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着工2年目の本年度は新茂辺地トンネル・東工区の発注・着工や
車両基地の用地買収を予定
/鉄道・運輸機構・市橋北海道新幹線建設局長
〜北海道新幹線建設促進道南地方期成会平成18年度総会開く〜
昨年着工した渡島当別トンネルの工事順調に進む


 北海道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)の平成18年度総会が16日午前、ホテル函館ロイヤルで開かれ、事業計画などを決めたあと、来賓として出席した鉄道・運輸機構の市橋学北海道新幹線建設局長が昨年5月22日に起工式を行い、工事2年目に入っている道新幹線新青森ー新函館間の建設工事について概況報告した。

 この中で、市橋建設局長は昨年工事発注し着工した渡島当別トンネル(長さ約8、100メートル)の西工区と東工区工事に関し、現在西工区で300メートル、東工区で66メートルまで堀削が進むなど、工事は順調と報告したほか、本年度は新茂辺地トンネル(長さ約3、200メートル)東工区の発注・着工を予定し、また測量・設計等と、車両基地等の用地買収を行うことを明らかにした。

 2年目の本年度は昨年・初年度の2倍の60億円が新青森ー新函館間工事に配分され、市橋局長は「鉄道・運輸機構の能力を結集して全力を上げて工事を進めて行く」と語った。

 総会では冒頭、高野会長があいさつし、「一日も早い完成を目指し、経済効果ということから地元受注の機会拡大に向けてもさらに努力する」としたほか、「札幌までの道新幹線全戦着工に向けて運動して行く」などと述べた。

(18.5.16)






地元大手の高木組も札建とともに湯の里軌道基地造成他工事を落札!
道新幹線工事の「地元発注」の強い要望実現し、幸先いいスタート


 北海道新幹線建設工事の24日の入札で渡島当別トンネルの2本の大型工事に引き続いて行われた湯の里軌道基地造成他の入札で、札建・高木共同企業体が4億8、500万円で落札し、地元函館の大手の一角を占める高木組は入った。
 入札には3JVが参加した。

 トンネル工事で松本組と加藤組土建はJVに入り、そして軌道基地造成工事でも高木組が札幌の札建工業とともに道新幹線工事を取ったことで、地元発注という函館の函館商工会議所を中心とする経済界や函館市、道などの要望が幸先よく実現した格好になり、大いに歓迎されている。

(17.8.25)




北海道新幹線建設で一番長い渡島当別トンネル(8.1キロ)工事
2本の共同企業体決定!
地元函館からは松本組と加藤組土建がJVに入る


 北海道新幹線建設工事の初の大型入札が24日、札幌市中央の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)で行われ、道内側新設区間で一番長い渡島当別トンネル(8.1キロ)工事の2本が決まった。
 2本とも落札した共同企業体(JV)の中に地元函館の大手土建業者が名を連ねた。

 渡島当別トンネル西側(木古内町、2.7キロ)の入札には、4JVが参加し、鉄建・伊藤・岩田・松本JVが31億3、070万円で落札、札幌の伊藤組土建、岩田建設の後に函館の松本組がJVに入った。

 同トンネル東側(上磯町、2.8キロ)の方は、5JVが参加し、大成・地崎・岩倉・加藤JVが33億8、000万円で落札した。札幌の地崎、岩倉に加えて函館の加藤組土建がJVに名を連ねた。
 西、東いずれも工期約40カ月。

 同トンネルの残る2.6キロは来年度以降に発注する。

(17.8.25)




道と函館市、木古内町、上磯町の4者で道新幹線開業によって
経営分離される江差線の存廃等を決める
北海道道南地域並行在来線対策協議会を設置
平成27年度開業予定の3年前に関係市町村の総意のもと方向性決定とするものの、
精力的に調査・検討を進め、これより前出来るだけ早く方向性出すことに!


