただ、基本構想づくりはずれ込むが、オープン予定に関しては、「2000年を考えている」(木戸浦市長)として従来と変更がないとした。



 木戸浦函館市長、ついに入院!函病に2カ月間の予定で。職務代理に井上助役。
12月議会欠席。さらなる憶測・観測呼ぶこと必然!

 すい炎ということで、このところずーと公務を休んだり出たりしていた木戸浦隆一函館市長(64歳)が、ついに市立函館病院に入院することになった。24日午後1時から井上博助役が記者会見し発表した。入院は2カ月間の予定で、この間、井上助役(62歳)が職務代理者を務める。

 木戸浦市長は、今春の4選となった選挙後、すい炎と診断され、以来、食事療法を主体に通院による治療を続けながら、公務に当たってきた。出たり休んだりであったが、何とかかんとか、執務し、議会に出席したり、主だった行事にも出席したりしていた。
 で、前回の精密検査などから半年を経過したことなどから、この11月16日から東京の病院で再検査を受けていた。この結果、「今後の回復を少しでも早めるためには、一定期間治療に専念することが最善」(同助役)との所見になったという。

 このため、主治医の函病院長と木戸浦市長本人が協議し、「1日でも早く万全な体調で執務に臨むため、今後2カ月の療養に専念する」(同)となったものだ。1月23日まで入院予定としている。
 12月2日から市議会12月定例会が予定されており、これには職務代理の井上助役以下、幹部で万全を期す。

 木戸浦市長の病気については、すい炎ということで、おいそれと手術が出来ない病気とされ、一方であの「激ヤセ」ぶり等々からガンではないかとの憶測が街中を駆けめぐっている状況にある。勢い、来春4月の統一地方選を控え、この時一緒に市長選になるのではとの見方もめっぽう多く出ている始末になっている。

 入院となったことで、さらに、様々な憶測・観測が飛び交うこと必至だ。



函館新外環状道路、年末・年明けにも「調査区間」に指定!
道縦貫自動車道の大沼ー七飯間、来年度にも着工へ

 道縦貫自動車道建設促進道南期成会などが主催の道南地域道路整備促進大会が、18日、函館市内のホテルで開かれ、出席した建設省の佐藤信彦技監は、函館新外環状道路(延長15キロ)と松前半島道路(延長60キロ)に関して、年末あるいは年明けにも着工の前段階となる「調査区間」へに指定を示唆した。

 両道路は今年6月に地域高規格道路の計画路線に昇格しており、特に、函館新外環状道路については産業道路の交通渋滞がひどいことから早期建設が切望されている。

 また、この大会に出席した日本道路公団・高橋大輔理事は、道縦貫自動車道の長万部以南の工事見通しに関して、長万部ー八雲間は今年度内に工事を全面展開させる、八雲ー大沼間は地元協議を進める、大沼ー七飯間は地質調査などすでに行っており、来年度にも着工させる、この大沼ー七飯の区間は延長7キロのトンネルになる、などと語った。



つしま初の第1種大型店、美原3丁目の渡島支庁前に、
大型ショッピングセンター「アドマーニ」オープン!

 (株)ユニークショップつしま(本社・函館市昭和3丁目、対馬孝一社長)の初の第1種大型店となる、大型ショッピングセンター「アドマーニ」が、10月24日、新興市街地の市内美原3丁目、渡島支庁(渡島合同庁舎)向かいに注目のオープンをみた。

 「人に優しい店づくり、新・食生活提案!」を掲げる地元流通業者の久しぶりの売場面積7,260平方メートル有する大型店で、つしまとしては21番目の店舗。オープン初日の24日は、午前9時の開店を前に、まず7時20分から同土地・建物のオーナーである道南自動車学校(株)の松崎会長(函館商工会議所副会頭)はじめ、対馬社長、工事関係者らが出席して修祓式が行われ、この後、9時前に、店長のあいさつを経て、対馬社長、松崎会長らがテープカットをして待望のオープンとなった。
 9時のオープン前から周辺住民やマイカー客らが続々かけつけ、例によって長蛇の列。土曜日ということもあって300台収容の正面駐車場を含め、付近の道路まで車で一杯になり、渡島支庁前の道路、入口の赤川道路が大渋滞になった。

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 大型ショッピングセンター「アドマーニ」の名前は、イタリア語の「またお越し下さい」とか「ありがとう」を意味するといい、今夏8月にオープン済みの書籍・CDなど販売の榮好堂美原店含め、「サッポロドラッグストアー」「銀座メガネセンター」「生花や花束、ガーデニングなどの花うらら」「北海道スーパートラベル」「ファーストフード&カフェのハッピーエンジェル」などの専門店も入居している。

 スーパーつしま自体は、青果、精肉、鮮魚の生鮮3品を主力とする中で、各コーナーでそれぞれの食材を使った総菜を販売するなど総菜販売に工夫・力注、買いやすさ、便利さを全面に打ち出している。
 また、充実のベーカリーショップ「ジェ・ファン」も開設、イートインコーナーとして休息スペースもある。

