函館・道南圏の日々を伝える!
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 ニュース総合1 <函館・道南圏>

 ニュース総合2も別にあります。



第3セクター・函館空港ビルデング(株)定時株主総会/大幅な役員改選!
11年4カ月にわたって社長など役員を務め、同社を主導してきた
「実力者」木村孝男取締役相談役、惜しまれて退任


2020年度事業開始の道内7空港一括民営化ー 特定目的会社移行に向けて、函館観光の大きな柱、
地域経済の要の一つ、函館空港運営の函館空港ビルデング 一時代の区切り、大きな転機へ


特定目的会社となって、函館空港が新千歳の「出先」になることから、
現地「総務・事務担当」責任者起用を見据え、若手成長株の
プロパー、笹谷幸司
総務部長49歳を取締役に抜擢


 2020年度事業開始の新千歳など道内7空港の運営一括民営化に向けての手続きが始動し、地元の北海道空港(HKK、千歳)を軸に運営権獲得を目指す参入競争が本格化している中で、新千歳に次ぐ3000b滑走路を有し、市街地間近で、利便性抜群、年間180万人近い利用者を誇る函館観光の大きな柱の一つ、函館空港運営会社、函館空港ビルデング(株)(水島良治社長)の定時株主総会及び取締役会が、22日午前、ホテル函館ロイヤルで開かれ、大幅な役員改選を行い、民営化に向けての新体制がスタートした。

 国内第5位、道内断トツの年間利用者約2000万人を超える新千歳主導で道内7空港一体民営化の動きが加速しているもとでの、函館空港の対応で、今回の役員改選は、国内線・国際線ターミナルビルを管理・運営し、函館観光の今日の発展に絶大な役割を果たし、地域経済における極めて重要な存在にある、函館空港ビルデングの道内7空港一体民営化に向けての一時代の区切り、大きな転機となるものとなっている。

 一括民営化ー特定目的会社(SPC)による2020年度事業開始に伴い、第3セクター、函館空港ビルデング(株)(通称・空ビル)は「消滅」の運びになることから、この後の函館空港の現地事業を展望する役員人事ともなった。

  ◇    ◇    ◇

 メインバンクの北洋銀行出身で2年前に就任した水島良治代表取締役社長(函館出身)が再任となった一方で、今回の役員人事最大事は代表取締役社長を務めるなど11年4カ月にわたって空ビルに在席、同社の要となってきた木村孝男氏(76歳、写真下)の退任。社長を退いた後、北洋銀行に社長職派遣を要請し、東陽一氏(平成27年5月末、任期2年をもって退任)、そして現在の水島氏ときているが、この間、取締役相談役として同社の「実力者」できた。

 しかしながら、20年度の一括民営化を展望し、年齢的なこと等々も考え、この際はということでスッキリと退任を決めた。見事な引き際といえよう。
 木村氏は広く承知のように元函館市助役(井上博司市長時代)で、元助役を最後に、空ビル筆頭株主の市を代表する格好で同社入りし、また個人大株主でもある。

 木村氏の函館空港との関わり合いは古く、市の空港対策課長であった時代、平成元年からで、当時大きな問題であった空港騒音対策等々で多大に活躍した。
 役員として在席の11年4カ月間の実績は相当なものがあること言うまでもなく、函館観光、地域経済に大きく貢献した。

 非常に情に厚く、親分肌で面倒見が良く、元助役として市を去ってからも元幹部らから慕われて今日に至る得がたい人物。言うなら「人情の機微」を知る人として、函館にあって古今東西非常に希な存在にある。それだけに、非常に惜しまれての退任となったが、一括民営化による空ビルの20年度「解散・消滅」という時代の変化にあって個人大株主として函館空港の行く先を見守ることになろう。

 広い人脈から空ビル社長時代は函館商工会議所副会頭、函館国際観光コンベンション協会会長などの経済界要職も務めた。

  ◇    ◇    ◇

 次に今回の役員改選で注目されるのは、笹谷幸司総務部長の取締役就任。役員抜擢となり、取締役総務部長新任となった。
 笹谷氏は、平成元年入社の49歳で、同社プロパーの代表的な存在で、若手成長株としてただひとり役員就任をみた。

 一括民営化ー特定目的会社という民間新会社になれば、空ビルは新千歳の「出先」(支店、支社になるか、事業所、事務所になるか定かではなく、これからの問題)になるが、「総務部長」として空ビル従業員(使用人)63名(現在)をまとめる総務・事務関係担当現地責任者になることを見据えての起用とされている。
 親しみある人柄にあり、一層の活躍が期待される。

 ほか、役員改選ではプロパーの代表格であった水落澄雄常務(68歳)が任期満了で退任した。水落氏は空ビル設立(昭和45年6月)当時の同46年4月入社の生え抜きで、8年前に役員就任、その1年後から常務を担ってきた。

 新任では木村氏が退任となったことから、市を代表する形で今春3月まで市土木部長であった齊藤章生氏が常務、また日本航空(JAL)派遣で松本誠人氏が常務としてそれぞれ就任した。
 全日空(ANA)派遣の山本伸志専務は留任となっている。

  ◇    ◇    ◇

 第47期(平成29年5月期)決算は、営業収益が前期比7.2%減の27億8千4百万円。経常利益同8.0%減の5億2千9百万円、純利益2.3%減の3億6千4百万円となった。
 乗降客数は前期比1.9%減少し、1、757、799人であった。

 なお、今年5月31日現在、資本金は2億6千万円で、筆頭株主は函館市で4250万円、次いでANAが4000万円、JAL2500万円。そして北海道が1500万円、北洋銀行1100万円、道銀550万円などとなっており、株主総数は66名。

(29.8.22-23)


<ニュースの視点>
◆函館市本町の「シエスタハコダテ」開業一カ月/
4階の公益施設<市民交流施設>「Gスクエア」来場者9万人を突破、好調!
単純計算で1日当たり平均で約3千人が利用
〜うけているフリースペース〜

 直感的に分かるGスクエアの中で一番の施設は「フリースペース」。ゆったりとくつろいだり、勉強したり、パソコンしたり、雑談したり、等々に最適の、文字通りのフリー(無料利用)スペースゆえ、利用好調もうなずけよう。

函館市施設としてはクリーンヒット!

中心街活性化・再生の最大の焦点・最大のポイントは
「いかに人を集められるか」「人が集まるか」
施策、対応策はこの視点から始まるであろうし、発想の原点である。


 

 中・高校、大学など学生、会社員、主婦、高齢者、そして観光客の一休みなど、
夜9時半までの利用可能もベリーグッドのフリースペース 。

 函館の中心街にはこれまでくつろげる場所が皆無に等しかったし、なさ過ぎる。中心街に公園とか、
全天候型のフリースペースが必要ではないか。
街のど真ん中に公園や広場(ヨーロッパの都市のように)などがあっていい 。
衰退し、空き地が増大している今日が絶好の機会であり、やろうと思えばできる。駅前・大門地区など欧州で見られる旧市街地などでの広場、これを取り囲む四方に商店・飲食・ビジネスホテル等を配する(誘致)といったものを造る。寂れ果て、ゴーストタウン化した函館の大門地区でこれを先進的にやれば、全国に発信できる。新発想の街改造である。
  大門グリーンプラザの整備などは止めた方がいい。無駄遣いになる。グリーンプラザの一端と駅前市電通りを引っかけて正方形・長方形型の広場を構想・計画するならいい。もっともっと考えるべきだ。市のトップが自分だけが正しいなどと威張ってやろうとしているが完全にアウト。旧態依然の施策に過ぎない。
 全ては考え方。発想が貧弱すぎるー。

 それにしても、やはり大問題は駐車場! 学生たちらのために自転車置き場も不可欠だ。
フリースペースの料金はただだが、駐車場料金がバカにならないでは
様にならない話であるまいか。

 金をかけるだけが能ではない。今日、中心街極度の衰退のもとで、全面駐車禁止は全くナンセンス。三分の一でも四分の一でも駐禁を解いたら街は活性化する。金は一銭もかからない。ごく一部の表ずらだけを除いて死に体の駅前・大門の再生、活性化への起死回生策は駐車禁止道路の解除しかない。
 政治家、行政が能なし、怠慢の何ものでもない。市民運動が必要だろう。くその役にも立たない政治家、議員は落とすのがいい。あまりにも能力がなさ過ぎる。何のアイディもなく、まして感覚、感性がゼロ。深く深く悲しくなるー。

 一方で、施設内の貸しスペースの利用は伸び悩みとか。



◇1〜3階の「無印良品」と地下1階の商業施設も滑り出し好調。


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◇丸井今井函館店への相乗効果は今イチ。地階食品売場は当然効果ありだが、
全体では4月(シエスタ開業後の9日間含む)売上高が
前年同月比5.4%減少に示されるように相乗効果が出ていない。

よって、
注目は5月の売上げが少なくとも対前年同月比プラスマイナスゼロか 、
増加に転じるかどうかが問題。この意味合いで丸井今井函館店は岐路に立っている?
 

※写真は大型連休中の4月29日・5月5日撮影

(29.5.23/本誌主幹・河野 玄)



★函館空港国内線初のLCC(日本の格安航空会社)大歓迎!
北海道では新千歳(札幌)に続き2都市目。
バニラ・エア(VNL/JW、ANA全日空系、成田拠点)成田ー函館線 今日・2月19日就航。
初日、成田発午前11時55分ー函館着午後1時35分、函ン発午後2時20分ー成田着午後4時。180席ほぼ満杯でスタート
1日1往復。片道4990円。

 バニラ・エア3月18日からは関西ー函館線就航。
1日1往復。片道5890円。

〜LCCバニラ・エアの函館空港乗り入れ発表以来、驚きの低価格で
函館の一般市民の間でも大きな関心


 19日午後、函館空港国内線ターミナル2階で就航記念式典。バニラ・エアの石井知祥代表取締役会長あいさつ(写真下左)
「魅力あるマチ、函ンに新しい旅のスタイルを提供する。LCCの私ども利用はSNS活用の20代、30代が多い」「函館のお客様にはいつでも気軽に首都圏に行って頂ける」
 工藤寿樹函館市長(写真下右)「低価格で新たなお客さんを呼んで頂ける。インバウンドも期待できる。出来るだけ早く1日2往復なるように地元として努力したい」

   

 久保幸一函館商工会議所会頭、渡辺兼一函ン国際観光コンベンション協会会長、水島良治函館空港ビルデング(株)社長らも出席してテープカット。






(29.2.19)

★☆★北海道新幹線・新函ン北斗の駅前で建設中であった6階建て複合商業施設が完成し、3月17日に2〜6階のホテル「ラ・ジェント・プラザ函ン北斗」が開業オープンする一方、1階フロアは北斗市観光交流センター別館1、333平方bで、このうち交流スペースを除く951平方bが注目の飲食・物販スペースとなる。
 愛称「ほっくる」と命名されているが、ここ全22区画に入るテナント18の事業者が全て決定した。3月17日、ホテルとともにグランドオープンする。


 

 一昨年9月からテナントの募集が開始され、一時期成り行きも懸念されたが、最後の1区画に入るテナントがオープン1カ月前の2月17日に決まった。

 テナント18事業者によってバラエティーに富んだ店が揃う格好になっており、新函ン北斗駅構内の飲食・物販がものさびしいだけに、「ほっくる」に対しては期待、関心が持たれるものとなっている。

 テナント募集は地元北斗市優先で行われ、入居する18事業者は北斗市から8社、函ン市から4社、森町2社、ほか七飯町、福島町、そして帯広、東京の各1社となっている。

 テナント18事業者は次の通り。店名、事業内容、事業者(所在地)の順。

▽食彩・桜B/ピザ風いももちなどの販売/食彩・桜(北斗)
▽北都商販/海産物、農産物販売(2区画)/北都商販(北斗)
▽道南の未来/水産加工品など土産品販売/小野建業(北斗)
▽高砂屋 金沢/海産物など土産品販売/金沢組(北斗)
▽我流焼きそば はないち/オリジナル約傍の提供/華一(北斗)
▽道産子ザンギ/オリジナルから揚げの提供/カルティベート(北斗)
▽一印 青山水産/活イカの釣り堀や刺し身の実演販売/一印青山水産(北斗)
▽Berry5/ベリーを使った洋菓子の販売/末広軒(北斗)

▽畑のめぐみ Huis〜ゆい〜/自社農園の野菜やスムージー販売/来夢(函ン)
▽医食同源/ガゴメコンブの食品販売など/中山薬品商会(函ン)
▽花びしホテル セレクトショップ/菓子などの土産品販売/花びしホテル(函ン)
▽おんじき庭本 北斗駅前店/ラーメンの提供/おんじき庭本(函ン)

▽つどーるプラザさわらアンテナショップ/砂原産タラコなどの水産加工品販売/丸太水産(森)
▽なみほつの杜 北斗店/水産加工品や農産品販売(3区画)/南北海道地産物流協同組合(森)

▽駅弁 ことぶき屋/弁当や大沼牛のレトルト食品などの販売/寿フーズ(七飯)
▽酒舗 稲村屋/道産ワインや日本酒の有料試飲(2区画)/イ印稲村商店(福島)
▽あそらぼ/カプセル入りのおもちゃ販売機など/トーシン(帯広)
▽(予定)コンビニエンスストア/ABアコモ(東京




(29.2.23)



◆昨年3月から着手していた函館空港国際線ターミナルビルの全面増改修工事が
竣工し、管理・運営会社の第三セクター、函館空港ビルデング(株)
(代表取締役社長・水島良治氏)の首脳・幹部はじめ、設計の梓設計、
施工の大林組・高木組共同企業体、設備業者など工事
関係者が出席して修祓式が執り行われた。

〜2.9午前10時、同国際線ターミナルビル1階フロア〜

 神事の後、水島良治社長が
次のようにあいさつ。
「昨1年間、20万5千人に達するなど、利用者が増加し、手狭になっていた。
急増する訪日客の皆さんの利便性を図るため全面改修を行った」「この増改修を一つの締めとして、
皆様のご期待に添うよう努めたい」

▽国際線ロビーで行われた修祓式(左)/前列、函館空港ビルデング(株)経営陣。
右から水島社長、木村孝男取締役相談役、山本伸志専務取締役 (写真右)

 

▽大林組とJVの地元最大手、高木組の中田俊一郎社長も出席(前列右から2人目)



▽玉串奉奠の水島社長(左)と玉串をささげた後、一礼する木村孝男取締役相談役(右)

 

▽神事の後、あいさつする函館空港ビルデング(株)水島良治社長



▽施工の梓設計と大林組・高木組共同企業体の代表(大林組)幹部があいさつ


 

(29.2.9)

全面増改修工事が完成し、供用開始となっている函館空港国際線ターミナルビル



 


<photoニュース>★☆★函館空港国際線ターミナルビル、全面増改修なり、供用開始 。リニューアルオープン。
 1階出発・到着ロビー従来の1.5倍、約550平方bに拡張。待合室座席約70席増えて300席。
国際線と国内線の通路も新設され、清々しく。

 中華圏の旧正月「春節」シーズンでこれまでにも増して活況。
(写真/1階の出発・到着ロビーと2階の通路。2.6午前)







(29.2.7)


<視点・着眼・私見>

■1月4日、正月三が日が終わり、世の中がいよいよ動き出す。2017年はどんな年になるか、どんな流れになるか。世界も、日本も、北海道も、そしてここ函ンも、先が誰にも分からない様相の幕開けとなっている。まさしく「不確実性」時代そのものにある。
 そこで、敢えて2017年を考えるに、函ンのサクラの咲く頃に、先がどうなるか少し見えてくるのではないだろうか。

 世界的に見れば、サクラの咲く頃の4月下旬〜5月初旬、春の大型連休頃になれば、米国大統領・トランプ政権が発足(1月20日)して最初の100日「試金石」といわれる時期経過となって、「米国第一主義」を掲げる米国トランプ政権の外交や経済、通商、移民、保護主義傾倒の動向、等々の政策の輪郭が見えてくるだろうし、難民・移民で揺れる欧州では3月にはまさしく政治・選挙の集中季節となって、オランダの総選挙に始まって、4月下旬〜5月頭にかけてはフランス大統領選挙の行方が決まり、この間3月末までにはイギリスのEU離脱問題(司法判断)も一つのヤマ場になる。
 日本ではトランプ外交・経済・通商政策とも絡んで、新年度に入って経済状況がどうか、念場を迎えているアベノミクスがどうなってきているか。

□そして、函ンでは3月26日には北海道新幹線開業まる1年、2年目に突入し、どんな状況に入るか。新幹線開業2年目の函館観光はどうか。
 合わせて、函ンでは中心市街地活性化の行方を占う、JR函ン駅前と函ン本町角の2本の大型再開発複合ビルがどんな形、とりわけ極めて重大な店舗テナントがどのような具合を持ってグランドオープンを見るのか、明らかになってくる。
 また、企業誘致・進出などさっぱり進展しない新函ン北斗駅前に、待望のホテルが開業することで、様子がどうなるのか。
 これらグローバルな動向、国内外を見渡して、2017年、まずは函館のサクラ咲く頃、春の大型連休当たりに行く先、展望が垣間見えてくるのではないかー 。

(本誌主幹・河野 玄)

(29.1.3-4)


<ニュース速報>◆函館商工会議所・常議員会開催(21日午後、花びしホテル)
松本榮一会頭(76歳)「(今任期をもって)退任したします」と退任を正式表明、
ついては「次期会頭に久保俊幸副会頭(59歳)を推薦したい。異議ありませんか」と諮ったのに対して、
「異議ございません」と満場一致の拍手で常議員会(役員会)、次期会頭に久保副会頭を役員会決定。


 10月26日開催の臨時総会で正式決定の運びで、今後の焦点は
副会頭人事・専務理事人事に。極めて重要視される副会頭陣容。

 松本榮一会頭は名誉会頭に就任へ。専務理事は現在の酒井康次氏欠かせず、留任確実ー。

 
次期会頭に内定の久保氏、
「尊敬してやまない松本会頭から推薦され、身に余る光栄。緊張している。松本会頭に勝るものは一つもありませんが、歴史と伝統ある、121年目を迎える函館商工会議所の会頭としてしっかり未来に向けて、改めて皆さんと一緒に、地域のため、北海道のため、日本のため、命がけで真剣にやって行きます。私の座右の銘は『謙虚にして驕らず、さらに努力を』です。よろしくお願いします」
 とあいさつ。
  松本会頭は、「初めての戦後派の会頭であり、これは大きな期待。今までとは違う発想でやってもらえると思う。支えて頂きたい。やり残したこともあるが、この6年間本当に忙しかった。新幹線開業で区切りも付いた。お世話になりました」と語った。

 常議員会後の記者会見で松本会頭、久保氏について、「行動力がある。JC(函ン青年会議所)の理事長(1995年)をやり、人脈もある。そしてフットワークがすばらし」と持ち上げた。
 久保次期会頭、「会頭の(退任の)思いを聞いたとき、戸惑っていたが、しっかりやらなければと。教え、行動を見てきたとき、トータルに足元にも及ばないが、地道に一つ一つ、自分は総合調整型だと思っている」

▽写真/左・松本会頭、右・久保次期会頭

  



▽記者会見/右・松本会頭、左・久保次期会頭



(28.9.21)


★☆★北海道新幹線が快調だ。
 6月の新函ン北斗ー新青森間の利用実績が1日平均約7900人で、大型連休がった5月を4%上回る月間最多乗客数になったのをはじめ、観光繁忙期に入って、JR東日本が運営するシニア向け割引の人気商品「大人の休日倶楽部パス」などの利用が重なり、7月1日〜18日の1日当たりの乗客数が8300人になるなど好調に推移している。

 6月は函ンマラソン、東北六魂祭(25日、26日)などの大きなイベントが利用を押し上げた。
 第1回目の「大人の休日倶楽部パス」期間(6月23日〜7月5日)では1日平均約9400人の利用に跳ね上がった。

 このことは在来線の利用にも波及効果をもたらし、新函ン北斗から札幌方面に乗り継ぎ可能な特急「スーパー北斗」や「北斗」の乗客数が「大人の休日倶楽部パス」期間、対前年同期比約30%の増加をみた。


 ちなみに、「大人の休日倶楽部パス」は、入会することで北海道新幹線や在来線に乗って、JR北海道・JR東日本の2つのエリアの大人な旅をおトクに楽しんでもらおうという商品で、JR北海道在来線全線・5日間乗り放題16,250円、JR北海道+JR東日本全線及び7つの鉄道会社線・5日間乗り放題26,000円というもの。第2回目は11月24日〜12月6日、第3回目は17年1月19日〜1月31日に設定されている。

 特別に、新幹線開業初年度の16年度は8月29日〜9月7日間、「北海道新幹線開業記念 大人の休日パス」(7月29日より発売)が設定されている。
 発売は利用開始の1カ月前から利用開始前日まで。シニア会員組織であり、先般までに累計入会数が200万人を突破するという大変な人気を集めている。

  ◇    ◇    ◇

 開業1カ月間(3月26日〜4月25日)の利用実績は1日平均約5600人で、前年同期の在来線実績に比べ約2倍の利用者数でスタート。平均乗車率27%であった。開業前のJR北海道の予想が約26%であったから、ほぼ想定通りであった。

 それが大型連休(4月下旬〜5月上旬)の11日間では1日平均9780人となり、これも前年の約2倍。
 5月に限っての実績は1日平均7600人となって、4月に比べ3割増。大型連休の高利用に加え、その後の週末の1日平均7〜9千人利用が3割アップにつながった。

 そして6月は平均7900人ということで、尻上がりに利用実績は上昇。第1日目の「大人の休日倶楽部パス」期間には8300人になるなど観光繁忙期を迎え、道新幹線は利用度を増している。

 単純計算では現時点で乗車率が42%くらいにも上がってきている状況にあり、土日や休日など1日平均1万人余の利用をみせ、函館観光は盛り上がっており、このことは道内全体に少なからず波及効果をもたらしている。

 繁忙期最大の夏場8月は相当なものになりそうで、青函地域では9月末までJRグループによる大型観光企画「青森県・函ンディスティネーションキャンペーン」などが展開されていて、また各方面からの数々の旅行商品も売り出され、北海道観光への取り組み、首都圏及び東北での取り組みなど活発であり、道新幹線新函館北斗開業初年は極めていい具合な展開となっている。

(28.6.23)


<直視/深層>
■屁理屈をつけ、ごまかし、本音隠し、政治家自らの保身の選挙ばかりを最優先、無責任の極め、コミット(約束)を平気で簡単に反故にし、全てにおいてやるべきことをきちっとやらない日本の政治。世論調査や選挙にみられるように大多数の年寄り、女のバカ丸出し、有権者・国民もいつまで経ってもさっぱり進歩しない日本。
/消費増税さらに2年半も先送りの再延期〜事実上の凍結、財政健全化断念に等しく、アベノミクス事実上破綻。整合性云々も全くあったものでない。あらゆる分野で格差拡大、実質所得は伸びず、まともな所得再配分も行われず、その場限りのちぐはぐ、信頼性のないデタラメな社会保障政策でますます将来不安拡大、等々上げればキリがなく、個人消費など伸びるはずもない。ましてや急速な高齢化、人口減少、大都会一極集中、地方衰退・過疎化、急増するネット消費などで小売消費自体が構造的に激変してきている。
 大規模金利緩和、マイナス金利、等々のジャブジャブ金利政策による株価操作、為替操作は株を上げるための一時のカンフル剤で、瞬時の大型売買、利ざや稼ぎによって海外投資家、ファンドなどを喜ばすだけの単細胞政策。

/きちっとした政策、財政収支バランスの徹底、働く形の確立、等々で世界でただ一国、財政黒字にあるドイツを見習うべきだ。今回のサミットでもドイツ・メルケル首相の発言を一番注目していたが、極めてまともであり、安倍首相などとは雲泥の差。日本人として恥ずかしい限りだ。

安倍にとって消費増税、財政健全化などどうでもいい。経済は国民への餌で政権維持、延命の手段に過ぎず、憲法改正をやりたいだけのこと。「安倍の念願は憲法改正」ということを以前から安倍昭恵夫人は言っており、先日は菅官房長官も党内で「安倍さんに憲法改正をやらせたい」と語った。
  消費増税回避のあめ玉をまたまた出し、アホノミクスであることを未だに分からないアホな大多数の国民にアベノミクスの信を問う、全力を上げて改正過半数を取る、などというのは本音・憲法改正であることの何ものでもない。

  日本の新聞はこれを見抜けなく、さっぱり分かっていないアホたれに成り下がり、報道もしない。特に、記者会見等聞いているに、官邸、首相番政治記者などはバカたれもいいところだ。
  衆院はトラ猫の3分の2がある。ここで衆参同日などやって衆院の議席を減らすことなどは愚の骨頂。参院で3分の2を獲得すれば憲法改正に踏み出すことができる。これが安倍の本音だ。

(本誌主幹・河野 玄)

(28.6.2)


絶好の飛行日和となってブルーインパルスの祝賀飛行も!
(函館上空、15時〜15時20分)

☆★☆函館・道南と北東北、仙台圏、北関東との
新しい交流・共創、新時代のスタート!