 平成27年度末に予定している北海道新幹線<新青森ー新函館>の開業によってJR北海道から経営分離される江差線<五稜郭ー木古内間>の存廃、公共交通機関の確保について検討し、方向性を決める「北海道道南地域並行在来線対策協議会」が21日、道と並行在来線沿線市町の函館市、木古内町、上磯町の4者によって設置され、平成24年度に関係市町村の総意のもとに結論を得て、今後の方向性を決定するという一方で、並行在来線の存廃はまちづくりにも関連し、開業自体も今後の進展具合等で2〜3年早まる可能性もあることから、各種調査、検討を精力的に進めて出来るだけ早く方向性を出すことになった。

 同並行在来線対策協議会の設置を決める初会合は21日午後1時半から渡島支庁で開かれ、道から新幹線建設問題担当の山本邦彦副知事、函館市の井上博司市長、木古内町の大森伊佐緒町長、大野町と合併し北斗市になる上磯町の海老沢順三町長が出席した。

 会合では事務局となる道企画振興部新幹線対策室から同協議会の設置要領が示され、これを承認し、座長に山本道副知事が就き、協議会の円滑な運営を図るため幹事会の設置なども決めた。

 次いで今後の検討スケジュールが提示され、平成17年度〜同23年度まで並行在来線問題の先進地である青森県や岩手県、鹿児島県等の他県の事例調査はじめ、市町村の人口動態調査、旅客流動調査、JR資産額調査、第三セクターで運営した場合の収支の見通し調査、バス転換の場合の各自治体の負担の見通し調査などを行い、開業予定3年くらい前平成24年度に管区市町村の総意をもって結論をとりまとめて今後の方向性を決定する。
 そして、平成25年度〜同26年度に第三セクター設置の場合は会社設立の準備、その他の場合は運行に係わる準備を行い、平成27年度末の道新幹線開業に合わせて代替交通機関の運行、というスケジュールが示され、開業が前倒しの見通しとなった時は順次、作業を見直し、早めるとした。

 これに対して、木古内町の大森町長から「在来線の問題はま駅前などまちづくりに関連してくるのでもっと前に方向性を決められないものか。決定期間を早くしてもらいたい」、上磯町の海老沢町長にあっても「少しでも早く方向性をー」との意見が出され、また函館市の井上市長も「7〜8年で開業と言うこともあり得るので方向性は出来るだけ早くした方がー」などとの見解が示された。

 これらの意見を受けて協議した結果、座長役の道から「地域市町村、住民などとの十分な話し合い、検討も必要であり、これらも考えて、スケジュールとしては一応平成27年度末の開業予定ということで平成24年度に方向性を決めるとし、今後精力的に調査、検討を進めて出来るだけ早く方向性を出すということにしたい」との方針が示され、これを了承した。

(17.7.21)





いよいよ第2四半期入札予定で始まる
北海道新幹線
<新青森ー新函館間>建設工事の発注!
〜鉄道・運輸機構道新幹線建設局が1日、平成17年度の工事発注見通しを公表〜
トンネル工事2件、軌道基地造成と鉄道建設所事務所改修各1件の計4件(本)


 5月22日に起工式が行われ、起工宣言した北海道新幹線・新青森ー新函館間の建設工事の発注がいよいよ第2四半期に始まるー。
 工事を担当する独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の鉄道建設本部北海道新幹線建設局は1日、平成17年度の工事発注見通しを公表した。

 それによると、トンネル工事2件(本)と軌道基地造成他の1件、鉄道建設所の事務所改修一式工事1件のけい4件(本)で、トンネル工事2件は、同区間ルートの中で延長約8.1キロメートルということで一番長い渡島当別トンネルのうちの工事名「道幹、渡島当別トンネル(西)他1、工事場所・木古内町のトンネル2.7キロ(工期は約40カ月)と、工事名「道幹、渡島当別トンネル(東)他1」、工事場所・上磯町のトンネル2.8キロ(工期約40カ月)。このトンネル2件は一般競争入札になる。

 軌道基地造成他は、湯の里軌道基地の造成他で、盛土工事、6万4千立方メートル。工事場所・知内町で、工期約19カ月で、公募型指名競争入札になる。
 もう1件は工事名「木古内鉄道建設所外1改修」で事務所改修一式。工期約2カ月で、一般競争入札(従来型)になる。

 以上4件いずれも第2四半期に入札を予定している。

(17.7.1)








北海道新幹線<新青森ー新函館間>起工式
〜2015年開業目指すが、2〜3年完成早まる可能性〜
北側国交相ら総勢48名が鍬入れ/高らかに起工宣言!
(鎌・北側国交相、高橋道知事ら8名。鍬・町村外相、杉浦内閣官房副長官ら18名。
 鋤・伊藤圀男国交省北海道局長、井上函館市長ら22名)
高橋道知事ら「1日も早い開業を!そしてこのうえは札幌まで延伸に全力」