 店内は十分に通路幅を取り、照明関係にも工夫を凝らし、都会・百貨店の地階食品フロア感覚のグレードある装いとなっている。営業時間は午前10時から午後9時まで。年間売上高25億円を見込んでいる。

 オープン翌日の25日には、Jリーグ・ジュビロ磐田の選手が来函してサイン会、また、同建物のオーナー、道南自動車学校と同じグループ会社で、隣接する函館三菱自動車のショールームでパリ・ダカールラリー総合優勝の篠塚健次郎さんを招いてのサイン会&トークショーなども開催。



地元大歓迎!3千人が参加して日本水道協会・全国総会開幕。
今秋、最大規模のイベント。経済波及効果の期待大きく

 日本水道協会第67回総会が、14日午前9時半から全国各地より水道事業関係者3千人が出席して函館市民体育館で開かれ、3日間の大規模イベントがスターとした。今秋、函館では大規模な全国大会、全道大会、そして国際大会など目白押しに開催されているが、今回の日本水道協会の全国総会はこれらの中でも3千人参加の最大級のイベントで、市民会館付近、湯の川温泉街や繁華街、水道展が開催されているシーポートプラザ前、観光スポットなどでは同大会参加の関係者であふれかえるものとなっている。
 不況下にあって3日間にわたるこれほどの大規模な大会・イベントであることから、地元、観光都市・函館への経済波及効果が大きく、大歓迎されている。

 14日午前9時半から市民体育館で開幕した総会では、開催地を代表して木戸浦函館市長が、「皆さんを大歓迎します」云々と函館の観光をPRするなどしてあいさつ。次いで、同協会長を担う青島幸男東京都知事のあいさつ、厚生大臣(代理)の来賓祝辞などあった。この後、表彰式、会議、など同日は午後5時まで総会は開催。

 日程は、15日午前中に引き続いて総会、午後4時からは市民会館で将棋連盟の二上達也会長(函館出身)による記念講演、さらに午後5時45分から市民体育館で総会懇親会が開かれる。最終16日は、7つのコースに分かれてダムや浄水場、配水場などの函館市の水道施設の視察が行われる。

 開催会場となった市民体育館・市民会館の前には、受け付けのテントなどが数多く設営され、3千人も集まる大規模大会ならではの雰囲気。景気低迷の昨今にあって、ここだけは賑やか、活気ある様子を見せていた。



市文化賞、個人は神田弘氏とグロード神父、団体は華道の小笠原流函館支部

 函館市文化賞審議会(座長・木戸浦市長)は、このほど、本年度の市文化賞を1団体2個人に贈ることを決定した。
 団体は、華道の小笠原流函館支部(加藤豊明支部長)、個人は、函館大谷短大学長の神田弘氏(77歳)と特別養護老人ホーム「旭ヶ岡の家」施設長のフィリップ・グロード神父(71歳)。

 11月3日文化の日に市民会館で開く贈呈式で、記念のブロンズ像と賞金30万円が贈られる。 



□函館山ロープウェイ映画祭、今年のシナリオ大賞グランプリに
 東京都新宿区の千葉さんの「ポケットテッシュブルース」

 第5回を向かえる函館山ロープウェイ映画祭(10月23〜25日)を前に、この9月18日、同映画祭実行委員会は今年のシナリオ大賞グランプリに、東京都新宿区、千葉博さん(28歳)の「ポケットテッシュブルース」、準グランプリに東京都中野区の千田聖美(24歳)の「白いボール」と、川崎市の・今井雅子さん(28歳)の「昭和七十三年七月三日」の2作、特別賞に札幌市白石区・田森潤也さん(23歳)の[DICKEY BOY」を決めた。

 今回は88編の応募があり、グランプリに輝いた「ポケットテッシュブルース」は、街角でポケットテッシュを配る若い男女の一日に起こった出来事を描いた作品。



□NHK、2000年の放送開始75周年の大型企画として、
 司馬遼太郎原作の「高田屋嘉兵衛」の物語をドラマ化

 函館では、NHK大河ドラマに、函館を拠点にして幕末に活躍し、漁場の開拓や交易、さらにはロシアとの外交の一端も切り開いた豪商、高田屋嘉兵衛を取り上げてほしいと、「高田屋嘉兵衛を実現する箱館の会」など結成され、実現運動を繰り広げているが、NHKは、9月16日、2000年の放送開始75周年の大型企画ドラマとして、高田屋嘉兵衛の物語である司馬遼太郎原作の「菜の花の沖」を制作すると発表した。

 地元函館では、これを「大河ドラマへのプロローグ」として歓迎すると同時に、さらにこの先には大河ドラマ化への運動を広げて行く意向となっている。



□函館大谷高の労組委員長解雇問題、道地労委のあっせんで全面和解。解雇撤回し、休職扱いにし、来年3月末で委員長、未払いの賃金含め和解金2,500万円もらって退職。