まさに立錐の余地なく、盛大に新幹線開業を祝う
〜北海道新幹線新青森・新函ン北斗間竣功開業式・祝賀会、
及び道南いさりび鉄道開業祝賀会

〜 3.26正午過ぎ、函ン国際ホテル〜

北海道、青森県、鉄道・運輸機構、JR北海道の4者主催




△乾杯  ▽鏡開き



◆好天に恵まれるも、開業の盛り上がり今一、ぱっとせず
新函ン北斗駅、式典・出発式〜狭いプラットホームでの出発式、全然冴えなく、低調に終わる。
新駅自体、商業施設はもとより、休憩・くつろげる場所もないに等しい。前途を暗示か。

☆★☆北海道新幹線(新函ン北斗開業〜新青森)開業<3月26日>
新函ン北斗駅 東京行き
(東京着11時04分)一番列車はやぶさ10号6時35出発。
11番ホームで出発式。

木古内駅では13分後の6時48分発一番列車出発式。




△開業・一番列車出発、新函館北斗駅を離れ、東京に向かったはやぶさ10号

 

△一時、開業とあって混み合う出発前の11番ホームそして定刻・ジャスト出発



△しゅっぱーつ!(代表撮影写真)



△くす玉割れだが、熱気は今一つで、盛り上がりに欠いた。とにかくプラットホームが狭い、このことは
開業の今は発着の最終駅だが、札幌延伸時には多分に単なる停車駅、通過駅になる可能性を示唆している。

 

△11番ホーム向かいにスーパー北斗入線(左)、札幌方面とは便利だが、はこだてライナーは違う。
一編ん出る。在来線・函館駅行きの表示、ローカルとも記され、ああーついに函館駅はこうなったか…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
/12時35分(11時受付)〜14時30分、函ン国際ホテルで、
北海道新幹線新青森〜新函館北斗間竣工開業式・祝賀会、及び道南いさりび鉄道開業祝賀会
/15時〜15時20分、ブルーインパレス祝賀飛行(函館駅上空 )

(28.3.26)


菅官房長官が音頭、国交省が積極推進、高橋知事がそれに一気に乗る
「新千歳・函ン・釧路・稚内の4空港一括民営化方針」断固反対する!


〜新千歳の傘下に入って函ン空港が新千歳の支店みたいになるなど、函ン地域にとっては死活問題で自殺行為だ。札幌・道央圏一極集中をなお一層加速させ、函ンを弱体化し、このことは道新幹線札幌延伸後確実視される「新幹線の函ン素通りの二の舞」になると直言したい。函館空港が新千歳の出先に成り下がり、誘客、集客の波及効果などという「おこぼれ」を頂戴し、生き残りを図る。そんなバカな話があるか


ミソもクソも一緒したような新千歳空港を核とした道内地方空港一体化民営委託
未だに「函ンのことがさっぱり分かっていない」


 このところにきて国が管理する北海道の4空港、すなわち新千歳・函ン・釧路・稚内の一括民間委託へという報道が相次いでいる。安倍内閣の大番頭、今や屈指の実力者にのし上がった菅義偉官房長官が音頭を取る格好で国土交通省が積極的に推進する意向を打ち出し、これを受けて、これまで態度を明らかにして来なかった高橋はるみ知事が「新千歳空港を核に道内一部空港の一括民営化」方針を固め、道経連などに民営化の協力を求めたとされる。

 道内には国管理の4空港のほか、道が管理する空港として6空港(中標津、女満別、紋別、奥尻、利尻、礼文)、市管理が旭川、帯広の2空港、そして防衛省が設置管理し、民間航空と共用運用する丘珠空港と全部で13空港ある。
 新千歳を核に、これら一部(離島3空港と丘珠)を除いて9空港の一括民営化といった話もある。

 そしてこのことは、国交省にあって3年後の2019年度の委託開始を目指すとまで伝えられている。

  ◆    ◆    ◆

 函館空港が入ってなければ、「やるならどうぞ」ということだが、なにがしら動きは急に見え、下(国や自治体が管理の滑走路や駐車場等)と上(第三セクターなど手がける空港ビルの運営)を一体的に民間委託し、運営することで、人口減少が進む中、旅客の維持に苦慮、需要低下の危機にある地方空港が圧倒的に一人勝ちしている新千歳の傘下のもと、一体経営で着陸料を下げることも可能で誘客力波及が期待でき、道内の航空ネットワークの再構築、新千歳と各空港間の路線充実につながる、云々といいこと尽くめの皮算用にある。

 本当にそうなのであろうか。ミソもクソも一緒にして捕らぬ狸の皮算用になること必至と言わざるを得ない。

 少なくとも、函館空港はそうで、新幹線開業の推移、15年後の札幌延伸等々と、10〜15年先までじっくり見据え、考えるべき大問題であって、新千歳の傘下に入って函ン空港が新千歳の支店みたいになるなど、函ン地域にとっては死活問題で自殺行為だ。札幌・道央圏一極集中をなお一層加速させ、函ンを弱体化し、このことは道新幹線札幌延伸後確実視される「新幹線の函ン素通りの二の舞」になると直言したい。函館空港が新千歳の出先に成り下がり、誘客、集客の波及効果などという「おこぼれ」を頂戴し、生き残りを図る。そんなバカな話があるかと言いたい。

 ミソもクソも一緒したような新千歳空港を核とした道内地方空港一体化民営委託などに、ほかの空港はいざ知らず、函館空港はそうであるならばなどといった調子で加わるべきでなく、断固反対する。

 新幹線開業によって函ン圏はきちっと施策すれば青函一体となり、加えて北東北と一体となって交流が強まることで「大いなる可能性」がある。新千歳の傘下に入ることなどよりも、青森空港などと連携強化すべきであって、中心市街地から極めて近距離という全国有数の立地、利便性、3千bの堂々たる優れた滑走路を有し、実績十分で地域と共に発展してきた函ン・道南の空の玄関としての函館空港は、その要、確たる中核になる得る存在だ。

 どうも、菅長官、国交省はともかくとして、高橋知事にしてはいまださっぱり「函ンのことが分かっていない」と指摘せざるを得ない。これまでの新駅(新函ン北斗)に関わる各種問題(スイッチバックの反故)、札幌延伸時のJR経営分離のこと、駅名問題(北斗市の意向、思いはそれはそれとして新函ン駅にすべきが当たり前であったが…)等々、函ンのことが分からなすぎるのではあるまいか。

 新たな交通体系、航空ネットワークなどといえば聞こえはいいが、人口減少の中で札幌圏一極集中を加速させるだけの話しだ。仙台空港が民営化第1号として今年予定されているが、新幹線が短時間で東京間を行き来する仙台と、広大な北海道とは地理的条件、時間軸等全く違う。

 函ンは新幹線開業でこれまでの陸の玄関口・現函ン駅が衰退こそすれ発展おぼつかないこと確実な中で、函ン空港は新函ン北斗と高速でつながり、これから函ンの交通の要になる。

 この点で、一つには空港を中心にした発展を図るべきで、今となっては手遅れだが、例えばIT企業の誘致でも本来は空港のそば近くにIT団地をつくのが筋であった。それを東山の山奥に造り、ぺんぺん草の有り様にある。ゲートボール場などつくりアホかいなと言いたい。
  今からでも遅くない、ゲートボール場など止め、また日吉町に道南最大規模の函ンフットボールパークができたことでもあり、根崎公園ラグビー場などと合わせてITタウンにしたらいいほどだ。
(続く/本誌主幹・河野 玄)

(28.2.16)



新幹線開業イヤーの今年の函ンは
プロ野球、サッカーJリーグ、そして女子プロゴルフと胸躍る開催!

超人気・好感度の女子プロゴルフ初開催「ニッポンハムレディスクラシック」
〜イ・ボミが来るとなれば大フィーバー、
熱狂的なゴルフファンが新幹線に乗って押し寄せる


サッカー・コンサドーレ札幌は横浜FC戦で、小野&稲本(札幌)対カズ(横浜)との対決実現へ

 先般(1月28日)Jリーグが今季リーグ日程を発表し、J2札幌(北海道コンサドーレ札幌)が7月3日(日)のJ2第21節横浜FC戦を函ン市千代台陸上競技場で開催することが決定した。

 Jリーグ札幌の函ン開催は5年ぶりで、今年は北海道新幹線の開業(新函ン北斗〜新青森3月26日)イヤー。函ン開催が復活することになったわけで、コンサドーレ札幌と横浜FCとの試合となると、小野&稲本(札幌)対三浦カズ(横浜)との対決実現となることから、函ンのサッカーファンにはたまらないものになりそうだ。

 新幹線開業イヤーの今年は、超人気・好感度のプロスポーツイベントとして先に、女子プロゴルフツアーとして新大会の「ニッポンハムレディスクラシック」(LPGA日本女子プロゴルフ協会公認)が7月8日(金)〜10日(日)の3日間、北斗市のアンビックス函ン倶楽部上磯ゴルフコースで開催されることが決定済みで、また、プロ野球も5月26日(木)(13時30分試合開始)に日本ハムーロッテ公式戦も行われる。

 プロ野球、サッカーJリーグ、そして女子プロゴルフとそろっての新幹線開業イヤー開催は胸躍るものとなろう。

 ちなみに、アンビックスでの新規ツアー開催「ニッポンハムレディスクラシック」は優勝賞金1800万円、賞金総額1億円、今年はこのニッポンハムレディス開催によって道内ではLPGAは5大会開催の過去最高になる。

 7月8〜10日のニッポンハムレディスは道内5大会の先陣を切る開催で、これを皮切りに「meijiカップ」(8月5〜7日、北広島の札幌国際CC)、「ニトリレディース」(8月25〜28日、小樽CC)、「ゴルフ5レディース」(9月2〜4日、美唄のゴルフ5CC)、「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」(9月8〜11日、登別CC)が相次いで行われる。

 アンビックスでのニッポンハムレディスでは出場人数108名が予定されており、この中で最注目はなんといってもイ・ボミの出場。観客入り込み数はイ・ボミ次第ともいわれ、函ン・北斗にイ・ボミが来るとなれば女子プロゴルフフィーバーとなって、おそらく東北、関東方面から熱狂的なゴルフファンが新幹線に乗って押し寄せることになろう。

 ただ、このアンビックスでの第1回ニッポンハムレディスは全米女子オープンとの競合で開催されるために、多くのトッププレイヤーが出場しない可能性があり、これが懸念されるている。

(28.2.9)

<TOPIC>☆★☆(仮称)新函ン北斗駅前ホテル(全107室)待望の着工!
事業主体の北斗開発(株)・境勝則代表取締役社長(函ン商工会議所副会頭、写真下/あいさつ)、
高谷寿峯北斗市長、北斗市議、工事関係者らが出席し、地鎮祭(1.27午前11時、新函ン北斗駅前建設地)


/境社長あいさつ「やっと地鎮祭を行うことができた。感謝申し上げます。
約1年間の建設工事だが、愛される素晴らしい建物(ホテル)を作ってほしい」

 高谷市長「当初予定していた大手のホテル建設がダメになり、企業進出ははかばかしくない面があるが、
これは(新駅の)先行きがどうなるか見通しが立たないことによる。この中で境社長の尽力で、
北斗開発が進出していただき、その英断に感謝したい。1日も早くオープンするように心から願っています」



 

 



◇事業主/北斗開発(株)
◇設計監理/(株)建築設計工房ロゴス
◇施工/澤田・今井建設共同企業体
◇総合企画・ホテル運営/ABあアコモグループ

◇建設地/新函ン北斗駅前第1街区
◇敷地面積/2968.91平方b
◇規模/鉄筋コンクリート造 地上6階建て
◇延べ床面積/6271.41平方b
◇総事業費/約23億円

1階 商業施設(北斗市区分所有予定)
2階 フロント、大浴場、レストラン
3階〜6階ホテル客室 全107室

◇来年春開業予定


 

 

 



(28.1.27)



<<<特別シリーズ/新幹線開業を前に「函ンの現状を探る」NO1>>>

随所に最近の数字・データが物語る。
函ンは改善していなく、サッパリよくなっていない!

観光客は来るが、地域経済の地盤低下、
企業活動・ビジネスの停滞・衰退が明確

〜新幹線開業による反転攻勢の期待大きいが、「観光都市」
そして高齢化著しく、活力に乏しい「老人都市」へ〜


 待ちに待った新幹線時代を迎えるが、データをみると、函ンが改善していなく、サッパリよくなっていない。止まらない人口減、急激なスピードで進む高齢化、働く人、生産年齢人口の減少などによって地域全体が活力を失い、事業所数は減る、従業者数は減るという具合に企業活動が停滞、衰退を強め、むしろ地盤沈下が一段と進み、悪くなっていることが明らかになっている。最近の数字、データがこれを物語っている。
 函ンの政治、市政がこれまでのやり方、考え方でいいのかどうかとの疑問の声も結構多く聞かれる。

 東北各地との時間的距離が短縮し、北海道新幹線新函館北斗開業は「やりようによっては大いなる可能性がある」新時代の幕開けではあるが、函館地区にとっては「まさしく開業が伸るか反るかの正念場のスタート」と言っていい。観光客は来るが、新幹線開業によるスプロール化現象で更なる衰退を加速させる可能性もあることを直視しなければならない。

 何回かに分けてリポートする。(本誌主幹・河野 玄)

  ◆    ◆    ◆

 毎度のことだが、函ン市の人口がまた減少した。昨年(2015年)12月末の人口(住民基本台帳)は、前年同月末、つまりこの1年間で2、862人減り、27万人を割り込み、268、617人。14年12月末では前年比3、006人減、13年12月末では2、966人減であったから、減少数はちょっぴり改善したが、歯止めがかかったとは言い難い。
 65歳以上の老齢人口は86、115人(32.1%)、生産年齢人口(15歳〜64歳)は154、933人(57.7%)、年少人口(14歳まで)は27、569人。女が男よりも2万4千人も多い。

 5年前は人口281、767人であったからこの5年間で1万3千人以上減少し、一方で老齢人口は9、849人と1万人近く増え、年少人口は3、367人の減少という状況で少子高齢化が著しい。物凄い勢いで高齢化が進行中だ。

 この勢いで行くと、東京オリンピックのある2020年には人口は25万人台となり、15年後(2031年)の北海道新幹線札幌延伸時には人口20万人台になりかねない。この時、高齢者は6割をはるかにオーバーし、生産年齢人口、働ける人は現在の半分以下、すなわち7〜8万人程度という末恐ろしい地域社会に向かっている。活力云々は全く及びもつかない。

 止まらない人口減少、猛烈な高齢化は地域の活力を失い、このことは総務省がこのほどまとめた事業所統計調査、平成26年「経済センサス」(平成26年7月1日時点、同26年11月末調査結果確報)でも5年前の調査(第1回・平成21年経済センサス)と比較し、函ン地域経済の地盤沈下、企業活動の停滞、というより衰退が極めて明確に表れている。

  ◇    ◇    ◇

 これによると、函館市内の事業所数はこの5年間で約1割近いと言っていい9.1%減少し、1万4、851から1万3、494となって1、357も事業所が減り、分類している17の業種で医療・福祉を除くほぼ全業種で減少している。企業活動の停滞が顕著なわけで、消費都市の函ンでウエイトの大きい卸売業・小売業が平成21年の4、091件から5年後の26年では12.2%減の3、590件、宿泊業・飲食サービスで2、527件だったのが13.1%減の2、195件、生活関連サービス業・娯楽業が6.6%減の1、365件。

 事業所数が4番目に多い建設業は1、405件であったのが1、224件で12.9%の減少を見ており、増えたのは医療・福祉で5年前の841件が17.0%増加し984件となっている。

 ほか、業種柄事業者数の少ない鉱業・採石・砂利採集(横這いの3件)と電気・ガス・熱供給・水道業(10件が11件)を除いて軒並み事業者数の減少を見ており、地域経済基盤の停滞・衰退が著しいことをデータが明確に示している。

 函館市内ではかつて昭和56年には事業所数1万8、527件、後述する従業者数はピーク時の平成8年には14万7、711人であったが、今回の調査では11万4、147人までに減っている。
 寂しいことに、函ンにおけるビジネスは今やかつての面影はない。観光客だけがくるようなまちになっているといっても言い過ぎではない。

 事業所数の減少は当然のこと従業者数の減少に直結している。経済センサスによると、平成21年の12万0、141人から5年後の昨年7月時点では6千人・5%減の11万4、147人。

 働く場がなくなってきていることを物語り、函ンで最も多い卸売業・小売業で5年前に2万7、762人であったのが10.7%減の2万4、804人になっているほか、宿泊業・飲食サービス業も11.1%減って1万3、082人。インバウンドによる観光拡大の一方で、実は従業者数は減少、まち全体で働く人がどんどん減り、人手不足が起こるなど中身が問われる側面を示している。
 そして、製造業も1万0、218人から9、798人へと4.1%減、建設業も9、843人いたのが11.3%減少し8、728人。加えて情報通信業が1、860人からこの5年間で31.7%もダウンし、わずか1、270人に止まっている。起業、IT産業は全くと言っていいほど発展していない。
 運輸・郵便業も19.6%の落ち込みで8、451人が6、794人にまで減少している。

 このように、いかにも活力に乏しい地域経済化が進んでいる。危機的という段階というより、さらなる衰退が加速している。

 これらの反面、大きく増加しているのは医療・福祉の従業者で1万4、816人であったのが4千2百人増えて1万9、006人で28.3%増。このことは函館市の猛烈なスピードで進行している高齢化を如実に物語っている。

 言うなら、函ンは「観光都市」そして高齢化著しい「老人都市」へ突き進んでいる。

 新幹線開業でなんとか企業活動、ビジネスの活発化など「反転攻勢」が期待されるが、地域の政治、市政の方向性、施策の軸が間違っていないのか、ずれていないのか、今一度立ち止まって熟考する必要があるのではないか。

 以下、いかに対処、対応すべきかを含め、現状を探る。(続く)

(28.1. 20)



★北海道新幹線3.26開業で東北最大の都市、100万都市・仙台と函ン間は2時間半(現在4時間〜4時間半近く)
道内や東北の食・観光の魅力をPRする「函ン・みなみ北海道グルメパークin仙台」開く。
11.21・22・23、仙台市勾当台公園。
 
仙台開催は3回目で、今回は胆振・日高、いわゆる日胆(にったん)の首長8人(苫小牧市の岩倉博文市長ら)も出席してオープニングセレモニー(3.21午前9時45分)。40団体参加、3日間大いに盛り上がる。



 セレモニーで工藤寿樹函館市長が実行委員会委員長としてあいさつ(写真上、中宮安一七飯町長らも出席)「現在、函ンの女性はじめ若い人たちはJRで3時間半近く〜4時間もかけて札幌に行く。新幹線が開業すれば仙台間は2時間半。函ンの人たちは仙台に買い物に来るようになり、北海道に来る外国人も東北に来るようになる。双方の交流が活発になり、皆さんの期待にそう北海道新幹線になります」

 

 



(27.11.21 本誌撮影)


☆★☆函館山ロープウェイ 大規模増改修成って
グランドオープン
(11.13午前9時過ぎ)
竹村隆同社社長、松本榮一函館商工会議所会頭、渡邉兼一函ン国際観光コンベンション協会会長、齊藤修北海道財務局長らがテープカット。



 

 

(27.11. 13)

★☆★函館山ロープウェイ 来春3月26日に迫った北海道新幹線開業を見据えた
山麓駅の大規模増改修と山頂展望台施設拡充の両工事完成し、
13日(金)のグランドオープンを前に竣工祭

〜11月10日午前10時、新山麓駅3階で、役員・社員・工事関係者出席〜

 
竹村隆社長(写真下) 神事の後、「館内(山麓駅)600名収容の新しい施設にした。安全、安心、そして快適性を持った設備なり、このうえはおもてなしの心を持って、お客さんを増やし、今後とも精進して行きたい」などとあいさつ 。



▽3階待合室ホールで行われた竣工祭。

 



▽工事を施工した大林組(左)と地元の高木組(右)に竹村社長から感謝状

 

▽大幅にフロアスペーの拡大が成り、施設が充実、快適な
山麓駅に生まれ変わった函館山ロープウェイ。
函館観光のシンボルにふさわしい装い!
新幹線時代を迎えるにあたり万全の体制−。




▽広々とした山麓駅の1階フロア。FMいるかのスタジオも見ることができる。



▽エレベーターで3階に上がり、チケットゲートへ。函館市街西部地区を上から見ながら通路を経て、ゴンドラに乗り込むー。



 



▽山頂展望台では竹村代表取締役社長と櫻井健治代表取締役専務など
同社関係者らが神棚前で安全祈願




▽山頂展望台エレベーターが増設され、授乳室も新設された。

  

▽山頂展望台では売店もリニューアル。



( 27.11.10)


※ 下に関連記事




◆小泉、細川両元首相来函。工藤市長と懇談し、大間原発訴訟に賛同、激励。
小泉
首相「保守の政治家・首長なのに大したものだ。
工藤市長を応援しなければならない」「大間原発、反対運動するのは当然だ」
 工藤市長要請「大間原発建設凍結に力を貸して欲しい」





 1時間20分にわたって講演「小泉元首相、ストップ大間原発、大いに語る」。工藤市長との懇談の模様を明らかにし、「工藤市長とともに、議会の皆さん(市議)も2人が退席しただけで、皆さんが提訴に賛成したことは重要。それも退席したの電力会社の支援を得ている方だけ。原発事故が起きたら避難道路が国道5号線だけ1本で、それも一車線。30万人近くが住み、観光客が年間500万人にも来る都市であり、反対運動するのは当然だ。事故が起きたら観光客は誰も来なくなる」

「原発ゼロはすぐにできる。なぜなら、福島の事故が起きてこの4年半、実質原発ゼロを証明してきた。動いたの2基だけだ」「原発はコストもかかり、採算取れなく、一度事故を起こしたら全くダメなしろもの。
自然エネルギーの方がはるかにいい
「読めば読むほど、勉強すればするほど、調べれば調べるほど、原発はクリーンでも、安全でもないことが分かってきた」「核燃料のゴミ処理場すらどこにも作れない。福島では毎日6千人以上の作業員が働きの一度使った作業衣が捨てなければならず、その処理を事故処理場内に山積みし、放射能汚染水タンクも山ほどできてきている」
「日本はピンチをチャンスに変えてきた。日本人なら原発ゼロはできる。やればできる事業だ。政治が決断すればできるし、自然エネルギーは夢がある事業。大間原発を阻止する。大間建設阻止は日本の原発運動に大きな影響を与える」などと熱っぽく語り、会場割れんばかりの拍手。


 会場満杯の函館市民ら800人以上が集まって聞き入り、 大変な関心!





 

(27.10. 29-30)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆ 今日・29日 脱原発を訴える小泉純一郎、細川両元首相来函。両元首相、正午過ぎ市を訪れ、大間原発建設差し止めを求め、提訴、裁判中の函館市工藤市長と意見交換。
 午後2時から函ン国際ホテルで、小泉氏 原発問題、エネルギー政策などについて講演。市民でつくる実行委員会主催、予約不要、参加料800円ながら参加フリー。
 細川氏が代表理事を務める一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の活動の一環としての来函。極めて意義ある両元首相の函ン市入り、小泉氏の講演で、これまでの評論家、大学教授ら云々のどうでもいいような各種様々な講演の比に非ず。
(27.10. 28−29)


函館山ロープウェイ、昨年11月の新ゴンドラ導入に続いて
山麓駅の大規模増改修・山頂施設の改修が竣工の運びとなり、
11月13日グランドオープン!

〜来年3月26日の北海道新幹線新函館北斗開業に向けて万全の受入体制に〜

 函館山ロープウェイ(株)(函館市元町、代表取締役社長・竹村隆氏、同専務・櫻井健治氏)が、来年3月26日の北海道新幹線開業を見据え、進めてきた山麓駅の大規模増改修と山頂展望施設の改修工事が今月下旬にも竣工の運びとなり、11月13日にグランドオープンする。

 函館観光のシンボルとして新幹線・新函ン北斗開業に伴う利用客の増大に対応し、昨年8月から大々的に改修工事を行っていたもので、総工費約16億5千万円の大型設備投資。この大改修に先駆けては昨年11月には17年ぶりに2基のゴンドラを更新、同7日から新ゴンドラ(125人乗り)の運行を開始し、好評を博している。
  ゴンドラの更新、大型化、そして今回の山麓、山頂施設の改修、グランドオープンによって北海道新幹線時代を万全の体制で臨む段となった。



 グランドオープンに併せて、消費増税の転嫁以外では初の搭乗料金の改定を行い、大人往復がこれまでの1200円から1280円、子ども往復が600円から640円(共に6・7%増)となるほか、夏期・冬期の団体料金を廃止し、通年で同じ料金とする。平均10.7%の値上げで、ゴンドラのレールに当たる支索などの設備交換費の確保としている。

 改修工事の仕上げと法定1年定期整備検査のために、今月13日〜11月12日の31日間はロープウェイの運転を休止するが、山頂展望台のレストランや売店は平常通り営業する。

 山麓駅は1424平方bを増築して全体で1767平方bに大幅拡大。待合室やプラットホームの拡充、トイレの増設などが成り、また同社運営の「FMいるか」のオープンスタジオが待合室そばに設けられ、待ち時間の間放送の様子が見られるようにした。
 展望施設の改修では要望の強かったトイレやエレベーターの増設が行われ、レストランや売店床がリニューアルとなった。

 函館山ロープウエイの利用客数は、函館観光の盛り上がりから好調で 、2013年度が約152万4千人、14年度が約 162万人。そして今年度に入っても外国人客増などによってすこぶる好調に推移し、15年1月から前年同月比2桁の増加を見せ、それも10%台後半とか、20%以上の伸びにある。
 ロープウェイのスタートは1986年(昭和61年)で、平成26年度末まで搭乗者は4870万人を数えている。

( 27.10.8-9)


☆★☆函ン商工会議所(松本榮一会頭)北海道で最初の商業所として
明治28年(1895年)9月29日設立されて120周年!