 整備計画が決定してから32年目、新幹線規格で青函トンネルが開業して18年目、地元の長年の悲願であった北海道新幹線の新青森ー新函館間の建設工事起工式が、22日午前10時半から新函館駅ができる渡島大野駅前(大野町)で北側一雄国土交通大臣や小幡政人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)理事長、高橋はるみ北海道知事、三村申吾青森県知事、国会議員、地元の井上博司函館市長ら関係者約130人が出席して行われた。

井上函館市長
「やはり起工式を迎え大変な喜びで感無量。地域として
新幹線効果を高めるまちづくりにさらに一層努力」


 新青森ー新函館間約149キロメートルのうち、新幹線規格の青函トンネル(約54キロ)を含む約82キロを差し引いた約67キロを建設整備する。北海道側は木古内駅付近ー新函館の約38キロ、青森側の新青森ー中小国の約29キロが新設整備区間となる。

 新設の木古内ー新函館間約38キロについてみると、設置駅は木古内と新函館の2カ所で、構造物延長では切取・盛土区間が延長5.5キロ(全体の15%)であるほか、橋梁部分2.2キロ(6%)、高架橋部分13.9キロ(36%)、そしてトンネル区間16.3キロ(43%)となっている。
 主な構造物は43%を占めるトンネルが最長約8.1キロの渡島当別トンネル、約3.2キロの新茂辺地トンネルなど5本。橋梁は約180メートルの木古内側、約170メートルの萩野架道橋(国道227号線)など4本。

 総工事費は4、670億円で10年後の2015年の開業を目指し、2〜3年早まる可能性も出ている。開業すると、新函館ー東京間が約3時間40分、新青森までは約40分で結ばれる。

  ☆   ☆   ☆

 起工式は鉄道・運輸機構とJR北海道、道、青森県の4者共催で行われた。
 鉄建・運輸機構の村田忠雄北海道新幹線建設局次長が司会振興を担い、村田次長の開式があって最初に小幡鉄建・運輸機構理事長が主催者を代表し「北海道新幹線の建設は産業・経済の発展に大きく寄与するものと確信している。工事の安全と環境に万全を期し、1日も早く完成させて皆様の期待に応えたい」とあいさつした。

 次いで、来賓を代表して北側国交相があいさつし、「新幹線が完成すると函館ー東京が3時間50分、函館から青森までわずか40分で結ばれ、新たな地域間の交流を築く基礎となる。これを最大限に活用したまちづくり、地域づくりに取り組んでほしい」と語った。

 そして、建設工事を担当する責任者である菊地一成鉄建・運輸機構北海道新幹線局長が「ここに起工することを宣言する」と高らかに起工宣言した後、総勢48名によるハイライトの鍬入れとなった。





 最初の鎌入れは8名で、北側大臣はじめ、小里貞利自民党整備新幹線等鉄道基本問題調査会会長、久間章生自民党総務会長・与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム座長、井上義久公明党政調会長、高橋はるみ道知事、三村申吾青森県知事、小幡鉄建・運輸機構理事長、小池明夫JR北海道社長。

 続く鍬入れは18名で、町村信孝外相はじめ、杉浦正健内閣官房副長官、伊達忠一国交省政務官、津島雄二衆院議員(自民党税制会長)、中川義雄参院議員、風間ひさし参院議員、石崎岳衆院議員、山下貴史衆院議員、橋本聖子参院議員(自民党道連会長)、中島啓雄参院議員、藤野公孝参院議員、丸谷佳織衆院議員、金田誠一衆院議員、野沢太三前参院議員、佐藤静雄前衆院議員、佐藤孝行元衆院議員、伊藤直彦日本貨物鉄道社長、橋口誠之JR東日本副社長。

 鋤入れは22名で、伊藤圀男国交省北海道運輸局長、吉田義一同省北海道開発局長はじめ、岩手県知事代理、神戸寛臣道議会議長、川村正道議会新幹線・総合交通体系対策特別委員長、青森市長代理、井上博司函館市長、上田文雄札幌市長、古川正隆蓮田村長、森内勇外ヶ浜町長、小鹿正義今別町長、大森伊佐緒木古内町長、海老沢順三上磯町長、吉田幸二大野町長、水嶋清七飯町長、堀達也北海道新幹線建設期成会顧問、武井正直北海道新幹線建設期成会会長代行、高向巌北海道商工会議所連合会会頭、南山英雄北海道経済連合会会長、佐々木正丞北海道経営者協会会長、大森義弘北海道経済同友会代表幹事、高野洋蔵北海道新幹線建設促進道南地方期成会会長。