今日・28日(月)、函ン商工会議所創立120周年記念式典並びに祝賀会。



△28日午後3時から行われた記念式典

350人以上が出席し、盛大に行われた



記念式典で式辞を述べる松本会頭

まさしくこの上なく歴史に残る
盛大な創立120周年
記念式典・祝賀会

花びしホテルで、午後3時から記念式典、同4時から記念講演、同6時から祝賀会開催




△盛大に催された祝賀会。360人余が出席



△祝賀会で満面笑顔一杯。
明治以来の函ンの老舗中の老舗企業などにふれ、
ユーモラスにあいさつした松本会頭




△かつてないほどの大祝賀会で、式典を含めて
それこそ記念すべき120周年の催しとなった。


( 27.9.28-29)



◆駅前・大門アーケードの撤去作業終了。
非常にスッキリ、明るくなった感じにも。
さっそく店舗ウインドー上部辺りネオンをつけた店もあり、
アーケードが結合されていた部分様々に化粧する向きも。次は電柱類の地中化で、当面早期完成が課題。
国道278号線であることから、国の予算の付け具合とか。



( 27.9.7/上写真は9.6午後3時頃)

☆★☆函館駅前通、アーケード撤去作業順調に進み、もうすぐ撤去全て終了。スッキリして非常にいい。
ごく一部にまだ異論、思いはあろうが、老朽化著しく、むさくるしいアーケードなくなり、
撤去は大正解で、駅前通整備事業進展へ大きな第一歩。どんな中心街づくりをするか、今一度ポリシー、方向性が極めて重要であり、駅前通の存亡がかかる。失敗許されず!
 この後は電柱類の地中化工事だが、工期3〜4年間などとのんきなことではなく、国への予算付け(駅前通は国道278号線)大いに働きかけ、新幹線時代にあって駅前通整備事業の早期完成不可欠。 ( 27.9.3午後1時半過ぎ撮影)







( 27.9.3)

◎8月1日には、正式オープンの函ンアリーナとともに、
道南最大の多目的グラウンド「函ンフットボールパーク」もオープン・供用開始!
〜函館市日吉4丁目、かつての函館北高校跡地〜


下記/函ンフットボールパーク配置図(函ン市教委HPより・クリック)

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★☆★全国に発信!函ンの新たなランドマーク!
総事業費約79億円を投じた5千人収容規模の文化・スポーツ・コンベンション施設、
函館アリーナ完成し、竣工記念式典開く。
2015年7月21日午前10時、かつての函館市民体育館跡。

工藤寿樹函館市長あいさつ
「災害に強い、夏も冬も快適に多様に使える、LANシステムなど、優れた環境を揃えており、
旧市民体育館の2倍以上の広さのこの施設を活用し、全国規模の各種スポーツ、コンベンションを誘致して交流人口の拡大を図りたい。
函ンの新たなランドマークとして市民に末永く愛され、ご愛好頂けるものと期待している」
正式には8月1日オープン。これに先立って
7月25日(土)・26日(日)、こけら落とし公演「GLAYライブ」開催。
初日・25日開場16時、17時スタート。2日目・15時開場、16時スタート
2日間で約8千人動員予定。

〜すばらしい出来映え/主体その他工事 佐藤工業(株)札幌支店・
小泉建設(株)共同企業体〜その全貌ピックアップ〜


▽待望の完成をみた函館アリーナ。本町・五稜郭から市電通りを湯の川温泉方面に入ってくる左手。
大型スーパー「コープさっぽろ湯の川店」の向かい。アリーナ裏手には駐車場を挟んで函館市民会館がある。



▽アリーナ裏手・駐車場側で行われた竣工記念式であいさつする工藤寿樹市長(左)とテープカット(右)

  

 

▽メインアリーナ。木をふんだんに利用した優しい空間。壁面には道南杉が使われている。
大規模スポーツ、各種イベントに対応できるコンベンション施設でもあり、
コンサートに対応できる優れた音響空間ともなっている。





▽サブアリーナ



▽武道館



▽1階のロビー・フロント。裏手の駐車場側から入り、市電通りの正面を望む。
フロントの向こう側がサブアリーナ。



▽1階のロビー・フロント。市電通りの正面エントランスから入り、裏手・駐車場側を望む。
フロントの向こう側はメインアリーナへ。



▽メインアリーナ客席2階に上がる階段。足場は木造りで、なかなかいい感じ。



▽2室あるサブアリーナ1階の多目的会議室。最大4室に分割可能で、各種会議や研修会に対応。
武道館を挟んで、この1階にはスタジオも2室ある。これも最大4室分割可能。



▽メインアリーナ2階にある走路幅の広い250bのランニング走路。ランニング走路はもう1本、
サブアリーナ3階に130bのものがあり、この2本は大いに人気を集めそう。



▽裏手の駐車場からみるアリーナ外観。



▽函館アリーナ、湯の川電停方面からみた外観。



( 27.7.21)




<新函ン北斗駅前>中核施設としての約100室ホテルや物販・飲食の建設決定
〜地元経済界が新会社、6階建・複合商業施設/青函の金融機関が建設資金融資〜
年内着工、新幹線開業1年後の2017年2月オープン

<<<事業主体の新会社社長に函ン商工会議所・境勝則副会頭(トーショウコーポレーション社長)就任>>>
/訪日の外国人観光客など見込む。事業計画 稼働率5割程度でも採算OK!

 来年3月に開業する北海道新幹線の新函ン北斗駅前に、中核施設としてのホテルや物販・飲食が入る複合施設の建設が決定し、北斗市が8日、発表した。

 新北斗駅前すぐそばの「第1街区」市有地約3千平方bに、函ン、北斗両市の地元経済界などで設立した新会社「北斗開発」が、地上6階建、延べ床面積約6300平方b、1階に物販や飲食店、2階〜6階に約100室のホテル、レストランが入る複合施設を建設するもので、総事業費約20億円で年内に着工し、新幹線開業から1年後の2017年2月オープンする予定だ。

 事業主体の北斗開発には両市の経済人らが共同出資し、資本金3千万円(8日設立)。社長には境勝則函ン商工会議所副会頭が就任した。北斗開発は地元企業や個人、経済団体から幅広く出資を受け、資本金を3億円に増やす方針。新駅の新函ン北斗駅前は函ンの中心部から約20キロ離れているが、訪日観光客を見込み、商売として成り立つと判断した。
  建設地の第1街区は北斗市から賃貸し、市が企業誘致のために打ち出している最大3億円の助成制度も活用する等々で、事業計画は稼働率5割程度でも採算OKとしている(境勝則社長)。

 ホテルは宮城県気仙沼市の「アコモイン気仙沼」などを手がける「ABアコモ」(東京、阿部祐二社長)が運営するとし、同社は大手の大和ハウスグループに属している。

 ホテル部分にはフィットネス施設も設け、1室の定員はアジアなどからの外人客の利用を念頭に部屋のスペースを広めに取り、最大4人程度、1泊8千円程に設定する方針。交流スペースも設ける物販・飲食の1階部分については市が買い取ることも検討している。

 建設資金の調達に当たって、北洋銀行、北海道銀行、みちのく銀行など青函の金融機関が約9億円の融資を決めたことが具体化を一気に推進した。

 約100億円を投じて造成した新函ン北斗駅前(全体で約5.3f)の商業用地への企業進出は、先に決定しているレンタカー会社7社とタクシー会社1社、それと今回決定のホテルをメインとした複合商業施設で、進出未定地はまだ半分以上にあるが、今回中核施設が決まったことで、北斗市は企業誘致に弾みがつくものと期待している。

(27.7.9)  




<<<函ンにおける雇用の実態・中身/函ン賃金>>>

サービス業、第3次産業のウエイトが高すぎて、
過当競争にもあって、これらが「函ン賃金」の世界!
企業、店舗サイドの経営環境は厳しく、人手不足の難題も。

〜浮かれて、喜んでいるばかりでいられない新幹線時代。負の側面をしっかり認識しなければ…〜

上っ面のことに終始していては人口減は歯止めなく続く

 低賃金労働の代名詞のようになっている「函ン賃金」についてふれる。

 毎年10月頃に改訂となり、発効される都道府県による地域別最低賃金。北海道の直近は昨年10月8日に発効した748円(時給)になっている。前の年・平成25年は734円。その前の平成24年は719円、平成23年は705年であったから、毎年上がってきている。

 ちなみに東京は現在888円で、北海道よりも140円高い。25年は869円、24年は850円、23年は837円であった。
 東京など大都会では人手不足からバイトの時給アップもみられ、アルバイトのファースト店員らが時給1500円を求め、デモをしたなどの報道もあったが、極めて希なことで、一方でスキルの低い仕事に対しては高い賃金を払う余裕など経営者サイドにないし、できない。函ンをはじめ地方都市では人手不足にあるが上がっていない。

 ついでに言うならば、スキルの低い仕事、職場には今後近い将来はロボットが入ってくると予想されている。

 現在日本の労働市場は求人難にあり、このため政府のアベノミクス推進政策の柱としてのデフレ脱却のかけ声もあって賃金が上昇している面もあるが、決して急上昇してはいない。賃上げはごく一部の大手企業だけと言っても言い過ぎではない。賃金は物価ほど全然上がっていないのが実態だ。

 ここに、GDPに中で約6割を占める個人消費が伸び悩みし、冴えない原因があり、駆け込みはあったが、8%にした消費税増税が冷水をかけ、10%実施を1年半も延期する羽目にもなった。実質賃金が上がっておらず、ましてや増税で消費者マインドが節約に走った。当然のことで、これをエコノミストなどといわれる大学などの経済学部関係の教授や経済専門家、評論家等々の、テレビなどに出るバカ経済アナリストは全然分かっていなく、予想が大外れした。まず予想が当たった例しがない。

 今年の春闘で大企業は大幅厘上げ云々などとなり、日本の賃金動向は保護された「終身雇用」がある一方で、労働者の約4割が低い時給で働いている。正規社員への切り替えがあるなどといわれているが、ほんのわずかの大企業で、実態はなお非正規への割合増加が進んでいる。

 この6月19日、企業が派遣労働者を期間制限なく受け入れられるようにする労働者派遣法改正案が与党賛成多数で衆院を通過したが、臨時的、一時的が原則であるはずの派遣労働者を固定化させるもので、派遣労働者が正社員になる可能性を一層低くするもの。非正規労働者のさらなる増大につながることは必然だし、大企業など従業員数調整、雇用調整がよりやりやすくなる。

 今日ではかつてないほど多く女性が労働市場に参入し、15歳〜65歳までの女性の約65%が働いているが、その大半が低賃金かパートだ。離婚している女性も多く、生活状況は厳しい。
 その結果、格差拡大が一段と進み、正規、非正規の労働市場の2極化、賃金の2極化が加速し、深刻な社会問題に発展する懸念が極めて強い。

  ◆    ◆    ◆

 そして、こういった労働市場の中身、実態が函ン地方では特に顕著であって、このことが総体として「函ン賃金」につながり、地域経済の衰退、地盤低下、脆弱性の要因ともなっている。構造的な問題に起因しており、若い人たちの東京や札幌など管外への流出、人口減少につながっている。函ン賃金では「生活できない」「ましてや結婚などできるわけがない」。言わば人口減は当たり前ということになろう。
 「観光・観光」などとして交流人口を増やすとか、流動人口を増やすとか、それだけでは解決しないし、上っ面のことに終始してしまう。

 函ンでは人口減少(直近でも道内最多の年間約3千人減)と共に、高齢化率が他都市に先駆けて30%を突破していることから、働き手が減少し、前記したように求職者が大幅に減少している一方で、求人が増えていることから、有効求人倍率が上向いているが、求人が多い業種は小売業、飲食業、医療・福祉の介護、生活サービス業となっており、これらの業種では女性が多く、時給、パートの低賃金の世界だ。人手不足だが、賃金は上がっていない。

 有効求人倍率改善といっても、この時給、パート、いわゆる非正規が多くなっているわけで、「函ン賃金」の世界が増大しているに過ぎない。

 時給のパートだけに限らず、この小売業、飲食サービス業、そして介護では常用雇用、すなわち正規労働者ということでも、賃金の低さは際立っていて、データが明確にこれを示している。「函ン賃金」なるものを示している。

 ほとんどが新規求人賃金は月給15万円以下で、給仕、接客サービス14万7千円余、介護(ホームヘルパー、ケアワーカー)14万5千円余とかで、手取りはさらに低くなる。
 函ンでは一般事務員など事務的職業もパートを除く常用で月給15万円に及ばない。

 地域の現状はワーキングプアがことのほか多い。

 運輸・清掃・包装の職業に至っては新規求人賃金が14万円にも満たない厳しいものとなっており、求職者の要望と大きな隔たりがる状況となっている。

 これらの企業、店舗などでは経営サイドも厳しく、賃金を上げてやりたいが上げれない、上げれば経営が立ち行かないということも事実であって、この中で人手不足という困難な状況にもあり、この問題が今後一段と重大になろうとしている。

 北海道新幹線開業で浮かれるのも悪くはない。地域、街が活気づくのは大いに結構だ。しかし、函ン地方はサービス業、第3次産業のウエイトが高すぎ、過当競争にもあって、これが低賃金の代名詞「函ン賃金」の世界で、今後一層拡大する。

 新幹線時代到来によってなるほど観光客が増え、交流人口は増加し、小売業、飲食サービス業などの全体のパイが大きくなろうが、業者の数も増え、過当競争も一層激しくなる。価格競争も起きると考えられ、人が入ってきているが、大して儲からないという側面も増大しよう。函ン特有の構造的な問題を抱え、大きな方向性としてこの問題に対する展望が見えてきていない。
 決していいことばかりではなく、負の側面も出てきて、サービス業の割合がさらに高くなり、人手不足が進行し、一方で大して儲からないとなって時給・パート雇用が更に広がり、「函ン賃金」がより多くなること必至だ。
  雇用の実態、中身は、人手不足相まって深刻と言わざるを得ないー。

(27.6.26)  

<<<函ンにおける雇用の実態・中身>>>

函ンで特に拡大する非正規の割合。
北海道全体ですでに40%を超え、函ンは42〜43%が非正規か。
この中で年収200万円以下のワーキングプア増大
所得格差が進み、所得の2極化も顕著で、今後さらに加速確実

「雇用は、厳しさが和らぎつつある中で、持ち直している」「有効求人倍率(4月)は、0.82倍(前年0.75倍)と59カ月連続で前年を上回った」(日銀函館支店発表・道南地方の経済動向)
 など発表されているが、雇用の実態・中身は極めて懸念されるものとなっており、函ンではパート、契約社員、派遣社員などの非正規労働者の割合が一段と増えている。

 それも、最低賃金程度でしか雇用しないことからの低賃金者の増加、年収200万円以下のワーキングプア(働く貧困層)の増大があり、これらが個人消費をして「よくて横ばいか」「弱めの動き」に作用している。

 日本全体で非正規は今や2千万人を突破している。総務省発表の労働力調査で昨年11月の非正規労働者数は前年同月比48万人増の2012万人と初めて2千万人を超えた。
 働く人に占める割合は38.0%。1989年当時は19.5%であったというから25年間で実に2倍近くにもなった。戦後の高度経済成長で「中産階級社会」といわれた日本だが、「中産階級」「中流」などの言葉は今や全くの死語となっている。

 この非正規の割合が特に函ン地方では高く、有効求人倍率改善(実態は前記したように求職者数が大幅に減少している)の中でなお一層比率が高まっている。
 非正規の割合は北海道全体が全国よりも高く、「正式なものは出ていないが、かつて北海道は40%近いといわれた」(函ン職安・前田所長談)としており、現在は40%オーバーの、全国に比べ数%高い状況と容易に察しが付き、函ンでは実感からしても特に高い。本誌のみるところ、42〜43%にも上っている可能性が強い。

 非正規が増え、そしてこの中でワーキングプアが増大している。全国でもワーキングプアはすでに1千万人を突破して、約1069万人となっている。

 企業経営では人件費削減が必須で、函ンでは特にそうであり、経営の現場では大方が最低賃金でしか雇用しないし、それでないと雇用できない。最低賃金によって経営が成り立つ。労働市場の規制緩和、自由化、非正規の割合増加、等々が複合的に絡み合ってワーキングプアが増大の一途にある。

  ◆    ◆    ◆

 そして、非正規、ワーキングプアの拡大は、函ンにおいてこれまた特に所得の2極化に拍車をかけることとなっている。

 函ン地方では、大手企業の出先(支店、主張所など)に勤める、例えば銀行や保険会社など金融機関等勤務のサラリーマン層、国や道、市役所や役場などの官公庁職員、地場企業では一定の地益を上げているところの社長ら役員と正社員、そして家業を引き継ぎ、比較的に商売がうまく行っている2代目・3代目などの経営者層、等々が言うならば「保護された」(過保護という見方もあるがー)正規労働者、加えて余裕のあるリタイア組などの中高所得者層がいて、「暮らしやすい函ン」を程度の差はあれ満喫している。

 その一方で、約4割にも達する非正規労働者やワーキングプア、生活保護受給者、等々の低所得者がわんさと半分近くもいるという2分された格好の地域社会になっていて、この格差がさらに拡大し、2極化が顕著になっている。大都会における大手企業の賃金アップにみられるような状況は、ほんの一握りにあるかないかで、総じて函ンでは皆無に等しい。

 所得の2極化これがために、個人消費の現場、大型消費市場では例えば次のようなことも起きている。
 代表的なのが住宅販売市場で、大手住宅メーカーが勢揃いし、地元住宅販売業者共々に日夜厳しい受注競争を展開し、購入しやすいように各種商品を投入しているが、市場が次第に飽和状態化してきていること相まって、「ローンが組めないケースが多くなっている」(大手住宅販売業者)。

 業界全体がそうで、所得の2極化、低所得者の増大によって、この傾向に今後さらに拍車がかかること必然視されている。売りたくても売れない、買いやすい設定になっているが、購入したくても買えない、関連商品購入につながる裾野の広い住宅販売であり、ただでさえ市場縮小にあるもとで、このうえ「ローン融資の対象にならない」ことによる全体的な住宅販売の落ち込みは地域経済にとって極めて危惧される。

 住宅ということでは、アパート家賃の不払い増大も近年、不動産賃貸業者の悩みで、今や常態化しており、人口減でアパート経営も成り立たなくなってきている。低賃金労働者が家賃を払えないという社会問題が起きている。

 逆に、生活保護者、介護保険受給者ならば間違いなく家賃など取れるとし、また函ンでは低所得者を食い物にしている金貸しが介護・福祉事業にこぞって進出したりしている。
 この点、金貸しと、許認可権限を持つ役所、地方政治家がぐるになっているケースも希ではない。

 自動車は総じて売れているが、ここでも中身は車輌費が安く、ガソリン代や税金など経費がかからない軽自動車が圧倒的に多い。
 そして、この自動車販売では人生の買い物の中で一番高い住宅と違ってローンが組みやすい。メーカーローンが用意され、ブラックリスト者でない限りほとんどローンが組めるし、今日ではリースローンが主流となっているなど至れり尽くせりにある。
 地方では車は生活必需品であって、低所得者でもワーキングプアでも中古を含めて軽自動車を持っている。

(函ン賃金の問題へと続く)

(27.6.22)  



※27.6.11-12付ニュース追跡・関連記事からの続きです。

小売業、飲食サービス業、ホテル業に広がる
人手不足、サービスの低下。店舗間、企業間の優劣拡大必至。

<<<函ンにおける雇用の実態・中身>>>

人口減少、高齢化、働き手の減少等々複合的に絡んで
人手不足の深刻化など最悪のパターンに突入する可能性極めて大


 サービス業の質低下は夜の街ばかりではない。小売業、飲食サービス業、ホテル業、等の各業種に広がっている。
 函ン地方における雇用状況、その実態はどうか。キーになることを上げると、人手不足、その中での時給、最低賃金(北海道は748円)による低賃金のまん延、全国以上に働く者の非正規の割合が拡大し、この中でワーキングプアが増加している。所得の2極化もさらに進んでいる。

 結果として、サービス業に関しては新幹線開業で観光客が増え、全体としては活況を呈してくるだろうが、人手不足が深刻化し、サービス自体の質低下、劣化がさらに進み、このことによって店舗間、企業間の優劣がはっきりしてこよう 。

 改めて言及するまでもなく、雇用の問題は少子高齢化などと共に、深刻な人口減少問題と密接に絡んでおり、地域の状況を如実に反映している。この状況推移、実態から浮かび上がってくるのは、1年間で3千人近くもの人口減少が続く中で、函ン賃金相まって若い人の流出は一層進み、少子高齢化で働き手自体が減少の一途となって、人手不足が常態化する、云々要因が複合的に絡んで最悪のパターンに突入する可能性が必至だ。

  ◆    ◆    ◆

 函ンの有効求人倍率は0.82倍(本年4月)。前年同月比0.07ポイント改善、59カ月連続で前年を上回った。「厳しさが和らぎつつある中で、持ち直している」(日銀函館支店発表・管内経済動向)などと上面だけが報じられるが、その中身はどうなのか。

 まずは厚労省・函ン公共職業安定所(前田義光所長)公表のデータ(雇用ニュース)、職安所長などの取材を通して実態に迫ってみよう。

 なるほど、有効求人倍率は59カ月連続で改善している。しかし、見落としてはならないのはここ数年来、新規に職を求める人が減り続けている状況がある。少子高齢化、人口減で新規の求職者が減っている一方で、少しばかりの景気上向きで人手不足から求人が以前よりも多い。
 この結果として有効求人倍率がよくなってきている。当たり前のことなのである。59カ月連続して前年比アップだが、中身をよく見ると、大したことはない。

 有効求人倍率の改善はリーマンショックの数年後から始まっているが、函ンでは新規求職者(申込件数)が平成15年度以降、23年度(3万543人)まで年間常に3万人以上、3万人余とか、3万1千人余〜3万2千人ほどあった。
 それが24年度に3万人を切り、2万6337人となって前年対比13.8%の大幅減になってからというもの、2万4789人(25年度)、2万3678人(26年度)と減り続け、今年度4月に入っても前年同月比9.6%減。
 求職者数の減少は22年度からずっと続いている。男女別では女性の求職者数の減り方が顕著で、直近の4月をみても2桁の前年比10%減(男9.2%減)。29歳以下に限ってみると、何と24.4%減だ。

 この一方で、新規求人数は2万3〜4千人台から2万5千人台できていたものが25年度、26年度と3万台となり、26年度は3万1120人。
 職を求める人が1割以上はおろか、2割以上も減少しており、人口減少、働き手の減少が際立って進行している。人口減少などと簡単に一口に言っているが、事態は極めて深刻な状況と化してきている。きちっと認識しなければならない。
 人口減少、少子高齢化。函ンでは65歳以上が31%を超えており、働き手不足は今後加速する。

  ◇    ◇    ◇

 そこで、函ンで新規求人はどのような産業で多いのか。求人が多いことは人手不足の裏返しでもある。

 列記すると(26年度)、介護の現場が一番で医療・福祉が7385人で断トツ。先般、日本創生会議が10年後の2025年に全国で43万人ほどが必要な介護をうけることができなくなると発表したが、すでに全国各地で始まっている。介護職員は全国で160万人いるが、これが15年後は233万人〜244万人必要とされ(国の試算)、給料が安く、函ンでは高齢化の加速で早人手不足が急ピッチだ。

 この介護・福祉の状況に言及するならば、社会福祉法人などでは理事ら役員が報酬をむさぼり、職員は低賃金。理事には地方政治家やOB、役人退職者などが就き、金をむさぼっているケースも珍しくない。税金もろくに払わず、役員がいい思いをしているなど許されない。政治がこれを許している。

 ともかく、「介護では、求職者の減少が激しい。仕事を探している人が減っている」(函ン職安・前田義光所長)。仕事が難しく、きついのに、賃金が低い。パートを除く常用でもホームヘルパーやケースワーカーは月給15万円に満たなく、新規求人賃金は14万5千円程で、手取りはもっともっと低い。看護助手、歯科助手の13万円余(極端な低賃金)と共にサービス職業の中で最悪状態にある。
 日本創生会議のアホたれどもは東京など大都市で介護する人が足りなくなるから介護を受けなければならない年寄りは地方へ 行け、函館市もその一つに上げているが、同会議・増田寛也座長(元総務相)らのイカレた者の見識ゼロのバカ話も甚だしい。

 求人で次に多いのはやはり小売業だ。4919人で約5千人。卸売業を入れると5784人に跳ね上がる。
 スーパーなどでは人手不足が常態化しており、時給の母さんたちや他の仕事にありつけない若い女性、男性もいるが、スーパーでは人が足りなく、時給、低賃金がこれに拍車をかけている。夕刻の買い物時間に食品スーパーに行ってみれば一目瞭然だが、レジばかりが並んでいるものの、動いているのは3〜4カ所でしかないスーパーがほとんど。客を平気で並ばせ、待たせている。