 以上、鎌、鍬、鋤に分かれて鍬入れをエイ・エイ・オーの気合いとともに行い、起工式を終えた。

※写真/一番上右は北側国交相。左上は高橋道知事。右上は鋤入れした井上函館市長

  ☆   ☆   ☆

 起工式の後、場所を函館市内の函館国際ホテルに場所を移して正午半から着工祝賀会が、JR西日本の福知山線脱線事故大参事を踏まえて当初予定を変更し、「着工記念の集い」という形で開かれ、祝杯も北海道の牛乳で行われた。

 記念の集いでは同脱線事故の犠牲者に黙祷をささげた後、高橋道知事が主催者を代表してあいさつし、「この北海道新幹線の着工が地域経済の起爆剤になると確信している。1日も早く完成することを目指すとともに、札幌に向け早期に着工が図られるよう北海道全体が一丸となって取り組まなければならない」と述べた。三村青森県知事にあっても青森と北海道は一体などとあいさつした。

 事業の概要説明を夾んで来賓の祝辞に移り、北側大臣はじめ、杉浦内閣官房副長官、久間章生自民党総務会長、青森側を代表して津島雄二衆院議員、さらには井上義久公明党政調会長らからも祝辞があった。

▽起工式は渡島大野駅前横の広場に設営された大型のテント内で行われた



▽小幡政人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)理事長が主催者代表あいさつ(右)
  

▽菊地一成鉄建・運輸機構北海道新幹線局長が高らかに起工宣言(左)
  

▽鍬入れの金田誠一衆院議員。佐藤孝行元衆院議員も出席。
 地元函館にあって井上市長共々、着工実現に大活躍した高野洋蔵函館商工会議所会頭も鋤入れ(左から)


       

▽地元の吉田幸二大野町長、大森伊佐緒木古内町長も(左から)

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<<<着工記念の集い>>>
JR西日本の福知山線脱線事故大参事を踏まえて冒頭、黙祷し、
祝杯も北海道の牛乳で!

▽北側国交相と高橋はるみ道知事、そして三村青森県知事(左から)





▽函館市議会の新幹線関係議員及び市理事者関係者も出席

  

▽杉浦内閣官房副長官、久間章生自民党総務会長、津島雄二衆院議員(左から)

    

   ★   ★   ★

 函館市の井上市長は着工記念の集いに出席した後、報道陣のに対して、
「長年の悲願であった。やはり起工式を迎え、大変な喜びであり、感無量。地域として新幹線効果を高めるまちづくりに一層の努力をして行く。同時に、札幌に向けての新幹線着工実現にも努力したい」
「新函館駅と現函館駅とのアクセスについては今後JRや鉄道・運輸機構と協議し、たたき台をつくり、出来るだけ早く方向付けするべく取り組む」
 などと語った。

(17.5.22)



今度の日曜日・22日午前10時半から新函館駅予定地の
渡島大野駅前で150名が出席して工事起工式
〜北側国土交通大臣ら出席〜
正午半からは函館国際ホテルで400名が出席して着工祝賀会


 地元が待ちに待った北海道新幹線<新青森ー新函館間>建設の工事起工式が、今度の日曜日・22日午前10時半から新函館駅予定地の渡島大野駅前で行われる。

 起工式は工事を担当する鉄道・運輸機構(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)と、JR北海道(北海道旅客鉄道会社)、北海道、青森県が主催し、北側一雄国土交通大臣はじめ、武部勤自民党幹事長、高橋はるみ北海道知事ほか150名が出席する。
 主催者あいさつ、来賓あいさつの後、起工宣言があり、そしてハイライトの鍬入れが行われる。

   ☆    ☆    ☆

 起工式に次いでは、場所を函館国際ホテルに移し、正午半(12時半)から着工祝賀会が開かれる。
 この祝賀会の方は、整備新幹線建設促進3道県協議会、北海道新幹線建設促進期成会、青森県新幹線建設期成会の主催で、これにも北側国土交通大臣ほか400名が出席する。
 主催者あいさつ、事業概要説明の後、来賓祝辞、来賓紹介があり、祝宴となる。

(17.5.17)


北海道新幹線の新青森ー新函館の工事着工を認可
〜国土交通省が鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対して〜


 国土交通省は27日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対して北海道新幹線の新青森ー新函館と、北陸新幹線の富山ー金沢と福井駅の工事実施計画を認可した。
 これによって道新幹線は来月22日予定の起工式をもって着工し、平成27年までに新青森ー新函館の開業を目指すことになる。

 工事認可となったことについて函館市の井上博司市長は、
「改めて、これまで北海道新幹線の着工実現にご尽力いただいた国会議員の先生方をはじめ、関係の皆様に心から感謝申し上げたい。当地域に建設工事の槌音が聞かれることは非常に喜ばしいことであり、当市としても工事が順調に進められるよう最大限の協力をしたい」
 とのコメントを発表した。

(17.4.27)

この日ばかりは本当に役に立ったか立たなかったか別にして
地元選出衆院議員や自民、民主8名の道議、町長などずらり出席
〜北海道新幹線建設促進道南期成会の平成17年度総会〜
高野会長「経済効果を出来るだけ上げ、地域経済発展のため1日も早い完成を!」


 今年度着工が決まった北海道新幹線の北海道新幹線建設促進道南期成会の平成17年度総会が25日午前、函館国際ホテルで開かれ、あいさつに立った高野洋蔵期成会会長(函館商工会議所会頭)は、
「大変多く方々の取り組みで北海道新幹線が着工されることになり、北の大地に第一歩を踏む出すことになった。歴史的な出来事であり、歓喜の声を聞き、大変嬉しく思っている。このうえは経済効果を出来るだけ上げ、地域経済発展のため1日も早い完成を求めて行きたい。さらには札幌までの着工を要望し、引き続いて誘致活動を進めたい」と述べた。

 総会では平成16年度の事業報告及び収支決算を承認したほか、新函館までの早期完成、新函館ー札幌間の早期着工の要望をはじめ、5月22日に予定されている起工式や祝賀会開催への協力支援、フォーラムや講演会の開催、建設促進大会への参加、広報・PR活動などの平成17年度の事業計画と収支予算を決めた。

 長年の悲願であった着工決定を受けての総会とあって、この日ばかりは道新幹線着工実現に本当に役に立ったか立たなかったか別にして、地元選出衆院議員や自民、民主の8名の道議(数人の道議は初めて出席)など来賓、期成会メンバーの渡島・檜山の町長などがずらり顔を揃えた。

(4.25)


この13-14日に、4者合同で初の北海道新幹線建設工事における
市内企業参入機会の確保・拡大に関する要望活動
〜北海道新幹線建設関連函館地区協議会、函館市、函館市議会、函館商工会議所〜
井上市長、福島議長、高野会頭ら関係団体首脳陣、
鉄建機構の横浜本社と札幌の道新幹線建設局を訪問

 5月21日にも起工式が行われる見通しで着工となる北海道新幹線<新青森ー新函館>の建設工事や資材調達に当たって函館地区の業者に受注機会をということで、先般までに地元の建設と資材関連の団体・業者による「北海道新幹線建設関連函館地区協議会」(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)が設立、発足したが、この協議会と函館市、函館市議会、函館商工会議所の4者合同の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設設備支援機構(旧鉄建公団)」に対する初の要望活動が、明後日の13日と14日の2日間にわたって行われることになった。

 井上博司函館市長、福島恭二市議会議長、高野洋蔵会頭(同協議会会長)の首脳はじめ、森川基嗣函館商工会議所副会頭、函館建設業協会会長で建設協力会会長の黒田憲治同協議会副会長、資材関連協力会会長の藪下宏一同協議会副会長らが要望書を持って鉄建機構の本社(横浜市)と札幌の同機構北海道新幹線建設局を訪ね、市内企業参入機会の確保・拡大を要請する。 
(4.11)


小里貞利衆院議員、中川義雄参院議員の政経フォーラム出席のため来函し、
渡島・檜山の両総合開発期成会が合同で要望・陳情
小里「道新幹線・新函館開業、最大限平成27年目標だが、
平成24〜25年当たりに打ち上げを計画」
札幌までの新幹線建設についても「2〜3年後に起工式をやるという志の高い目標持つ」


 今年度着工の決まった北海道新幹線の建設問題で自民党整備新幹線特別委員会の委員長として活躍し、終始、高橋はるみ知事を先頭とした道はもとより井上博司函館市長をはじめとする地元函館・道南の強い要望を聞き入れ、実現を図ったことで大変な信望を集める、元国務大臣で宏池会(小里グループ)リーダーの小里貞利衆院議員(鹿児島県第4区選出、当選9回)が8日、中川義雄参院議員(道選挙区選出)の政経フォーラム出席のため来函した。