 それどころか、店内は薄暗く、年から年中冷房をガンガン効かせているスーパーがある。イオンのマックスバリューとかダイエースーパーがそうで、買い物に来て、風邪を引くことになる。このことは利用したことのある市民みんなが言っている。
 母さんたちパートの従業員が劣悪なスーパーの現場で働いている。何が最大手スーパーだと言いたい。改善せよ。

 次は宿泊業・飲食サービス業の求人が多い。ホテル・飲食サービス業で4080人。ホール係、ウェートレスが目まぐるしく変わるホテルがめっぽう多い。大体が全て時給、パートで、男でも月の稼ぎが15万円にも満たなく、若い人たちから「生活ができない」との話を時として聞く。

 スーパーで働く母さんたち、近年は百貨店・大型店もそうだが、これら母さんたちは旦那がいて、パート・共稼ぎであるならまだしも、この関係を別にしても、年収200万円以下のワーキングプアが非常に多い。ボーナスなんかないに等しく、聞くと1万円とか、2万円。ワーキングプアが増えている。函ンでは特にそうだ。

 函ンは消費都市であって、サービス業がことのほか多い。観光客が増えているなどといっても、台湾客や中国客には宿泊費をたたかれ、勢いホテルはもうからない。このため、必然的に従業員は時給・低賃金となる。

 百貨店・大型店などの小売業、そして大手3社による寡占化状態にある食品スーパー、飲食ホテル業など第3次産業としてのサービス業のウエイトが函ンでは非常に高く、景気が上向きとか持ち直しなどと言っているが、その実態はひどい。何もよくなっていないといっても過言でない。

 介護、小売サービス業、ホテル・飲食サービスとこれが求人のベスト3。求職者が減っており、人手不足がどんどん進行している。結果、サービス低下がどんどん進む。サービスのイロハもろくに教えることなく、従業員教育もすることなく、いきなり店に出しているのが実態だ。

 ほか、サービス業、例えばゴルフ場、娯楽施設などもそうで、ゴルフ場などここでは時給に加え、季節労働者。冬季間は失業保険の世界だ。シーズン中でも目まぐるしくフロントの女性が変わるゴルフ場もある。人を粗末にしているのではないか、との指摘する出ている。

 とにかく、介護の現場、サービス業全体の現場、雇用の実態は劣化、劣悪化が進行中だ。
 最初に上げたが、これらベスト3というか、ワースト3というか、この業界、業種は行きつく先として、過当競争の中でサービスの優劣が進み、これが業績の優劣と化すことが目に見えている。優劣は今後一層進むこと間違いない。

 小売・サービス業全般にわたって時給、パートの世界であり、後で地域低賃金の代名詞である「函ン賃金」について言及するが、パートということではなく、常用ということでも介護と共に、月給15万円に満たない低賃金の職場となっている。人手不足だが、新規求人賃金は15万円以下で、当然のこと手取り収入はそれ以下であることから「これでは生活できない」となって、女は「バイトホステス」に走る。若い男は函ンを脱出せざるを得なくなる。新規求職希望賃金15万円以上で、そのギャップは1万円前後となっている。

 ちなみに、函ン賃金に関係してくるが、一般事務員などの事務的職業も15万円以下の世界であり、ここでも「生活費が足りない」から夜の街「バイトホステス」「パートホステス」に走ってしまう。週1回とか2回、それが次第に昼の仕事はぶっ飛ばし、「時給ホステス」と化して行く。パターンは決まっている。
 新幹線時代を迎える中で、函ンの観光・サービス業の前途、中身が懸念される。

 ほか、求人が多いのは、アベノミクスによる公共事業の大盤振る舞い、垂れ流しで、建設業の求人が3431人。一時のピークは過ぎたが、型枠大工、とび工、大工・左官、作業員など人手不足にある。

 そして、運輸業・郵便業の求人も1396人と少なくない。運転手が足りない。ネット販売が加速度的に伸びており、全国的にトラックの運転手が足りないとのニュースは珍しくない。函ンでも進行中で、観光バスの運転手が足りない状況も出ている。

 いずれにしても、函ンの職安「ハローワーク」のデータ(雇用ニュースはこだて)には、極めて含蓄があり、示唆に富んでいる。データは函館の地域の状況、地域経済動向の重要な側面を成す雇用の実態を物語っている。
 こうして函ンでは非正規労働者の割合が加速度的に増え、函ン賃金が更に浸透し、所得の2極化著しい、等々……(これらの問題に関して続く)

(27.6.21)  

函ン三菱ふそう(株)の社長に、青森三菱ふそうが派遣した、
前三菱地所(株)都市開発部参事
であった古田靖二氏(47歳)就任
〜川島晃前社長は健康上の理由から退任し、相談役に〜

 函ン三菱ふそう自動車販売(株)は15日、株主総会及び取締役会を開き、これまで8年間にわたって代表取締役社長を務めてきた川島晃氏(70歳)が退任し、後任の代表取締役社長に青森三菱ふそう自動車販売(株)(佐々木眞社長)が派遣した、前三菱地所(株)都市開発部参事であった古田靖二氏(47歳)が就任した。

 新社長に就任した古田氏は、福岡県の出身。福岡県立八幡高を経て、平成4年慶応大経済学部卒。平成4年に三菱地所に入社、23年2カ月にわたって三菱地所に勤務した。

 川島前社長は健康上の理由から退任となったもので、相談役に就任した。

 函ン三菱ふそうは4年前から約9割の株式を青森三菱ふそうが所有し、これに伴って佐々木眞青森三菱ふそう社長が代表取締役会長(非常勤)に就き、このもとで函ン三菱ふそう生え抜きの川島氏が引き続き同社3代目社長として事業を執行、推進してきた。

 今回の社長交代人事の結果、代表取締役は佐々木会長と古田新社長の2人になった。

(27.6.16)
 



西武ホールディングス・後藤高志社長ら出席して起工式
2017年6月営業再開の「函館大沼プリンスゴルフコースコース」整備工事
並びに「北海道カントリークラブ大沼コー」「函館大沼プリンスゴルフコース」共用クラブハウス新設工事


後藤社長あいさつ「閉鎖していたが、再開への熱意は継続してきた。車で16分の至近距離に
来年3月開業の北海道新幹線・新函館北斗駅ができるで観光需要が見込まれることから、
10年ぶりに営業を再開することを決断した」
「ホテルライフ、ゴルフライフ、ネイチャーと存分に楽しんでいただければと思う。
安全、快適なサービスを提供し、誠実な接遇に努めたい」




△2つのゴルフ場(36ホール)共用の新クラブハウス(パース)



△営業再開する函館大沼プリンスゴルフコース(3番ホールイメージ)

 (株)西武ホールディングス(後藤高志社長)傘下の(株)プリンスホテルは、22日午後2時から再来年(2017年)6月に10年ぶりに営業再開するゴルフ場「函館大沼プリンスゴルフコース」コース整備の起工式を後藤西武ホールディングス社長らが出席して行った。

 同ゴルフコース(18ホール)は2007年11月シーズンクローズとともに営業を休止していたが、来年3月に北海道新幹線・新函館北斗が開業し、車で16分の至近距離にあり、青森、盛岡、仙台、福島など東北エリアや、宇都宮、大宮、東京など関東エリアからのアクセスが向上し、ゴルフを含む観光需要が見込まれることから再来年6月の営業再開を決めた。

 これに合わせ、隣接している北海道カントリークラブ大沼コース(18ホール)のクラブハウスを新築することにもなり、営業再開のプリンスコースとの共用クラブハウスとして再来年3月オープンすることも決定、起工式はこの新設工事も合わせて行われた。

 これらより先、この4月にはかねてから3億8千万円を投じて大規模改装を進めてきたゴルフ場に隣接する函館大沼プリンスホテルのリニューアルオープンを行い、西武グループ大沼エリアの新幹線時代対応がスタートしている。

 



 起工式の事の後のあいさつ、また報道関係者会見などで後藤社長(写真上)は、
「函館大沼プリンスコースは、北海道を代表するゴルフコースの北海道カントリークラブ大沼コースに隣接するコースとして営業していたが、長引くデフレ、函館・大沼への観光客の減少、ゴルフ利用客の減少から閉鎖していた。この間、西武として経営の問題もあってご心配をかけてきたが、再開への熱意は継続してきた。ここ当社大沼エリアでは一丸となってがんばってきた結果、着実に成果が上がってきた。こうした中で北海道新幹線が開業し、車で16分の至近距離に新函館北斗駅ができることになり、観光需要が見込まれることから再開を決断した」

「再開する2017年6月は閉鎖してちょうど10年目に当たり、これと同時のタイミングでクラブハウスを建て替えし、2つのコース共用のクラブハウスとしてオープンさせる。さらには、この4月にホテルを全面リニューアルオープンさせ、完成後、ゴールデンウィークをはじめ、非常にご愛好をいただいている。お客様には安全、快適なサービスを提供し、誠実な接遇に努めて行きたい。旧倍のご愛好を願えればと考えており、ホテルライフ、ゴルフライフ、自然に親しむ、ネイチャーを楽しむというか、存分に楽しんでいただければと思っている」

「海外客も大幅に増えていることでもあり、おもてなしの心を持って快適なサービスを提供する。言葉の問題とか、生活習慣、文化のこと、食生活ことなどもバックアップし、楽しんでもらえればと思う」
 などと語った。

(27.5.22-23)



★☆★新幹線開業に照準/函館大沼プリンスホテル、今月18日(土)の大規模改装・リニューアルオープンを前に、リニューアル施設内覧会開く(10日午後)
トリノ五輪金メダリストのプロフィギュアスケーター・荒川静香さんを迎え
テープカット(午後3時半)
 株式会社プリンスホテル・小林正則社長「道南一のサービスを国内外の皆さんに提供したい」



△テープカット/左から荒川静香さん、北海道観光振興機構・近藤龍夫会長、
プリンスホテル・小林正則代表取締役社長、七飯町・中宮安一町長、北斗市・高谷寿峰市長




△テープカット、内覧会にはホテル関係者。来賓120人、報道関係者らが出席

/来年春の北海道新幹線新函館北斗開業の新幹線時代に対応し、函館大沼プリンスホテル 今年から通年営業。加えて、
2007年11月以来閉鎖・休業していた函館大沼プリンスゴルフコース(18ホール)の2017年6月のリニューアルオープンを発表。

 プリンスゴルフコースリニューアル営業再開2ヵ月前の2017年4月には、現在の北海道カントリークラブ大沼コースの現クラブハウスを建て替えオープンし、36ホール体制となる大沼コースとプリンスゴルフコース2つの併用クラブハウスに

 
プリンスゴルフコースリニューアルオープン後は、大沼コースは全て「キャディ付き」に変更し、「完全キャディー付き」に。プリンスゴルフコースは乗用ゴルフカーを利用した「セルフ」営業主体とし、キャリーシステムを棲み分け。

 新クラブハウス(2016年度の営業終了と共に工事開始)。新クラブハウスは2階レストランから北海道の大自然の中の「大沼コース」を見渡すことができるようにし、メンバー専用のロッカーやラウンジを設置するほか、女性に配慮したロッカーや、パウダールームの充実を図る。



△一新されたレストラン「メインダイニングルーム」



△宴会場「プリンスホール」から望む秀峰・駒ヶ岳



△デザイン一新のロビー

(27.4.10)

※ 函館大沼プリンスホテルの大規模改装・リニューアルについては、
現在発売中のNEW現代函館春季号に詳しく掲載しています。




函館新外環状道路「函館IC〜函館空港IC」10.0qのうちの
わずかだが、函館IC〜赤川IC間の延長約2.4q
14日(土)午後3時開通


 産業道路の交通渋滞緩和から早期完成が求められていた函館新外環状道路(高規格道路)が、延長(函館IC〜赤川IC)約2.4qと短いものの、3月14日(土)午後3時開通の運びとなった。通行無料。

 函館新外環状道路は、函館ICから函館空港ICへ至る延長10.0qの自動車専用道路。これが全線開通すれば、函館新道、函館・江差自動車道と一体になって、道南圏から函館空港までのアクセス時間の短縮が実現するとともに、函館市内(産業道路など)の交通混雑の解消及び定時性の向上が期待されている。

(写真下/函館ICから新外環状道路の赤川ICを空から望む。北海道開発局・函館開発建設部公表のHPより)



 今回は延長10.0qのうちの約2.4qが開通となったもので、計画当初は北海道新幹線新函館北斗開業に間に合うように全線開通も期待されたが、この後いつ頃に函館空港ICまでの全線が開通するか明確にはなっていない。

 それでも今回の赤川ICまでの開通によって、来年3月の北海道新幹線新函館北斗開業で、新函館北斗駅から函館ICを経て、赤川ICに入り、まっすぐに下りて赤川通りから五稜郭・本町方面に入ってこれるようになった。

 開通日の3月14日午前10時30分から開通式、同午前11時40分から函館IC付近で通り初め式の運びとなった。

(27.3.13-14)


◆先般(12月14日)の衆院選道8区で当選し、2年ぶりに国政復帰を果たした
民主党北海道第8総支部代表の
逢坂誠二衆院議員は24日、
12月16日に電源開発(株)が建設工事中の大間原子力発電所の
新規制基準適合性審査の申請を行ったのに対して、
別紙文書の如くこれに強く抗議する旨の申し入れ
を電源開発・北村雅良社長あてに行った。

 
逢坂代表(衆院議員)は この中で、「適合性審査に向けて、基準地震動や想定する津波の高さが変更されているようだが、規制委員会が明らかにしているように、新規制基準をクリアしたからといって、安全性が完全に保証されるものではない」「約30万に近い住民が暮らす函館地域では万が一の事故の際に有効に機能する避難計画を樹立することは非現実的であり、多くの住民が不安を抱えている。先の衆院選ではこうした住民の声を背景に本地域では全ての立候補者が大間原発に否定的な公約を掲げ、大間原子力発電所の建設凍結は道南地域の総意と言える」
「さらに、函館・道南を中心に住民並びに函館市による建設差し止め訴訟が行われているが、大間原発建設に関して、これまで函館側にはほとんど何の説明をないまま建設が進められてきており、このまま建設を進めることは到底認められない」
「2020年12月完工目標とも伝えられているが、新規制適合性検査申請は直ちに撤回し、従来から申し入れているように、大間原発の建設を凍結するよう求める」
 としている。


(26.12.24)



◆函館市本町交差点角・丸井今井函館店向かい(旧グルメシティ五稜郭店跡地)の
本町再開発ビル建設工事
<(仮称)函館本町地区優良建築物等
整備事業 施設建築物新築工事>地鎮祭執り行う。
12月17日午前11時。

 マンション併設の商業ビル建設で、HRC造・地上19建・地下1階、店舗(地下1〜地上3、10〜15店)・公共施設(4階)・共同住宅(分譲マンション5階から上・73戸)平成28年12月30日完成。
 敷地面積2、245.01平方b、建築面積1、715.07平方b、延床面積15、868.52平方b。最高高さ68.966b。総事業費約50億円。

函館アリーナ、JR函ン駅前再開発ビル、本町再開発ビルというように
3つの大型プロジェクト建設が来年・再来年の完成に向けて工事本格化






 地鎮祭には、発注者の特別目的会社であるSPC函館本町開発株式会)、出資している函館市など事業関係者、来賓、設計者(街制作室・佐藤工業設計監理共同企業体)、施工者(佐藤工業・高木組・小泉建設共同企業体)など関係者多数が出席した。

 今年4月から行っていた解体工事が終了し、工期平成26年12月6日〜平成28年12月30日で本格着手になった。

 祝詞奏上などの後、鍬入りの儀として、設計業者による苅初めの儀、発注者と函館市など事業者による穿初之儀、施工業者による堀初之儀が順次行われ、また出席者が次々と玉串奉奠を執り行い、工事の無事安全、完成を祈願した。
 この後、会場を近くのホテル法華クラブ函館に移して直会もあった。

▽苅初之儀(罐入れ)を行う設計・管理担当の街制作室・佐藤工業共同企業体(写真下左)
 右は発注者・事業者による穿初之儀 (鍬入れ)。左から3番目は函館市・片岡格副市長。


 

▽施工業者共同企業体の3社による堀初之儀(鋤入れ)左から高木組・中田専務、佐藤工業・山田秀之社長、小泉建設・田中弘社長。



▽函館市も出資している工事発注者の特別目的会社・SPC函館本町開発(株)の布村隆二代表取締役(写真下左)
 写真右は工事現場(建設地)この日はあいにくの暴風雪だったが、地鎮祭テントの中は暖かであった。

 

 この本町交差点角における再開発ビル建設工事の本格着工によって、すでに大型の建物が立ち上がってきている
湯の川地区の多目的施設「函館アリーナ 」、JR函ン駅前角地の旧ワコービル跡地の大型再開発ビル
、そして本町再開発ビルというように3つの大型工事・プロジェクトが具体化の向かって本格化している格好になっている。


(26.12.17)


★☆★2016年3月開業へテスト走行GO!北海道新幹線H5系試験走行始まる。
新函館北斗駅に入線・悠々・堂々と初登場(12.1午後)。歓迎セレモニーも
。 ( 26.12. 1)








◆函館山ロープウェイ
山麓駅プラットホームに収まった新ゴンドラ1号車

やはり新しいのはいい!(10.29午後1時40分頃)




◆函館山ロープウェイ(10.29午前、山麓駅)/新ゴンドラ2基の取り付け作業始まる。
今日・29日、まず1号車。明日・30日2号車を予定。11月4日から試運転。
(写真/右が新ゴンドラ、左駅舎内に入っているのがこれまでのゴンドラ2号車)( 26.10. 29午前11時半頃)



▽函館山ロープウェイ/夜景を背景に新ゴンドラ運行のイメージ(函館山ロープウェイ(株)提供)



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函館山ロープウェイ/新ゴンドラ到着し、11月7日から運行開始!
17年ぶりの更新で、最大乗車人員125名などと規模的には変わらないものの、
内容的にはかなりの充実ぶり!眺望向上し、車内に液晶モニター、イス等々

〜外観デザインにあらたに制定した清々しいロープウェイ会社の社章描く〜

2015年春開業の北海道新幹線時代を展望し、函館・道南観光の大黒柱として
新たな発展を期す/山麓駅舎の大規模増改修にも着手!

 函館山ロープウェイ(株)(代表取締役社長・本間秀行氏、同専務・櫻井健治氏)が昨年来進めていた2基のゴンドラの更新が成り、昨年秋に発注していた新型ゴンドラが到着し、29日(1号車)と30日(2号車)取り付けの運びとなって(山麓駅舎で)、11月7日(金)午前10時から運行開始となる。

 これまでのゴンドラはオーストリア製であったが、新ゴンドラは大阪車輌工業(株)発注の日本製。材質は総アルミ(前と同様)、車体長さは7.6メートル(同7.2メートル)、車体幅2.8メートル(前と同様)。自動扉、扉開口幅3.0メートル、運転速度7.0メートル/S、運行回数1時間当たり12回、そして輸送人員は1時間当たり1,500人とこれら全てこれまでと同様になっている。
 最大乗車人員も125名と車掌1名と変わりないが、非常時のゴンドラの下の脱出口は赤、青、緑のLEDで囲んでいる。

 大きさなどあまり変わらないものの、新ゴンドラの特徴としては、
1)公立未来大との共同研究による自然と調和した外観デザイン
2)ガラス面が大きくなったことによる眺望の向上
3)車輌の開放扉はLEDランプによって知らせる
4)車内に脱着可能なイス設置
5)車内に液晶モニター2台が設置され、函館山の情報や展望台施設などの映像紹介
6)車内に自然環境に合わせ、木製の柱カバーを採用
 とかなりの充実ぶりにある。

 外観デザインについては、これまで同社では社章がなかったが、新たにロープウェイ会社として制定し、
「函館山の山麓と山頂を快適に、しかも安全に結ぶロープウェイの生命線ともいえるワイヤーロープを中心斜線に配し、美しい四季の移ろいに富む自然環境(豊富な樹木、植物、野鳥など)で構成される函館山を『櫛歯文様』の形で表現したもの」を基本とし、これを車体に描いている。

 1958年のロープウェイ開業以来5代目のゴンドラで、17年ぶりの更新となった。

 年間150万人以上が利用する函館山ロープウェイであり、函館・道南観光最大の「目玉」「見もの」として「夜景」などを眺望する大黒柱施設であって、今度の更新は2016年春の北海道新幹線新函館北斗開業を見据えてのものだ。

 いち早くゴンドラを更新し、新型ゴンドラの導入を行う一方で、手狭で老朽化した山麓駅舎の大規模増改修と山頂駅のトイレ施設の拡充と通路のバリアフリー化の工事にも着手し、来年11月一杯で完成させる方向にもある。
 ゴンドラの更新費用は1億6千万円ということで、この新型ゴンドラ導入を含めて総事業費は約16億5千万円の大型設備投資となっている。

 11月7日の新ゴンドラ運航開始に際しては、同日9時10分から修祓式を予定し、これには工藤寿樹函館市長ほか来賓によるテープカットが行われる。
 
  本間社長ー櫻井専務体制となって3年半、第3セクターの函館山ロープウェイは新幹線時代を展望し、函館観光の大黒柱として新たな
発展を期すものとなっている。

 なお、新型ゴンドラ運行後の11月9日には毎年恒例の「感謝デー」も開催される。

( 26.10. 28)




道知事選出馬検討中のキャスター、佐藤のりゆき氏
函ン市文化団体協議会創立50周年記念で講演
北海道を熱っぽく語り、「変えようではないか。是非一緒に立ち上がろう」と
さながら出馬表明の様!

「何でも頂戴・頂戴、お金下さい・下さいの北海道になっている」
「自立していない。もう国のパイプはない。自立しなければならない」
「この10年間全く無策。自立するプランなく、企画なく、実行力もない。
新産業は生まれてこなかった」

<<<来月早々に正式出馬表明へ>>>



 来年4月の道知事選に出馬検討中といわれるキャスター、北大創成研究機構客員教授の佐藤のりゆき氏(64歳)が、函ン市文化団体協議会創立50周年記念講演のため来函し、2日午後6時半から函ン市芸術ホールで、「北海道を豊かに 住む人々が面白く生きる法」と題して講演した。
 70〜80分にわたって北海道を熱っぽく語り、「(道新に)佐藤のりゆき道知事選出馬を検討中と書かれたから、この際は大いに検討しようと思っている」と出馬の意欲を明らかにし、「北海道を変えようではないか。もっと豊かになれる。是非一緒に立ち上がろうではありませんか」などと政策プラン、考え方も示し、さながら出馬表明の様の記念講演であった。

  ◆    ◆    ◆

  以下、講演内容のあらましー。
 「北海道は何でもかんでも頂戴・頂戴、下さい・下さいの北海道になっている。自立していない。かつて国は長い間、金を送り込んできた。しかし、もう国とのパイプはない。自立しなければならない」
 「今の北海道(高橋はるみ道政)は何もしていない。自立するプランなく、企画なく、実行力もない。この10年間全く無策で、何もしなかった。どこに向かっているか分からない。自立するプラン、企画を示して、なぜ国と机をたたいてやり合わないのか。中央(国)はそれを待っている。。本当に情けない」「北海道から上げたプランは全て不採用になっている。農業特区がその一つだ。中央の官僚たちは北海道は何をしているのだと言っている」

 「例えば、北海道サマータイムの導入をすべきで、北海道は夜明けが早い、全国に先駆けて一時間早く動くようにする。観光にしても、北海道の観光予算は6億5千万円しかない。カネがないとして、国のお金を当てにしている。独自のシステムを制度化し、1泊100円をいただくようにすれば40億円になる」

  「新産業の創出にしても産業麻をやることで、2万5千の製品が生まれる。雇用が生まれる。大麻取締りがあるからなどと言っているが、単に麻というと誤解を招くから産業麻ということで理解してもらえばできる。産業麻は北海道独自の産業になる。ヨーロッパではやっている。この10年間、新産業は生まれてこなかった」「やることは沢山ある。私は(著書の中で)12のプランを示している。新北海道デザイン。独自のシステムを作らなければならない。気候、風土にあった新産業、自立プランでもっと豊かにすることができる」
 「人口減少にあり、20代、30代が流出している。室蘭工大に聞くと90%が本州、北見工大も就職先は90%が道外だ」

 「自立するための独自の制度、プランを示し、実行することで、道民にも自立の精神が生まれる。もう行政マンではダメで、トップ(知事)は経営マン、株式会社北海道の経営者でなければならない」

 「このまま行けば、北海道はドロ舟になって沈む。そんな北海道にしてはならない。今やらないと沈んでしまう。変えようではありませんか。皆さん是非一緒に立ち上がろうではないか」

 札幌情報等を総合すると、佐藤のりゆき氏はすでに道知事選出馬の決意を固め、来月(11月)早い段階で正式に出馬表明する意向といわれる。



( 26.10. 2)



☆★☆函館国際水産・海洋都市構想推進の中核施設、
期待の「函ン市国際水産・海洋総合研究センター」供用開始!

多くの来賓、工藤寿樹函館市長、松本榮一推進機構評議員長(函館商工会議所会頭)ら関係者出席して
盛大に開所式並びに函ン港弁天地区水深6.5b岸壁供用開始式
(6.2午前10時)。
 
工藤市長(写真下2店目)と渋谷元函ン開発建設部長が式辞。
高橋はるみ道知事、前田一男衆院議員、国交省北海道開発局長(代読)、道内選出国会議員ら来賓が祝辞。
 式典後水槽などの見学できるホールでテープカットし、供用開始祝う。
整備成った岸壁に「おしよろ丸」接岸。快晴、絶好の日和の中での供用開始。

〜あとは機能させ、成果を上げるのみ!〜











ホンダカーズ南北海道、函ン亀田店を新築し、大型店化へ!
「ストアロイヤルティーを高め、顧客満足度の向上図る」
全体で5億円を投資、徹底した省エネ大型店舗を年内オープン


3月期絶好調/売上げ100億円に迫る前年度対比123.9%の約98億6千万円、
利益なんと9億円に迫る前年度対比135.7%の約8億6千万円


 ホンダカーズ南北海道(株)(代表取締役会長・松本榮一氏、同社長・黒田博史氏、同専務・松本昇久氏)は、一昨年(平成24年)秋、函ン市鍛冶2丁目・産業道路沿いに本社新社屋を新築し、昭和4丁目から移転させたが(昭和4丁目・国道5号線沿いの旧本社店舗は函ン昭和店に)、今度は函館市内有数の拠点である函ン亀田店(函ン市亀田町6−32・国道5号線沿い、北ガスから五稜郭駅方面に行った左手)の店舗を新築し、大型店舗化することになった。

 これまでに隣接する裏手の土地も買収済みとし、総面積1、653坪を敷地として2階建て約500坪の大型店舗の新築となり、大型連休明けにレイアウトなどに入り、ほどなく着工、年内オープンの予定。徹底した省エネタイプの新店舗建設とし、土地の手当を含めて建物、設備合わせて約5億円の投資となる。

▽松本榮一代表取締役会長



 松本榮一会長は「拠点店舗は大型店にして行かなければならない。ストアロイヤリティーを高めて行き、お客さんの満足度向上を図る」と語っており、これに止まらず、室蘭・苫小牧地区での新拠点店舗建設も視野に入れているようだ。

 ★    ★    ★

 本拠地の函ン・道南、そして室蘭・苫小牧地区で自動車販売を展開するホンダカーズ南北海道の業績は極めて好調で群を抜いている状況にある。この3月期は駆け込み需要も加わり、売上高は前年度比123・9%の約98億6千万円、経常利益はなんと前年度対比135・7%の約8億6千万円に上った模様だ。

 売上げ100億円近く、利益9億円にも迫ろうかというほどで、売上げ利益率は8・7%の高率。この高い利益率はディーラー業界で完全に他を圧し、群を抜いている。

▽黒田博史代表取締役社長



 新車販売台数は3、947台、中古車1、988台の計5、935台に達し、登録車と軽自動車の割合は大体半分ずつという。前年度に比べ815台の売上げをプラスした。売上げの44・4%が函ン・道南(函ン陸運局管内)、55・6%が室蘭・苫小牧地区(室蘭陸運局管内)ということで、利益の41・1%は函ン・道南、55・6%は室蘭・苫小牧とし、苫小牧〜札幌圏近郊の発展が年々売上げ伸長に貢献している。今や売上げ台数は札幌以外のディーラーでトップになった模様にある。収益内容も断然トップクラスになっている。

 前年度対比135・7%となった経常利益増加の7割が室蘭・苫小牧地区、函館地区が3割ということで、言うなら苫小牧地区一円で多くを稼いでいる格好にある。

 函ン亀田店は、年間400台くらいを売る拠点で、本社がある函ン産業通店(年間約600台)、函ン昭和店(同500台くらい)に次ぐ同社有数の拠だ。かつてホンダベルノの店舗であったところで、中古車センターの「オートテラス函ン」を併設し、新車販売共々、サービスを含め、いつもお客さんでにぎわっている。

 同店のトップ、羽立演店長は同社屈指の営業マンで、全国でもトップクラスの営業成績を上げている。



△現在のホンダカーズ南北海道・函ン亀田店 大型連休初日の27日も店内には若い家族連れなど多くのお客さんが訪れていた。
大型店舗新築に向けて、表通り・5号線の裏手約620坪を取得の運びとなった。

 新店舗建設に当たっては従来の敷地だけでは手狭であったが、4月下旬になって裏手、JR函ン線沿いの土地約620坪の買収が成立の運びとなり、全体で敷地が1、653坪になったとのことで、「見栄え良く、大型店を新築できることになった」(松本会長)。

 一昨年新築した鍛冶2丁目・産業道路沿いの本社新社屋(函ン産業通店併設)の敷地に匹敵、それを上回る敷地の確保をみて、全体で約5億円の大型設備投資としている。

 本社新社屋の建設に際しては全面的に「エコ」導入となったが、函ン亀田店の新築でも徹底した省エネ追求のエコ店舗建設になる。

 当然のこと、大型店舗化と同時に、「営業の増強を図る」(同会長)としているほか、苫小牧地区での新拠点出店計画はじめ、今後について松本会長は「毎年再投資する。儲けたカネは投資に回す」と語り、「安定的に(売上高)100億円ビジネスを確立する」「今や人口減少との戦い」との見方を示し、「人口の安定、市場の安定感と、それには第二次産業の発展が極めて大事だ」といった認識から本拠地函ンもさることながら、苫小牧地区を最重要視しているようだ。

 ちなみに同社は業績好調を持ってして、この1年間、社員に対する相当な還元を行い、賃金・所得アップを実施、積極的に人件費に充ててきている極めて数少ない地元有力企業となっている。年収1千万円以上の社員、1千4〜5百万円の中堅幹部など数多い。
  松本会長は地元経済界のトップ、函ン商工会議所会頭であり、このことは特筆、大いに評価される。



△一昨年、新築成った鍛冶2丁目・産業道路沿いの本社社屋。1階部分(2階部分が本社事務室)が函ン産業通店で、
オープン以来、新車販売をはじめとして業績好調だ。


(26.4.28)




「統一名称決定は困難」との結論に!
「両市ともにJR北海道の決定を真摯に受け止める」

<ニューストピックス>
  開業まで2年を切った北海道新幹線・新函館(仮称)開業に向けての函ン市と北斗市の新駅名問題に関する最終の3回目協議(4.22午後3時半、ホテルロアジール函ン)

/工藤函館市長、高谷北斗市長、両市議会正副議長の6者記者会見(同日午後4時、同)「新駅名に関する考え方、これまでの経緯などをはじめとして3回にわたって協議したが、両市議会(函ン市議会は『新函館駅』、北斗市議会は「『北斗函ン駅』と決議)の決議の重さがあって、統一名称を決めるのは困難との結論に至った」(工藤市長)



 その上で、次の3点を申し合わる。
「両市は、各々が望む新駅の名称の考え方やお互いの立場について尊重する」
「両市は、北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)が決定する新駅の名称を真摯に受け止める」
「新駅の名称が、両市の友好・協議関係に将来にわたって影響を与えるものではなく、両市は今後とも、道南地域全体の発展のため、連携・協力して行くこととする」



 6月ともいわれているJR北海道の新駅の名称決定に向け、しかるべき時期に、今回の協議、申し合わせについてJR北海道、そして道に報告する。両市副市長が報告。

 今回の協議について、工藤市長「何もしないでは将来に禍根を残す。話し合ったことに意義があった」、高谷市長も「有意義であった」とし、「1日も早く名称を決めてほしい」とも。

 松本榮一函館商工会議所会頭が私案として『新函館北斗』がいいのでないかと表明し、道もこれを歓迎、今後道の関与も考えられることについて、「JR北海道との関係であり、預かり知れないこと」(工藤市長)、「道が調整することは考えられない」(高谷市長)などと語る。

(26.4.22)



JR北海道/北海道新幹線新函ン(仮称)開業に向けて車両デザイン発表
JR東日本と共通のイメージ持たせるため、E5系をベースとし、
形や基本的な配色は東北新幹線「はやぶさ」と同じ


新函館ー東京間、最短4時間10分程度。
やはり青函トンネル内は当面140キロ走行で在来特急並み


JR北海道は16日、2016年春に開業予定の北海道新幹線について新函館(仮称)ー東京間を最短4時間10分程度で結ぶことを目指すと発表するとともに、車両のデザインも発表し、形や基本的な配色は東北新幹線と共通したイメージを持たせるため、JR東日本と同じE5系「はやぶさ」をベースとすることを明らかにした。E5系をベースとし、内外装の一部を変更する。



 北海道新幹線は1編成が10両で、すでに4編成分の40両を発注済みとし、最高速度は時速320キロだが、北海道新幹線新函館ー新青森間は最高で260キロ。貨物列車と線路を共有(津軽海峡線)する青函トンネル内は当面140キロ走行となる。

 車両の基本の色構成はE5系がベースだが、帯の色はライラックやルビナス、ラベンダーなどを想起させる彩香(さいか)パープル(紫色)。
 内部の一部にも北海道独自のデザインを取り入れ、旅への期待感や高揚感を演出するとしている。



 今年秋に第一編成が落成する予定という。

(26.4.16)




消費税増税 秒読み段階へ
先に見えて来るものは「2極化の進展」/キーワードは「2極化」そして「価値」
増税「関係ない企業」と「苦しくなる企業」に2極化

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「節約志向」強まる/便乗値上げなどはもってのほか!
例えて飲食店など、特に夜のマチ等
求められる「透明性」「明朗会計」

 5%を8%に上げる消費税増税の4月1日スタートまで残り3日間ほどとなり、秒読み段階に入った。

 昨年秋頃から住宅・マンション販売などで始まり、11〜12月頃からは本格的な駆け込み需要が新車販売や白物家電等で見られ、それが1〜2月には爆発的になり、3月に入ってからは日用品などにも波及し、業種によっては需要の山高ければ谷深しと反動が大きく懸念される様相になっている。

 そして、すでに最大の関心事は4月1日の増税後の経済動向はじめ、会社・商店など各種事業経営、商売がどうなるかに移っているが、この中で今後の世の中は一つに大企業や有力企業などの「(消費増税には)あまり関係ない企業」と、他方「苦しくなる企業」との2極化が進むという見方が圧倒的に強くなっている。

 この先見えてくるキーワードは「2極化」というやりきれない社会的不公平・不安の爆弾を抱えたような「格差社会」。それと、商品など買うための「価値」が問われる。


  ◆    ◆    ◆

 程度の差はあるが、駆け込み需要の反動が来ることは確実。業種によっては山高ければ谷深しで、4〜6月、場合によっては7〜8月などと反動が来ることが予想されている。

 住宅・マンションなどもそうだが、函館では特に自動車販売で異常ともいえる駆け込み需要が発生したことから、その反動は確実視されている。家電についてもそうだ。
 函館では住宅・マンションはそうでもなく、大都会では駆け込みが顕著であったが、結構根強いものがあるとの見方は全国的に少なくない。

 これらの背景には17年前の3%から5%への増税の時の景気急落の経験から補正予算などで対策を打ち、この予算執行に全力を挙げる構えもあって、これらが反動を和らげるのではないかとみられている。

 新車販売では落ち込みを最小限にするために、200〜300万円クラスの車種を場合によっては販売店が増税分の3%を購入者に変わって負担するといった販売戦略導入の話も函館のディーラーなどから出ている。

 また、大手企業を中心に賃上げ(ベースアップ)が実現し、これも好作用するのではといわれているが、一方で地方はごくごく一部を除き全くと言っていいほどみられない。この意味合いで地方格差も進みそうだ。総じて一般家庭には公共料金の転嫁などダイレクトにかかってくる。

 消費増税は、大手企業に関していえば一時の消費落ち込み、全体的な個人消費の動向が懸念されるだけでさしたる問題はなく、「増税には関係ない企業」で、このため歓迎している。このことは駆け込み需要でも証明され、製造が追いつかない状況にもなり、今も続いている。メーカーは4月の増税後は新製品の投入などで乗り切ろうとしている。

 一方で、中小・零細企業にあっては価格転嫁はそう簡単なことではない。消費増税で「節約志向」が強まり、単に増税分をオンすれば売り上げの数は減り、全体的な減少は避けられない。単に値上げ、便乗値上げでもするものなら客離れになる。消費者はこれまで以上に価格に敏感で、見る目はきびしい。

 この点、特に零細企業はきびしく、下請けなどにおいては増税分を何とかしろと言われのは必死で、政府機関は監視を強めるなどとありきたりのことを言っているが、そんな簡単なものではない。「(増税によって)苦しくなる企業」となることは明らか。プラス要因はない。消費税は決算で一度に増税しなければならず、相当な増税負担にもなる。

 消費税納税では分割も認められているが、あまり一般的に知られていないことだが、納税延滞利息は異常に高い。国会議員も全然わかっていない。延滞利息はサラ金顔負けの高率で、やんやの催促にある。誰も払わないと言っているわけでもなく、サラ金みたいな延滞利息はやめるべきだ。

 増税で「節約志向」が強まり、デフレ助長となった低価格追求も改めて出てくることになり、中小・零細には更なる痛手となってくる 。

 また、節約志向の中で、商品の「価値」が一層問われることになる。「価値」がなければ買わないし、売れない。

  ■    ■    ■

 ときに、便乗値上げも十分にあり得る。端的な身近な飲食関係の例なども含めて言及しておきたい。

 一般的なレストランなどで便乗値上げがあるなら客に厳しい目で見られ、客離れになろうし、また居酒屋などでも同様であって安易な値上げは容認されない。「もうこの店、あそこの店は使わない」「店など腐るほどある」となってしまう。

 便乗値上げは特に飲食の「夜のマチ」で横行しそうだ。最たるものはクラブやバー、スナックなどで、経営者が単細胞的に値上げ、便乗するケースが多くなること目に見えている。

 節約志向が強まり、客がこれまで以上に減少するという意識、認識で、「一回の来店でボーンと取る店」が多くなる。
 このことは「もう行かない」とか「使わない」となって、ますます店は暇になる。

 増税分オンは避けられないのであるから、何よりも求められるのは「明朗会計」「透明性」だ。明細をきちっと示すことが客離れ防止にも役立つのでないか。
 一回でどーんと取るのではなく、「二回、三回と来てもらう」考え方で、売り上げを増やすということでなければ、客は来ない。
 便乗値上げなどはもってのほかだ。そんな店は早くつぶれた方がいい。それこそ、「店は腐るほどある」からだ。

  
(26.3.28)




4月に迫る消費税増税見据えての駆け込み需要 顕著
新車販売などこの1ヵ月かつてない凄い状況
増税後反動確実で、すでに経営サイドの中には「落ち込む4月からが問題。
いかに勝ち抜くか、販売戦力、真価が問われる」と目は次なる局面へ−。


 あと2カ月に迫った4月の消費税増税を見据え、函館でも新車販売などを中心に駆け込み需要が顕著になっている。

 この1ヵ月はかつてない対前年同期比増で、「山高ければ谷深し」で、逆に4月以降その反動が確実視され、中にはすでに経営サイドの目が、「落ち込む4月からが問題。これをいかに勝ち抜くか、販売戦略、経営が問われる」などと次なる局面への対応に移っている向きがみられる。

 函館地区のディーラー全体で昨年12月は対前年同月比40%増と跳ね上がったが、年明け1月も正月休みをもろともせず、新車の駆け込み需要はすごい。当然、ディーラーの経営姿勢、営業力によって濃淡はあるが、軽自動車を中心に大幅に伸びている。

 軽メーカーのダイハツはじめ、スズキ、スバルと好調で、ネッツトヨタなどトヨタ系も堅調。そしてホンダディーラーも好調で、近年道内屈指のディーラーとして発展著しいホンダカーズ南北海道では1月は台数で123.4%増。軽自動車は142.6%増(いずれも1月29日現在)といい、「モノ(車)が足りなく、登録できないほど」(同社首脳)、売上高ではこの1月、200%を超え、220.1%としている。

 例えば「200万円の車でも3%消費税アップで6万円もオンとなる」ことから、消費者心理が今買い時となり、爆発的とも言える駆け込み購入に走っている状況だ。

 駆け込みは家電にもみられ、冬季五輪を間近にしていることもあって高額の4Kテレビなどよく売れているほか、函館市内でテックランドNew函館店とテックランド函館店の大型店舗2店を展開する国内最大手のヤマダ電機では「白物家電も好調に推している」(同社本社広報)と語っている。

 高級時計はじめ、高額商品などにも駆け込みが起きており、2月、3月も続きそうで、経営サイドは増税直前の商機に懸命になっている。

(26.1.31-2.1)



地上18階 免震タワーマンション「ワザック函館・五稜郭」
購入・入居世帯がこぞって梁川町会に加入!
中心市街地再開発だけではなく、町会の活性化につながる大いなる貢献
/3棟完成すると総戸数258戸、その世帯がかつてないオール町会入り


 3年前の2011年春から始まった函館市梁川町・高砂通り、かつての旧函館西武百貨店大型駐車場跡地における住宅メーカー、東日本ハウス(株)(本社・東京、成田和幸社長)不動産事業部による中心市街地再開発プロジェクトとしての大型マンション建設、地上18階建て免震タワーマンション「ワザック函館・五稜郭」(全部で3棟、総戸数258戸)だが、このマンション購入・入居世帯がこぞって地元の梁川町会に加入するという状況が生まれ、町会関係者を喜ばせ、既存市街地再開発・大型マンション建設がコミュニティとしての町会の活性化にもつながる貢献をしている。

 ワザック函館・五稜郭は1棟目全101戸、2棟目全52戸が完売御礼で、3棟目全105戸もすでに50戸前後が売約済みで、来年(平成27年)3月にはオール258戸の函ンではこれまでにない大型マンションが完成・入居の運びとなる。この世帯が全て梁川町会に加入するということで、大いに関心され、特筆すべきことになっている。

  ☆    ☆    ☆

「マンションを買っていただき、契約を交わす際に、みなさんに町会に加入してもらっている」
 ワザック函館・五稜郭の販売を行っている函館市本町市電通りのワザック函館・五稜郭マンションギャラリー・東日本ハウス不動産事業部函ン営業所・角田和貴所長はこう語り、「きちっとお願いすることで協力してもらっている」と話す。

 函館市(市民・男女共同参画課)によると、梁川町の人口は1、327人で757世帯(平成25年12月末現在)。25年4月1現在のデータだが、梁川町会への加入は465世帯で、加入率は63.6%。

 市内には188町会があり、町会加入率は65%程度とされるから、市内全体的に加入状況は決して良いとは言えず、近年特に芳しくないといわれている。どこの町会も「町会に入ってもらうのが大変で、悩みの種」(関係者)という様子にある。

 一方で、NPO法人やボランティア団体、老人クラブなどとともに町会は、高齢者に対する支えあい、事件や事故防止・防犯、大震災に備える防災対策、清掃・自然保護などの環境問題などに対するコミュニティの必要性から重要視されている。「自らのまちは、自ら築く」という意識が求められており、町会組織の活性化、見直しも課題として上げられている。

 それには町会加入世帯の増加、促進が欠かせないが、そんな中で全部が完成すると、総戸数258戸にも達する梁川町のワザック函館・五稜郭の購入者・世帯のこぞっての町会へのまとまった加入は大いに歓迎されている。

(25.1.29)



<<<ニュース速報>>>
◆北海道新幹線・新駅名問題/函館市と北斗市 両市長・正副議長6者による第1回目協議開く(12.16、ロワジールホテル函館)午後4時から1時間半近くにわたって。
両市の考え方や、函館市が「新函館駅」、北斗市が「北斗函館駅」ということに至った経緯(両市議会ともにそれぞれを議会決議)など話し合い、工藤函館市長、高谷北斗市長ともに「話し合いは有意義であった」
/「両市が話し合いをしたことに意義有り」ということで、年明け1月に「また話し合いましよう」ということで第1回目協議終わる。2回目協議開催日等は両市担当部局で詰めることに。

/〜記者の目〜「何も両市は争っているわけでなく、対立しているのではない」としながらも「両市議会の議決は重い。市民説明も必要であって簡単ではない」(協議後 北斗市議長ら)とし、容易に新駅名を一本化することの難しさ垣間見せる。「新函館駅」「北斗函館駅」の両論併記であとは最終決定者のJR北海道の判断に委ねる可能性も。この間、道・高橋知事への仲介要請等あり得るかが焦点か。



(25.12.16)


〜北海道新幹線 新駅名問題〜
函館市、北斗市長に話し合い・協議を申し入れ!
工藤市長、
函館市議会5会派に対して話し合いの場への同席求め、
議会側了承し、議長・副議長同席へ。
<<<1回目協議、12月中にも>>>


 2015年度末に予定されている北海道新幹線新函館開業に伴う新駅名問題に関し、函館市の工藤寿樹市長は25日午前、市議会5会派の代表者と会談し、主張・意見が対立している北斗市側と協議を始めたいとし、話し合いのテーブルに議会側も同席してほしいと呼びかける一方、中林重雄副市長が同日午後、北斗市に高谷寿峰市長を訪ね、出来るだけ早く話し合いたいと申し入れた。

 工藤市長と函館市議会5会派代表者一同との会談では、市長が「新駅名について(新函館駅とする)議会決議もあるので、話し合いの場に各会派代表者も出席してほしい」と呼びかけたのに対して、最大会派与党の市政クラブや、民主・市民ネット、公明党、共産党の4会派は「いいのでないか」と賛同したが、市民クラブだけが「お互いに議会決議(北斗市議会は北斗函館駅を決議)しており、話がつくわけでもなく、意味がないのでないか」(小野沢史会長)とした。
 しかし、結論として議会側としては「とりあえず話し合いのテーブルに同席する」とし、議長・副議長が同席することになった。

 中林副市長は高谷市長に話し合いを申し入れ、「早くスタートさせたいと考えている。出来るだけ早くご返答をお願いしたい」と伝えた。
 同副市長は本誌の取材に「答えを早くいただきたいと申し上げた。1回目の話し合いが12月中に持てればと思う」と語った。

(25.11.25)




東日本ハウス、今日・20日から東証第2部上場
業績好調!
来月9日発表予定の2013年10期 予想
売上高600億円に迫り、経常利益約54億4千万円で、増収増益
14年10月期も受注順調に推移し、増収増益の見通し

☆★☆東日本ハウス(本社・東京、成田和幸社長)今日・11月20日から東証第2部上場。

/業績好調で、今年・2013年10月期消費税増税前の駆け込み需要膨らんだこともあって注文住宅の受注を順調に消化、首都圏を中心に好調。連結予想(12月9日発表予定)で売上高約593億円(前期約546億円)、経常利益54億4千万円(同44億円)、当期利益45億円(同約43億円)の増収増益。

/14年10月期予想は、景気回復を追い風に、すでに受注好調に推移してきており、1棟あたりの単価も上昇し、増収。資材の値上がりや人員不足でコスト増になるが、増収で補い、増益。

(25.11.20)




東日本ハウス東証2部上場、ジャスダックから「格上げ」市場変更
<<<来年には1部上場確実視>>>
函館出身・成田和幸社長、就任11年目にして大変な快挙!