 そして、この来函を機会に、渡島総合開発期成会(会長・井上博司函館市長)と檜山総合開発期成会(会長・平田泰雄瀬棚町長)合同による渡島・檜山管内の重点懸案事項に関する要望・陳情会が開かれ、両期成会を代表して井上函館市長が広域交通ネットワークの形成(北海道新幹線の建設促進、北海道縦貫自動車道の整備促進、渡島半島における日本海ルートの交通網の整備)、農林水産業の振興、公共事業予算の確保、分権時代にふさわしい地方税財政制度の構築という4項目にわたって詳しくデーターなどを示しながら要望した。

 小里衆院議員と中川義雄参院議員に要望するということで行われ、これには道の山本邦彦副知事、函館市選出の川尻秀之道議、道開発局函館建設部長らが同席した。
 要望・陳情側としては井上市長はじめ、渡島・檜山の多くの町長らが顔を揃えた。

 要望を受けて小里衆院議員があいさつし、この中で北海道新幹線に関し、「今日、無人駅の大野駅を見てきたが、ここに時代の先端を行くすばらしい新函館駅ができる」としたうえで、「新函館までの開業を最大限(10年後の)平成27年目標としているが、平成24〜25年当たりには打ち上げ(完成)ようとの計画を持っており、このための予算確保の目論みもある。このためには青函トンネルが貨物を中心に働きすぎている(貨物列車が多く走っている)ことから、(新幹線対応に向けての整備ということで)工事を合理的にうまく組み立てて技術的に解決して行くことだと思っている」と述べた。

 また、札幌までの新幹線建設問題についてもふれ、「これまでは一つの区間の建設が済んでから次をやるということできたが、新函館まで着工し、この建設が終わってからやるのではなく、並行して2〜3年の内には札幌までの起工式も行う考えだ。志の高い目標を持っており、予算確保についても相当検討が進んでいる」などとも語った。

 小里氏は話の中で新青森ー新函館の着工、起工式にもふれ、5月21日の方向で調整していることを明らかにした。

(17.4.8)



北海道新幹線・新函館は10年後の平成27年度末、
場合によってはもっと早く開業へ
〜政府・与党整備新幹線検討委員会、16日午前
道新幹線・新青森ー新函館の「来年度着工、10年後の
平成27年度末完成、そしてできる限りの早期完成」を正式決定!
東北新幹線・新青森は前倒しし、平成22年度末完成


 閣僚級の政府・与党整備新幹線検討委員会が16日午前、開かれ、工事中の東北新幹線・八戸ー新青森間を当初計画よりも前倒しし、平成22年度末の完成を目指すとする一方、北海道新幹線・新青森ー新函館間は「平成17年度初めに着工し、10年後の平成27年度末の完成を目指すこととし、できる限り早期完成に努める」ことなどを正式決定した。

 東北新幹線の新青森開業とともに、九州新幹線・鹿児島ルートの博多ー新八代間についても平成22年度末完成を目指すとし、九州新幹線・長崎ルートの武雄温泉ー諫早間は並行在来線区間の運営について地元の速やかな検討による結論、調整が整った場合に着工するとした。

 北陸新幹線・長野ー金沢車両基地間は平成17年度着工、道26年度末の完成、同新幹線・金沢車両基地ー南越間は平成17年度初め着工、平成20年度末完成を目指すとした。

 また、平成17年度の整備新幹線関係予算は、全体で事業費1、195億円を計上し、このため公共事業関係費706億円の計上を決めた。

 検討委員会で「北海道新幹線・新青森ー新函館の来年度着工、平成27年度末完成、できる限りの早期完成」が決まったことについて、函館市の井上博司市長は、「30年以上に及ぶ建設促進運動を思うと感激深い。改めて国会議員の先生方をはじめ、関係皆様に心から感謝申し上げたい」とのコメントを発表した。

(16.12.16)



「地域の大悲願が成就したという達成感、先人の努力もようやく
報われるという安堵感など、まさに万感胸に迫る心境」
「市民及び道民の皆さんとともに喜びを分かち合いたい」
〜井上博司函館市長、感激一杯の記者会見・コメント〜
「盆と正月が一緒にきた。本当に胸に迫るものがある。この喜びを噛みしめたい」ともー。

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市議会の先頭に立って運動してきた福島恭二議長も
「30年来の夢が今日、大きく結実した」