 東京証券取引所は13日、東日本ハウス(株)(資本金38億7、337万円、成田和幸社長、写真下)の今月20日付の東証ジャスダックから東証2部への市場変更を発表した。
 東日本ハウスは5月、ジャスダックからの「格上げ」を目指し、市場変更を申請していたもので、13日に2部への市場変更が承認された。来年1部上場の見通し。



 同社は創業者の多角経営・拡大路線などが失敗し、経営危機の中で2002年に函館市出身の成田和幸氏が代表取締役社長に就任。成田氏は当時、常務取締役関東ブロック長兼首都圏ブロック長で49歳。1976年同社函館支店に入社、函館支店長などとして抜群の営業実績を上げ、その後、取締役北海道ブロック長兼支店長、取締役首都圏ブロック長兼横浜支店長、常務取締役と歴任して一気に頭角を表し、社長に抜擢され、再建を委ねられた。

 以来、卓越した経営手腕を見せ、V字回復を図るなどして立て直し、本業の木造注文住宅を中心にホテル事業などを含めて業績上げてきた。2012年10月期連結決算では主力の住宅事業の受注など順調に推移し売上高546億3、100万円(前期比11.2%増)、当期純利益42億9、700万円(同55.5%増)を上げ、期末配当を1株5円から10円に引き上げた。
 
 函館地域施工実績ナンバー1の 住宅メーカーでもあり、2年前からは函館市梁川町で中心市街地再開発プロジェクトとして3棟・総戸数258戸からなる18階建て免震タワーマンションの建設・販売を進め、すでに1棟目全101戸、2棟目全51戸を完売済みとし、3棟目全106戸も好調な売れ行きにある。

 同社は1969年、盛岡市で設立。88年に日本証券業協会に店頭登録。2004年ジャスダック上場。今年4月末現在、全国に72の支店・営業所を展開する。ホテル東日本など含めた社員は1、706人。

 ジャスダックから格上げの東証上場は、成田社長が陣頭指揮で経営を立て直し、業績回復を果たして2008年11月に同社41期を迎えるに当たって「第2の創業」として生まれ変わると「宣言」して以降、一貫して目指していたもので、社長就任11年目にして2部上場を成し遂げた。来年には1部上場が確実視されており、函館出身の上場会社社長として今回の2部上場とともに、大変な快挙を見た。

 同社は今回の2部への市場変更に関して「今後も社会に信頼される企業グループとして、皆様のご期待にお応えできるよう、更なる業容の拡大と企業価値の向上に努めたい」としている。

(25.11.14)




WAKOビル再開発の施工業者 西松建設に決定
来年1月に解体工事に入り、9月頃着工。
低階層部分飲食店を中心とする商業施設で道新幹線新函館開業に合わせてオープン


〜この上は周辺の再開発強く望まれ、北洋銀行は老朽化著しく、
今や美観を損ねている駅前の北洋ビルを改築・再開発など
最低限の地域貢献として積極的に行うべき〜

 JR函館駅前・大門地区活性化の一翼を担う函館駅前若松地区第1種市街地再開発事業、WAKO(和光)ビル再開発の建設工事を担う特定業務代行者に準大手ゼネコンの西松建設(東京)が決まった。

 現WAKOビルは今月末で閉鎖し、来年1月予定で解体工事に入り、9月頃をメドに地下1階・地上16階建ての複合ビル建設に着手する。地下1階の一部と1・2階の低階層部分は飲食店を中心としたテナント誘致による商業施設、3・4階部分は函館市が整備する体験型施設が入居、5階以上は約80戸のマンションになる。
 商業施設などの低階層部分は北海道新幹線新函館開業に照準を合わせて2016年3月に先行開業オープン、その半年後マンション部分の供用開始を目指す。

 設計・施工業者に西松建設が決まったことで、いよいよ建て替え工事が具体化することになり、函館駅真ん前の一角を占める顔として期待される一方で、函館市とJR北海道の共同再開発事業としてのペシュ・ミニョンの「食の複合施設」建設などあるが、今後さらなる再開発が進むかどうか注目され、駅前・大門活性化、再生の行方を決める段となる。

 この中で、WAKOビル向かいの棒二森屋百貨店では4年ぶりの大規模リニューアルが決定してきている。

 そして、地元経済界関係者など周辺からは、この際は北洋銀行においても、老朽化著しく、今や美観を損ねるようにもなっている駅前の北洋ビル(低層部は北洋銀行函館中央支店)の改築なりを同銀行の役割として積極的に進めるべきでないかとの指摘が出ている。大きな地震が来れば真っ先に崩壊しそうな北洋ビルを再開発するなど最低限のことを地域貢献として行うべきだという意見である。

  金融を通して地域経済の真の発展、貢献すべきは無論のことで、街の発展に寄与すべきは地域のトップバンクであるなら当然の責務であろう。駅前の真ん前にあって北洋ビルの現状はあまりにも無愛想、無様ではなかろうか。
 
 このWAKOビルを管理し、建て替えプロジェクトを担い、推進しているのは、NAアーバンデベロップメント(函館、布村隆二社長)で、建て替えられるビルの名称については公募を予定しているようだ。
 マンション部分に関しては、フージャースコーポレーション(東京、東証一部上場)が開発、分譲することになっている。

(25.10.9)




来年6月オープンする国際水産・海洋総合研究センター
8機関・企業の入居決定

〜産学官の水産・海洋研究拠点〜

 函館市(企画部)は先般(3日)、市内弁天町20の函館港西端・旧函館ドック跡地に産学官の水産・海洋研究拠点として来年6月オープンする国際水産・海洋総合研究センターに、次の8研究機関・企業が入居すると発表した。

▽北海道立函館水産試験場
▽グリーン&ライフ・イノベーション(函館)
▽公立はこだて未来大学
▽共和コンクリート工業(札幌)
▽エコニクス(札幌)
▽北大北方生物圏フィールド科学センター(札幌)
▽北海道大学大学院水産科学研究院(函館)
▽ソニック(東京)

 この総合研究センターは広さ25〜115平方bの研究室が計31室設けられ、今回は29室の利用が決まった。 

 函館水産試験場は函館市湯川町の現施設から全面的に移転。同センターで最も広い115平方bの研究室など4室を使用する。道内7カ所の水産試験場(本場)で、自前の施設以外に入居するのは初めてになる。

 グリーン&ライフ。イノベーションハ水産海洋情報サービスシステムの研究・開発を行う。
 
 公立はこだて未来大は新たな海洋観測網の構築について研究する。7室を使う。

 共和コンクリート工業は海藻技術研究所としての入居。

 エコニクスは藻類の大量培養の技術研究など行う。

 北大北方生物圏フィールド科学センターは8室を使い、北大大学院水産科学研究院は4室を使用し、水産・海洋関連の幅広い研究を行う。

 ソニックは魚群探知機の研究・開発を行うとしている。

 同総合研究センターは敷地約5万9千平方bに約45億円を投じて建設中で、国・大学・道・民間などの学術研究機関が集積した複合的な研究施設。港湾機能と一体となった一大水産・海洋の研究ゾーンを計画し、センターはその中核施設となる。

 31の研究室のほか、共用実験室や大型実験水槽、会議室、そして多くの市民や観光客などが「海」と「科学」に触れ合うことができる交流スペース、展示ギャラリーなどを備える。

 今回決まった入居は8月に公募し、9月30日に委員5人からなる審査委員会を経て決定した。各50平方bの残る2室は引き続いて募集している。

(25.10.5)




公共工事入札、そして発注本格化へ
函館市の小学校の耐震改修2本と南茅部2本の入札執行され、落札業者決定
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公共工事 過去最大規模から業者・JV十分に精査・検討し、
昨年までとは様相変わり、過当競争避ける格好で入札に参加


 国の大型補正(平成24年度)及び本年度予算の公共事業大盤振る舞いを受けて、函館市(都市建設部)は議決を必要とする工事などを次々と出すことにしているが、21日には耐震改修2本と南茅部の大型工事2本の入札が執行され、落札業者が決まった。

 まず、耐震改修は青柳小校舎耐震改修その他工事(1工区)で、予定価格3億3、482万円に対して森川組・間建設・中野組・曲小小倉木材店共同企業体(JV)が3億2、680万円で落札した。
 深堀小校舎耐震改修その他工事は、今井工務店・第一建設JVが2億1、950万円で落札(予定価格は2億2、246万円)。

 南茅部関係では、東消防署南茅部支署庁舎新築主体その他工事の入札で徳建設・ダイイチ澤田建設JVが2億0、880万円で落札した。予定価格は2億1、189万円であった。
 南茅部公民館改修主体その他工事では、予定価格1億9、006万円に対して松本組・山建中川組JVが1億8、600万円で落札した。

 これら4本、いずれも第1回入札で決まったが、アベノミクスの財政出動によって国はじめ、道や市町、ほか関連官公庁の公共工事が過去最大規模で実施されることから、入札業者(JV)が昨年前までと比べて少ない状況で、小学校校舎耐震改修の2本が3つのJV、南茅部では東消防署が3JV、公民館は2つのJVの入札参加に止まった。

 各業者・JVが発注される工事を十分に精査、検討していることをうかがわせ、工事が多くあることから過当競争を避ける格好になっている。

 なお、入札決定の4本は6月議会にかけられ、正式発注、着工となる。

(25.5.23)




<TPP交渉についての情勢報告並びに懇談会/渡島・檜山地域対象に函館開催>
小里党農林部会長「国益を守るということで皆さんと一緒に危機感を共有したい」
と理解を求めた一方で、農業界トップら
「国益を守ると言っても本当に守れるのか」「オール北海道で反対しており、絶対反対だ」
「12月の衆院選で民主党を止めて自民党を推した。公約違反だ」「裏切られた」などと声高に怒りあらわ!

 6日午前中の旭川市、同日午後の岩見沢市に次いで、自民党道連のTPP(環太平洋連携協定)についての農漁業関係者等々らに対する情勢報告並びに懇談会が、7日午前10時から函館市で開かれ(会場・ホテル函館ロイヤル)、渡島・檜山から100人近くが出席し、地元農業界トップらが党道連の今津寛道連・議員会TPP問題対策本部長や党本部を代表して情勢報告した小里泰弘党農林部会長・党TPP対策委員会第四グループ(農林)主査らに対してTPP交渉絶対反対などのきびしい意見をぶつけた。



 小里農林部会長が詳しく縷々状況を報告し、「これから皆さんと一緒になって力を合わせ、国益を守るということで危機感を共有したい。国益を守るという共通認識を持ちたいと思い北海道に来た」と理解を求めた一方で、渡島の自治体首長や道南の農協組合長会長、JA新函館農協幹部、旧亀田市域出身の函館市議らが相次いで挙手し、「TPPとなれば、食糧の自給自足は現在の40%から13%になってしまう」「いくら国益を守るといっても守れるのかどうか」とか、「このTPPにはオール北海道で反対している。12月の衆院選に対する公約違反だ」「国益を守れないときは交渉から撤退するというが本当に撤退できるのか」「北海道は食糧基地であって、TPP交渉には絶対反対で、最後まで交渉参加に反対だ」。

 また、「主権国家としての体をなさないのではないか。日米首脳会談で聖域どうこうなどと言っているが、TPPに対しての権限はオバマ(米大統領)ではなく、米議会にあるのでないか」、果ては「我々は(農業関係者)みんなで自民党本部にTPP交渉参加反対で行った際、今津先生は俺に任せろと言ったから引き下がったが、何もできなかったのでないか。裏切られた」「民主党の野田前政権が昨年11月頃までに交渉参加間際まで行き、これに自民党が絶対反対だと言ったから、民主党(支持を)止めて(自民党を)推した」などと声高に怒りをあらわにした。

「何もできなかったのでは−」などの発言に対しては、小里氏は「そのようなことはない。国益を守る。できないときは撤退するということで党として決議をまとめた。私は党の責任者として安倍総理にこの問題で三度会い、構造改革などという話で済ませてしまうことであってはなりませんよなどと話をした」と反論した。

 小里農林部会長のほか、道連からは今津TPP問題対策本部長(道6区選出衆院議員)はじめ、地元道8区の前田一男衆院議員、伊達忠一参院議員(内閣府副大臣)、長谷川岳参院議員、清水誠一衆院議員(道比例)がかけつけ、それぞれあいさつした。
 地元の川尻秀之道議、佐々木俊雄道議らも出席し、佐々木氏が司会を務め、最後は打ち切ったが、一時間半にも及んだ。

(25.4.7)




■北海道乳業(株)(函館、田島久吉社長、通称・北乳)今度は規格に満たしていないチーズを販売し、チーズ公正取引協(東京)から販売中止命令を受けていたことが判明した(4月2〜3日)。

 成分規格を満たしていない「いかさま」プロセスチーズ、クリームチーズ製品「プリマール」とやらを昨年3月から全国で29万個を販売。関東を中心に販売し、約1万7千個を3日までに回収。

 同社HPで一遍の販売休止告知したようだが、新聞等できちっと謝罪すべきだ。

 この会社・北乳、2009年3月にはヨーグルト加工時に排出された、産業廃棄物の廃シロップ計約1千`リットルを北斗市内の数カ所の牧草地などに計455回にもわたり不法投棄し、幹部社員ら3人が逮捕される(道警函館方面本部・函館中央署)事件も起こす。

 函館発の食品に対する評判を害するもので、今度の件では「分量計算を誤った」などと食品メーカーとして極めて幼稚でお粗末で、製造工程管理や品質管理などそんな程度かといった案配であり、社長以下の経営姿勢、社内体制に問題ありとの指摘出る。

(25.4.4)


道南3市町と青森側4市初の合同台湾観光客誘致訪問団!
明日・28日出発、道南から市長、経済界首脳ら27人参加


 2015年度の北海道新幹線・新函館開業が2年余り後となり、道南と青森県の7市町合同の台湾観光客誘致訪問団が来月(3月)1日、台湾で合流し、トップセールスを行う。

 道南からは函館市と北斗市、七飯町の3市町首長と経済界首脳ら27人が28日午後、函館空港から台北に出発する。
 青森側からは青森市、弘前市、八戸市、十和田市の4市、約40人が参加する。

 初の合同観光誘致訪問団であり、画期的と言っていい。3日帰国の予定。

 道南側の参加者は次の通り。
<函館市>
 函館市長・工藤寿樹、函館市議会議長・能登谷公、函館商工会議所会頭・松本榮一、同副会頭・石尾清弘、、同副会頭・佐藤裕幸、同副会頭・永井英夫、同副会頭・久保俊幸、函館国際観光コンベンション協会会長・渡邉兼一、函館空港ビルデング相談役・木村孝男、同社代表取締役社長・東陽一、函館山ロープウェイ代表取締役社長・本間秀行
  函館商工会議所専務理事・酒井康次、函館国際観光コンベンション協会専務理事・藤森和男、同協会マネジャー・鍵谷和徳、函館空港ビルデング係長・吉村崇広、函館市観光コンベンション部部長・布谷朗、函館市秘書課主査・岩下幸司、函館市議会事務局・町谷篤志

<北斗市>
 北斗市長・高谷寿峰、北斗市議会議長・池田達雄、北斗市商工会副会長・長川勉、北斗市経済部観光課長・中村淳一

<七飯町>
 七飯町長・中宮安一、七飯町議会議長・横田有一、七飯町商工会会長・川又修治、七飯大沼国際観光コンベンション協会副会長・小泉真、七飯町商工観光課長・神竹松

(25.2.27)




〜道南台湾観光友好協会設立記念セミナー 開く〜
台湾の「駐日大使」日台駐日経済文化代表処・沈斯淳代表が初来道・来函し、
「日台関係のこれから」と題して講演

「文化交流、地方交流、青少年交流、そして観光交流を
これからますます発展させたい」


 10月22日に、函館商工会議所、函館市亀田商工会、函館東商工会、北斗市商工会、七飯町商工会の道南2市1町の経済団体が連携して設立した道南台湾観光友好協会(会長・石尾清廣函館商工会議所副会頭)の設立記念セミナーが、20日午後3時からホテル函館ロイヤルで開かれ、台湾から招いた台北駐日経済文化代表処の沈斯淳(ちんしじゅん)代表(写真下)が「日台関係のこれから」と題して講演した。




会場一杯の約200人が出席し、石尾会長あいさつの後、今年5月に着任し、初の来道という「台湾の駐日大使」である沈代表が50分余にわたって講演し、今年5月に再選され、2期目この約5年間の馬英九中華民国総統のもと、

「日本との関係を強化したいということで、特に服装、スポーツ、グルメ等々各分野での文化交流を強化し、これまでで一番いい関係にある。経済貿易関係では日本は台湾が2番目の貿易相手国であるし、台湾にとっても5番目にある。台湾の対日投資は昨年441件で、今年はさらに大きく増えている。この中で地方交流は活発で、観光に対する関心の高さは相当なものがある。オープンスカイ協定を結んだことで、今年の双方の往来は1月〜11月まで270万人に上り、目標としていた300万人近いものになる」



 などとし、 日台関係のこれからについては、

「一つは産業経済交流の中での文化交流、二つ目に地方交流。これには日本の知事が今年すでに9人が訪台し、北海道の高橋知事にも来ていただくなど、相互往来が今後さらに拡大するものと思っている。来年には日本の宝塚歌劇団の公演があり、14年には台湾から故宮博物院の文物を東京国立博物館で展示することにもなっている」

「三つ目は青少年交流で、いろいろな分野で幅広く交流して行くことが大事であり、四つ目は観光交流のさらなる発展。ご当地の函館とは今年定期便が就航したが、来年には新潟などの間でも定期便が就航する。来年、往来人口が300万人達成することは間違いない」
 と日台関係はますます強化して行くことになるし、発展させたいと語った。

 最後に、東シナ海の問題として、尖閣諸島にもふれ、
「馬英九総統は、領有権について隣国として多少主張は違っても、共同開発して行こうと言っている。イニシアチブをとって、まず漁業の問題を話し合おうと11月30日には漁業の予備会談を始めた」
 とし、平和的に友好的に対話することの重要性を示した。

(24.12.20)




函館市とJR北海道の駅前共同再開発事業・プロポーザルコンペ
応募企業は地元洋菓子会社のペシュ・ミニョン

〜3階建ての洋菓子製造工場を核に、レストラン・お土産店など5棟から成る
テナント棟、イベント広場などを配した施設を計画/総事業費11億5千万円、15年春完成目指す〜


2015年度北海道新幹線・新函館開業を見据え、
函館駅前の新たなの目玉 として「スイート複合施設」を提案

 2015年度の北海道新幹線・新函館(新青森ー新函館間)開業を見据えて工藤寿樹市長が選挙で打ち出した事業構想で、事業の成否が函館駅前地区の将来を左右する大きな一つとも目されるJR函館駅前・函館駅に隣接する、函館市とJR北海道の駅前共同再開発事業に関し、この10月に締め切ったプロポーザルコンペ(提案公募型入札)に応募した企業は、1社だけであったが、14日までにこの企業は地元函館の新興企業でフランス洋菓子会社である(有)ペシュ・ミニョンであることが明らかになった。
 日本経済新聞(10.14付北海道版)が伝え、工藤市長も本誌取材に「応募してきたのはペシュ・ミニョン」などと語った。

 ペシュ・ミニョンの事業案は、同菓子会社の人気スイーツブランド「スナッフルス」のチーズオムレットの製造過程などが見学できる3階建ての製造工場を核に、イベント広場、低層のレストランやお土産店などを誘致するテナント棟(5棟)をレイアウトした施設で、総事業費約11億5千万円を見込み、2015年春の開業を目指し、大手ゼネコンの竹中工務店が手がけるとしている。



△市有地とJR北海道所有地約1万uを敷地として計画されているJR函館駅前再開発事業。
 建設地は函館駅とルートインホテルグランティア函館駅前 の間に位置する。
 写真/ 駅前駐車場、バス ・タクシーターミナルの向こう側 。

 市は近く、同再開発計画公募に係わる審査委員会を開き、工藤市長らが最終判断することにしているが、観光都市・函館にあっては観光客誘致から、函館の看板である食・うまいものを全面的に打ち出していることでもあり、函館のスイーツもペシュ・ミニョン洋菓子の全国的な人気、発展など相まってその大きな一翼を担うものとなってきている。

 この10月には「はこだてスイーツフェスタ2012」なども開かれ、市民の間で女性を中心にスイーツに対する関心が非常に高い。
 また、うまいものということでは、スイーツフェスタに止まらず、今年は函館市制施行90周年事業として「はこだてグルメサーカス」が大門で開催され、空前の人気を集め たりした。

 駅前再開発は、市有地6、784uとJR北海道市有地3、104uを合わせた9、888uを敷地とし、民間に20年間程賃貸する形での公募型事業を計画している。

(24.11.14)




小沢一郎代表の新党「国民の生活が第一」道8区に
代表自身の渡島管内出身の女性秘書擁立を検討!
〜建設強行の大間原発問題を踏まえ脱原発・原発ゼロの観点から〜
新党大地の鈴木代表に伝え、支援を要請し、鈴木氏「問題ない」と応じる

 小沢一郎代表の新党「国民の生活が第一」が、電源開発の大間原発建設に対して函館市を中心に隣接の北斗市、七飯町などを含む函館圏全体が反対していることを踏まえ反原発・脱原発という観点から、北海道8区(渡島・檜山管内)で小沢代表自身の渡島管内出身の女性秘書を生活が第一の候補として擁立を検討していることが明らかになった。

 小沢代表が29日午前、新党大地の鈴木宗男代表と会談した際に、独自候補擁立の方針として鈴木氏に伝え、支援を要請し、鈴木氏が「問題ない」と応じた、と道新(29日付夕刊)と時事通信電子版(29日午後2時半過ぎ)が報道した。

 この点について、東京の小沢事務所は本誌の取材に対して、「まだ事実関係を把握していないので、今の時点でコメントできない」(河辺事務所代表)としている。

 新党「国民の生活が第一」は反原発・原発ゼロと、先の国会で関連法案が成立した2014年4月からの消費税増税反対を明確に打ち出している。
 また、新党・生活が第一は民主党を離党し、新党結成に参加した多数の女性衆院議員 が次期衆院選再選を目指し、活発に動き、また新人候補として女性候補擁立を積極的に進めており、女性候補が一番多い様相となってきている。

(24.10.29)




電源開発・大間原発工事再開に対して
政府と電源開発に強く抗議し、建設の無期限凍結を求める!
工藤函館市長を中心とするオール函館圏などの要請団/今日・15日

 ここにきて新たに、すぐそばに南西14キロにも及ぶ海底活断層の存在も明らかになっている(独立行政法人・産業技術総合研究所と東海大によるチームの調査)電源開発の大間原発(津軽海峡に面する青森県下北半島突端)の工事再開に強く抗議し、建設の無期限凍結を求める函館市を中心とするオール函館圏などの要請団が、今日・15日午後から政府と電源開発に出向き、工事中止などを直接求める。

 要請団は、工藤寿樹函館市長はじめ、北斗市長、七飯町長、松前町長の4首長、函館市議会議長、北斗市議会議長、七飯町議会議長、松前町議会議長、加えて、函館商工会議所会頭と北斗市商工会長、渡島管内業業協同組合理事、道南地区農業協同組合長、北斗市観光協会長、函館市町会連合会長の各団体トップ計14人。

 15日午後1時に、首相官邸を訪れ、斉藤内閣官房副長官に申し入れるほか、午後2時半に内閣府の園田原子力防災担当特命副大臣、同3時に経産省に出向き、本多経産大臣政務官、そして午後5時には電源開発本社に行き、それぞれ一連の政府発言に対して抗議するとともに、大間原発建設の無期限凍結を要請する。

 16日午前9時には参院会館で原発ゼロの会との懇談も予定している。

(24.10.15)




2015年度の北海道新幹線・新函館開業に合わせて
JR北海道、現函館駅北口・函館朝市側に250室規模の「JRイン函館」建設


歓迎される新幹線開業後の函館駅前一円の行く末懸念される中での大型ホテル出店!
一方で、既存ホテルにとっては脅威で、さらなる淘汰必至


 以前から開設を検討していたJR北海道の函館駅前でのホテル建設計画が具体化することが明らかになった。
 JR函館駅北口(函館朝市側)にJR子会社が展開する宿泊特化型のビジネスホテル「JRイン」を250室規模で建設し、2015年度の北海道新幹線・新函館開業に合わせて「JRイン函館」としてオープンする計画だ。

  ☆    ☆    ☆

 函館では4〜5年ほど前まで、全国ビジネスホテルチェーンによる相次ぐ大型ホテル進出や、函館観光のメッカ、西部ベイエリア地区の倉庫跡地再開発における地区最大規模356室の温泉併設のアーバンホテル(ラビスタ函館ベイ)などの新規開業があって、来函観光客の入り込み低迷が続く中で過当競争となり、勢い極端な価格競争にも突入した。

 この結果、中途半端で、老朽化した中規模ホテルを中心に地元ホテルの多くがさらなる経営不振に陥り、閉館、廃業に追い込まれ、つい最近では函館地域トップクラスの老舗大型都市型ホテルである函館国際ホテルが売却され、地元と歴史的に関係の深い、なじみのニチロ(マルハニチロホールディングス)の経営から分離され、札幌のゴルフ業者の経営となった。

 そんな折でのJR北海道の「JRイン函館」の建設計画で、規模も250室程度と大規模。北海道ジェイ・アール都市開発が所有するJR函館駅北口の土地、函館朝市側におけるホテル新設計画の具体化で、言うなら駅前ウォーターフロントに正面に函館山を見渡し、函館港、函館の市街地を一望する格好の大型ホテルが誕生する運びになった。

 2015年度の道新幹線・新函館開業を見据えての満を持してのJRのホテル出店で、このことは新幹線開業に花を添えることとなり、観光都市函館にとって歓迎され、また既存ホテル、観光業界に活を入れることにもなる。

 新幹線乗り入れの新函館駅が鉄路で約18キロも離れた北斗市の現渡島大野駅にできることから、新幹線開業後の函館駅前一円の将来が懸念されていることもあって、JRの大規模ホテル新設の意味合いは大きい。

 だが、一方では既存ホテル業者にとっては脅威で、新幹線開業の1〜2年は相乗効果もあろうが、ホテル利用者は老朽化したホテルを嫌い、新しい施設の名のあるホテルに流れる傾向が非常に強いだけに、淘汰は避けられず、全国チェーンホテルといえどもきびしい競争にさらされることになる。

 ときに、函館市内における宿泊施設は242カ所で、総客室数ざっと9千7百室程、総収容数約2万4千人とされる。
 収容人数の多いホテルとして250室以上では、ラビスタ函館ベイの356室、函館国際ホテルの310室、ホテルルートイン・グランティア函館駅前286室、ホテルルートイン・グランティア函館五稜郭250室、スマイルホテル函館263室、東横イン函館駅前朝市260室等々がある。

 なお、JR北海道のホテルとしては、札幌駅併設で2003年3月に開業オープンしたJRタワーの「JRタワーホテル日航札幌」がとりわけ有名で、このほか、札幌駅前に2008年10月開業した「JRイン札幌」(地下1地上10階、189室)、帯広に「JRイン帯広」(2011年6月開業、183室)がある。
 また、旭川では2014年開業予定で旭川駅ターミナルビルの複合商業施設としてイオンモールとの併設で200室規模の「JRイン旭川」が計画されている。

(24.10.1)




◆全候補一同に会し(石破茂元防衛相、石原伸晃幹事長、林芳正政調会長代理、
安倍晋三元首相の4氏、町村信孝元官房長官体調不良で欠席)、

函館で初の自民党総裁選・演説会開く

(9.24正午過ぎ、函館国際ホテル)。会場まさしく立錐の余地なく、人・人・人で溢れて、2千人近くも詰めかけ、超満員。
司会・前田一男自民党道8区支部長。



/石破茂「今日の危機からもう一度日本を再生する」、石原「社会保障と税の一体改革の3党合意を進める」、林「経済再生を任せてほしい。日米同盟を元の状態に巻き戻す」、安倍「日本の領土・領海、国民の命を断固守って行く」

▽一番手で演説する石破茂氏



/演説を見聞きしての本誌主幹私見
  今日にあっては総裁に石破茂氏が最も適任とみる。次いで、安倍晋三氏か。石原、林の両氏はまだまだこれからではないか。


  

▽4番目に演説した安倍晋三氏



▽司会を務めた前田一男道8区支部長。総裁選演説会の函館開催を働きかけて実現し、自民党支援・支援者が
駆けつけ、会場満杯となって成功と相成った。





(24.9.24)




ホンダカーズ南北海道 待望の本社新社屋完成
〜格式高く竣工式執り行う/9.15〜
今週末・22日、1階にショールーム、サービス向上などを持って函館産業通店グランドオープン!
函館東部地域で商圏拡大、本格攻勢へ

☆今週金曜日・21日午後5時から新社屋完成披露パーティー(5時内覧、6時開宴)!
人工ロボット・ASIMO(アシモ)くん来社。祭日・日曜の22日・23日オープンイベント。


  

◇立派に出来上がった本社新社屋。建物の省エネ状況や外の情報も把握できるハイテク計器も設備されている(写真上右)



▽本社新社屋の2階/本社事務所





 道内トップ、東京以北でも有数のホンダディーラーであるホンダカーズ南北海道(株)(本社・函館、代表取締役会長・松本榮一氏、同・黒田博史氏)が函館市鍛治2丁目38番7号の産業道路沿いに建設中であった本社新社屋が待望の完成を見、その竣工式が9月15日午前11時から松本会長はじめ、黒田社長以下同社幹部、来賓として松本会長と親しい会社経営者、工事関係者らが出席して新社屋2階で行われた。

  ★    ★    ★







 竣工式は松本会長が親の代(教祖・出村龍聖総裁)、同社創業当時から親しくおつきあいのあるという八大龍王神八江聖団の出村龍日総裁指揮の下、格式高く執り行われ、松本会長夫妻を最初に、出席者が次々と玉串をささげて新社屋の無事完成を祝うとともに、発展を祈願した。

▽松本会長夫妻



▽清祓の儀に立ち会う黒田社長と松本昇久専務(右から)




 竣工パーティーでは今年6月に就任した黒田社長(写真下右)があいさつし、
「今年は記録的な猛暑、大変暑い夏であった。4月29日にここで地鎮祭を行い、工期は五ヵ月弱。きびしい工期をお願いして、暑い中、お盆休みも土・日も休まず工事をしてもらい、今日この日に、工期をきちっと合わせていただいた。無事工事を完成させていただき、心から御礼申し上げます」

「お陰様で大変すばらしい新社屋ができた。私どもこの店をしっかりとお客さんのためによくして行かなければならない。さらに皆さんには神事で祈願したことをお誓いするということも必要だと思います。このような立派な建物を建てていただいた恩返しというか、お気持ちに報いるためにも、社員一同でさらにすばらしい店にして行きたい」
 と語った。

▽左からあいさつする松本会長、黒田社長

       

 次いで、設計・監理の岩見田設計、施工の松本組、電気工事特命の佐藤電気工事の各社トップに黒田社長から感謝状と記念品の贈呈などがあり(写真下)、設計、施工の各業者トップのあいさつもあった。

 祝杯は佐藤電気工事の佐藤征次社長の音頭によって、出席者一同「弥栄(いやさか)」で祝杯を上げた。

 最後に、松本会長(写真上左)が次のようにあいさつした。
「9カ所目の拠点で、本当に立派な建物、完璧なものができた。親の代(出村龍聖教祖)からおつきあいしていただいている八代龍王bさんに魂を入れていただいた。あとはお客さんの気持をどうつかむことができるか。これが私どもの課題であるし、これは商売のやり方次第だと思っている。このことを成功させたい」

「私ども函館の東の方での展開は初めてで、西の方を43年間にわたって商売の拠点展開をしてきた。この東側は函館27万人のほぼ13万人を占めるわけで、新しい地域での商圏拡大とチャレンジということになる。実は私ども広域で展開し、函館は(全社売上げの)45%でしかない。55%は室蘭・苫小牧地区で、店舗づくりではこの建物をやっていただいた岩見田設計さんには苫小牧の大型拠点もやってもらったし、ホンダの拠点も北海道は松本組さんがメーカーの指定業者になっていて、信頼厚い。佐藤電気の佐藤さんとは20代から親しくしている。立派につくっていただき、お礼申し上げたい」
 と話し、また、こう言って笑わせた。

「実は今日初めてこの建物(店舗)を見た。あまり現場に来ると、皆さんがということから今日初めてきた。店に来て、ときめきを感じた。家内と結婚して今年で40年になるが、出合った時のようなときめきを感じさせていただいた」

 そして、
「きちっとした商売をして行きたいと思いますので、皆さんのお力添えをお願いしたい」
 と語った。

▽黒田社長から工事関係者に感謝状と記念品
  

  



▽左から松本会長夫妻、黒田社長、佐藤征次佐藤電気工事社長、松本組・芝原社長









(24.9.16)




〜東日本ハウス第3四半期決算〜
経常利益 前年同期比7.3倍の8億3千万円に急拡大!
通期予想当初計画通りの経常利益49億円に据え置くも、さらなる期待感

 広く知られるように函館では現在、18階建て免震タワーマンション「ワザック函館・五稜郭」を建設・販売中の全国住宅メーカー、東日本ハウス(株)(本社・東京、ジャスダック上場、成田和幸社長)が4日発表した2012年10月期 第3四半期連結決算(2011年11月〜2012年7月)は、経常利益8億3千万(純利益7億4千百万円)となった。前年同期比7・3倍の急拡大で、通期経常利益見通しは当初計画通り49億円(前期比46・9%増)としている。

 東日本大震災の復興需要など住宅需要が全国で回復するなど、売上高は10%増の330億円だった。リフォーム需要も好調であるほか、東北地方を中心に展開するホテル事業も大震災で落ち込んでいた反動で客足が戻り、売上高50億2千7百万円、営業利益4億5千8百万円(前年同期比313・5%増)となった。

 通期見通しは抑えた発表となったが、同社は8–10月期に利益計上が集中する傾向にあることから、業績への期待感が強まっている。

 通期計画の49億円に対する進捗率は前年同期の3・4%を上回る16・9%に達した。


(24.9.5)


海外からの姉妹・友好都市代表団も迎え、
盛大に函館市市制施行90周年記念式典

工藤市長「恵まれた環境を生かしながら、
市民と一体となったまちづくり」

 函館市が市制施行90周年を迎え、その記念式典が、1日午前10時半から函館市民会館大ホールで盛大に行われた。海外の姉妹・友好都市から来函の代表団はじめ、市内各界各層の関係者1千2百人近くが出席した。

 スクリーンによる市制90年間の歩みに始まって、市内の女性声楽家による国歌斉唱、黙とう、小中学生ら4人による市民憲章の朗読のあと、工藤寿樹市長(写真下)が
「歴史風土の中で育まれた市民力を持って、豊かな観光資源や集積した産業基盤、陸・海・空の総合的な交通体系など恵まれた環境を生かしながら、市民と一体となってまちづくりを進めて行くことが肝要と考えている。この90年という歳月を誇りに、今後も活気に満ちた、市民誰もが幸せに暮らせるまちの実現に向けて努力したい」などと式辞を述べた。

   

 

▽函館市議会・能登谷公議長



▽公益功労表彰

 

▽道議・市議功労、市長・特別職功労など



▽故高野洋蔵氏に特別功労(代理・道水専務)



 能登谷公市議会議長のあいさつに次いで記念表彰が行われ、公益功労者として泉清治氏ら34名、国会議員功労はじめ、道議会議員功労、市議会議員功労、市長功労、特別職功労として計30名、故人への特別功労として今年春に亡くなった函館商工会議所前会頭・高野洋蔵氏ら2名が工藤市長から表彰状が贈られた。

 加えて、地方自治の振興・発展、産業経済の開発・振興、福祉・衛生の向上、教育・文化の振興に功績のあった人たち886名に感謝状の贈呈があり、代表が演壇に上がった。



 この後、北海道知事(代理)らの来賓祝辞、来賓紹介、姉妹・友好交流都市紹介があり、祝電披露、記念アトラクションと繰り広げられた。

(24.8.1)



万年赤字続きの函館国際ホテルついに売却!
札幌のゴルフ場経営の恵庭開発が買収・運営へ
〜約40年間にも及ぶニチロの経営に幕〜

(株)マルハニチロホールディングス(東京)は、7月9日開催の取締役会で同社連結子会社の函館国際ホテルを経営・運営する(株)函館国際ホテル(本社・函館市、代表取締役社長・中村由紀夫氏)の全株式、及び同ホールディングスの函館国際ホテルに対する貸付債権を、恵庭開発(株)(本社・札幌市、資本金・9千5百万円、代表取締役社長・柴田陽子氏)に譲渡することを決議し、同ホールディングスのHPで発表した。
 この譲渡・売却はマルハニチログループの経営強化とコア事業への経営資源集中による成長戦略の一環とし、これに伴い、同ホールディングスは特別損失約20億円を計上する。
 函館国際ホテルは約40年間にも及ぶニチロの経営に幕を閉じた。

 恵庭開発(2003年7月設立)も同9日、同ホテルを8月1日付けで買収することを決定した。
 同社は道央で恵庭カントリー倶楽部(2003年買収)と登別カントリー倶楽部(2011年買収)の2ゴルフ場を経営・運営している。かつては札幌駅前のセンチュリーロイヤルホテルと札幌ロイヤルホテルも運営していた。この2ホテルを経営し、07年経営破綻(民事再生法)した札幌国際観光(株)を恵庭開発が子会社としていたが、08年に札幌ロイヤルは閉館し、札幌国際観光はその後10年8月から、ススキノでラブホテルを経営しているといわれる釧路のクリーニング会社の子会社となってセンチュリーロイヤルが運営されている様子。

 函館国際ホテル(資本金4億5千万円)は40年ほど前に当時の日露漁業が函館初の本格的な都市型ホテルとして開業オープンし、日露ゆかりの函館の「地元の代表的なホテル」として今日に至るが、当初から赤字で経営状態は思わしくなく、これまで何度も売却が取り沙汰されてきた。
 部屋数309室で、函館の名門ホテル(天皇皇后両陛下が89年に来函された際に宿泊)としてピーク時90年代後半に売上高30億円を超えていたが、今年の3月期は14億2500万円まで落ち込み(売上高2010年3月期約16億円、2011年3月期約15億円)、営業利益5千3百万円の赤字であった(営業利益2010年3月期約1億1800万円の赤字、2011年3月期約1億2800万円の赤字)。

 この売却話がついに現実のものとなったわけで、函館における都市型ホテルの売却は函館駅前のかつての函館ハーバービューホテル(現ロワジールホテル函館)が外資に売却された以来で、この間、今日に至るまで函館では数年前の管外ホテルチェーンの進出ラッシュによる競争激化によって、2015年度の道新幹線・新函館開業を待つことなく、地場ホテルの閉館・廃業が相次いでいる。

 恵庭開発の経営・運営となる函館国際ホテルの代表取締役社長には恵庭開発の柴田社長が就き、中村氏は取締役相談役になる模様。中村氏は函館国際観光コンベンション協会の副会長(5人体制)を担うが、継続するかどうかは不明。


(24.7.10)




<ニュース早番/トピックス>
◆◇◆函館商工会議所前会頭・名誉会頭、
(株)道水代表取締役会長・故高野洋蔵氏
(4月2日逝去、享年85歳)社葬
(葬儀委員長・松本榮一函館商工会議所会頭)盛大に執り行う。
地元経済界、政界関係者、道内外水産業等関係者、縁の人たちら大勢が参列(24.4.25午後1時、函館国際ホテル大ホール)



  





/函館市・工藤寿樹市長、商工中金・安倍保代表取締役専務、函館水産連合協議会・石尾清廣会長の3氏が弔辞。「愛する函館のためにリーダーとして長きにわたって行動した」などとして数々の功績たたえる。高橋はるみ道知事、高向巌道商工会議所連合会会頭らをはじめとして450通余の弔電。葬儀委員長の松本会頭、北海道新幹線新青森〜新函館間着工実現の尽力等々偉大な功績を語り、「あと3年長生きして新幹線新函館駅のプラットホームに立って、テープカットしてほしかった。返す返す残念でならない」などと惜しむー。
 施主の長男・高野元宏(株)道水代表取締役社長、喪主の母・典子さんとともに、「父は充実した人生だったと思う。父の意志・会長の意志を継ぎ、鋭意努力して行きたい」とお礼のあいさつ。


▽葬儀委員長として松本榮一会頭あいさつ(左から松本会頭、喪主の高野典子さん、高野元宏社長)



▽弔辞を述べる工藤函館市長(左)と御礼あいさつした高野元宏社長、母親の典子未亡人(右)

   

(24.4.25)


<<<ニュース・フォト・トピックス>>>
■クラクションとともに合掌…「高野洋蔵さん、安らかにお眠りください。長い間、ありがとうございました」
高野名誉会頭・前会頭、函館商工会議所(函館市若松町、経済センター・商工会議所ビル)に別れを告げる
/株式会社 道水本社(函館市豊川町)でも社員一同が高野会長にお別れ
〜24.4.4午前、出棺・火葬〜




△JR函館駅前の函館商工会議所(ビル裏手)



△株式会社 道水本社前

(24.4.4)



函館商工会議所名誉会頭・前会頭の高野洋蔵氏の逝去にあたって
工藤寿樹函館市長は次のようなコメントを発表した。

「突然の訃報に大変驚いております」
「高野さんには、長年、函館商工会議所会頭として、函館地域の活性化のため、水産や観光をはじめ市の基幹産業の発展に多大なるご貢献をいただきました」
「また、北海道新幹線新函館開業に向けご尽力いただいたほか、函館国際水産・海洋都市構想の具体化のため、先頭に立って取り組んでいただくなど、本市の振興発展のために大変重要な足跡を残されてきましただけに、誠に残念でなりません」
「高野さんの暖かいお人柄と郷土に対する愛情の深さは誰もが認めるところであり、これまでの数々のご功績に感謝申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」



(24.4.2)


【訃報/速報】

函館商工会議所名誉会頭・高野洋蔵氏((株)道水代表取締役会長、写真)逝去

2日午前1時58分、函館五稜郭病院、享年83歳。函館商工会議所前会頭(2000年5月〜2010年10月の10年半)。正副会頭実に28年余。1970年10月に42歳で商工会議所議員就任以来42年間にわたって在任した会議所最古参の「ミスター函館商工会議所」。2010年11月から名誉会頭(初代)。
葬儀は4月25日(水)午後1時、函館国際ホテル、社葬。葬儀委員長は松本栄一函館商工会議所会頭。
/函館経済界に大きな足跡。井上博司元函館市長、福島恭二元函館市議会議長ともども「新幹線3人男」の一人として北海道新幹線・新青森〜新函館間の誘致・着工実現に地元経済界トップとして多大な尽力するなど数多くの功績。

(24.4.2)



天皇陛下のお言葉 〜3.11 政府追悼式典〜

 東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多くの人々に深く哀悼の意を表します。

 1年前の今日、思いも掛けない巨大地震と津波に襲われ、ほぼ2万に及ぶ死者、行方不明者が生じました。その中には消防団員を始め、危険を顧みず、人々の救助や防災活動に従事して命を落とした多くの人々が含まれていることを忘れることができません。

 さらにこの震災のため原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています。

 この度(たび)の大震災に当たっては、国や地方公共団体の関係者や、多くのボランティアが被災地へ足を踏み入れ、被災者のために様々な支援活動を行ってきました。このような活動は厳しい避難生活の中で、避難者の心を和ませ、未来へ向かう気持ちを引き立ててきたことと思います。この機会に、被災者や被災地のために働いてきた人々、また、原発事故に対応するべく働いてきた人々の尽力を、深くねぎらいたく思います。

 また、諸外国の救助隊を始め、多くの人々が被災者のため様々に心を尽くしてくれました。外国元首からのお見舞いの中にも、日本の被災者が厳しい状況の中で互いに絆(きずな)を大切にして復興に向かって歩んでいく姿に印象付けられたと記されているものがあります。世界各地の人々から大震災に当たって示された厚情に深く感謝しています。

 被災地の今後の復興の道のりには多くの困難があることと予想されます。国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています。そしてこの大震災の記憶を忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を目指して進んでいくことが大切と思います。

 今後、人々が安心して生活できる国土が築かれていくことを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。

(24.3.11)




<<<ニューストピックス>>>
★2015年開業・北海道新幹線「新函館駅」駅舎デザイン決定(北斗市新駅周辺空間デザイン審議会、2.7、パース下)



/外観大部分がガラス張り、内部はトラピスト修道院のポプラ並木をイメージした枝分かれした鉄骨の柱を設置。
2階建て。2階に改札口、新幹線・在来線ともに1階ホームから発着。新幹線と在来線ホームを同じ高さに設置。
2つある新幹線ホームの上り線側を在来線ホームと床続きにし、途中に設けた乗り換え改札を通るだけで行き来。

(24.2.8)




函館市が中心市街地活性化基本計画の素案
〜JR駅前・大門地区、本町・五稜郭地区などで活性化に43の事業〜
旧グルメシティ五稜郭店を建て替えし、小劇場や市民ギャラリー、イベントホールなど


 函館商工会議所や、はこだてティーエムオー、新都心五稜郭協議会、函館市商店街連盟などの商店街代表者、函館市、函館国際観光コンベンション協会、金融機関、市社会福祉協議会、市町会連合会、地元大学関係者などで構成する函館市中心市街地活性化協議会(会長・永井英夫函館商工会議所副会頭)が27日、函館商工会議所で開かれ、その席上、函館市は中心市街地活性化法に基づき、策定する「中心市街地活性化基本計画」の素案を公表した。

 まちづくりへの重点的な補助を国から受けるのに必要な基本計画(2013年4月〜18年3月)で、対象区域はJR駅前・大門地区から本町・五稜郭地区まで市電沿いのエリアを含む約200ヘクタール。

 計画の基本方針は、中心市街地への居住促進のための魅力ある生活空間の創出、商業施設と公共施設の連携によるにぎわいのある集客拠点の創出、観光客や市民が回遊しやすい環境づくりの3点で、計画期間は5年間だが、ほとんどの事業の完成時期を北海道新幹線・新函館開業までとした。
 素案では市主体と民間合わせて43項目の事業を挙げ、うち24が新事業。

 これによると、駅前・大門地区では、WAKOビルの建て替えによる再開発や駅前市有地における商業ビル計画(2012年5月からプロポーザルコンペを実施し、15年度オープン)、アーケードの撤去や電線地中化など駅前通の整備、観光名所を目指したグリーンプラザの整備、観光センターの開設、高齢者サロン開設、朝市内のドーム改築。

 本町・五稜郭地区では、旧グルメシティー五稜郭店をにぎわい創出の拠点と位置づけ、現在の老朽化したビルの複合商業ビルへの立て替えを検討し(所有者と協議中)、低階層に小劇場や市民ギャラリー、イベントホール、若手起業家のための貸室などの開設、高齢者サロン、大学センターの整備なども行う。
 建て替え前にも暫定的に1階フロアを活用し、市民が休息できる場を設ける。

 また、五稜郭公園周辺の歩道整備も挙げた。

 両地区を含む計画対象の全域では、家賃補助による居住促進や空き店舗対策として店舗活用に対する補助金を行う。バス停上屋整備、市電停留所のスロープ、上屋整備。
 市は今後、協議会などの意見(パブリックコメント)を反映させて11月までに基本計画を決定し、2013年3月に内閣府の認定を受けるとしている。

(24.1.28)





新幹線木古内駅の駅舎デザインを高校生が「B案」に選定!!

 駅舎デザインについては、平成22年3月に町が設置した「駅舎コンセプト作成委員会」で検討し、「波と森のプロムナード〜北の交流発進地」と決定し、平成23年1月に鉄道・運輸機構へ木古内町駅舎のコンセプトを要望しました。
 このたび、同機構から北海道新幹線木古内駅の駅舎デザイン案3案の提示がありました。
 この中から1案を選定するにあたり、今春閉校となる木古内高校全生徒15人に選んでもらい、「B案」を町の意向に決定。
 高校生は、「デザインが良い」「周りの駅にはないデザインでインパクトがある」「デザイン内容の中で”小さな幸せの連なりがいつまでも続いていく”というフレーズが私たちがどこかで繋がっているという木古内高校最後の生徒のイメージとあっている」など選定した理由を話していました。

※上記記事/木古内町HPより(1.24付のHP文章そのまま)

(24.1.25)




〜東日本ハウス「ワザック函館・五稜郭」ミヤビコート/地上18階建て免震タワー・最高級マンション〜
今年秋の竣工まで9ヵ月余も前にして
早、最終期・第4期先着販売開始!ほしくなっても、もうこれ以上はない−。
地方都市における全101戸もの
大型・高層・最高級マンションとしては極めて順調な販売


 函館地域最大の地上18階建て・免震タワーマンションの建設として広く関心を集める東日本ハウス(本社・東京、成田和幸社長)が函館市梁川町に建設を進める「ワザック函館・五稜郭」ミヤビコート・全101戸の販売が、今年秋の完成(9月中頃完成、10月下旬入居予定)まで9ヵ月余も前にして新年の1月7日より最終期の第4期・先着販売開始をみている。

 東京など大都会ならいざ知らず、地方都市での全101戸もの最高級マンションの売れ行きとしては極めて順調で、着工まもなくの昨年4月中旬に第1期1次物件30邸(30戸)の販売開始を皮切りに、昨年11月頭まで計93戸を売り出し、昨年末まで7割以上を販売済みとし、年明け早々残り8戸の最終期販売となった。「ワザック函館・五稜郭」ミヤビコート全101戸の最高級マンションはほしくなっても、もうこれ以上後はない−。



 日に日に残り少なくなってきている販売状況にある。手頃な価格帯を全面的に打ち出していることから、最終期8戸(2LDK3戸、3LDK1戸、4LDK4戸)のプランバリエーション例えば、4LDKのCタイプ(96.66平方メートル、703号室)が2,710万円で、月額6万6,411円(住宅ローン50,046円、管理費10,076円、修繕積立金6,289円)、同じく4LDKのF2タイプ(112.09平方メートル、1106号室)だと3,300万円ながら月額8万5,336円(同66,359円、同11,684円、同7,293円)という買いやすさ、2LDKに至ってはEタイプ(74.54平方メートル、805号室)でなんと月額5万4,095円(同41,475円、同7,770円、同4,850円)という低価格で市内初の免震タワー高級マンション、それも大型・高層のスケールメリットを持ってしてセキュリティーとサービス(24時間友人管理システム)これまでになく完備・充実し、駐車場(3層ビル)も屋内、何よりの好立地・中心街に住めるとあって、人気抜群の様子で今日に至っている。

  ★    ★    ★

 「ワザック函館・五稜郭」の第1弾・ミヤビコートの
これまでの売り出しをふり返ると、販売がスタートしたのは昨年春の4月中旬。第1期1次として30戸を先着販売し、次いで早々の大型連休直前の4月28日に第1期2次として9戸を追加販売した。
 好調なスタートを切つ格好で、別の階がほしいとのお客さんの要望を受け5月19日にはさらに第1期3次物件として9戸を売り出した。
 これらによって第1期は計48戸となったが、夏が始まる前ころまでには全て売り尽くし、完売御礼をみた。

 最高級マンションとしては衝撃的な函館では未だかつてない破格の売り出し、極めて買いやすいものとなったことから、東日本ハウスの持ち前の営業力相まってあっという間の完売御礼になった。

 ラインナップは13タイプで、個性豊かなプランバリエーション、様々なニーズに応える多彩なプランを用意したことが功を奏した。
 そして、7月には第2期分譲として30戸の先着販売を開始し、そして4ヵ月後の11月5日には第3期販売として15戸の売り出しを始めた。

 都合わずか7ヵ月間で93戸もの販売となったわけで、これを7割余も販売済みとし、年明け・新年の松の内の7日には最終期・第4期の8戸の先着販売開始となってしまった。

 最終全101戸の完売御礼は確実視され、このことはジャスダック上場会社としての東日本ハウスの業績に大きく貢献するものとなり、「函館市で建設中のマンションが竣工すること等から」として同社の今期は、全国で展開するメイン事業の住宅受注状況の回復傾向相伴って増収・増益が見込まれ、40%営業増益が予想されるものともなっている。
 このことは大いに好感され、最近の同社株価にダイレクトに反映し、昨年12月以来株価の上昇を見ているほどにある。


(24.1.10)




<JR函館〜新函館間の経営分離・3セク問題/12.21ニュース速報>
◆工藤市長、苦渋の決断!
「熟慮に熟慮を重ね、オール北海道で取り組んできた北海道新幹線全線開業も踏まえ、市長として判断」
「道は3セクの設立や負担に関し主体的役割を担うと約束した。高橋知事の決意も直接聞いた。JRも函館〜新函館間を電化し、経営分離前と同等のサービスを維持するとした。前例のない、(3セク移行後JRが運行受託など)具体的な提案で、これ以上の支援協力は難しい」
(12.21午前、記者会見)
◆工藤寿樹函館市長、JR経営分離・道主体の第3セクター経営に同意!
市議会代表者会議(23.12.21午前10時)で正式表明。
市議会の市政クラブ(11人)、民主・市民ネット(8人)、公明党(4人)の3会派(計23人)同意賛成、市民クラブ(4人)と共産党(3人)の2会派(計7人)反対ながら、能登谷公議長「市長の決定を理解したい」−。
/沿線15市町全て経営分離に同意となり、
北海道新幹線・札幌延伸<新函館〜札幌間>着工確実に!