 函館市の井上博司市長は10日正午すぎ、北海道新幹線<新青森ー新函館>の来年度着工が決まったことに関して記者会見し、感激一杯に次のようなコメントを発表した。

「本日朝に開催された整備新幹線に係わる政府・与党のワーキンググループにおいて、北海道新幹線(新青森ー新函館)については平成17年度に着工することが確認されたところであり、このことは今後の地域の振興発展にとって極めて大きな力になるものと考えている。昭和48年に整備計画決定後、30年以上経過しての着工内定であり、永年誘致運動に取り組んできた私としては、ようやく地域の大悲願が成就したという達成感、これまで4代の市長にわたって誘致運動に携わってきたわけで、これら先人の努力もようやく報われるという安堵感など、まさに万感胸に迫る心境である」

「北海道新幹線については、いろいろ議論はあったが、まずは新函館までの暫定開業を目指すことし、特にこの1年間は高橋道知事を先頭に全道一丸となって運動を展開してきたところであり、函館市民及び道民の皆さんとともに喜びを分かち合いたいと思います。そして、何よりもこの地域の声に真摯に耳を傾け、大所高所から議論をいただいて、北海道新幹線の着工実現にご尽力いただいた自民党整備新幹線調査会長の小里先生、ワーキンググループの久間先生はじめ多くの政府・与党の関係者の方々に心から敬意を表するとともに、感謝申し上げたいと存じます。来週にも開催される閣僚級の政府・与党検討委員会において本日のとりまとめが決定することになると思うが、今後の検討委員会の正式決定を待ちたいと思います」

 新函館駅と函館とのアクセスの問題についてどう考えるかなどの質問には、「次のステップ、第2段階として早期完成とかアクセスとかといった地域の諸問題に取り組むことになる。開業のメドについては青函同時開業の望みは捨てていなく、願いは変えないが、同時開業は難しいのではと思っている。ともかくまずは着工が決まったことを喜びたい」と語り、函館はもとより、道内で新幹線建設要望に取り組んできた関係者全部の中で今や井上市長だけが最初からで一番長い(井上市長は「私の髪がふさふさして沢山あった美声年のころから取り組んでいる」などと報道陣を笑わせる)といわれる中にあって、「盆と正月が一緒にきた。本当に胸に迫るものがある。この喜びを噛みしめたい」と感激一杯の表情を示した。

 井上市長は会見の後、午後1時の市議会本会議再開前に議場でも新幹線着工が決まったことを報告し、「議員の皆さま、市民の皆さまとこの喜びを分かち合いたい」と述べた。

 さらに、市長あいさつに次いでは、市議会を代表し先頭に立って誘致運動に取り組んできた福島恭二議長も一言述べ、

「ただいま、市長から北海道新幹線17年度着工決定との大変喜ばしい報告があった。私ども議会としても市長はじめ、経済界とともにその早期実現に向け、特別委員会を設置し、一丸となって取り組んできた。『北の大地に新幹線』と要望し続け、30年来の夢が今日大きく結実した。今日までの議員各位のご苦労、ご支援、ご理解に対して敬意を表するとともに、心より感謝申し上げ、市民とともに喜びを分かち合いたいと思います」
 と語った。

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 高橋はるみ道知事にあってもつぎのようなコメントを発表した。
「本日、整備新幹線に係わる政府・与党ワーキンググループ(主宰・松浦内閣官房副長官)が開催され、北海道新幹線新青森ー新函館間については平成17年度に着工すると確認された。私としては北海道新幹線は北海道全体を自信と活力に満ちた大地=新生北海道として再生させるための大きな力になると期待しており、道民30有余年の悲願である北海道新幹線着工となったことは大変うれしく、道民の皆さまとともに喜びたい」

「これまで新幹線実現のために取り組んでこられた道民の皆さまに感謝申し上げるとともに、精力的に検討を重ねてこられた政府・与党の皆様をはじめ、関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。来週にはこの結果を受けて、政府・与党の申し合わせが行われ、年末の予算編成に盛り込まれることと思いますが、北海道新幹線が一日も早く効果を発揮できるよう、着工後10年以内の開業をお願いして行きたいと考えておりますので、道民の皆様には引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い致します」

(12.10)



道新幹線の来年度着工決定!30年余の地元悲願成就!
新函館ー東京間が3時間40分に。函館ー青森間は1時間時代へ
観光、ビジネス両面で期待される多大な経済波及効果
今後の最大の焦点は新函館駅と
函館市街、現函館駅などとの高速アクセスの問題