<JR函館〜新函館間の経営分離・3セク問題/12.20>
◆工藤市長、町会連合会と会談するも、町会連合会としてはいろいろ意見はあるが、経営分離・3セク移行反対は変わらず。
/市長、明日・21日午前10時、市議会拡大代表者会議で方針提示へ。

◆かなりの業界団体に経営分離断固反対の
松本栄一函館商工会議所会頭の意向・存在感随所に−。


【視点/ズバリ直言】
■函館〜新函館JR経営分離・3セク移行問題
/理解を得るべく工藤寿樹函館市長、約100の市内各団体に対して説明に走り回る。まさしく孤軍奮闘。
工藤市長 政治家、リーダーとしての素質みせる。
難局・逆境に立ち向かってこそ政治家としての真価、存在感が明らかになる−。



<<<ニュース速報>>>
◆高橋はるみ道知事と工藤寿樹函館市長 会談(12.18午前9時から同9時36分)
/高橋知事からは3セクへの負担割合など新たな提案はなく、「責任を持って主体的に3セクを担う」ことを強調。「道南全体のこと、周りのまちのことも考えてほしい」とー。工藤市長以外との会談なし。
/工藤市長「新幹線に対する函館市民の思いは他の沿線自治体とは違う」ことを伝え、
「もうしばらく努力させてほしい」と答える。

          △手前、左・高橋知事、右・工藤市長
工藤市長は
「当初は新幹線は函館まで、函館〜札幌間はリニアカーという話であった。平成6年の覚え書きでは新幹線は現函館までスイッチバック方式で乗り入れるとしたが、道はこれを反故にした。新幹線はまず函館までということで、一時期は道・道央経済界などの支援もなく、函館だけで新幹線の誘致をしてきた。青函トンネルが開業し、青函局がなくなり、人口が減少した経緯もある。そこに持ってきて今度は3セクでJRが撤退し、現函館駅は新幹線と全く関係なくなる」等のことを話し、函館市民の中に道に対する根強い不信感があることを高橋知事に伝え、これに対して知事は「函館市民におわびしたい」と陳謝。会談後の記者会見でも何度となく不信感を持たせたことに対して「おわびしたい」と語った。
 市長は「主体的に責任を持ってやるという知事の決意は重く受け止めた」「同意問題はもうしばらく努力させていただきたい」「最終的には私自身が判断する」
(記者会見)

(23.12.18)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<JR函館〜新函館間の経営分離・3セク問題>
◆高橋はるみ道知事、来函し、明日・18日午前9時から函館市内のホテルで工藤寿樹市長と会談。
道新幹線札幌延伸着工問題に絡む函館〜新函館間の経営分離・3セク問題に関し協議、理解求めるため。
さらなる具体的な方策提示があるかどうか。(23.12.17)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆松本栄一函館商工会議所会頭、第3回臨時議員総会(12.16午後4時半過ぎ、マリエール函館)あいさつの中でJR経営分離問題について「入口を間違わないように、10年後・20年後の函館の経済をどうして行くか考え、結論を出さないといけない。(工藤)市長が市民の総意とも受け取れる(4団体の反対)を踏まえ、JR経営の継続を主張されるよう期待したい」などと述べる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆函館市・工藤寿樹市長、今日・16日は回答せず、
来週以降なお一層、地元調整等々に全力を上げる方針ー。
(23.12.16)


【緊急提言/ズバリ直言】
■函館〜新函館間JR経営分離・3セク問題緊迫!
/道・高橋知事は大局観で3セク負担割合などもっと踏み込み、数字を明らかにするべきだ。
そして、今日の難局に至ってはまさに政治の出番だ。政治家、特に政府与党としての民主、道政与党の自民を問わず道議会議員は道への働きかけは無論、間に入って調整等へ積極的に動くべき時。地元選出代議士も、市議会議員ももっと動くべき。
 今まさに政治家として存在そのものが問われる!


<JR函館〜新函館間の経営分離・3セク問題>
◆函館商工会議所はじめ4団体反対。
内部でいろいろ意見分かれているものの、函館朝市協同組合、函館都心商店街振興組合、町会連合会の3団体 結局反対。

◆函館市議会(30名)/市政クラブ(11名)、民主・市民ネット(8名)、公明党(4名)の3会派(23名)賛成・同意、市民クラブ(4名)と共産党(3名)反対〜12.15午後3時、拡大代表者会議〜
◆函館市町会連合会 態度不明(未確認情報)、函館都市商店街振興組合 賛成・同意、函館朝市協同組合連合会 不賛成・不同意(12.15午後)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆道新幹線・新函館〜札幌など整備新幹線3区間 来年度着工方針ながら、函館市などで調整が難航した場合、新函館〜札幌間への工事費計上は後回しで、事業費も他2整備新幹線に比べて大幅減少必然との見方(12.15札幌情報)
<道とJRの12.13の具体的内容通知に対して市議会総務常任委員会>
◆3セクの負担割合など具体的な数字が示されていないとか、16日まで道へ回答ということでは時間が少なすぎるなどの意見出る一方、JRの運行業務受託等々通知内容を評価する意見も−。(23.12.14)
 あくまで第3セクター化反対の函館商工会議所は
「12月13日付JR経営分離案の問題点と見解について」と題する文書(A42枚)を会員へFAXメッセージ
(12.14、17時)

◆函館商工会議所(松本栄一会頭)13日の道とJRの回答、JRの「第3セクター移行後、アクセス列車の運行委託を受ける用意がある」というJRの運営受託による鉄路の存続に対して、あくまでも第3セクター化には反対するとして「ノー」を正副会頭会議で決定(12.13)
/現函館駅〜新函館間の第3セクターはあくまでも拒否との姿勢。




道の函館市に対する回答の具体的な内容−。
「3セクに対して、道は他県の先行例を十分に考慮し、応分の負担」
「3セクにJRは、必要な技術者の出向など技術的・人的支援を行い」、
「経営分離後における分離前と同等の利便性・サービスを維持するため、
第3セクターとJR北海道をはじめとするJR各社との円滑な乗り継ぎが
可能となる発券システムの導入などに協力する」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
JR北海道、函館市に表明−。
「札幌開業後(第3セクター移行後)においても、アクセス列車の効率的な
運行および利便性が損なわれることのないよう、
当社としては第3セクターからアクセス列車の運行委託を受ける用意がある 」

 道(高橋はるみ知事)は13日午前、11月24日に函館市に示した新函館・現函館間の道新幹線・札幌延伸に係わる通知についの具体的な内容を市に文書で通知した。

 これによると、「整備新幹線のルールからは、この区間のJR北海道による経営継続は難しいと理解せざるを得ないが、JR北海道にとっても経営分離前と同等の利便性・サービスを維持することが必要であり、経営主体が第3セクターに移行した後の鉄道運行について、JR北海道は出来る限りの協力を行う」としたえうえで、

第3セクターの設立・運営における北海道の役割について
「北海道は、第3セクターの設立・運営に必要な出資、初期投資、運営経費などについて、応分の負担を行う」
「負担方法や負担割合などの検討に当たっては、他県の状況など先行例を十分考慮し、第3セクターの設立・運営に主体的な役割を担う北海道として最大限の対応をする」


第3セクターに対するJR北海道の支援・協力について
「必要な技術者の出向など技術的・人的支援を行う」

第3セクターに対する譲渡範囲については、次の点を配慮する。
「鉄道資産の譲渡範囲については、第3セクターの鉄道運営に必要最小限なものとする」
「譲渡対象資産(車両、地上設備等の鉄道事業用資産)については、札幌開業までの間、必要な更新、整備を行い、安全運行が確保される状態を維持する」
「資産譲渡に当たっては、帳簿価格を基本とした適正な価格とする。なお、現函館駅舎等の整備に当たり、函館駅前土地区画整理事業に伴う補償金については、圧縮記帳を適用しており、帳簿価格に含まれていない」

また、
「経営分離後における分離前と同等の利便性・サービスを維持するため、第3セクターとJR北海道をはじめとするJR各社との円滑な乗り継ぎが可能となる発券システムの導入などに協力する」

 
というかなり踏み込んだ具体的な内容、方向性を明確にしたものとなっている。

  ◇    ◇    ◇
 この道の通知とともに、同日付で、JR北海道から函館市に対して
「現函館駅・新函館駅間の鉄道アクセスの充実について」として、次のような回答が行われた。

「新函館開業時において、新幹線との接続を図るとともに快速運転等を行うことを検討しており、利便性の高いアクセス列車を運行する考えであります」
「長期的な視点で効率的な運行が可能となるよう、当社の責任において、
新函館開業に合わせて新函館・函館間を電化したいと考えており、また、新たに電車を導入することで、新函館・函館間の所要時間の短縮を図ることも可能となる
 とし、

「札幌開業後(第3セクター移行後)においても、アクセス列車の効率的な運行および利便性が損なわれることのないよう、当社としては第3セクターからアクセス列車の運行委託を受ける用意があります」
 と
3セク移行後の運行委託を受ける意向(用意)を正式表明した。

(23.12.13)



JR、函館〜新函館間の電化を提案!
2015年の新函館開業までに電化、新型車両を導入、
15〜16分で結ぶ快速を走らせ 、利便性を図る−。
道、今日にも第3セクター運営に絡んで、かなり踏み込んだ内容を提示か
〜札幌延伸への同意・経営分離問題大きなヤマ場へ〜


 北海道新幹線札幌延伸に絡む函館〜新函館間の経営分離問題の協議の中で、JR北海道が函館市に対して同区間を2015年予定の新函館開業までに電化し、快速列車を走らせる案を示していること判明した。複数の関係筋が明らかにしており、NHK北海道も13日朝のニュースで報じた。

 工藤市長は12日の市議会一般質問に対する答弁で、11月24日の道から市への通知(3セク経営になったとき最大限の努力をする)に関して「具体的な内容の返事が一両日中に道からある」としており、電化案は函館〜新函館間の経営分離問題と密接に連動し、JRが分離方針を変えることはあり得ないとされる一方で、第3セクター運営に絡んでかなり踏み込んだものになるとの観測が出ている。

 電化によって、現状の移動時間が8〜9分短縮され、新型車両も導入し、函館〜新函館間を15〜16分で結び、利便性を図るとしているようだ。函館〜五稜郭間がすでに電化されており、実際の電化は五稜郭〜新函館間14.5キロとなる。

 新函館開業後、新函館駅〜函館駅間は主に観光客が利用する「観光線」になる公算が強く、このことをJRが重視しているものとみられる。

 工藤市長の一両日中という発言で、今日・13日にも道から幹部が来函し、3セクの具体案を示すことになるのではとも目されている。
 札幌延伸への同意問題、函館〜新函館間の3セク問題は大きなヤマ場を迎えている。

(23.12.13)




<<<道新幹線札幌延伸に伴う函館〜新函館間JR経営分離問題>>>
市議会一般質問で工藤市長
11月24日の通知に関して道と本格協議中で、道の返事待ち
一人で判断する問題ではない。議会、経済界、町会連合会などと十分協議する

〜小野沢、阿部善一両氏「経営分離に断固たる反対方針で臨むべき」

 函館市議会第4回定例会は12日、一般質問を続行し、この中で小野沢猛史氏(市民クラブ)と阿部善一氏(民主・市民ネット)が道新幹線・札幌延伸着工問題絡みで緊急の大きな課題になっている在来線の函館〜新函館について質問した。4日間にわたった一般質問は終了した。

 まず、小野沢氏は「JR北海道に対して経営面で迷惑をかけない、つまりは負担が生じない方向で赤字を市が負担するということで引き続きの運行を求めることがいいのでないか」との主張をしたうえで、「3つの選択肢しかないのでないか。一つは従来通りのJR経営、2つ目は予想される赤字を市が負担し、JR経営で運行してもらう、3番目は3セクによる運行」などとし、工藤寿樹市長の見解を求めた。

 これに対して工藤市長は「市が赤字を負担するということは道内全てのJRの路線が赤字であり、そうにはならないのでないか」とし、「現在、11月24日に道が示した通知(第3セクター設立・運営など新函館・現函館間の鉄道運行の確保を図るため最大限の努力をする)について具体的にどういうことなのか、条件など本格協議している。いろんな可能性は排除しない。判断するに当たっては議会の皆さんはじめ、地元経済界、町会連合会などと十分協議する」「独断で判断することではない」などと述べた。

 阿部氏は「安定した、かつ充実した運営形態が必要だ」とし、11月24日の道の市への通達(通知)前の11月21日にJRと道の間で新函館・函館間に関してやりとりをしている」との文書を取り上げながら、「3セクについて一番の問題は利便性だ。青森の3セク、青い森鉄道の例を見ても、経営分離でJRの切符が買えなくなり、3セクの切符を買うにしても一旦駅から降りて買わなくてはならないというように利便性が低下し、このことが利用者数の減少に拍車がかかり、経営をさらに厳しいものにする。切符販売の末端(コンピュータ)に大変な金がかかることでそうならざるを得なくなっている」「3セクでうまく行っているところはない。3セクには断固たる反対方針で臨むべきだ」と質した。

 工藤市長は「JRにはあくまで主体的役割を担ってもらう。道からの具体的な返事待ちだが、条件をを考えるにしても具体的な支援、協力不可欠」とし、「昨年来からのこの地域としての思いがあるわけで、私一人で判断するものではない。一両日中にも(道からの)返答が出てくると考えているのでそれを待ちたい。議会、商工会議所、町会連合会など皆さんと協議して行きたい」と答えた。

 なお、阿部氏が函館アリーナ建設問題について「財政が大変だというこの時期に建設費が増えて63億円になったことに市民の批判が多い」などとしたのに対して、山本真也教育長は「コンベンション機能の強化、これに対応するということでこれまでに広く意見を聞いて今日の計画になった。現在プロポーザルコンペを進めており、年明けには設計業務に入りたい」と述べた。

(23.12.12)




<<<道新幹線札幌延伸に伴う函館〜新函館間JR経営分離問題>>>
◆経営分離断固反対の函館商工会議所(松本栄一会頭)12月9日、
約2千の会員事業所に対して、反対理由の文書を送付。
 以下、全文(そのまま)次の通り。










函館大野平野を「走る」北海道新幹線
<新青森〜新函館の函館側工事>の高架橋・橋梁。点から線へ工事真っ盛り!

今年度の工事発注見通し、10月以降大型建築含む14件


〜建築工事として仕業検査庫15,750平方メートル、全般検査庫10,500平方メートル、
総合管理棟3,600平方メートル、臨修庫研削庫2,000平方メートル、事業用車庫1,000平方メートル
などの函館総合車両基地仕業検査庫外新築(工期約30か月)

 ほか土木工事、軌道工事、さらに環境調査、測量、地質調査などの発注も

▼10.17本紙撮影








※北海道新幹線(新函館2015年度開業予定)工事関連のニュースは
 現在発売中のNEW現代函館・秋季号にもあります。

(23.10.18)






第3セクター、函館空港ビルデング(株)定時株主総会並びに取締役会
新社長に札幌北洋ホールディングス前取締役の東陽一氏(57歳)就任!
木村孝男社長は取締役相談役に
〜銀行(メインバンク)出身者の社長就任初めて〜

 函館空港ターミナルビルを管理・運営する第3セクター、函館空港ビルデング(株)の定時株主総会並びに取締役会が25日午前、市内のホテルで開かれ、任期満了の伴う役員改選で新しく代表取締役社長に(株)札幌北洋ホールディングス前取締役の東陽一氏(57歳、写真左)を選任した。
 2期4年間、代表取締役社長を務めた木村孝男氏(70歳、元函館市助役)は取締役相談役(非常勤)となった。

 社長に就任した東氏は、北見市の出身で、昭和51年3月に小樽商大を卒業し、(株)北海道拓殖銀行に入行。発寒支店長などを経て、平成10年11月に(株)北洋銀行事務管理部の課長、以降東屯田支店長などを歴任、平成19年3月から同21年5月まで執行役員として函館中央支店長を務めたことで広く知られる。
 平成21年6月から(株)札幌北洋ホールディングス取締役事務局長、及び(株)北洋銀行取締役持株会社担当となった。

 この間、平成19年8月から同21年8月まで函館空港ビルデングの取締役(非常勤)でもあった。今年7月1日には次期社長就任絡みで同社社長付審議役となっていた。

 今回の社長交代は、木村前社長が2年前に、社長職をはじめとして高齢となってもなお長々と居座るポストであってはならないとして取締役(常勤)の70歳定年の社内規定を提案し決定、木村氏がこの8月に70歳を迎えたことから社長を勇退し、取締役相談役就任となった。

 木村前社長は次期社長に誰が適任か模索し、大株主や関係者と協議を重ねた結果、大株主の一つで同社メイン銀行である北洋銀行から人材を迎い入れるのが現状ではよいと判断し、東陽一氏の招へいとなった。

 同社は創業以来これまで、歴代社長には地元経済界の代表(函館商工会議所会頭)もしくは函館市長・助役の経験者が担ってきたが、銀行出身者の就任は初めて。

 第41期・平成23年5月期決算は、売上高を示す営業収入が17億3千8百万円で、純利益1億7千8百万円となった。

 以下、役員は次の通り。
▽代表取締役社長  東  陽一
▽常務取締役    深川 浩一
▽常務取締役    水落 澄雄
▽取締役相談役   木村 孝男

▽取締役      辻  秀明
▽取締役      渡邊 和輝
▽取締役      佐藤 守孝
▽取締役      中村由起夫
▽取締役      高野 元宏
▽取締役      小笠原勇人
▽取締役      田代 義一
▽取締役      中林 重雄
▽取締役      田中 雅世
▽取締役      野口 忠雄

▽監査役      寺島光一郎
▽監査役      前田 一男 

(23.8.25)





<<<工藤市政スタートして3カ月>>>
施策明確、目的意識を持って極めて意欲的!工藤市長自らの
諸問題に対する発言も地に足つき、西尾前市長とは雲泥の差…
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経済再生に向けての第一歩、不況対策にもなる大型施設建設計画
最重要なことは「集中とスピード」そして「総合的」「強力」に!
ダラダラダラダラでは地域経済効果は薄れる/市職員の意識改革も不可欠
〜市職員の給与カットは財政再建の肝〜


 4年間の前西尾市政にピリオドを打ち、工藤寿樹新市政が発足して3カ月になる。選挙後の政策予算である補正予算が成立した7月議会(第2回定例会)を経て、工藤市長の政治姿勢、市政方針の方向性が明らかになった。
 工藤市長は補正予算の編成に当たっては今後の4年間の出発点として、選挙戦で打ち出した5つの挑戦に基づき、
?.経済の再生
?.財政再建
?.日本一の福祉都市を目指す
?.子どもたちと若者の未来を拓く
?.美しいまちづくり
?.市民参画と広域連携の推進
 の6項目を柱とし、重点かつ効率的な配分を行ったとしている。

 各項目の主な内容をみると、まず経済再生では「経済再生会議の」の設置、「元気いっぱい商店街支援交付金制度」の創設、東京に函館観光物産館の開設、函館駅前市有地の活用推進、緊急小口運転資金融資制度の創設、公共事業の前倒し発注。
 財政再建では「財政再建推進会議」の設置、市長給料の50%カット、福祉政策では「福祉政策推進会議」の設置、椴法華総合センターのバリアフリー化ほか、子どもたちと若者の未来への施策としては「子ども条例」制定の検討、地域人材活用・体験学習活動などの推進、私学助成の拡充を打ち出した。
 まちづくりでは「美しいまつづくり検討会」の設置、公園環境整備の推進を上げ、市民参加と広域連携の推進では「まちづくり会議」の設置、「住宅用太陽光発電システム設置費補助金制度」の創設を行った。
 盛り沢山の「会議」羅列の感もあるが、公約実現への方向性を示すべく意欲は読み取れ、工藤市長自らの諸問題に対する発言も地に足のついたものがあり、発言が揺れ、骨のなかった西尾前市長とは雲泥の差がある。

 ここではまず、厳しさを増す地域経済の中にあって最優先課題と位置付ける経済再生に向けての第一歩、と同時に大きな不況対策にもなる大型建設投資について言及…………

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(23.8.1)





<<<函館商工会議所・第2回通常議員総会>>>
木村孝男副会頭、6月30日を持って辞任!
〜在任2年7カ月/元市助役としての幅広い人脈・経験等生かし活躍〜
函館空港ビルデング(株)今夏8月にトップ交代へ/木村社長退任の意向で、
後任に
前北洋銀行函館中央支店・執行役員支店長の東陽一就任の方向
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松本会頭進める会議所改革の一環として従来の体制見直しから
抜本的に「規程の改正、廃止、設置」断行―。

 函館商工会議所(松本榮一会頭)の第2回通常議員総会が17日午後4時から函館国際ホテルで開かれ、松本会頭が進める同会議所改革の一環として従来の体制見直しということから「規程の改正、廃止、設置」など含む各種報告が行われ、承認された後、平成22年度の事業報告及び収支決算や人事議案などが提案され、この中で、平成20年12月から副会頭を担い、今日に至る木村孝男氏(函館空港ビルデング(株)代表取締役社長)が今月30日を持って退任する運びになったことが松本会頭より示され、了承された。
 木村副会頭の後任について松本会頭は「当分の間、空席」とし、副会頭3人体制で行くとしている。
 
 木村孝男氏(69歳)は高野洋蔵会頭(現名誉会頭)時代の平成20年12月に請われて副会頭に就任。昨年11月の松本会頭誕生・新体制移行にあっても副会頭に再任され、この2年7カ月間、社団法人函館国際観光コンベンション協会会長(この5月25日で退任)なども務め、元函館市助役という幅広い人脈、経験等生かし、活躍してきた。

 退任あいさつで木村副会頭(写真左)は、
「この度、一身上の都合より辞任することになった。就任から2年7カ月、大きな変化のあった期間でもあった。中でも高野会頭体制から松本会頭体制への移行、3月11日の東日本大震災、函館市長選挙などと私にとって激動の2年7カ月でもあった。この間、会員の皆様には特段のご協力・ご指導を賜り、衷心より厚くお礼申し上げるとともに、心から感謝する次第です。また、高野会頭、松本会頭の両名の体制の中で副会頭をおおせつかり、お2人から適切なご指導を頂き、これまで務めることができ、改めて心から厚くお礼申し上げたい」
「今函館は3月11日の東日本大震災を受け、原発問題の収束や復興事業の先行きが未だ見えない中、観光客が減少し、また関連する企業の方々も大変な思いをしている。こういう時こそ松本会頭の元に会議所会員がさらに力を結集し、困難に立ち向かわなければならない。会員皆様の各企業の益々の反映と函館商工会議所のさらなる発展を心から祈念している」
 と語った。

 木村氏は今年7月22日で定年の70歳になることなどから函館地区の代表的な第3セクターである函館空港ビルデング(株)の代表取締役社長を今夏8月(同社株主総会並びに取締役会)を持って退く意向を固めており、松本会頭は総会の中で、「この会社の代表者変更という事情から副会頭退任となった。非常に残念だがやむを得ない。これまでやってくれたことに改めて厚くお礼申し上げたい」と話した。

 函館空港ビルデングのトップ交代人事では、木村社長の後任として前北洋銀行函館中央支店・執行役員支店長の東陽一氏が就任する方向。

 議案の中ではすでに常議員会で了承され、仕事に就いている酒井康次氏(63歳、一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構前事務局長)の専務理事選任同意も正式に提案され、承認された。
(※関連ニュース報道/現在発売中のNEW現代函館2011夏季特別号に詳しく載っています)

 なお、通常議員総会で提案され、了承された体制見直しのための「規程の改正、廃止、設置」では、旅費規程、慶弔災害見舞規程、事務規程の一部改正、常勤役員退職金規程の廃止、常勤役員給与規程、常勤役員退職規程の設置について抜本的に改められ、新条文による明記となった。
 
(23.6.17)





社団法人函館国際観光コンベンション協会
木村孝男会長退任し、新会長に寺坂伊佐夫副会長(函館バス協会会長)就任へ
〜今日・25日の通常総会・役員改選で選出の運び〜
吉田専務理事も退任し、後任に前函館市病院局管理部長の藤森和男氏


 社団法人函館国際観光コンベンション協会(木村孝男会長)の新会長に副会長の寺坂伊佐夫氏(函館地区バス協会会長、函館バス(株)社長)が就任する運びになった。
 今日・25日午後4時から函館国際ホテルで開かれる平成23年度通常総会における役員改選で選出され、決定の見通し。

 木村孝男会長(函館商工会議所副会頭、函館空港ビルデング(株)社長)は平成21年5月の通常総会で、病気で亡くなるまで8期16年間にわたって会長を務めた故沼崎弥太郎氏(当時・函館商工会議所副会頭)の後を受け、副会長から会長に選任され、今日に至っていたが、1期2年を持って退任し、寺坂副会長にバトンタッチすることになった。
 寺坂氏は函館バス協会前会長の後を受けて平成18年度から3期5年間副会長を担ってきた。63歳。

 木村会長の退任とともに、2期4年務めた吉田明彦専務理事(元函館市財務部長)も退任し、後任には前函館市病院局管理部長の藤森和男氏(60歳)が内定済みで、寺坂新会長同様25日の通常総会で決定の運び。

(23.5.25)