 政府・与党は10日朝、整備新幹線に関するワーキンググループ(WG)の会合を開き、北海道新幹線の新青森ー新函館、北陸の富山ー金沢、九州・長崎の武雄温泉ー諫早の新規3線の来年度着工を了承し、地元30年余以来の悲願の着工が決定した。17日にも開く政府・与党の検討委員会での決定を経て、20日内示の来年度政府予算案で予算計上され、来年度(2005年度)早々に着工の運びになる。
 最後に残った財源問題は工事コストを削減することで確保のメドを付けた。

 道新幹線は概ね10年余で建設される見通しで、新函館ー東京間が現在の約6時間が大幅に短縮されて3時間40分で結ばれることになるほか、新函館ー新青森間はたったの47分、函館ー青森間は1時間時代に突入する。新函館ー仙台間は約2時間になる。

 道新幹線が開業によってJR利用客は現在の年間約100万人から350〜360万人になることが予想され、観光、ビジネス両面で多大な経済波及効果が期待されている。東北3県はもとより、東北全体、北関東との新たな経済交流圏が形成されるとみられる。

 工事費も10年間で約5千億円、うち陸上部門は3千9百億円とされ、公共投資縮小の中にあって大きな朗報になり、また開業展望しての民間の先行投資誘発効果も期待されている。

 今後の最大の焦点は新函館駅と函館市街を結ぶ高速アクセスをどうするかということで、函館市と周辺自治体、JR北海道との協議が始まることになる。この中で現函館駅とのアクセス問題が最注視され、事の成り行きは函館駅前・大門地区、そして函館観光の中心である函館西部地区の将来に重大な影響を及ぼすことになってくる。

高野洋蔵函館商工会議所会頭コメント
「大きな喜び。来るべき新幹線時代に備え、官民一体となって基盤整備に取り組みたい」


 来年度着工が決まったことに対して、地元建設期成会の会長である高野洋蔵函館商工会議所会頭は、
「昭和48年に整備計画が位置付けられて以来、関係者の皆さまのお力添えをいただきながら地域を上げた運動を展開してきた。道南はじめ道民の悲願であった道新幹線の来年度着工が政府・与党のワーキンググループで決まったことに対して大きな喜びを感じている。道新幹線は新幹線規格で完成している青函トンネルの有効活用はもとより、交流人口の大幅な増加など、地域の発展に果たす役割はまことに大きいものがあり、今後は来るべき新幹線時代に備え、官民一体となって基盤整備に取り組みたい」
「これまでご尽力いただいた関係国会議員の先生、並びに関係各位に改めてお礼を申し上げるとともに、青函同時開業に向けて更なるご支援・ご協力をお願い申し上げます」
 とのコメントを発表した。

 函館市の井上博司市長は今現在、市議会本会議中であり、休憩時間の正午過ぎに悲願の道新幹線着工について記者会見する。

(12.10)


道新幹線の来年度着工、来月上旬にも事実上の政府決定か
自民党の新幹線問題最高責任者、小里貞利委員長が今回の要望活動で
井上函館市長に対して「今年はよい正月迎えそうですね」


 北海道新幹線<新青森ー新函館>の来年度着工問題は大詰めを迎え、25日の函館市と函館市議会合同の来年度政府予算要望における井上博司市長らの新幹線問題の着工実現陳情でも、自民党の新幹線問題の最高責任者である自民党整備新幹線特別委員会の小里貞利委員長が、井上市長に対して、「(未着工整備新幹線3線の中で)北海道が一番条件がいい。今年はよい正月を迎えそうですね」と語るなど(同行の工藤寿樹企画部長)、関係省庁、自民党、公明党など各機関、大臣をはじめとする関係者を回った同市長にあっては、「まず(来年度着工は)間違いない」との認識に至っている。

 小里委員長は自民党小里派(旧加藤派)の会長で、谷垣禎一財務大臣は同派所属。小里会長が谷垣大臣をポスト小泉に推しているほどにある。道新幹線を含む未整備新幹線3線の来年度着工問題では財務省が最後のハードルになっている。

 12月上旬がいよいよ最後の詰めといわれている中で、早ければ同月3日にも予定されている政府・与党のワーキンググループ(WG)の会合で、事実上の着工ゴーの政府・与党決定になるかも知れないとの見方が出ている。

 実際に着工に関する予算額が提示されるのは来年度政府予算の内示予定の20日であり、正式にはこれを待たなければならないようだが、3日以降の早い段階で決着をみる可能性が強くなっている。

(16.11.26)


※北海道新幹線関連の以前の記事はニュースファイルのページにあります。